---
title: "道德經（老子河上公注） · 歸元第五十二"
description: "道德经是春秋时期老子所著的哲学经典，河上公注本是汉代河上公所作的权威注释版本。该书产生于先秦思想百家争鸣的背景下，以道为核心概念，阐述无为而治、道法自然的哲学思想，包含宇宙观、治国方略与修身智慧。河上公注本通过经世致用的解读，使深奥经义更易传播，虽非佛教典籍，但其清静无为的思想与佛教般若空观形成哲学对话，在大乘佛教中国化过程中成为重要的文化参照，为汉传佛教吸收本土思想提供了理论桥梁。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmg36ofcj001ml5049c6lsjxn"
---

### 歸元

> 帰元

天下有始，始有道也。以為天下母。道為天下萬物之母。既知其母，復知其子，子，一也。既知道己，當復知一也。既知其子，復守其母，己知一，當復守道反無為也。沒身不殆。不危殆也。塞其兌，兌，目也。目不妄視也。閉其門，門，口也。使口不妄言。終身不勤。人當塞目不妄視，閉口不妄言，則終生不勤苦。開其兌，開目視情欲也。濟其事，濟，益也。益情欲之事。終身不救。禍亂成也。見小曰明，萌芽未動，禍亂未見為小，昭然獨見為明。守柔日強。守柔弱，日以強大也。用其光，用其目光於外，視時世之利害。復歸其明。復當返其光明於內，無使精神洩也。無遺身殃，內視存神，不為漏失。是謂習常。人能行此，是謂修習常道。

> 天地には始まりがある。<note>始まりとは道のことである。</note>これを天下の母と見なす。<note>道は天下万物の母である。</note>その母を知ったならば、さらにその子を知る。<note>子とは一である。道を知ったならば、さらに一を知るべきである。</note>その子を知ったならば、さらにその母を守る。<note>一を知ったならば、さらに道に立ち返り、無為に帰るべきである。</note>そうすれば、生涯にわたり危うくなることはない。<note>危険に陥らないということである。</note>目を塞ぎ、<note>目は外を見るものである。目を安易に外に向けないようにする。</note>口を閉じる。<note>口は言葉を発するものである。口を安易に開かないようにする。</note>そうすれば、生涯にわたり苦労することはない。<note>人は目を塞いで安易に見ず、口を閉じて安易に語らなければ、生涯苦労することはない。</note>目を開き、<note>目を開いて情欲を見つめることである。</note>その事を助長すれば、<note>助長とは、増やすことである。情欲の事柄を増やすこと。</note>生涯にわたり救いはない。<note>禍いと乱れが生じるからである。</note>微かな兆しを見抜くことを明と言う。<note>芽生えがまだ動かず、禍乱がまだ現れていない状態を小と言い、それをはっきりと見抜くことを明と言う。</note>柔らかさを守ることを強と言う。<note>柔弱を守り、日々に強大になることである。</note>その光を用いて、<note>その目の光を外に向けて用い、世の利害を見る。</note>再びその明に帰る。<note>再びその光明を内に返し、精神を漏らさないようにする。</note>自らに災いを残さず、<note>内に視て精神を保ち、漏れ失わせない。</note>これを常道を習うと言う。<note>人がこのように行うことを、常道を修め習うと言う。</note>