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title: "佛說一切如來真實攝大乘現證三昧大教王經 · 12 一切金剛部金剛曼拏羅廣大儀軌分"
description: "佛說一切如來真實攝大乘現證三昧大教王經由宋代譯經僧施護等人翻譯。本經屬密教重要經典，歷史可追溯至印度佛教晚期，為金剛乘教法的核心典籍。內容闡述一切如來真實攝持之大乘現證三昧法門，詳述密教修行儀軌、三昧耶戒及即身成佛之理。該經在佛教中地位崇高，是漢傳密教根本經典之一，對研究密教思想與實踐具有權威性影響。"
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## 佛說一切如來真實攝大乘現證三昧大教王經卷第十六

> 佛説一切如来真実摂大乗現証三昧大教王経　巻第十六

西天譯經三藏朝奉大夫試光祿卿傳法大師賜紫沙門臣施護等奉　詔譯

> 西天訳経三蔵朝奉大夫試光禄卿伝法大師賜紫沙門臣施護等奉詔訳

### 三世輪大曼拏羅廣大儀軌分第十一之餘

> 三世輪大曼荼羅広大儀軌分第十一の余

「爾時，金剛阿闍梨應結金剛持羯麼印，此印大明曰：

> 金剛阿闍梨は、その時に金剛持羯麼の印を結びなさい。この印の真言は次の通りです。

「唵引薩哩嚩二合怛他引誐多嚩日囉二合馱囉一句屹哩二合恨拏二合滿馱三摩邪吽引二

> オン、サルヴァ・タターガタ・ヴァジュラ・ダラ、キリンカ・バンダ・サマヤ・フーン

「次說其印相：

> 次に印相について説きます。

「小指大指二相結， 二金剛手上復下，此名羯磨三昧印， 善作一切勝羯磨。

> 小指と親指を結び合わせ、 二つの金剛の手は、上と下に重ねる。 これを「羯磨（かつま）三昧印」と呼び、 あらゆる優れた行いをよく成し遂げる印とする。

「然後以金剛水，當為弟子授其灌頂。大明曰：

> そこで金剛水をもって、弟子に灌頂を授けるのです。大明に曰く：

「唵引嚩日囉二合毘戶哥引毘詵左一句嚩日囉二合馱囉怛吠二合引三摩野誐囉二合誐囉二合二

> 「おん、ばざら、びこ、びしゃんじゃ、ばざら、だらたべい、さんまや、ぎゃら、ぎゃら」

「然後取以繒帛覆面，引其弟子入曼拏羅，授是大明曰：

> その後、絹布で顔を覆わせ、その弟子を曼荼羅に導き入れ、この大明（真言）を授ける。

「唵引鉢囉二合尾設嚩日囉二合鉢囉二合吠引設野一句嚩日囉二合引尾設二嚩日囉二合引提底瑟姹二合嚩日囉二合吽引三

> オン〈引〉パラ〈二合〉ビシャ ヴァジラ〈二合〉パラ〈二合〉ベイ〈引〉シャヤ〈一句〉 ヴァジラ〈二合引〉ビシャ〈二〉 ヴァジラ〈二合引〉ティティシュタ〈二合〉ヴァジラ〈二合〉フーン〈引〉〈三〉

「入曼拏羅已，次當依法舉華隨擲。授是大明曰：

> 曼荼羅に入ったならば、次に作法に従って花を取り上げて投げなさい。その際に、この真言を授けます。

「唵引鉢囉二合帝引蹉引提底瑟姹二合嚩日囉二合呼引一句

> おん はら てい しゃ てい ししゃ ばざら こく

「然後隨其華所墮處，即是本尊成就。次當為其弟子除去面帛，如其次第普令觀視曼拏羅中。復授誓誡言：『不應以此三昧輒為人說。何以故？為有一類邪見不信者，彼何知此諸佛世尊不空大智，亦不能受如來金剛部中此金剛手灌頂三昧，但於餘天而生信向。』授誓誡已，次為授彼金剛標幟鬘灌頂，後以羯磨金剛杵授其手中，乃為安立金剛名字。然後依彼金剛三昧大曼拏羅法儀，即為教授成結大印：

> そして、その華が堕ちた場所こそが、すなわち本尊の成就である。次に、その弟子のために顔を覆う布を取り除き、順にマンダラの中をくまなく見せてまわる。さらに誓いの戒めを授けてこう言う。「この三昧をみだりに人に説いてはならない。なぜなら、邪見で信心のない者たちがいて、彼らは諸仏世尊の不空の大智を知るはずもなく、如来の金剛部におけるこの金剛手の灌頂三昧を受けることもできない。ただ他の天に対して信心を向けるだけであるからだ。」誓いの戒めを授けたのち、次に金剛の標幟の鬘の灌頂を授け、その後、羯磨金剛杵をその手に授けて、金剛の名前を安立する。そして、その金剛三昧の大マンダラの法儀に従って、ただちに大印を結ぶことを教授する。

「二羽堅作金剛縛， 次當展舒二頭指，復屈頭節二相並， 此為大士頂輪印，相合又作金剛縛， 竪二頭指內中指，此名光聚頂輪印， 即光聚佛勝三昧。二羽應結金剛印， 小指大指二相合，復以大指入縛中， 此名最上大明印，最上大明所成故， 次結諸印善施作，頭指安心如二門， 此即名為縛心印。即此無名指入中， 諸指如應當善轉，依彼金剛寶法儀， 轉已還於口中住，即此復作仰起相， 次第旋轉住於心，如是名為四華印， 此即蓮華最上明。即此復從於頂起， 於身旋轉勝輪印，此名金剛巧業印， 金剛羯磨善成就，薩埵金剛堅固作， 小指相合如金剛，此名一切佛心印。 是印能成一切事。小指大指二相結， 左手中指如叉相，此即三叉中一叉。 如是金剛印所攝，金剛最上大明印， 此印即是金剛叉，所有諸印次第宣， 摩邪金剛等施作。

> 二羽を堅く組みて金剛縛と作し、次に二頭指を展舒すべし。 復た頭節を屈して二つ相並ぶ、此れ大士の頂輪印と為す。 相合して又た金剛縛と作し、二頭指を竪て中指を内にす。 此れを光聚頂輪印と名づく、即ち光聚仏の勝三昧なり。 二羽應に金剛印を結ぶべし、小指と大指の二つ相合し、 復た大指を以て縛の中に入る、此れを最上大明印と名づく。 最上大明に成ずるが故に、次に諸印を結び善く施作す。 頭指を安んじて心に二門の如くす、此れ即ち縛心印と名づく。 即ち此の無名指を中に入れ、諸指應に當に善く轉ずべし。 彼の金剛寶法儀に依りて、轉じ已りて還た口中に住す。 即ち此れ復た仰起の相と作し、次第に旋轉して心に住す。 是の如く名づけて四華印と為す、此れ即ち蓮華の最上明なり。 即ち此れ復た頂より起して、身に於いて旋轉する勝輪印、 此れを金剛巧業印と名づく、金剛羯磨善く成就す。 薩埵金剛堅固に作し、小指相合して金剛の如くす。 此れを一切仏心印と名づく。是の印能く一切の事を成ず。 小指と大指の二つ相結び、左手中指は叉の相の如くす。 此れ即ち三叉の中の一叉なり。是の如く金剛印の所攝、 金剛最上大明印、此の印は即ち金剛叉なり。 所有の諸印次第に宣す、摩邪金剛等施作す。

「如是等佛菩薩印：

> このような仏や菩薩の印があります。

「二羽堅作金剛縛， 左手金剛而逼附，此即名為金剛拳， 一切金剛部中用。二羽當作金剛相， 依法安布諸標幟，一切金剛諸部中， 是印速疾能鉤召。以二頭指背展舒， 復二大指執向下，唵字印相頂間安， 布金剛相亦如是。

> 両手を固く組み金剛の縛りを作り、 左手を金剛として押し付け寄せます。 これがすなわち金剛拳と呼ばれ、 すべての金剛部で用いられます。 両手で金剛の形を作り、 法に従って諸々の印を配置します。 すべての金剛の諸部において、 この印はすばやく引き寄せることができます。 二本の人差し指の背を広げ伸ばし、 さらに二本の親指を下に向けて握ります。 唵の字の印を頭の間（頂）に安んじ、 金剛の相を配置することもまた同様です。

「如是等金剛明王大印。

> このような金剛明王の大印は、

「復次舒二吉祥手， 二手相背亦復然，又以半臂作拳相， 後復旋轉口邊住。

> 次に、二つの吉祥の手を伸ばし、 両手を背中合わせにします。 また、半臂で拳の形を作り、 その後、回しながら口の辺りに置きます。

「如是等金剛忿怒王大印。

> このような金剛忿怒王の大印は、

「左手大指善安置， 又作繫鬘依法用，右手復如施財相， 頭指作拳為劍印。

> 左手の親指を正しく置き、結髪の印を作って法に従って用います。右手は財を施す形とし、人差し指を拳にして剣の印とします。

「如是等金剛大魔主印。

> このように、これらは金剛大魔主の印です。

「左手如執穆娑羅， 舒臂成印亦復然，右手如現熾盛光， 作金剛拳後振動。

> 左手は穆娑羅（ムーサラ）を執るようにし、腕を伸ばして印を結ぶのもまた同じです。 右手は盛んに輝く光を現すようにし、金剛拳を作ってから振動させます。

「如是等金剛使者印。

> このような金剛使者の印などです。

「作高舉面利牙相， 執仗復如擊害勢，屈臂成印亦如應， 左右手作侵奪相。

> 高く掲げた顔に鋭い牙の相を現し、 杖を執って打ち害する勢いのごとく、 腕を曲げて印を結ぶのもまたしかるべく、 左右の手で侵し奪う相をなす。

「如是等金剛僕使印。

> このような金剛の使者の印などです。

「分別壇中諸印契， 左手皆如執金剛，所有諸印次第宣， 如是羯磨善成就。所有大士諸印契， 皆於自身作成就，由彼觀想自身故， 即得最上印成就。大士頂輪印大護， 光聚大印施成就，降三世印一切作， 一切鉤召從心出。

> 壇の中の諸々の印契を分別すれば、左手はみな金剛を執るがごとし。 すべての印を次第に宣べれば、かくのごとき羯磨はよく成就す。 すべての大士の諸印契は、みな自身において成就を作す。 かの観想をもって自身とするがゆえに、すなわち最上の印成就を得る。 大士の頂輪印は大いなる護り、光聚の大印は施成就、 降三世の印はすべてを作し、一切の鉤召は心より出ず。

「如是等佛印。

> このような仏の印があります。

「諸佛印得眾悉地， 金剛最上明最勝，而彼金剛叉大印， 即能善施諸成就。摩邪金剛善成就， 金剛鈴能遍警悟，彼執杖相善寂靜， 金剛器仗金剛破，最勝熾焰調諸惡， 勝善光明摧一切，勝杖擊害亦復然， 彼怖畏眼作諸怖，調伏殺害極最勝， 勝鬘善作眾羯磨，敬愛所欲皆能成， 最勝一切善摧伏，穆娑羅能破諸惡， 彼鉢吒相能善繫，最勝熾焰調諸惡， 藥叉執持諸惡者，利牙吞噉於一切， 金剛哥羅破諸惡，作諸障難善障者， 侵奪一切侵奪者。」

> 諸仏の印はすべての成就を得させ、 金剛の最もすぐれた明は最勝であり、 かの金剛叉の大印は、 すべての成就をよく与えることができる。 摩邪金剛はよく成就し、 金剛鈴はあまねく目覚めさせ、 かの杖を執る相はよく静まり、 金剛の器仗は金剛をもって破り、 最勝の炎はすべての悪を調え、 勝れた善き光明はすべてを摧き、 勝杖の撃ち害するもまた同様に、 かの怖畏の眼はすべての怖れをなす。 調伏と殺害はきわめて最勝であり、 勝鬘はすべての羯磨をよく行い、 敬愛と欲するものはすべて成し遂げられ、 最勝はすべてをよく摧き伏せ、 穆娑羅はすべての悪をよく破り、 かの鉢吒の相はよく結び、 最勝の炎はすべての悪を調え、 薬叉はすべての悪ある者を執持し、 利牙はすべてを呑み食らい、 金剛哥羅はすべての悪を破り、 すべての障難をなすよく障る者、 すべてを侵奪する侵奪者を。

### 一切金剛部金剛曼拏羅廣大儀軌分第十二

> 一切金剛部金剛曼荼羅広大儀軌分 第十二

爾時，世尊復入一切如來金剛總持三昧出生加持三摩地，說此自部最上大明曰：

> そのとき、世尊は再び、すべての如来の金剛総持の三昧より生じる加持の三摩地に入り、この自らの部の最もすぐれた真言を説かれた。

「唵引嚩日囉二合娑引尾帝哩二合引莎引賀引一句」

> 「オン　バザラ　サビチリ　ソワカ」

爾時，金剛手菩薩摩訶薩說此自部最上大明曰：

> そのとき、金剛手菩薩摩訶薩は、この自らの部族の最も優れた真言を説かれた。

「唵引嚩日囉二合馱引哩吽引一句

> おん、ばざら、だり、うん。

「嚩日囉二合尾訖囉二合彌引吽引末吒半音一句」

> ヴァジュラ・ヴィクラマ・フーン・マタ

爾時，金剛藏菩薩摩訶薩說此自部最上大明曰：

> そのとき、金剛蔵菩薩大士は、この自らの部門の最もすぐれた真言を説いた。

「唵引嚩日囉二合囉怛那二合仵引帝哩二合引莎引賀引一句」

> <note>唵（オン）</note>、<note>ヴァジュラ・ラトナ・トリ・スヴァーハー</note>

爾時，金剛眼菩薩摩訶薩說此自部最上大明曰：

> そのとき、金剛眼菩薩摩訶薩は、この自らの部族の最もすぐれた真言を説かれた。

「唵引嚩日囉二合鉢訥摩二合泥引帝哩二合引吽引癹吒半音一句」

> 「おん　ばざら　はんなま　にてい　り　うん　はった　」

爾時，金剛巧業菩薩摩訶薩說此自部最上大明曰：

> そのとき、金剛巧業菩薩摩訶薩は、この自部の最も優れた明呪を唱えた。

「唵引嚩日囉二合葛哩摩二合葛哩吽引一句」

> <note>オン・バザラ・カリマ・カリ・ウン</note>

爾時，金剛最上明菩薩摩訶薩說此自部最上大明曰：

> そのとき、金剛最上明菩薩摩訶薩は、この自らの部の最もすぐれた明呪を説いた。

「唵引嚩日囉二合輸引羅引屹哩二合引莎引賀引一句」

> 「オーン、ヴァジュラ・シューラ・キリ、ソワカ」

爾時，摩邪金剛明王說此自印大明曰：

> そのとき、摩邪金剛明王はこの自印の大明を説いた：

「唵引嚩日囉二合作訖哩二合引唵引一句」

> 「オン バザラ サキャラ オン」

金剛鈴明王說此大明曰：

> 金剛鈴明王がこの大神咒を説かれました。

「嚩日囉二合健致枳引吽引一句」

> 「ヴァジュラ・ガンディギ、フーン」

寂默金剛明王說此大明曰：

> 静かに座す金剛明王が、この大いなる真言を説かれました。

「唵引嚩日囉二合難拏哥引瑟恥二合引吽引一句」

> オーン、ヴァジュラ・ナンダカ・シティ・フーン

金剛器仗明王說此大明曰：

> 金剛の武器を持つ明王が、この真言をこう説かれました。

「唵引嚩日哩二合引吽引一句」

> 「オーン、ヴァジュリ、フーン」

如是等金剛明王三昧印明。

> このような金剛明王の三昧の印と真言です。

爾時，金剛軍拏梨金剛忿怒王說此自三昧印明曰：

> そのとき、金剛軍拏梨金剛忿怒王は、この自らの三昧の印と真言を説かれた：

「唵引入嚩二合引羅引嚩日哩二合引吽引一句」

> 「おん　にゅうばら　ばじり　うん」

金剛光忿怒王說此大明曰：

> 金剛光忿怒王が、この真言を説かれました。

「唵引嚩日囉二合燥引摩曳二合引吽引一句」

> <note>引</note>オーン<note>二合</note>ヴァジュラ<note>引</note>ソーマヤ<note>二合引</note>フーン<note>引</note><note>一句</note>

金剛杖忿怒王說此大明曰：

> 金剛杖忿怒王がこの真言を説いて言いました：

「唵引嚩日囉二合難尼引吽引一句」

> 「オーン、ヴァジュラ・ナンディー、フーン」

金剛氷誐羅忿怒王說此大明曰：

> 金剛氷誐羅忿怒王が、この大明咒を説かれました。

「唵引嚩日囉二合毘引沙尼引吽引一句」

> 「おん　ばざら　びしゃに　うん」

如是等金剛忿怒王三昧印明。

> このような金剛忿怒王の三昧の印と真言。

爾時，金剛舜拏大魔主說此自三昧印明曰：

> そのとき、金剛舜拏大魔主は、この自三昧の印と真言を説いて言いました。

「唵引嚩日囉二合舜引尼引吽引一句」

> おん、ばざら、しゅに、うん

金剛鬘大魔主說此大明曰：

> 金剛鬘という大いなる魔の主が、この真言を説いた：

「唵引嚩日囉二合摩引梨引吽引一句」

> 「おん ばざら まり うん」

金剛敬愛大魔主說此大明曰：

> 金剛敬愛の大魔主が、この大明咒を説かれました。

「唵引嚩日囉二合嚩尸引吽引一句」

> 「オン、バザラ、バシ、フーン」

最勝金剛大魔主說此大明曰：

> 最勝の金剛大魔主が、この真言をこう説かれました。

「唵引嚩日囉二合阿波囉引𡁠帝引吽引一句」

> おん、ばざら、あはら、いてい、うん。

如是等金剛大魔主三昧印明。

> このような金剛大魔主の三昧の印と真言。

爾時，金剛穆娑羅金剛使者說此自三昧印明曰：

> そのとき、金剛ムサラ金剛使者は、この自三昧の印と真言を説いて言った。

「唵引嚩日囉二合穆娑羅屹哩二合係引吽引一句」

> 「おん ばざら むさら きり けい うん」

金剛風金剛使者說此大明曰：

> 金剛風金剛使者がこの大明を説いて言いました：

「唵引嚩日囉二合鉢致引一句」

> 「オン・バザラ・ハチ」

金剛火金剛使者說此大明曰：

> 金剛火金剛使者がこの真言を説いて言いました：

「唵引嚩日囉二合入嚩二合引梨引吽引一句」

> 「オーン、ヴァジュラ・ジュヴァリ・フーン」

金剛陪囉嚩金剛使者說此大明曰：

> 金剛陪囉嚩金剛使者が、この大明咒を説かれました：

「唵引嚩日囉二合屹囉二合係引一句」

> 「オーン、ヴァジュラ・グレーヴェー」

如是等金剛使者三昧印明。

> このような金剛使者の三昧の印と真言です。

爾時，金剛鉤金剛僕使說此自三昧印明曰：

> そのとき、金剛鉤（こんごうこう）と金剛僕使（こんごうぼくし）が、この自らの三昧（さんまい）の印（いん）と明（みょう）を説いて言いました。

「唵引嚩日囉二合能瑟致哩三合引吽引一句」

> 「オーン、ヴァジュラ・チトリー、フーン」

金剛哥羅金剛僕使說此大明曰：

> 金剛哥羅金剛僕使がこの大明を説いて言いました：

「唵引嚩日囉二合哥引里尼吽引一句」

> 「オン　バザラ　キャリニ　ウン」

金剛尾那野哥金剛僕使說此大明曰：

> 金剛尾那野哥金剛僕使がこの大明を説いて言いました：

「唵引嚩日囉二合尾覲儞二合引吽引一句」

> 「オーン、ヴァジュラ・ヴィクランニ、フーン」

龍金剛金剛僕使說此大明曰：

> 龍金剛と金剛僕使が、この陀羅尼を説いて言いました。

「唵引嚩日囉二合喝囉尼吽引一句」

> 「おん ばざら くらに うん」

如是等金剛僕使三昧印明。

> これら金剛の使者たちの三昧の印と真言も、このとおりです。

爾時，金剛手菩薩摩訶薩說此一切金剛部曼拏羅頌曰：

> その時、金剛手菩薩摩訶薩は、このすべての金剛部の曼荼羅の偈を説いて言いました。

「我今次第當演說， 最勝金剛曼拏羅，其相四方與四門， 如次抨其外壇界，依法安布中宮位， 東向為門法亦然。彼中次第依法儀， 如應安置於佛像，分列降三世尊等， 此四大士佛周匝，曼拏羅前當依法， 普遍畫彼金剛印。復次於彼諸左右， 依法悉畫本部印，金剛舜拏等魔主， 應為四門守護者，怖與吉祥并辯才， 訥誐等四居內隅，外隅應當依法儀， 遍畫如前賢聖印。又復於外曼拏羅， 依法應畫天等相，其壇次第諸法儀， 悉如廣大儀軌說。

> 私は今、順を追って説きましょう。最もすぐれた金剛マンダラのあり方を。その形は四方形で四つの門があり、次々と外側の壇の境界を整えます。法に従って中央の宮の位置を配置し、東向きの門も同様に法のままに設けます。そこに順を追って法の作法に従い、しかるべきように仏像を安置し、降三世尊などをそれぞれ配置します。この四大士を仏の周りに巡らせ、マンダラの前には法に従って、あまねくあの金剛印を描きます。さらにその左右それぞれに、法に従ってすべての部族の印を描きます。金剛舜拏などの魔の主たちは、四つの門を守護する者とすべきです。怖畏と吉祥と弁才、訥誐などの四尊は内側の隅に配し、外側の隅には法の作法に従って、先と同じように賢聖の印をあまねく描きます。また外側のマンダラには、法に従って天などの姿を描くべきです。その壇の順序と諸々の法の作法は、すべて広大な儀軌に説かれるとおりです。

「此金剛曼拏羅中，隨所樂欲依法施作，所有金剛鉤等此部三昧羯磨作已，然後金剛阿闍梨自結金剛持印，乃謂弟子言：『汝不應以此三昧印，於不入三昧不見法者前說是法，無令破壞祕密三昧。』作是說已，然後取彼羯磨金剛杵，安於金剛持印之上，依本法儀引其弟子入曼拏羅。入已即當擲羯磨杵，隨杵墮處，即得本尊三昧智印敬愛成就，由是因故，一切羯磨所作悉成。然後為其弟子除去面帛，普令觀視曼拏羅已，說是祕密三昧印言：『今此三昧印，常能作彼一切羯磨所欲敬愛者，一切皆得如母如子如妻如女，悉來隨順。』次為授是大明曰：

> この金剛曼荼羅の中で、望むままに法に従って行い、金剛鉤などのこの部の三昧と羯磨を成就させたならば、次に金剛阿闍梨は自ら金剛持の印を結び、弟子にこう告げます。「あなたはこの三昧の印を、三昧に入らず、法を見ない者の前で説いてはならない。秘密の三昧を壊してはならない。」そう説いた後、羯磨金剛杵を取り、金剛持の印の上に置き、本の法に従って弟子を曼荼羅へ導き入れます。入ったならばすぐに羯磨杵を投げ、杵の落ちた場所に応じて、本尊の三昧智印の敬愛が成就します。このため、すべての羯磨の行いはことごとく成し遂げられます。その後、弟子の顔の布を取り除き、広く曼荼羅を観させてから、この秘密の三昧印を説きます。「この三昧の印は、常にすべての羯磨で望む敬愛を成し遂げ、すべての者が母のように、子のように、妻のように、娘のように、従い来たります。」次にこの明咒を授けます。

「唵引薩哩嚩二合誐引彌儞一句薩哩嚩二合薄翅引二娑引馱野虞呬野二合嚩日哩二合尼吽引癹吒半音三

> おん、一切の罪業よ、一切の障りよ、清められよ。金剛女よ、フーン、パット。

「如是大明，若誦一遍，即得一切所愛之者悉來敬愛，隨意所作離諸過失，如所愛樂獲得一切受用成就，然後一切得淨心性，發最上意，所應觀察一切智印，餘復能作一切事業，此即具德執金剛尊作如是說。

> この大神呪を一度唱えれば、愛するすべての人が敬い慕ってくれ、望むことは何でも過ちなく成し遂げられ、望むままにすべての楽しみや恵みが成就します。そして心は清らかになり、最も尊い悟りを求める心が起こり、すべての智慧の印を見極めることができるようになり、さらにはあらゆる行いを成し遂げることができます。これこそ、功徳を備えた執金剛尊がこのようにお説きになったのです。

「次當教授彼三昧印：

> 次に、その三昧の印を教えましょう。

「三昧忿怒指安頂， 堅固作縛住於心，面眉還復口門散， 後復二羽置於頂，左手金剛頭指縛， 作三叉相而逼附，此印成結依法儀， 得自最上明成就。一切金剛諸部中， 皆左金剛頭指攝，我今說彼結印儀， 諸三昧法如儀軌，諸頭指逼如輪相， 金剛鈴印亦復然，唵字印相此還同， 師子耳攝器仗印。

> 三昧の憤怒の指を頭の上に置き、固く結んで心に留めなさい。顔や眉はもとの位置に戻し、口元へと散らし、その後再び両手を頭の上に置きます。左手の金剛頭指を結び、三叉の形を作って身に寄せなさい。この印を結び、法の儀に従えば、自らの最上の明の成就を得られます。すべての金剛部の中で、みな左手の金剛頭指をもって収めます。私が今、その印の結び方を説きます。もろもろの三昧の法は儀軌のとおりであり、もろもろの頭指は輪の形のように寄せ、金剛鈴の印もまた同様です。唵の字の印もこれと同じであり、師子の耳を収める器仗の印もまた同じです。

「如是等金剛明王印。

> このような金剛明王の印などです。

「熾焰印攝亦如是， 金剛光印攝還同，杖拳印攝即如前， 最後印於口邊轉。

> 炎のように輝く印も同じように摂め、金剛の光の印も同様に摂め、杖と拳の印も前と同じく摂め、最後の印は口のそばで回します。

「如是等金剛忿怒王印。

> このような金剛忿怒王の印があります。

「彼波那印及鬘印， 金剛禁伏等鉤相，彼最勝印頂處安， 此四魔主護門者。

> かれらの波那印と鬘印、金剛禁伏などの鉤の相、 それらの最も勝れた印を頂に安んじ、この四魔主が門を護る者である。

「如是等金剛大魔主印。

> このように、これらは金剛大魔主の印です。

「次當屈臂如輪相， 二手背轉依法儀，解脫印相熾焰光， 擊害印於口邊住。

> 次に、腕を車輪のように曲げて、両手の甲を法に従って回転させます。解脱の印は燃え上がる炎の光を放ち、撃害の印は口のそばに留めます。

「如是等金剛使者印。

> このような金剛使者の印などです。

「二指內入安口門， 逼附還為打擊勢，纏臂成印亦如應， 作險惡相侵奪印。

> 二本の指を内側に入れて口の門に当て、 相手に迫り、そのまま打ち込む構えをとる。 腕を巻いて印を結ぶのもまた、しかるべき作法にかなっている。 険悪な相を现し、侵し奪う印を作る。

「如是等金剛僕使印。」

> 「このように、金剛の使いである者たちの印です。」

## 佛說一切如來真實攝大乘現證三昧大教王經卷第十六

> 佛説一切如来真実摂大乗現証三昧大教王経　巻第十六