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title: "吽迦陀野儀軌 · 4 吽迦陀野梨殺藥法引構八大曼陀羅大靈驗法入供養品"
description: "吽迦陀野儀軌由唐代密宗高僧金剛智翻譯，屬唐代密教重要經典。該儀軌出自金剛乘體系，詳述大黑天（Mahākāla）護法之修持法門，包含密咒、手印、壇城構建及供養儀式，強調行者通過如法修行可獲世間與出世間成就。金剛智作為開元三大士之一，其譯著奠定了漢傳密教的基礎。此儀軌不僅體現了唐代密教與印度瑜伽密教的融合，亦為研究唐密實踐與護法信仰的核心文獻，在佛教密宗發展史上具有重要地位。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cme1dqqw3007rjl045nnkt1pq"
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## 吽迦陀野儀軌中

> 吽迦陀野儀軌 中

### 吽迦陀野󱃳𮥟護摩品第三之餘二卷

> 吽迦陀野護摩品第三の余

即時是大力太子、諸天夜叉乃至鬼神一切善惡諸神等曰：「是何因緣？」即曰：「我出現世事，但只有因緣也。其因緣者，只此真實語真言也。我眾生利益大法藏也。又我眼也。我欲見時，此真言盡於壇中觀念意清淨行，我爾時一面十臂相現。行者教其生生世世重罪滅除，其所願聞還本城而即其大願成就。」又勅最勝太子曰：「大梵天王、帝釋天等始、金剛密主大力士、散指鬼神王、摩尼拔陀大鬼神王、總一三千大千界大小鬼神等，悉皆召宣命。」而承教勅，城行去，即召來，勅曰：「我汝等召事。我今無比勢力眾生利益，佛與等無異，故汝等召。其所由因緣，娑婆世界眾生若男若女等一心我念，並此大祕密真言持人，令此持真言者加持守護為故也。而汝等天鬼神王等，今日我說護摩大密相應法，汝等一心善聞。若持真言者修此法時，汝等當作大守護使者，即彼法印成就。」即是天等悉皆承教命，即付勝地，即合掌聞持，爰即大王說從十二印法呪始諸印真言法印。先住慈悲三昧，行者作結印法。先頭之印，大金剛合掌。真言曰：

> 即ちこれこそが大力太子である。天・夜叉・さらに一切の善悪の神々に至るまで、次のように告げた。「これは何の因縁か？」すなわち、「私が世に出現するのは、ただ因縁によるものだ。その因縁とは、この真実の言葉、真言である。これは一切衆生を利益する大法蔵であり、また私の目である。私が見たい時に、この真言は壇の中で尽く観念され、心は清らかになり行われる。その時、私は一面十臂の姿を現す。行者にその生生世世の重罪を滅除させ、その願いを聞き届けて本来の城に還らせ、すなわちその大願を成就させる。」また最勝太子に次のように勅された。「大梵天王・帝釈天を始めとし、金剛密主大力士・散指鬼神王・摩尼跋陀大鬼神王、総じて一つの三千大千世界の大小の鬼神等を、全て召して宣命を伝えよ。」そこで勅命を受けて、城を出て行き、すぐに召し集めた。勅して言うには、「私があなたたちを召したのは理由がある。私は今、比類ない勢力で衆生を利益し、仏と等しく異なるところがない。故にあなたたちを召したのである。その理由の因縁は、娑婆世界の衆生、男性も女性も、一心に私を念じ、この大秘密真言を保持する人々のために、この真言を持つ者を加持し守護するためである。そしてあなたたち天・鬼神王等よ、今日、私が護摩の大密の相応する法を説く。あなたたちは一心に良く聞け。もし真言を保持する者がこの法を修する時、あなたたちは大いなる守護の使者となるべきである。すなわち、その法印が成就する。」かくして天等は皆、教命を受け、すなわち勝れた地に赴き、合掌して聞き受けた。ここに大王は、十二印法の呪を始めとする諸々の印真言の法印を説いた。先ず、慈悲の三昧に住し、行者は印を結ぶ法を行う。最初の印は、大金剛合掌。真言は次の通り。

「曩謨三滿多縛日羅赦󱂷梨𫄅吽二合」

> 南無、三昧耶の金剛の種子の如く、吽。

「次面印。蓮花合掌。真言如前。

> 次に、面印。蓮花合掌。真言は前と同じ。

「次眼印。左右手各作拳，相地指二立二眼令輪迴。真言如前。

> 次に、眼の印を結びます。左右の手で拳を作り、人差し指と中指を立てて、その二本の指で「眼」の形を作り、くるくると回します。真言は先ほどと同じです。

「次鼻印。左右地火各叉立，兩水未一所相，二風三角作立，鼻未付。真言如前。」

> 次に鼻の印を結びます。左右の人差し指と薬指をそれぞれ交差させて立て、両手の中指の先を合わせます。両方の親指で三角形を作るようにして立て、鼻の先に近づけます。真言は先ほどと同じです。

「次耳印。左右手地水火風今四指去立，今一母指掌內入，左右耳付。真言如前。

> 次に、耳の印を結びます。 左右の手で、地・水・火・風の四本の指を立て、残りの親指一本を掌の中に入れます。 その両手を左右の耳につけます。 真言は前と同じです。

「次口印。左右地風叉立，各左右水火並臥，二空如柱立，觀牙付口，念我金剛金剛者一切不破處身。真言如前。

> 次いで口の印。左右の地指と風指を交差して立て、左右の火指と水指はそれぞれ並べて横たえ、二つの空指を柱のように立てる。口に牙があると観想し、我が身は金剛なり<note>金剛とは、すべてのものを打ち破ることのない状態</note>と念じる。真言は先と同じ。

「次舌印。左右手各風空未一所合，今三指延並立，二手好並相立，觀口內入。真言如前。

> 次に舌の印。左右の手で、それぞれ人差し指と親指の先を合わせ、残りの三本の指は伸ばして並べます。両手をきれいに揃えて立て、口の中を観想します。真言は前と同じです。

「次兩肩印。左右手五指好相立各方肩付，指未付向口方，誦真言如前。

> 次に、両肩に印を結びます。左右の手の五本の指をしっかりと立て、それぞれの肩の上に置きます。指先は口の方へ向け、真言は先ほどと同じように唱えます。

「次腰印。左右火指內方向二三節姣，相下各指未兩母指一所合，腰邊令輪迴。真言如前。

> 次に、腰の印を結びます。左右の火指（人差し指）を内側に向けて二節か三節を曲げ、それぞれの指の先を下に向け、両方の母指（親指）を一つに合わせます。腰の辺りで回転させます。真言は前と同じです。

「次兩乳印。左右地空指各四未並立三角作寶形，左右水火風地方付兩乳上散。真言如前。

> 次に、両乳の印（印契）を示します。左右の指で、地指（人差し指）と空指（親指）をそれぞれ四本ずつ、末（指先）を三角に立てて宝の形を作ります。左右の水（薬指）、火（中指）、風（人さし指）、地（小指）を両乳の上に置いて散じます。真言は前述の通りです。

「次左右脇印。二手內縛，左右地指未相立兩脇令輪迴。真言如前。

> 左右の脇の印は、両手を内側に組み、左右の地指（小指）を揃えずに立てて、両脇で回すようにします。真言は先ほどと同じです。

「次半座印。右手五指並立少許屈如半蓮華形觀蹲踞。其真言如前此八大曼荼羅。

> 次に半座の印です。 右手の五本の指を揃え、少し曲げて半分の蓮の花の形を作り、しゃがんだ姿を観想します。 その真言は先ほどと同じです。<note>この八大曼荼羅</note>。

「皆悉依此十二印法，影向持法人所，晝夜無間守護持法人，消滅無量災難病患，得無量福德自在及官位。」爾時說護摩作法樣。「若有眾生，家人厭魅呪咀，欲離此患，當持用護摩法，以此法調伏諸惡事。又欲消滅一切病患及諸惡事，應用此護摩法。若欲用此法，先壇樣說有三火壇：一息災、二增益、三調伏。延命法攝息災法所望一切事。又攝敬愛法，增益而相應降伏法也。先壇圓，壇口󰿷一肘，總方一肘。火壇花緣廣三指，下地壇表圓緣七指。四方付蓮華，四角三鈷。但火爐阿闍梨前花臺，於十字相於底，次深七指。增益壇，四方四角，壇口渡一肘，方一肘五指，花延三指，地緣七指，深半肘。四方三，鈷四角花付，前於十字杵，伏底十字羯磨。次降伏壇，先於四角地壇一肘七指，次上作三角壇，於花緣三角口。又三角口渡一肘二指，方寸如前，深准上所說。三角付獨鈷杵，付二方師子面壇本於蓮臺。息災壇色白，衣色一切皆用白色。敬愛如是，所望用青色。增益用黃色，壇色又如是。降伏壇亦又紺色，衣一切物色如是用此色，必必調伏法也。若欲護摩時，用先最勝太子降伏大法印。先左手取大刀，以右手作拳，念四方打。若無大刀，若又用內印。先二手合掌，二地指三寸程開去，二大母指並如師子耳，此即大降伏印。行人至心觀想，乃至此印一以一切所持用即成。如法事業若加持諸物，行者得意用可此印明。即明曰：

> 「すべての仏・菩薩は、この十二の印の教えに従い、法を護持する者のもとに影のように現れ、昼夜を問わず守護し、無量の災難や病苦を消滅させ、無量の福徳・自在・官位を得させるのである。」 そのとき、護摩修行の作法が説かれた。 「もし、世の人々の中で、家族に取り憑く魔物や呪いをかけられ、その苦しみから逃れたいと願う者は、護摩法を行いなさい。この法によって、あらゆる悪しき事を調伏することができる。また、すべての病や災いを滅ぼしたいと願うなら、この護摩法を用いなさい。 この法を用いるには、まず壇の形について説く。三種類の火壇がある。第一に息災、第二に增益、第三に調伏である。延命の法は息災の法に含まれ、願い事全般に用いる。また敬愛の法も含まれ、增益の法と調伏の法が対応する。 まず息災壇は円形である。壇の口は一肘（約45センチ）、全体の大きさは一肘四方である。火壇の花の縁は三指の幅、下の地壇の外縁は七指の幅である。四方に蓮華を配し、四隅には三鈷杵を置く。ただし火炉は阿闍梨の前にある花台とし、十字の紋様を底に刻む。深さは七指である。 增益壇は四角形で四隅がある。壇の口は一肘、全体の大きさは一肘五指である。花の縁は三指、地の縁は七指、深さは半肘である。四方に三鈷杵、四隅に花を配し、前面には十字の杵を伏せ、底には十字の羯磨杵を置く。 次に調伏壇である。まず四隅の地壇は一肘七指とし、その上に三角形の壇を造る。花の縁は三角形の口とする。三角形の口は一肘二指の幅、寸法は前と同じで、深さは前述の通りとする。三角には独鈷杵を配し、二方には獅子の面を付けた壇を蓮台の上に置く。 息災壇の色は白、衣類もすべて白色を用いる。敬愛の法もこれに同じく、願いによっては青色を用いる。增益は黄色を用い、壇の色も同様とする。調伏壇は紫紺色とし、衣類もすべてこの色を用いる。必ず調伏の法に従うのである。 もし護摩を行おうとするなら、まず最勝太子の降伏大法印を用いなさい。まず左手で大刀を取り、右手で拳を作り、四方に向かって打つ。もし大刀がなければ、内印を用いよ。まず両手を合わせ、人差し指を三寸ほど開き、両親指を獅子の耳のように立てる。これが大降伏印である。修行者は心を込めて観想しなさい。この印を用いれば、すべての修行が成就する。如法の事業として、諸々の物に加持を行うなら、修行者はこの印と真言を心得て用いるべきである。その真言は次の通り。」

「唵縛日羅二合擬首耶一婆多知也二合二娑婆知耶二合那三矩馱矩馱四阿羅馱阿羅馱五蘇嚕儞蘇嚕儞六蘇知嚕知嚕儞唅吽七泮八吒」

> オン・バジラ・ギシエイ・バタチヤ・ソワチヤ・ナ・クダ・クダ・アラダ・アラダ・スルニ・スルニ・スチル・チルニ・ハーン・ウン・ハッ・タ

「此真言印加持，次四方世悉皆其所有，天地神等不安皆怖畏被縛。而行者以解脫心，乃至隨心用結。毘沙門天王行步真言曰：

> 「この真言と印で加持すれば、四方世界のすべてのもの、天地の神々も皆、安らかでなくなり、恐れおののき束縛される。行者は解脱の心をもって、思いのままに結び用いるべし。毘沙門天王の歩く真言は、次の通りである。」

「唵步利一唵矩味唅吽二合泮吒引」

> オン プリ オン クミ カン ウン ハッタ

「若欲過患難，先作其佉羅都盧。先生老病死，形如雲色蛇形。若惡人持法人誹難，如是種種若魚血若又行法者佉血，以此等盡其色等，此名究竟難。若魔一切災難大鬼形作，若呪咀諸災難，又作大惡蛇形。若惡人持法人誹謗，如是人當作其人形，又入心內名盡。若行者隨心如是災難形作，佛塔僧坊若行法所，先如是等難形以可踰。又以先印此形等加持，先印二小指無名指相釣向內直立，二中指及二大母指未向外臥延，二風指於掌中，護身若加持。一切降伏印真言曰：

> あらゆる過ちや災難を除きたいなら、まずその形代（かたしろ）を作りなさい。 老い、病、死といった苦しみは、雲のように現れ、蛇のように姿を変える。 もし悪人が教えを守る者を誹謗（ひぼう）するなら、魚の血や修行者の血など、様々なものでその形代を彩り、その色合いを完全に染め尽くしなさい。これを「究竟の難（くきょうのなん）」と呼ぶ。 また、魔が様々な大災難を巨大な鬼の姿で作り出し、呪いの災難を仕掛け、あるいは大蛇の形となって現れることもある。 もし悪人が教えを守る者を誹謗するなら、その人の形代を作り、さらにその心の中に入り込んで消え去らせるのだ。 修行者が心のままに、これらの災難の形を処理するなら、仏塔や僧院、あるいは修行の場において、まずこれらの災難の形代を超えなさい。 そして、先にこれらの形代に印（いん）を結び、加持（かじ）しなさい。 まず両手の小指と薬指を互いに絡めて内側に立て、中指と親指は外側に向けて伸ばし、人差し指は掌の中に収める。 これが身を守り、一切を降伏させる印である。 その真言は次の通り。

「曩謨奢多羅耶一南無二合三勃陀二阿婆耶多羅耶三南無婆多婆奈曳薩嚩賀引」

> 「南無 シャータローエー（一） 南無（二合）ブッダ（二）アバヤ・タローエー（三） 南無 バタバナエー ソワカ（引き音）」

「若一切惡人、諸不祥災難、外道惡比丘等，皆悉欲降伏。如是作其一一形體，以此印明加持。又作骨角金剛橛長六寸五寸，又作法所作盤方九寸若七寸五寸，面悉圖師子王。又四角有惡形鬼惡，中有十字大刀下。隨心作惡形高三寸，鑒護摩壇前，其形體橫臥置。先用二橛其左右脇打加持，又用二橛其二足立打，用一橛其心上於打，加持各百八遍竟，即其惡形悉摧碎如微塵。安掌內，念其名等入火中。如是入已了，即彼盤密於阿闍梨座下。如是盤一，用二種木調伏，佉多羅木、若跋沙羅佉木、若花木等作盤。如是七日七夜護摩，室內難皆悉滅消。若人間惡事、若惡人皆悉不過證中死已修又伏從。若如是行者發慈悲，行息災法，又如故本。如是自在大法更不傳授。若修法有天地喜悅相，即行人夢見好相。若又有虛空聲言：『汝所行法悉皆成、皆成就了。』更勿生疑。若少生疑念，即失大神驗。若無空又音，又無好相，大空大雨大雲大雪失時節，其音出，大風四方吹，如是相皆成就相也，更無生疑。又但阿闍梨人意也，如是相令現，即名摩訶娑阿佉梨。於阿闍梨有三種，如是有大異相人，名摩訶娑阿佉梨。又有於修法必有其大神驗者，名阿闍梨。又有於法信心人，名持法者。悉皆具足人，名摩訶阿那闍梨。悉皆此等相不具足人，名摩訶嚩被者。但不依法、不依世間出世、一切無福、一切無便人，名退陀佉那若阿闍梨。擇伴侶人，先用其三種堪能：一福性、二世間出世、三意相戒律威儀作法。如是皆具足，名善伴侶。若無福伴侶，其行法成行不行不成，由天王不受。是但至心修佛法，不當不至。彼貧人福如是。阿闍梨分可伴侶。此三德具足人，名大伴人者。一具又名伴侶，行者當行護摩，以般若智火為火，一切眾生罪若煩惱障為薪。是火不天火地火人火、龍火神火、木火石火自然火，只如來極祕密般若心智火也。若燃火時，先用此印加持火、加持並木即成炎輪。左右合掌，左中指付右大母指未，右中指又付左大母指末，二無名指掌中節相背屈，二風指二小指皆直立頭相柱。真言曰：

> もしもあらゆる悪人、さまざまな不祥や災難、外道の悪比丘などをすべて調伏しようとするならば、それぞれの形相を作り、この印と真言で加持しなさい。また、骨や角で作った金剛橛（こんごうけつ）を長さ六寸または五寸に作り、さらに作法に用いる盤（ tray ）を九寸・七寸・五寸の方形に作り、その面にはすべて獅子王を描きなさい。また四隅には恐ろしい形の鬼や悪を描き、中央には十字の大刀を下に向けて描く。心のままに、高さ三寸の悪しき形を作り、護摩壇の前に置いて、その形を横たえて寝かせなさい。まず二本の橛でその脇腹を打って加持し、さらに二本の橛でその両足を打ち、一本の橛でその心臓の上を打ち、それぞれ百八遍ずつ加持したならば、その悪しき形はことごとく微塵のように砕け散る。それを掌の中に納め、その名前などを唱えて火の中に入れなさい。こうして入れ終わったなら、その盤を密かに阿闍梨の座の下に置きなさい。このような盤を一つ用い、二種の木（佉多羅（かたら）の木、または跋沙羅佉（ばさらか）の木、また花木など）で盤を作りなさい。こうして七日七夜にわたって護摩を修すれば、室中の災難はことごとく消え去る。もし人の世に悪事や悪人があっても、すべて証（あかし）の中で死ぬことなく、修行して調伏し従わせることができる。もしこのように修行する者が慈悲の心を起こし、息災法を修行すれば、また元のように戻る。このような自在の大法は、さらに伝授してはならない。もし修行して天地に喜びの相があらわれれば、修行者は良い夢を見る。また虚空から声がして、「汝の行ずる法はすべて成就し、すべて成就した」と言う。さらに疑いを起こしてはならない。もし少しでも疑念を起こせば、たちまち大いなる神験を失う。もし虚空の声もなく、良い相もなく、大空に大雨・大雪・大雲が時節を失して現れ、その音が響き、大風が四方から吹くならば、これらの相はすべて成就の相であるから、さらに疑いを起こしてはならない。また、ただ阿闍梨の意（こころ）によるものであるが、このような相を現す者を、摩訶娑（まかさ）阿闍梨と名づける。阿闍梨には三種ある。このように大いなる異相のある者を、摩訶娑阿闍梨と名づける。また、修行の法に必ず大いなる神験のある者を、阿闍梨と名づける。また、法に信心のある者を、持法者（じほうしゃ）と名づける。これらのすべてを具足する者を、摩訶阿那（まかあな）闍梨と名づける。これらの相をすべて具足しない者を、摩訶嚩被者（まかばひしゃ）と名づける。ただし、法に依らず、世間にも出世間にも依らず、一切の福がなく、一切の便（たより）のない者を、退陀佉那（たいたかな）若阿闍梨と名づける。伴侶を選ぶには、まずその三種の堪能（たんのう）を用いる。すなわち、一には福性（ふくしょう）、二には世間と出世間、三には意相（いそう）と戒律・威儀・作法である。これらのすべてを具足する者を、善き伴侶と名づける。もし福なき伴侶ならば、その行法は成就することもあれば成就しないこともあり、天王が受け入れないからである。ただ心を込めて仏法を修すれば、不当（ふとう）ではなく、至らないこともない。あの貧しい者の福もまた同様である。阿闍梨は分けて伴侶とすることができる。この三徳を具足する者を、大伴人（だいばんにん）と名づける。一つを具足する者もまた伴侶と名づける。修行者は護摩を修行するにあたり、般若の智慧の火を火とし、一切の衆生の罪や煩悩の障（しょう）を薪（たきぎ）としなさい。この火は、天火・地火・人火・龍火・神火・木火・石火・自然火ではなく、ただ如来の極めて秘密なる般若の心の智慧の火である。もし火を燃やす時は、まずこの印を用いて火を加持し、木を加持すれば、すなわち炎の輪となる。左右の掌を合わせ、左の中指を右の親指の先に付け、右の中指をまた左の親指の先に付け、二つの無名指は掌中で節を背中合わせに曲げ、二つの風指（人差し指）と二つの小指はすべて真っ直ぐに立てて頭を合わせる。真言は次の通りである。

「唵一多近智二娑婆訶引」

> 「オン、タキンチ、ソワカ」

「若行者持此法，初時隨幾現天等障，先其樣一一如天等所念說，行者發大心。若瞋心聞，當東方大雨雷現迷行者，當知是帝釋天難。東南角大色大人相現，又如日光盡，應知是此火天王難。南方死形尚又生甚怖畏，高聲叫喚，手執大刀皆悉劓鼻，手執髑髏咸人血飲，頭上火燃，當知即此焰摩天難。西南角兩屎尿穢尊像，念種種形甚可怖畏，即是羅剝難。西方雷雨不安世界聞，此龍難。西北方大惡風起，悉眾生死了，乃至自又可死念，即是風神之難。北方大藥叉及女夜叉來惱亂行者，即此我迦陀難。東北角象頭猪頭狗頭異形各持火，當知即此伊舍那天王難也。上方現諸天等現大威德自在相，當知上方天等難。下方地動及震裂，即知此下方天等難。行者當知成就時難。只但當大空中央現，當知成就相。若其方其角，知觀是成就相也。又此即此大德成就相。若夢內見，當知此是大法成就相也。行者此大難現，即念大日、觀世音等菩薩，即現吉相。若一切鬼神等懷惡意，欲亂持法者現種種難惡事，即行者結手印。其鬼神縛降伏手印，兩手合掌，小指無名指各各屈入掌中，二中指頭相柱立，二大指未各本相付，二大母指於其二大指上。真言曰：

> 修行者がこの法を修する時、初めに様々な天などの障りが現れることがある。それぞれの障りは、天などが念じた通りの形で現れる。修行者は大いなる心を起こすべきである。 もし怒りの心で聞くならば、東方に大雨や雷が起こり、修行者を惑わす。これを帝釈天の難と知るべし。 東南の角に、大きな色の偉大な人の相が現れ、日光が尽きるように見える。これは火天の王の難と知るべし。 南方に死の形が現れ、さらに非常に恐ろしいものが生じる。高声に叫び、大刀を持ち、皆鼻を削がれ、髑髏を手にし、人の血を飲み、頭上に火が燃えている。これは焔摩天の難と知るべし。 西南の角に、糞尿で汚れた尊像が現れ、様々な形で恐ろしいものとなる。これは羅刹の難である。 西方に雷雨が起こり、世界が安らかでなくなる。これは龍の難である。 西北の方角に大悪風が起こり、全ての衆生が死に、自分までも死にたいと思うようになる。これは風神の難である。 北方に大薬叉や女夜叉が来て修行者を悩ます。這是は我迦陀の難である。 東北の角に、象の頭、猪の頭、犬の頭など異形の者がそれぞれ火を手にする。これは伊舎那天の王の難と知るべし。 上方に諸天が現れ、大いなる威徳自在の相を示す。これは上方の天の難と知るべし。 下方に大地が動き、震え裂ける。これは下方の天の難と知るべし。 修行者は、成就の時に難が現れることを知るべし。ただ、大虚空の中央に現れる時は、成就の相と知るべし。もしその方角や角に現れるなら、それも成就の相である。また、これこそ大いなる功徳の成就の相である。もし夢の中で見るなら、これこそ大いなる法の成就の相と知るべし。 修行者にこれらの大難が現れたならば、大日如来や観世音菩薩などを念じるべきである。すると吉兆が現れる。もし一切の鬼神などが悪意を抱き、法を修する者を乱そうとして様々な難や悪事を現すならば、修行者は手印を結ぶ。その鬼神を縛り降伏する手印とは、両手を合わせ、小指と薬指をそれぞれ掌中に曲げ入れ、中指の先を立てて合わせ、両方の人差し指は各々の根本に付け、両親指をその人差し指の上に置く。真言は次の通り。

「唵迦陀野吽泮吒」

> 「オン カダヤ ウン ハッタ」

若欲護摩時，先火天請，供養印真言如常。次七曜眾印真言請，若用大日如來五字真言；一切請召印明，若用各本勢印明。普通請界會印。二手內縛，二風立，二空入內，以風指隨索縛賀來去。真言曰：

> 護摩（ごま）を行う時は、まず火天（かてん）をお迎えし、供養の印と真言（しんごん）を通常通りに唱えます。次に、七曜（しちよう）の衆（しゅ）の印と真言でお迎えします。大日如来（だいにちにょらい）の五字真言（ごじしんごん）を用いてもよく、全てをお迎えする印と明（みょう）を用いることもできます。また、それぞれの本来の力を持つ印と明を用いることも可能です。一般的には、界会（かいえ）をお迎えする印を用います。両手を内側に組み、人差し指を立て、両親指を内側に入れ、人差し指で「ソワカ」の字に従って来たり去ったりする印を結びます。

「曩謨三滿多菩馱南一阿多野吽二索嚩賀」

> 「南無三満多菩陀南（一）阿多野吽（二）索婆迦」

「就座印。

> \*\*就座印（じゅざいん）\*\* おだやかに座り、心を静めてください。それがあなたの内なる平和への印です。

「二手作金剛拳，左手背上於右手各相背，二地背叉立，風又叉立，打壇上。真言曰：

> 二手で金剛拳（こんごうけん）を作り、左手の甲を右手の上に重ねて互いに背を向け合わせ、二つの地指（中指）を背中合わせに立て、風指（人差し指）も背中合わせに立てて、壇の上を打つ。真言は次の通り。

「唵嚩日羅佉吽吽」

> 「オン・バザラ・ケン・ウン<note>ウン</note>」

「次拳華真言曰：

> 次に、拳華の真言は次のように唱えます。

「唵吽」

> 「オン ウン」

「諸天等請真言曰：

> 諸天が請う真言は次の通りです。

「唵嚩日羅二合婆多野曳枳素婆呵」

> 「オン バザラ バッタヤエイ キソワカ」

若用各真言拳送印，彼就座印各風指開來去。真言曰：

> 各真言と拳送印を用いる場合は、その座に着いた印のそれぞれの風指を開いて動かす。真言は次の通り。

「唵嚩日羅二合佉多野吽索婆賀」

> 「オンヴァジラ<note>（二合、つまり「バ」と「ジ」を一音に近く発音する）</note>カタヤ ウン ソワカ」

若欲護摩供養，又可誦請文曰：

> 護摩の供養をしたい場合は、請文を唱えなさい。

「奉請其方其天王降臨於我此所供養，願垂納受。」是偈句，取香爐至心勸請，即諸天聖者悉皆來集壇所。又曼茶羅眾請已竟，至誠心作禮而唱此言。即偈曰：

> 「どうか<span class="note">それぞれの側の天の王たち</span>よ、この私の供養の場に降り立ち、どうかお受け入れください。」 この偈句を唱えて、香炉を取り、心を込めてお願いすれば、すぐに諸天の聖者たちはすべて壇の場に集まってくる。 また、曼荼羅の聖衆をお招きし終えたなら、誠心をもって礼拝し、この言葉を唱える。その偈は次の通りである。

「大悲救世尊， 善導一切智，福持功德海， 我今稽首禮。大力忿怒尊， 善哉持明王，降伏難伏者， 我今稽首禮。」

> 「大いなる慈しみをもって世を救う尊き方よ、 あらゆる智慧へと善く導きたまう方よ、 福徳を備えた功徳の海よ、 私は今、心から敬礼いたします。 大いなる力を持つ忿怒の尊き方よ、 見事な真言の王よ、 屈服しがたい者をも調伏する方よ、 私は今、心から敬礼いたします。」

「如是禮了，即誦又善來聖者偈：

> このように礼拝が終わったならば、「善く来たりし聖者よ」という偈（うた）を唱える。

「善來尊者， 愍我等故， 降臨道場。復垂哀愍， 當就此座， 受微獻供。大悲哀愍， 成本願故， 而見道場，悲我所能。」

> (原文) 「善く来たれ尊者よ、我らを哀れみ給いて、道場に降臨したまえ。 さらに慈しみを垂れ給いて、この座に就き、微少の供養を受け給え。 大いなる悲愍をもって、本願を成就したまわんがために、道場に現じたまい、 我らの力の及ばざるを悲しみ給え。」

「梵本曰：

> 「サンスクリット語の原典（梵本）にはこうある。」

「縛樹伽羅佉㝹野」

> 木に縛られたガラガラウサギ（のようなもの）

「奉送偈曰：

> 奉送の偈に曰く

「曩禰多尼蓮華合」

> 「南無多尼蓮華合（なむたにれんげごう）」

「成就護摩阿毘遮盧迦一切成就忿怒金剛真言曰：

> 成就護摩と阿毘遮盧迦の一切を成就させる忿怒金剛の真言は次の通りです。

「唵虎魯虎魯戰拏里摩嶝淣枳反莎縛訶」

> 「オン、クロクロ、センダリ、マトウギ、ソワカ」

「諸天瞋怒成就護摩真言曰：

> 諸天の怒りを成就する護摩の真言は、次の通りです。

「唵枳里枳里跋曰羅矩嚕馱吽」

> おん きりきり ばざら ぐろだ うん

「行者此印真言更不可傳惡行修人，若傳即法悉滅盡。若有人護人護摩供養法印至心奉供，若起他念即法不成就。若此法之師起惡律行外道等事業，百日功木一日內滅無更餘。若起善心律戒威儀，即百日功草木一日內悉皆圓滿。此教行人者更無斷食，若令身苦，我迦陀身又苦。同苦我令安，加天勢威光，欲行者身安無令辛苦。若我如是誓願等成虛語，更不成正覺，又更不還本城。又護摩用七種木：一金剛佉木、二佉多娑木、三毘鉢羅多木、四毘鉢羅藏木、五時草、六堅壽木、七常榮𮏂𮑔等也。用如是木，即成就護摩。又用米立、五穀、胡摩、芥子、赤芥子、白芥子、紫子飯粥五合也。鹽油又用酢酒、蘇蜜酪。若彼紫子多用，一時七粒若五粒若三粒若一粒，是一切物中相應物，一切願成就種子也，從是中生一切願堅壽木。念諸眾生闇除授明事常榮木；念令施主安隱，金剛佉木；令施主身常堅固，念毘鉢羅多木；施主願速成，念毘鉢羅藏木。我木我行者並壇授清淨愛，念佉多娑木。並葉降伏相，時草。福德相，𮏂𮑔阿多佉木。皆是大降伏想，行者知一一是。又作人形五、鬼三、鳥形三。人形，五種大鬼魔相。鬼形不成事業神。鳥形年不祥惡事人。即行者心念作護摩。若沙彌形童子形未得受戒者，七日護摩供，即得戒。若被盜人取財寶，又七日護摩供養。若被當盜事，七日護摩供養，盡其失物形安時燒，以瞋目見尊，誦失物名，又自血神芥子而打火即成就。若又其伴主件事出言言形作，而塗目血彼像面上於盤，以刀切而燒火，並又燒性名，若實事即自成息災。若為人欲惡件言事出云，彼人七日內若相大難、若身命不全，皆悉被諸天神等降伏。心又一生相大難，死後墮地獄，若現世舌墮落。又彼失物出，若聞有所若他耶心人取他所去，悉令還持來。分三：一分三寶、一分施並自斷、一分彼盜人與而去。彼人命欲，即發慈悲意，即如本身命。若此持法人，惡人有誹謗事，現世舌切墮，手折足不具足，身意顛倒，更無有實心，諸天皆悉捨離，斷其命。若又斷世間分，若又斷其大願，若又斷其一類結緣一眾若干福分並其命根。若不斷命，貧窮常相、刀鎌輪弓箭王難。八大世界聖眾觀世音菩薩等皆捨離此人，何護法天著發慈悲心？行者即如本。若如是弘誓捨，不名護法天等。少無此持法者惡念。若放逸比丘沙彌童子，見吾一面十手想，悉皆𭗋碎打如惡形鬼形，如地獄斷分上流水留他所流，諸天鬼神等皆如是打除却罰，故更我不見。若善心比丘沙彌等持我，即與大願。我是一切眾一切眾生父也母也，財也辨也，多聞也智惠也，衣服也食也，便主也善藥也。又此大毒大刀也，鎖輪也火輪也，水輪也風輪也。如是行者心可調。若我持人無非威儀，念常座被赤色半袈裟，若欲降伏怨家，先作印而作護摩。藥叉立身金剛忿怒身印，以右脚直，左脚踏右足地相去一肘許，以左手三指直立，以左大母指捻小指甲上託腰，右手以五指付面上，嗔色音結界供壇右轉，一度一呪，如是二遍。即呪曰：

> 行者たる者、この印と真言を、悪行を修める者に伝えてはならない。もし伝えれば、法はすべて滅び尽くす。もし人を護り、護摩を修して法印を心から供養する者がいても、他の念を起こせば、その法は成就しない。もしこの法の師が、悪しき律や外道などの行いを起こせば、百日の功徳も一日の内に滅び尽くし、何も残らない。もし善心を起こし、律・戒・威儀を守れば、百日の功徳も一日の内にすべて円満に達成される。 この教えを行う者には、断食はない。もし身体を苦しめるならば、我が迦陀の身もまた苦しむ。同じ苦しみならば、私は安楽を与え、さらに天の勢いと威光を加えよう。修行者は身を安んじ、苦しめることのないようにせよ。もし私がこのように誓った願いが虚言となるならば、私は正覚を成さず、また元の城に還ることもない。 また、護摩には七種の木を用いる。一に金剛佉木、二に佉多娑木、三に毘鉢羅多木、四に毘鉢羅蔵木、五に時草、六に堅寿木、七に常栄の草花などである。このような木を用いれば、護摩は成就する。 また、米、五穀、胡摩、芥子、赤芥子、白芥子、紫子、飯や粥、五種の合わせ物を用いる。塩や油、また酢や酒、酥、蜜、酪を用いる。もし紫子を多く用いるならば、一度に七粒、五粒、三粒、一粒とする。これこそ、すべての物の中で最も相応しい物であり、すべての願いを成就する種子である。この中からすべての願いと堅寿木が生まれる。 念じて、諸々の衆生の闇を除き、明かりを授けることは常栄木である。 施主の安らかならんことを念ずるは、金剛佉木である。 施主の身を常に堅固ならしめんと念ずるは、毘鉢羅多木である。 施主の願いを速やかに成就せんと念ずるは、毘鉢羅蔵木である。 我が木、我が行者、そして壇を清浄に愛でんと念ずるは、佉多娑木である。 葉と共に降伏の相をなすは、時草である。 福徳の相をなすは、草木の阿多佉木である。 これらは皆、大いなる降伏の想いである。行者は一つ一つをよく知るべきである。 また、人形を五つ、鬼形を三つ、鳥形を三つ作る。人形は五種の大鬼や魔の相を表す。鬼形は事業を成就させない神を表す。鳥形は年の不祥や悪事を為す人を表す。行者は心に念じて護摩を修する。 もし沙弥の形、童子の形の、未だ戒を受けていない者がいれば、七日の間護摩を供養すれば、戒を得ることができる。 もし盗人に財宝を取られた人がいれば、また七日の間護摩を供養する。もし盗難に遭う事があれば、七日の間護摩を供養し、失った物の形を整えて時に焼き、怒りの目で尊を睨み、失った物の名を唱え、さらに自らの血で神の芥子を打ち、火に投じれば成就する。 もしその仲間や主が事を言い出し、その言葉の形をそのままに、血をその像の顔に塗り、皿の上に置き、刀で切って火に焼き、また犯人の名を焼く。もし実事であれば、自然と災いが鎮まる。 もし人が悪意を以て、その人の悪事を言いふらそうとするならば、その人は七日の内に大きな災難に遭い、身や命が全うできないであろう。すべての諸天や神々に降伏される。心も一生の内に大きな災難に遭い、死後は地獄に堕ちる。あるいは現世で舌が堕ちる。 また、あの失われた物が出て来て、もしそれを聞き、あるいは他の邪心ある人が他所へ持って行ったならば、すべてを還らせて持って来させる。それを三分する。一分は三宝に、一分は施しと自らの断ち切りのために、一分はその盗人に与えて去らせる。その人の命を惜しみ、直ちに慈悲の心を起こせば、そのまま本来の命の如くである。 もしこの法を保つ者に対して、悪人が誹謗する事があれば、現世で舌を切られ、手を折られ、足を損ない、身も心も顛倒し、真心はなくなり、諸天はすべて離れ去り、その命を断つ。あるいは世間の分を絶ち、あるいはその大願を絶ち、あるいはその種類の縁を結ぶ一つの衆の若干の福分とその命根を絶つ。もし命を絶たなければ、貧窮の相が常にあり、刀、鎌、輪、弓、矢、王の難に遭う。 八大世界の聖衆、観世音菩薩などはすべてこの人を捨て離れる。いかに護法の天が慈悲の心を起こすことがあろうか。行者はそのまま本来の通りである。もしこのように広大な誓願を捨てるならば、護法の天などとは呼べない。この法を保つ者に、少しも悪しき念があってはならない。 もし放逸な比丘や沙弥、童子が、私の一面十手の想いを見たならば、すべて粉々に打ち砕かれ、悪しき鬼や形の如くになり、地獄の断ち切られた上に留まり、水は彼方へ流れ去る。諸天の鬼神などすべてこのように打ち除け、罰するが故に、私は彼らを見ることはない。 もし善心ある比丘や沙弥などが私を保つならば、直ちに大いなる願いを与える。私は一切衆、一切衆生の父であり、母である。財であり、弁才であり、多聞であり、智慧である。衣服であり、食物であり、便利な主であり、良い薬である。また、この大いなる毒や大刀、鎖や輪、火輪、水輪、風輪である。このようにして、行者は心を調えるべきである。 もし私を保つ者に、威儀にかなわぬところがなければ、常に座し、赤い色の半袈裟を着ることを念じる。もし怨家を降伏させたいと望むならば、まず印を結んで護摩を修する。薬叉の立身、金剛の忿怒の身の印を結び、右足を真っ直ぐにし、左足を踏み出して右足の地を一肘ほど離す。左手の三指を立て、左手の親指で小指の爪を押さえ、腰に当てる。右手は五指を顔に付け、怒りの色と声で結界を供壇に右に回し、一度に一つの呪文を唱える。このように二度行う。即ち呪文を唱えて言う。

「唵一帝婆藥叉二盤陀盤陀三訶訶訶訶四吽娑婆訶」

> 「オン デイバ ヤクシャ<note>一</note> バンダ バンダ<note>二</note> カカカカ<note>三</note> ウン ソワカ」

「若此印明法，即成如意結界，無所他念，但法成就；非成就，有行人意。又若軍事國內滿不安人民眾，爾時國王大臣王子百官宰相皆悉歸伏我一面十臂之多聞王，爾時我即彼軍主令伏。又法若欲降伏作非，小弓箭大刀，堅木皆用，以一當十、以十當百、以百當千、以千當万。如是知彼軍人員作此弓等，即護摩七日、若九日、若二十一日、若一百日必降伏。若王宮殿若深山若清淨所修此法，彼輩皆自然被箭大刀、自然火皆死已。若伏，各還本土。若彼是國王兩相，各又令發慈悲利心，更無如是事。若件法至心依軍事，若一切事行法，我現身法成就。若國內三災七難發，萬民悉不安，乃至到死已天地不和，神鬼己靈皆發惡心疫病。如是有災難，即念一國人民，我即修大密法，即皆悉留災難，增長人民命福分。天地神鬼惡靈等，皆以般若自在心令降伏，更令無發。帝尺等天皆懷降伏，悉一時此災滅若疫病滅。青木香和水加持，又修法所加持令飲，國內人民即得無量壽命福德，無所疑念。已證入世界主都鉢王，若干牛頭羅剝鬼神悉皆等神皆為眷屬，悉皆令從。魔取不違天王法教，若違此政，即牛頭等神皆被般若火焚燒。更無他念，即失疫病令安樂。眾生與無量財寶，證入界主疫神主也。是利益眾生故，現如是相故，少無疑念。若少生疑念，即失大神驗。若欲法供養八曼茶羅界會諸尊，並又八牙天等供養，即成就法。又護摩時，又作五大天王，中央一面十臂，東提頭賴吒天，南方毘盧勒叉天王，西方毘盧博叉天王，北方最勝太子。若如是修法時，即法阿闍梨放音高唱。即曰：

> この印と真言の法を行うならば、如意の結界が成就し、他の思いは一切不要で、ただこの法が成就する。成就しないのは、修行者に分別心があるからである。 また、もし戦乱が国内に起こって人民が不安に満ちているならば、その時、国王・大臣・王子・百官・宰相たちは皆、私の一面十臂の多聞天（毘沙門天）に帰依せよ。そうすれば私はその軍勢を従わせよう。 また、もし敵を降伏させようとするならば、小弓や矢、大刀、堅い木をもって用いよ。一で十に当たり、十で百に当たり、百で千に当たり、千で万に当たる。敵の兵員を知って、この弓などを作り、七日間、または九日間、または二十一日間、または百日期間、護摩を修すれば必ず降伏する。 王宮でも、深山でも、清浄な場所でも、この法を修すれば、彼らは皆、自然に矢や大刀に当たり、自然に火がついて皆死ぬ。もし降伏すれば、それぞれ本国に帰る。もし彼らが国王同士であれば、互いに慈悲の心を起こさせ、このような戦いの事はなくなる。 もしこの法を心から軍事のために行い、また一切の事を行ずるならば、私は現れて法を成就させる。 もし国内に三災・七難が起こり、万民が皆不安になり、死に至り、天地が和合せず、神や鬼、霊が皆悪心を発して疫病をもたらすならば、このような災難の時は、一国の人民を思い、私は大いなる密法を修する。すると、災難は全て留まり、人民の寿命と福分が増す。天地・神鬼・悪霊なども、皆、般若の自在心によって降伏させ、再び起こらせない。帝釈天などの天も皆、降伏し、同時にこの災いは滅し、疫病も滅する。 青木香を水に混ぜて加持し、また修法によって加持したものを飲ませれば、国内の人民は無量の寿命と福徳を得る。疑ってはならない。既に世界主都鉢王（世界の主たる鉢王）に入証し、多くの牛頭羅剎鬼神など、全ての神々を眷属とし、皆従わせる。 魔は天王の法教に違反しない。もしこの教えに背くならば、牛頭などの神々は皆、般若の火によって焼かれる。他の心はなく、疫病を失わせて安楽にする。衆生に無量の財宝を与え、界主・疫神主（世界の主、疫病の神の主）となることを証する。これは衆生を利益する故に、このような姿を現すのであるから、少しも疑ってはならない。もし少しでも疑いの心が生じれば、大神験を失う。 もし法として八曼荼羅の界会の諸尊を供養し、また八牙天などを供養すれば、法は成就する。また護摩の時は、五大天王を作る。中央は一面十臂、東方は提頭頼吒天、南方は毘盧勒叉天王、西方は毘盧博叉天王、北方は最勝太子である。 このように法を修める時は、法阿闍梨が声を上げて高く唱えて言うべきである。

「吽吃哩多陀迦野吽」

> 「うん、けりった、たかや、うん」

「是即請召請尊成就法相。若是行法時，經日無驗，又作隨心曼荼羅，中央彌勒菩薩，左方法音輪菩薩，右大妙相菩薩，四方四大天王，爾時即我多聞於北方，如是行即成就。若八曼陀羅，無作此曼陀羅用。若持八曼陀羅，是不持。若八曼陀羅前行是密法，即得如意成就，勿生疑。若我如是本誓失，更不成正覺。若盜賊來人物來取，即財主至心念我，又大刀手即伏隨，而即七日護摩。若人被呪咀，其呪咀人宅方，我面向調伏法行即降伏。若死至，即發悲心又生。若業盡臨死，我七日護摩供養，三日若七日生。若臥病重更無餘命，我七日護摩供養，即與無量財寶壽命。若惡人於佛弟子起耶心，即聞其由，又作阿毘遮盧法。又時時諷誦，即悉皆摧碎降伏無餘命根。若相大難若發行人慈，即成息災。若有惡人於三寶物起取心，又三寶護法天等諷誦，即辨其由。若有國王我持行法，我常至其所聞其政。若有惡事，我即成大王心，王即轉惡成善政，國內人民令悅想，王加持令無諸災難，大臣百官萬民又如是。若本誓捨，我不名護法天，又不成正覺。若有法師，我持而日日禮拜，心清淨誦密語，即我悉皆成從人至所所隨奉仕，若現世成童子形承事又加護。若法師檀等受事修法起貪欲心，於施等不清淨，即失法驗，現世舌切手折頭破吐血，又至大苦死。又清淨心行法，悉成就法，更無疑念。若作像等，有作人其欲多得，即現世得大蛇身，六根皆悉不具足，常常苦惱又至死。又作間至心華香供養，作如是，不作不。又成造作功德，佛作師之布施，用妙華一輕，不失是事，若不，而不成功德。於受法師起惡人心一度，即不成法功德，生生世世不遇佛法僧，常隨惡道地獄。若授惡意非戒律弟子，法滅盡無餘。是法此間希有法，又我心眼也。又法欲作大法印，即作妙藏曼荼羅一界行又成。又亦作中央釋迦牟尼佛說法相像，左方吉祥天，右方毘沙門天王。作如是曼陀羅即相應曼荼羅也。又成就法，若八曼陀羅，及我天王一切護法天欲供養，先當結香華印。二手無名指小指印交叉，二中指頭柱，以二頭指中指背付，二大母指付頭指。真言曰：

> これは、請召尊の成就法の相である。この行法を行う時、日数を経ても効果がなければ、さらに随心曼荼羅を作る。中央に弥勒菩薩、左に法音輪菩薩、右に大妙相菩薩を置き、四方に四大天を配置する。その時、私は北方の多聞天として、このように行えば成就する。八つの曼荼羅を用いる場合、この曼荼羅を用いてはならない。八つの曼荼羅を修める者は、これを修めない。八つの曼荼羅の前置きとして行うこの密法は、意のままに成就するので、疑いを抱いてはならない。 もし私のこの誓いを失えば、もはや正覚を成ることはない。もし盗賊が来て人の物を奪うならば、その財産の主は心を込めて私を念じるがよい。そうすれば、大刀を持った手もたちまち従い、七日間の護摩の行によって去る。もし人が呪詛を受けたならば、その呪詛した者の家の方角に向かい、私が調伏の法を行うことで、すぐに降伏させる。もし死が訪れても、悲心を起こせば再び生き返る。もし業が尽きて死に臨んでも、私が七日間の護摩を供養すれば、三日あるいは七日内に生き返る。もし病に臥せて重く、余命が尽きようとしても、私が七日間の護摩を供養すれば、無量の財宝と寿命を与える。 もし悪人が仏弟子に対して邪な心を起こせば、その理由を聞き、さらに阿毘遮盧の法を行う。また時々これを諷誦すれば、ことごとく粉砕し、その命根を断ち尽くす。もし大きな難があっても、行われている者が慈しみの心を起こせば、災いを鎮めることができる。もし悪人が三宝の物を取ろうと欲する心を起こせば、三宝の護法天等が諷誦することにより、その理由が明らかになる。もし国王がいて私の行法を保つならば、私は常にそのもとに至り、その政治を聞く。もし悪しきことがあれば、私は大王の心となり、王は悪を転じて善い政治とし、国内の人民を喜ばせ、王に加護を与えて災いをなくす。大臣、百官、万民もまた同様である。 もしこの誓いを捨てるならば、私は護法天と名乗らず、また正覚を成ることもない。もし法師がいて、私を保ち日々礼拝し、心清らかに密語を誦するならば、私はすべてに従い、その人について行く所々に随い奉仕する。もし現世に童子の形を現して仕え、また加護する。もし法師や檀越などが事を受け、法を修行しながら貪欲の心を起こし、布施などに清らかでなければ、法の験は失われ、現世で舌を切り、手を折られ、頭を割られ、吐血し、大きな苦しみを受けて死ぬ。また清らかな心で法を行うならば、すべて成就し、疑念の余地はない。 もし像などを作る者で、多くを得ようと欲すれば、現世で大蛇の身となり、六根すべてがそろわず、常に苦しみ悩み、やがて死に至る。また心を込めて華香の供養を行えば、そのようにし、行わなければそうではない。また功徳を造り作るには、仏を造る師に布施をし、妙なる華を一つ軽んじても、この事を失ってはならない。もしそうしなければ、功徳は成就しない。法を受けた師に対して悪い心を一度でも起こせば、法の功徳は成就せず、生々世々にわたって仏法僧に遇うことなく、常に悪道や地獄に従う。もし悪意をもって戒律を守らない弟子に授ければ、法は滅び尽きて何も残らない。 この法は、この世では希有な法であり、また私の心眼でもある。また法を行うにあたり、大法印を作ろうとするならば、妙蔵曼荼羅の一界を設けて行えば成就する。また中央に釈迦牟尼仏が説法している姿の像を描き、左に吉祥天、右に毘沙門天王を置く。このような曼荼羅を作れば、それは相応の曼荼羅となる。また成就の法として、八つの曼荼羅と、我が天王その他のすべての護法天を供養しようとするならば、まず香華の印を結ぶべきである。両手の無名指と小指を内側に交差させ、中指の先を合わせ、人差し指を中指の背に付け、両方の親指を人差し指に付ける。その真言は、

「唵摩拏阿羅地一鉢哆布羅迦引二也薩薄賀引」

> オン マヌ アラチ ハタ プラカ ヤ サバカ。

「次飯食印。准前香華印，唯改二小指二無名指掌中各開。印真言曰：

> 次に、食事の印を結びます。先ほどの香華の印と同じですが、両手の小指と薬指をそれぞれの手のひらの中で開く点だけが異なります。その印の真言は次の通りです。

「曩謨引惹岐帝引娑跛薩羅帝引哆吒羅哆吒羅攞延也悉婆薩嚩賀引」

> 「南無　帰依します。煩悩を超えた尊き方よ。四方すべてを照らし、あまねく広がるかのように、あらゆる闇を打ち破る御方に、完全なる礼拝を捧げます。幸いあれ。」

「此契及以真言，若加持飲食供物奉獻，即得無盡大法寶藏。若無飲食，恒對天王像前空結此契印及誦真言供養天王，亦得無盡福利。結王歡喜法藥甘味胡麻油燈印，右手小指無名指掘在掌中，其中指直堅，頭指一屈向掌，以大母指付頭指，以大母指未付中指本。真言曰：

> この印と真言を用いて、飲食や供物を加持し奉献すれば、尽きることのない大いなる法の宝蔵を得ることができます。 たとえ飲食がなくても、常に天王の像の前でこの印を結び、真言を唱えて天王を供養すれば、やはり尽きることのない福徳と利益を得ることができます。 王を喜ばせるための法薬、甘味、ごま油、灯明の印を結ぶには、右手の小指と薬指を手のひらの中に曲げて入れ、中指はまっすぐに立て、人差し指は手のひらに向けて曲げ、親指を人差し指の先にあて、親指の先を中指の根元にあてます。 真言：

「唵婆閉底󰖊薩嚩賀引」

> おん ばちてい そわか

「以契明供養天王，念神力光照耀自在，念得天王歡喜。又結阿遮盧迦燈印，即辛香油苦華香油印也。右手內縛，地指一立，隨百燈心奉供。真言曰：

> 契経に明かされた通り、天の王を供養することで、その神力の光が自在に照らし、天の王の歓喜を得ることができると知るべきです。 さらに、阿遮盧迦の灯明の印を結びます。これは、辛香油あるいは苦華香油を用いる印です。右手を内に組み、地指（人差し指）を一本立て、灯心に合わせて百の灯明を捧げます。 真言は次の通りです。

「唵度曳尼羅二合引尾誐多野婆羅涕多引野吽增婆訶」

> 「オン トエ ニラ ビガタヤ バラテイタヤ ウン ソワカ」

「燈器即用金銀赤熟銅瓦等之中隨得，持上新淨布作燈炷。

> 灯を受ける器は、金、銀、赤銅、または焼き粘土の瓦など、手に入るものを用いなさい。新しい清らかな布で灯心を作りなさい。

「次入三昧耶住壇場印。蓮華合掌，二大指去開竪，隨增婆訶各來去。真言曰：

> 次に、三昧耶に入り壇場に留まる印を結ぶ。蓮華合掌の形で、二本の親指を離して立て、増婆訶に従ってそれぞれ来去する。真言は次の通り。

「唵誐婆尼二合引吽索婆賀引」

> 「オン ガバニ ウン ソワカ」

「阿毘舍盧迦三摩耶曰：

> アーヴィシャングシャは、三昧耶の言葉（神秘の誓約）をこう説いた。

「唵阿三迷吽」

> 「おん あさんめい うん」

「金剛座印。二手內縛，調八節高出，二大母指入內，即須彌念。真言曰：

> 金剛座の印を結びます。両手を内側で組み、八節を整えて高く出し、両方の親指を内側に入れます。これが須彌念です。真言は次の通りです。

「阿惡二合」

> 「アアク」

「閼伽印。蓮華合掌中開，左右空去開立。真言曰：

> 両手を蓮華のように合わせ、左右の親指と人差し指を立てて開く。この印を結びながら、真言を唱える。

「曩謨三滿多冒他南佉㝹二合引婆尼吽索縛賀」

> 南無、すべての仏陀に捧げます。 （オン）カノ バニ ウン ソワカ

「次塗香印。二手合掌，各空風未一所合，即掌大仰即成。真言曰：

> 次に、塗香の印を結びます。両手を合わせ、各々の親指と人差し指の先をくっつけ、掌を上向きに開きます。これで印が成立します。真言は次の通りです。

「唵地誐尼二合𭖘㝹野二合吽」

> 「オン、ジギャニ、ダノヤ、ウン」

「次燒香印。金剛合掌。真言曰：

> 次に、焼香の印を結びます。金剛合掌をし、真言を唱えます。

「唵阿野佉多吽」

> 「オン アヤカタ ウン」

「次淨道場印。二手內縛，左右地水二掌中入，各叉二大頭互直。右火甲上付左空，左火甲上付右空，二風頭一所合直立，印五處。並又欲菩提道場苦穢燒淨。真言曰：

> それでは、まず道場を清める印を結びます。両手を内側に組み、左右の薬指と小指をそれぞれの掌の中に入れ、二本の親指を互い違いに立てて合わせます。右の人差し指の爪の上に左の親指を置き、左の人差し指の爪の上に右の親指を置きます。両方の中指の先を一か所に揃えて真っ直ぐに立て、その印を五か所に当てます。この印によって、悟りの道場における苦しみや穢れを焼き清めようとするものです。真言は次のとおりです。

「藍」

> 「青」

「次結淨使印。左右地水火掌內叉直立，左右風頭合直臥延，左右空指去竪，隨索婆訶來去。真言曰：

> 次に浄使印を結びます。左右の地・水・火の指を掌の内で交差させて立て、左右の風の指の先を合わせて真っ直ぐに伸ばし、左右の空の指を離して立て、「それそろはか」の読み方の通りに動かします。真言は次の通りです。

「多」

> 「多くの」

「阿毘舍盧迦持數珠印。

「右地風直立，水火空入內，即念成降伏體相用，若雜香珠數。真言曰：

> 大地の風がまっすぐに立ち、水と火と空が内へと入り、すなわち念じて降伏の体・相・用を成す。もし雑香や数珠を用いるならば。真言は次の通り。

「曩謨一阿娑野二合引滿多那吽二合引增佉誐陀縛野唵二吽三曩褥引佉跨增木婆林野吽發吒素縛佉吽」

> 「南無（一）、阿沙野（二合引）、曼陀羅那、フーン（二合引）、ゾウカガダワヤ、オン（二）、フーン（三）、ナル（引）カコソウ、モリンヤ、フーン、ハッタ、ソワカ、フーン」

「扇底迦奉上法真言曰：

> 「扇底迦の奉上法の真言（しんごん）には、次のように唱えます。」

「唵誐誐尼吽二合引素滿賀引」

> オン ガガニ ウン ソマンカ

「敬愛奉上法印。二手作奉，各火風並立，左上於右印，即各指頭叉如𠌵牙。真言曰：

> 敬愛奉上の印相。両手を合わせて、親指と人差し指を立て、左手を上にして右手と重ねます。そして、それぞれの指先を交差させて、牙のように組み合わせます。真言は次の通りです。

「曩婆娑滿多嚩薩羅佉曩野吽」

> ナーラバサマンタ ヴァサラカナヤ ウン（「大いなる威光をもつ者たちよ、私を清めたまえ」という意味の真言です。）

「次阿毘舍盧迦奉上真言曰：

> 次に、アビシャロカが真言を捧げてこう唱えた。

「唵弟誐二合引多野二合吽縛沙羅野素縛賀引」

> 「オン デ ニ ヤ フン バ サラ ヤ ソワカ」

「若欲作息災，當加息災延命句，誦得梨大母真言。若持念聖者迦陀大真言王，若持念根本大陀羅尼即成就。若有受持者，當清淨可念誦二十萬遍，天王必成辦所作事業。若為降伏他，起心動念即成就降伏。若官職，念我，隨汝心所願。若入月一日若十四日若十五日，般若肝心等於壇。又於一前閼伽供，又有飲食即奉供。若無如是，從日必成就。若有人更無日分，即與食，況衣服。若法師至清淨心，令法久住，故行此法，我天圍繞恭敬供養。又有彌勒菩薩，其阿闍梨人授左手，俱一座上居。我天王足頂戴恭敬，與大法味。如是知即供養我。有眾生作像等日日立禮，若念心不失，即如意，得一切大願。若前生報重，不可得福德，因我八曼陀羅界會聖眾俱，日日與一分食，況餘事也。若有短命眾生，我天持供，有前生報不得壽命長遠，我當令得壽命長遠。事觀音、彌勒等菩薩，又與壽命。若有女人求男，我七日護摩供養，即得如意男貴人。若有男人求女人，又我七日護摩供養，即得如意女人，況常恭敬供養造像界會。若有法師，我天王日日禮拜供養，常三時承事護摩供養，先其業障消除，其如意一切事成就，更意勿生疑念，況作像日日供養禮拜。若有法師不護摩供養，常常日日欲供養，當作大法內供養印契真言法，即成就所願。若有法師行法，不著不淨衣。若常時著，不擇衣淨不淨等，此法受，即阿闍梨，即得印盡，即得諸天等守護。若不得時，即法滅盡更無餘，法則盡了，此人佛法壽命斷了。一切如是言知了，即印信句曰：若干諸尊皆授此印法呪了，即如是言名盡父。若人於此法成少疑心，我一切夜叉共此人摧伏，大日如來皆依護法天其本願成，我護法天作障難於行者，更無佛法德，我此一切水火身也。若又發於行人少惡心人成於法呪疑念心，我當說殺法，此人摧燒盡。此人神取加摩訶迦羅等內，更無餘命。是殺法，此八世界成就法也，具太子經說。」

> もし息災（災いを鎮める）修法をしたいなら、「息災」「延命」の句を加えて、梨大母（リタイモ）の真言を唱えなさい。聖者迦陀（カダ）の大真言王を念じ、根本の大陀羅尼を唱えれば成就する。これを受持する者は、心を清らかにして二十万遍を念誦せよ。そうすれば天王は必ず願い事を成就させる。 もし他人を調伏したいなら、心に念じるだけで成就する。官職を望むなら、私（毘沙門天）を念じよ。あなたの願いのままになる。毎月1日、14日、15日には、般若経の肝心（要点）を壇に安置し、その前に閼伽（浄水）を供え、飲食を捧げよ。もし供え物がなくても、日を改めて必ず成就させる。 もし修行者が日取りもなく、ただ食事を施すだけでも、衣服を供えるよりも勝る。法師が清らかな心で、法を長く世に留めようとしてこの行を実践すれば、私は天衆と共に彼を囲み、恭敬供養する。また弥勒菩薩がいて、その阿闍梨の左手をとり、同じ座に坐らせる。私は天王としてその足を頭に戴き恭敬し、大いなる法の味わいを授ける。これを知って私を供養しなさい。 衆生の中に私の像を作り、毎日立ち礼拝し、心から念じ続ければ、思いのままに全ての大願を成就する。もし前世の報いが重くて功徳を得られない者でも、私の八曼荼羅の界会の聖衆によって、毎日わずかな食べ物を与えられる。まして他のことは言うまでもない。短命な衆生があれば、私（天王）が供養を執り行い、前世の報いで長寿を得られなくとも、私が長寿を与える。観音や弥勒などの菩薩に仕えれば、寿命も与えられる。 女人が男子を求めるなら、私に七日間護摩供養せよ。望み通りの高貴な男子を得る。男人が女子を求めるなら、同じく七日間の護摩供養で、望みの女子を得る。まして常に恭敬供養し、像や界会を造ることはなおさらである。 法師がいれば、私（天王）は毎日礼拝供養し、常に三時（朝・昼・晩）に仕えて護摩供養する。まずその業障を除き、思いのままに全ての事を成就させる。疑念を抱いてはならない。まして像を作り、毎日供養礼拝することはなおさらである。 もし法師が護摩供養できなくても、常に毎日供養したいなら、大法の内供養の印契と真言の法を行いなさい。そうすれば願いが成就する。法師が法を行う時は、不浄な衣を着てはならない。もし常に着るなら、衣の浄不浄を選ばずこの法を受ければ、阿闍梨となり、印を究め、諸天の守護を得る。もし時を得なければ、法は滅び尽きて他に残らず、この人の仏法の寿命は断たれる。これを全て知ったなら、印信の句を授ける。 様々な諸尊は皆この印法と呪を授けた。これを「尽父」という。もしこの法に少しでも疑いを抱く者があれば、私は全ての夜叉と共にその者を摧き伏せる。大日如来は皆、護法天の本願に従って成就する。私（護法天）が行者の障害となるなら、もはや仏法の徳はなく、私はこれらの水火の身となる。もし行者に対して少しでも悪心を起こし、法の呪に疑念を抱く者があれば、私は殺法を説き、その者を摧き焼き尽くす。その者の神は摩訶迦羅（大黒天）などの内に取り込まれ、命は残らない。これが殺法である。この八世界成就法は、具に太子経に説かれている。

### 吽迦陀野梨殺藥法引構八大曼陀羅大靈驗法入供養品第四

> 供養品第四

「若欲成就是八大曼陀羅之法者，當作八曼荼羅，若二寸若三寸若五寸，皆香木用、靈木用作。始從東北角，北方安置中天藥叉之形，皆形千，即大夜叉並女，天地皆盡。尊面員若干，若書梵字，前置大刀並納小刀。即大刀中自血出，天王身作，籠於大刀，若香木並金等皆用。即念本尊天小刀，即以結界並切散，即為五天王，念此法。八大法作了，最後大供養。前行從妙因皆行八大曼陀羅法。前已說曼陀羅行相，是法先取藤七寸切三枚，皆於壇中加持，並作夜叉女形。並作護摩本尊壇，燒念眾生有騰並夜女，一切所作功德皆此藤結滅無餘，洛行人令作重罪。又是女一切所生子皆食，終食失令隨地獄，如是罪滅斷。又更不有欲行欲是法，當量自身行不，而即自所更有何疑。取先切藤，真言曰：

> 八つの大いなる曼荼羅の法を成就しようと望むなら、八つの曼荼羅を作るべきです。その大きさは二寸、三寸、あるいは五寸とし、香木や霊木を用います。東北の角から始め、北方には中央の天夜叉の姿を安置します。その形はすべて千、すなわち大夜叉とその妃であり、天地のすべてを尽くします。尊顔は円形でいくらかあり、もし梵字を書くなら、前に大刀と納小刀を置きます。すると大刀の中から自ら血が出て、天王の身を作り、大刀に籠めます。香木や金などもすべて用います。すなわち本尊天の小刀を念じ、結界を施して切り散らすと、五天王となります。この法を念じます。 八つの大法を成し遂げた後、最後に大供養を行います。先行する行法は妙因から始まり、すべて八大曼荼羅の法を行います。前に曼荼羅の行相はすでに説かれました。この法は、まず藤を七寸に切って三本取り、すべて壇の中で加持し、夜叉女の形を作ります。そして護摩の本尊壇を作り、衆生に騰（のぼ）るものがあり、夜叉女があると念じて焼きます。すべて行われた功徳は、この藤の結びによって滅し尽くされ、残るところなく、行人に重罪を犯させます。また、この女が生んだ子はすべて食べ、ついには食べ尽くして地獄に落とします。このように罪は滅し断たれます。さらに、再び欲行や欲法があってはなりません。自らの行いを量るべきであり、そうすれば自らにさらに何の疑いがあるでしょうか。先に切った藤を取り、真言を唱えます。

「唵佉吽佉吽」

> 「オン ケイ ウン ケイ ウン」

「先壇請五方王印通印。真言曰：

> 先に壇上で五方の王の印を請じ、印を通じる。真言は次の通り。

「唵婆帝吒摩訶嚕唵吽二合阿羅盡帝娑婆訶」

> 「オン バテイ タマカ ルオン ウン アラ ジンテイ ソワカ」

「請是天龍成使者八方難止真言曰：

> 請う、天竜よ、使いとなれ。八方の災いを止める真言。曰く、

「唵阿婆羅帝婆婆多多娑訶」

> 「オン アバラテイ ババ タタ ソワカ」

「一切魔王七里之外避除真言曰：

> 「一切の魔王を七里の外に追い払う真言は、こう唱えます」

「唵一毘摩羅二嚩打陵伽羅伽三伴四伴」

> 「オン、ビマラ、バタリョウカラカ、バン、バン」

「次禁縛使者真言曰：

> 次に、縛りつける使者の真言はこうです。

「唵一婆羅婆羅二伽梨南三喏盧喏盧四迦羅啫迦羅啫五迦奢陀那六娑𭇎七」

「次童子神取呪曰：

> それでは、童子神の呪文を述べよう。

「唵一折婆羅給二哞哞入三發吒四毘利呿底祇五尾帝六娑訶」

> おん<1> しゃばらき<2> うんうん<3> はつた<4> びりきゃていぎ<5> びてい<6> そわか

「童子八處對已真言曰：

> 童子は八つの場所に対して真言を唱えました。

「唵一伽梨伽羅二伽羅尼那三婆羅喇𠳷四婆羅對五唵六婆尼婆尼七嚉婆羅唅八」

> 「オン（一）カリ カラ（二）カラ ニナ（三）バラ ラチ（四）バラ タイ（五）オン（六）バニ バニ（七）ト バラ カン（八）」

「打童子面呪曰：

> 打つべき童子の顔に向かって、呪文を唱えて言う。

「唵一阿婆哞阿婆哞二阿娑麼三皆染悉𪢂噤啌哞枝吒四」

> 「オン（注1） アバフン アバフン（注2） アサマ（注3） カイゼンシジンキョウウン シタ（注4）」

結縛禁真言曰。

> 以下は、日本語への現代的な翻訳です。 むすびつきを断つ真言（しんごん）を唱える。

「唵一制婆囉夜二娑𭇎」

> 唵（おん） 一つの掟によって、夜を支配する 清らかなる声、響きわたれ

「解神人神舌口法印真言曰：

> 解神（げじん）・人神（にんじん）・舌口の法印の真言（しんごん）には、こう唱えます。

「唵一輸蘇迷利二舌開口三毘梨夜娑𭇎」

> 「オン、ススミリ、ゼッカイコウ、ビリヤサク」

「八千總要頓縛惡人真言曰：

> 八千人を束ねて悪人を即座に縛る真言は次の通りです。

「嚩日囉怒瑟吒吽」

> 「バジラ ノウシタ ウン」

「四魔禁真言曰：

> 四魔を封じる真言は、次のように唱えます。

「唵毘心𤚥」

> 「オン ビシン マン」

「金剛隨身真言曰：

> 金剛随身の真言にはこうあります。

「唵一枳利枳利二㕹折囉摩羅去那三雞利繫羅去那四莎𭇎」

> オン<note>一</note>、キリキリ<note>二</note>、ヴァジュラ マラ<note>去</note> ナ<note>三</note>、キリ ケイラ<note>去</note> ナ<note>四</note>、ソワカ<note>終</note>

「金剛隨心大力縛鬼法真言曰：

> 金剛随心力の大いなる鬼を縛る法の真言。

「唵一㕹折囉但地二陀羅尼車夜多三濕閉底四呼盧五曼陀羅二合󱄉陀六娑𭇎七」

> オン、バザラタニ、ダラニシャヤタ、シッピテ、フル、マンダラバ、ソワカ。

「諸大天孤隨符真言曰：

> 諸々の大いなる天が孤に従う、その真言は次のように唱える：

「唵儀婆尼娑𭇎」

> 「オン、ギバニ、サワカ」

「發遣符真言曰：

> 「発遣の符の真言（しんごん）は、こう唱えます。

「唵毘囉伽尼娑婆𭇎」

> 「オン ビラガニ ソワカ」

「一神呪曰：

> 一つの神聖な呪いを唱える。

「唵入身心召止娑𭇎」

> 「オン、身心に取り入り、とどまりなさい、ソワカ」

「鬼神取真言曰：

> 鬼神の真言（しんごん）を授けよう。

「唵惡魔町止召止來娑婆𭇎」

> 「オン、アクマチョウ、シショウ、シライ、サバカン」

「大鬼迷法呪曰：

> 大いなる鬼を惑わす法の呪、曰く：

「唵散保召也吉唎縛婆陀止召止婆陀娑唵阿佐利□尼蘇婆𭇎」

> 「オン サンポウジョウヤ キリ バチ シジョウ シバチ ソ ワン アサリ ニ ソワカ」

「如是作法，一切惡魔除後，即取盤，即取鬼神呪誦，並以刀隨心結界。次惡人神取真言，以刀四方上下切，即念隨意也。次大鬼迷呪觀念，次金剛隨身發大力心，次以大力心於盤藤如形，次八千總惡並四魔呪誦，次以刀結縛，次取童子神，次大八界向，次又取童子神於座下，次結童子面，如是中間作護摩供已。次一切作法了，以五色線符盤天解結取，隨念為使者伏從。次隨心發盤內如是惡者，次一切災難消滅乞，次解界若請召等供養法，次只此一品法作，次可作若行人心有少不淨即定所忍。又天界一切戒如是總皆伏從，即天王大極祕密心真言曰：

> 作法は以下の通りである。あらゆる悪魔を退けた後、盤を取り、鬼神の呪文を唱え、刀で心のままに結界を張る。次に、悪人の神に対して真言を用い、刀で四方上下を切り、念じると思いのままになる。次に、大いなる鬼を迷わす呪文を観じ、次に金剛の力に随いて大きな力を発し、次にその大力の心で盤上の蔓草の形に従う。次に、八千の総ての悪と四魔の呪文を唱え、次に刀で縛り、次に童子の神を取り、次に大八つの界に向かい、次にまた童子の神を座の下に置き、次に童子の顔を結ぶ。この間に護摩供を修する。次に、一切の作法が終わったならば、五色の糸と符を用いて盤上の天の結び目を解き取り、念じるとおり使者として従わせる。次に、心のままに盤の中の悪しきものを発し、次に一切の災難が消滅するよう祈り、次に結界を解く。もし召請などの供養法があれば、ただこの一品の法を行う。次に行う者は、もし心に少しでも不浄があれば、必ず忍耐することが定められている。また、天界の一切の戒めがこのようにすべて従い伏するならば、すなわち天王の大極秘の心真言である。

「天藥魂破語令鳳皇鶣鶄玉堂明堂金喜大德沙波哥」

> 申し訳ありませんが、ご提示いただいた文言「天藥魂破語令鳳皇鶣鶄玉堂明堂金喜大德沙波哥」は、一般的な仏教経典の文言とは異なり、意味が不明瞭な箇所が多く見られます。この文言が特定の経典や文脈からの引用であるとしても、現時点では正確な翻訳が困難です。正確な翻訳のためには、出典や文脈を明確にしていただく必要があります。

「此呪此一切普通呪也，一切普通也，一切戒法此呪力不害具如前。但此品內真言不授傳，見人面授是。法此是天王大惡心呪，但又此法等皆盡行，若略行又吉，先供養作法。

> これは、あらゆる人々に共通する真言であり、すべての人を救う力を持っています。戒律を守る修行も、この真言の力によって妨げられることなく、完全に成就します。ただし、この章に説かれた真言は文書のみで伝えてはならず、必ず師から直接口伝を受けるべきです。 この法は、天王の大いなる慈悲の心より現れた真言ですが、これらの教えはすべて実践してこそ意味があります。もし時間がなくて簡略に行う場合でも、それで結構です。まずは供養の作法を整えなさい。

「次一一曼陀羅法，一一品中印真言盡行，但隨幾。若八大界行，即身飛空更不說，具如天王總惡經。次依摩訶室利提婆毘，此八大界相應畢竟法說，此天是八牙天也，此八牙此八大相也。又此天王前，其一一牙觀八界，即行其大法。八界此勝者，說八曼陀羅，即先從供養界始，一切教法皆盡具。次此天王供養具如是，但取不見。及惡人，於法必失神驗，千萬金銀更不用也。」

> 次に、一つの曼荼羅の作法について述べる。それぞれの品の中にある印と真言は、全て実践するが、ただ修行者の能力に任せる。もし八大界の行を修めれば、身は虚空に飛び、さらに説明する必要はない。詳しくは『天王総悪経』に説かれる通りである。 次に、摩訶室利提婆毘に従って、この八大界に相応する究極の法を説く。この天は八牙天であり、この八牙は八大の相である。また、この天王の前で、その一つ一つの牙に八界を観じて、すなわちその大法を行う。八界とはこの勝者のことであり、八つの曼荼羅を説く。すなわち、先ず供養界から始めて、一切の教法がことごとく備わる。次に、この天王への供養具はこのようであるが、ただ見えないものを取る。また、悪人は法において必ず神験を失う。千万の金銀も全く用いることはない。

## 吽迦陀野成就法卷第二

> 吽迦陀野成就法 巻第二

久安三年八月二十一日申時許書寫了

> 久安3年8月21日の申の時（午後4時頃）に書き写し終えました。

一校了