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title: "彌蘭王問經 · 第五　出家之問"
description: "彌蘭王問經是巴利三藏外的重要佛教典籍，作者為那先比丘，歷史背景設定在公元前2世紀，由印度希臘裔國王彌蘭與比丘那先進行佛法問答。主要內容以對話形式深入探討佛教核心教義，如無我、業報、涅槃等，以智慧辯證化解國王疑惑。此經在南傳佛教地位崇高，被譽為東方的蘇格拉底對話錄，不僅具哲學深度，更以生動比喻闡釋深奧佛法，是研究佛教與希臘文化交流的關鍵文獻，對理解早期佛教傳播有重要價值。"
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### 第五　出家之問

> 第五　出家の問い

時，尊者那先赴彌蘭王王宮之處，至已昇宮殿，坐於所設座。時，彌蘭王以殊妙之嚼食、噉食親手〔供養〕尊者那先與其會眾，令滿足，令飽食之後，令一一之比丘著一致之衣，又令尊者那先著三衣之後，如是言尊者那先：「尊者那先！與十人之比丘俱坐於此處，他者離去，老年者亦離去。」

> さて、尊者ナーガセーナはミリンダ王の宮殿へと向かい、到着すると王宮に上がり、用意された座に腰を下ろしました。 ミリンダ王は、素晴らしい様々な食べ物や飲み物を自らの手で尊者ナーガセーナとその会衆に差し出し、満たし、十分に食べさせた後、一人ひとりの比丘に一揃いの衣を布施し、さらに尊者ナーガセーナには三つの衣を布施してから、尊者にこう申し上げました。 「尊者ナーガセーナよ、十人の比丘と共にここにお座りください。他の方々はお帰りいただき、年長の方々もお帰りください。」

時，彌蘭王見尊者那先食畢手離鉢時，取一卑座而坐於一方。坐於一方之彌蘭王如是言尊者那先：「尊者那先！應就如何之事情而對論耶？」

> さて、ミリンダ王は、尊者ナーガセーナが食事を終え、手を鉢から離したのを見て、低い椅子を取り、一方に座りました。一方に座ったミリンダ王は、尊者ナーガセーナにこう言いました。「尊者ナーガセーナよ、どのような事柄について議論しましょうか。」

「大王！我等是欲求目的者，〔故〕應就有關目的而對論。」

> 「大王よ、私たちは目的を求める者です。ですから、目的に関して語り合うべきです。」

王言：「尊者那先！出家以何為目的耶？又卿等之最勝目的者何耶？」

> 王が言いました。「尊者のナーガセーナよ。出家の目的は何ですか。また、あなた方にとって最も優れた目的とは何でしょうか。」

長老言：「大王！出家乃言：『願滅此苦，欲他苦不生。』是此目的。又我等之最勝目的是無取涅槃。」

> 長老は言われました。「大王よ。出家とは、『この苦しみを滅し、他の苦しみが生じないことを願う』と説くものです。それが目的なのです。そして、私たちにとって最も優れた目的は、執着のない涅槃に至ることです。」

「尊者！彼等皆為此目的而出家耶？」

> 「尊師よ、彼らはみなその目的のために出家したのですか？」

「大王！不然。或者為此目的而出家，或者恐懼王〔之壓制〕而出家，或者恐懼盜賊〔之掠奪〕，或者為順從於王而出家，或者為〔逃避〕負債而出家，或者為〔避〕支配權而出家，或者為〔獲得〕生計而出家，或者為恐懼怖畏而出家。然而，正是出家者為此目的而出家。」

> 「大王、そうではありません。ある者はこの目的のために出家し、ある者は王の抑圧を恐れて出家し、ある者は盗賊の略奪を恐れて出家し、ある者は王に従順するために出家し、あるいは負債から逃れるために出家し、あるいは支配権を避けるために出家し、あるいは生計を得るために出家し、あるいは恐怖や畏れのために出家します。しかし、まさに出家する者は、この目的のために出家するのです。」

王言：「尊者！然者，卿為此目的而出家耶？」

> 王が言いました。「尊者よ。では、あなたはその目的のために出家されたのですか？」

長老言：「大王！我年幼而出家，故不知『為此目的而出家』。然而，我如是而思惟：『此等沙門釋子之徒為賢者，彼等令我修學。』而知見：『其我於彼等令修學而出家者為此之目的。』」

> 長老が申し上げました。「大王よ、私は若くして出家いたしましたので、『この目的のために出家した』とは知りませんでした。しかし、私はこのように考えました。『これらの沙門釈子の方々は賢者である。彼らが私に修行を教えてくださる。』そうして、次のことを知り、見極めました。『彼らに教えを受けて修行するために出家したこと、それが私の目的であったのだ。』」

「宜也，尊者那先！」

> 「その通りです、尊者ナーガセーナ！」