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title: "彌蘭王問經 · 第三　慧消滅之問"
description: "彌蘭王問經是巴利三藏外的重要佛教典籍，作者為那先比丘，歷史背景設定在公元前2世紀，由印度希臘裔國王彌蘭與比丘那先進行佛法問答。主要內容以對話形式深入探討佛教核心教義，如無我、業報、涅槃等，以智慧辯證化解國王疑惑。此經在南傳佛教地位崇高，被譽為東方的蘇格拉底對話錄，不僅具哲學深度，更以生動比喻闡釋深奧佛法，是研究佛教與希臘文化交流的關鍵文獻，對理解早期佛教傳播有重要價值。"
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### 第三　慧消滅之問

> 第3 慧の消滅についての問い

王言：「尊者那先！智生者慧亦生耶？」

> 王が言った。「尊き那先よ、智慧が生まれる時、同時に慧も生まれるのですか？」

長老言：「大王！然，智生者慧亦生。」

> 長老が言いました。「大王、その通りです。智慧が生まれるとき、同時に慧解も生まれるのです。」

「尊者那先！智與慧是同一耶？」

> 「尊きナーガセーナよ。智と慧とは同じものですか？」

「大王！然，智與慧是同一。」

「尊者！智生者與智同一之慧生。〔智或——其與同一——慧生之時〕彼為迷亂耶？或不為耶？」

> 「尊者様。智慧が生まれることと、智慧そのものは同じでしょうか。もし智慧が同じものでありながら、智慧が生まれるとしたら、それは混乱しているのでしょうか。それともそうではないのでしょうか。」

「大王！某狀態為迷亂，某狀態為不迷亂。」

> 「大王よ、ある状態は迷いであり、ある状態は迷いではありません。」

「尊者！如何狀態為迷亂，如何狀態為不迷亂耶？」

> 「尊よ。どのような状態が迷いであり、どのような状態が迷いではないのでしょうか。」

長老言：「大王！不曾為技術之領域，或不曾行之地方，或不曾聞之名稱，對於假名者將有所迷亂。」

> 長老が申し上げました。「大王よ。まだ技術として確立されていない分野、まだ誰も行ったことのない場所、まだ人々が聞いたことのない名称については、世人は戸惑い迷うことでしょう。」

「尊者！如何之狀態不迷亂耶？」

> 「尊者様、どのような状態であれば、迷い乱れないのでしょうか？」

「大王！依彼智〔此〕之無常、苦、無我之狀態者應不迷亂。」

> 大王よ、その智慧によって、この世のすべてが無常であり、苦しみの性質を持ち、実体のないものであると見極めるならば、迷いに惑わされることはないのです。

王言：「尊者！彼癡（迷亂）行於何處耶？」

> 王が言いました。「尊者よ、その迷い（惑い）は、どこを歩むのでしょうか。」

「大王！智生之時，癡者立即消滅。」

> 大王、智慧が生まれる時、愚かさは即座に消え去ります。

「尊者！請譬喻之。」

> 「尊者様、どうか譬えでお示しください。」

「大王！譬如有人持燈火於黑闇之家，由此黑闇消滅，光明呈現。大王！如是，智生之時，癡乃立即消滅。」

> 王様、例えば誰かが灯火を持って真っ暗な部屋に入ったとしましょう。そうすればその暗闇は消え去り、光が現れます。王様、それと同じように、智慧が生まれたその瞬間に、無知はただちに消え去るのです。

「尊者！慧行於何處耶？」

> 「尊者さま！智慧はどこにはたらくのですか？」

「大王！慧完成其用亦立即消滅。然依其慧此是無常、苦、無我者不消滅。」

> 「大王様、智慧（慧）はその役割を果たすとすぐに消えてなくなります。しかし、その智慧によって『これは無常であり、苦しみであり、自己ではない』と見抜かれたものは、消え去ることはありません。」

王言：「尊者那先！卿言：『慧完成其用亦立即消滅，然而依其慧此是無常、苦、無我者不消滅。』請譬喻之。」

> 王が言いました。「尊き那先よ。『智慧はその役割を果たすとすぐに消え去るが、それでも智慧によって『これは無常である、苦である、無我である』と知られるものは消え去らない』とあなたは説く。その比喩を示してほしい。」

「大王！譬如有人夜欲送書簡，準備書簡，點燈火後，確認書簡，確認書簡終了之時，令滅燈火。然燈火消滅之時，其書簡亦不消失。大王！如是，慧完成其用亦立即消滅。」

> 「大王さま。たとえば、ある人が夜に手紙を届けようとして、手紙を用意し、灯火をともし、手紙を確認します。手紙の確認が終わったときに、灯火を消します。しかし、灯火が消えたときも、その手紙がなくなるわけではありません。大王さま。それと同じように、智慧はその役割を果たすと、すぐに消え去るのです。」

「尊者那先！卿言：『慧完成其用亦立即消滅，然而依其慧此是無常、苦、無我者不消滅。』請再譬喻之。」

> 「尊きナーガセーナよ、あなたはこう言われました。『慧はその役割を果たすとすぐに消え去るが、その慧によって、これが無常であり苦であり無我であるという認識は消え去らない』と。どうか、もう一度たとえをもって説明してください。」

「大王！譬如於東方地方，人人放置五個水甕排列於每家之入口，〔有〕消滅火災〔之風習〕，於家著火之時，其五個水甕〔之水〕澆家上，而火即消滅。大王！其等之人人乃如是思惟耶？『我等更以其水壺，為水甕之用。』」

> 大王、たとえば東の方の国では、どの家の入り口にも五つの水瓶を置き、火事を消す習慣があります。家に火がついた時、その五つの水瓶の水を家にかけると、火はすぐに消えます。大王、その人たちはこう思うでしょうか――「私たちはこの水瓶を、水をくむ器としてもっと使おう」などと。

「尊者！不然。其水甕用盡，其更何為，火乃充分〔消滅〕，彼等如是置水甕於下。」

> 尊者、そうではありません。その水瓶の水を使い切ってしまえば、他に何をすることがあるでしょうか。火は完全に消えます。彼らはそのように水瓶を下に置いたのです。

「大王！信根等之五根，視如五個水甕。修行者視如彼等之人人，煩惱視如其火。恰如依五個水甕消滅其火，依五根而煩惱消滅，而所消滅之煩惱不再生起。大王！如是之慧完成其用亦立即消滅，然依其慧而此是無常、苦、無我者不消滅。」

> 「大王様。五根（信根などの五つの力）は、五つの水がめのようなものです。修行者は、それらの水がめを持つ人々のようなものです。煩悩は、その火のようなものです。ちょうど五つの水がめによって火が消されるように、五つの根によって煩悩は消え去ります。そして、消された煩悩は再び生じることはありません。大王様。このようにして、智慧はその役割を果たし終えるとすぐに消え去ります。しかし、その智慧によって示された『これは無常である、苦しみである、自己ではない』という真理は、決して消え去ることはありません。」

「再譬喻之。」

「大王！譬如醫師持由五種樹根而〔得〕之藥料，近於病者，以〔由〕五種樹根〔而得之〕藥料作成粉末，令病者飲之，依此病苦應除。大王！彼之醫師即如是思惟耶？『我以前〔所用〕其樹根之藥料，更為藥料之用。』」

「尊者！不然。樹根之藥料用盡，其更何為，病乃充分〔癒痊〕。」

「大王！信根等之五根恰視〔由〕五種樹根〔所得之〕藥料。修行者恰視為醫師，煩惱恰視為病，凡夫恰視為病者。恰如〔由〕五種樹根〔所得之〕藥料，病者病苦消除，病苦消除之時，病者乃無病。煩惱依〔信等之〕五根而消除，消除之煩惱不再生起。大王！如是之慧完成其用立即消滅，然而依其慧而此是無常、苦、無我者不消滅。」

「請再譬喻之。」

「大王！譬如從事戰爭之人持有五支箭，欲破敵軍而臨戰，彼行於戰場之時，放射其五支箭，而因其五支箭而破敵之步軍。大王！從事彼戰之人如是思惟耶？『我以其箭，更為箭之用。』」

「尊者！不然。箭用盡，更不持以其箭而行，敵之步軍充分被〔破壞〕。」

「大王！信根等之五根恰視為五支箭。修行者恰視為從事其戰爭之人、兵士。煩惱恰視為步軍。恰如依五支箭而破敵之步軍。煩惱依五根而破，而所破之煩惱不再生起。大王！如是之慧完成其用亦立即消滅，然而，依其慧而此無常、苦、無我者不消滅。」

「宜也，尊者那先！」