---
title: "南山律在家備覽略編 · 第三項　略解名義"
description: "南山律在家備覽略編由近代高僧弘一法師編撰。該書成於民國時期，是對唐代道宣律祖南山律的系統整理與精要闡釋，旨在為在家居士提供清晰可行的戒律指南。內容涵蓋皈戒、持戒、懺悔等核心議題，提煉南山律精髓，並結合時代需求予以簡明詮釋。此書被譽為漢傳佛教在家律學的權威入門典籍，對現代居士持戒修行具有重要指導意義，在佛教律學傳承中佔有承先啟後的關鍵地位。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmgn0mft72xkcl404o33o5088"
---

### 第三項　略解名義

> 第三項　名前の意味を簡単に解く

▲事鈔云『依彼梵本具立三名。初言毗尼、此翻為律。二言尸羅、此翻為戒。三言波羅提木叉、此云處處解脫。　顯三次第、即是一化始終。律則據教。教不孤起、必詮行相、戒則因之而立。戒不虛因、必有果克、故解脫絕縛最在其終。』

> 『事鈔』にはこうある。「インドの原典に基づけば、三つの名前が完全にそろっている。第一に『毘尼』、これを漢語で『律』と訳す。第二に『尸羅』、これを『戒』と訳す。第三に『波羅提木叉』、これは『処処解脱』という意味である。 この三つの順序を示すことで、仏の教え全体の始終が明らかになる。『律』は教えに基づくものである。しかし教えは単独で起こるものではなく、必ず実践のあり方を示すものであり、『戒』はそれによって立てられる。戒もまた無意味なものではなく、必ず果報を成就させることができるがゆえに、『解脱』が束縛を断ち切る最も究極の段階として最後に位置づけられるのである。」

資持釋云『一化始終者教行果三不唯戒律、一切教門次第皆爾。』

△事鈔續云『次明其義。初云律者法也。謂犯不犯輕重等法、並律所明、即教詮也。　二者戒義。戒者性也、性通善惡、故惡律儀類亦通周。若此立名、戒當禁也。　三解脫義者。近而彰名隨分果也、謂身口七非犯緣非一、各各防護、隨相解脫。遠取戒德因戒克聖、望彼絕累由遵戒本。』

> △「事鈔」には続けてこう述べられています。 「次に、その意味を明らかにする。第一に『律』とは『法』のことである。犯すこと・犯さないこと、軽いこと・重いことなどの諸々の法は、すべて律が明らかにするところであり、これが教えの示す内容である。 第二に『戒』という意味について。戒とは『本性』のことである。本性は善にも悪にも通じるため、悪い戒律を定めた類もまた広く通じる。このように名付けるならば、戒とは『禁じる』ことを意味する。 第三に『解脱』という意味について。この名前は身近なところでその功徳を表し、分に応じた果報を指す。すなわち、身と口の七つの過ち（殺生・盗み・邪淫・妄語・綺語・悪口・両舌）は、犯す因縁が一つではない。それぞれを一つ一つ防ぎ守ることによって、その相に随って解脱を得るのである。遠くから見れば、戒の徳を取って、戒によって聖位に到達することを成就する。あの煩悩の累いを絶つことを望むのも、戒の根本に従い守ることによるのである。」

資持釋云『初釋律義中二、上句訓字。法以楷定為義。謂下釋義。一切戒本大分為二前明犯。相後明不犯、犯中復二即輕與重、四義攝盡毗尼大藏。就輕重中復有因果闕緣開制之異故云等也。顯示律名從教而立故云並律等。　次釋戒義中。戒以性名、性通三性、且論善惡互不相容各得禁義。惡律儀亦名惡戒、屠兒獵師旃陀羅輩常行殺害、名受惡戒持惡律儀。　三釋解脫中、約近遠兩義釋之。近中、言隨分者顯非頓脫、即處處義也。次遠義者、此以凡地所受望後聖果故云遠取、即前聖道本基義故云因戒等。聖總三乘。累該五住。　問、近遠兩釋何以分之。答。此有多異。一近約止業、遠望除惑。二近是凡地、遠即聖道。三近是就因、遠即從果。四近是漸防、遠即頓破。』已上皆見事鈔記卷十五

> 資持の釈に云く、「初めに律の義を釈する中に二つあり。上の句は字を訓ず。『法』は『楷定』を義とする。下は義を釈す。一切の戒本は大分して二つとなり、前には犯相を明かし、後には不犯を明かす。犯の中にまた二つあり、すなわち軽と重なり。四つの義をもって毗尼（びに）の大蔵を尽くす。軽重の中にまた因果・闕縁・開制の異あり、故に『等』と云う。律の名が教に従って立つことを示す、故に『並律等』と云う。次に戒の義を釈する中に、戒は性を以て名とす。性は三性に通ず。且く善悪を論ずるに互いに相容れず、各々禁ずる義を得たり。悪律儀もまた悪戒と名づく。屠児・猟師・旃陀羅の輩は常に殺害を行ず。名づけて悪戒を受け悪律儀を持すると為す。三に解脱を釈する中に、近・遠の二義に約して之を釈す。近の中に、『随分』と言うは頓脱に非ざることを顕す。すなわち『処処』の義なり。次に遠の義は、これ凡地の所受を以て後（のち）の聖果を望む、故に『遠取』と云う。すなわち前の『聖道本基』の義、故に『因戒』等と云う。聖は総べて三乗を総す。累は五住を該（つつ）む。問う、近・遠の二释は何をもってか之を分かつ。答う、これ多異あり。一には近は業を止むるに約し、遠は惑を除くを望む。二には近は凡地なり、遠はすなわち聖道なり。三には近は因に就き、遠は果に従う。四には近は漸防なり、遠はすなわち頓破なり。」<note place="inline">以上はすべて事鈔記巻十五に見える</note>

　　翻名─┬─毗尼────翻為律
　　　　　├─尸羅────翻為戒
　　　　　└─波羅提木叉─翻為處處解脫（戒疏翻為別解脫）

　　釋義─┬─律────────法
　　　　　├─戒────────禁
　　　　　└─處處解脫─┬近──隨分果──處處解脫
　　　　　　　　　　　　└遠──聖果───解脫