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title: "古音王傳 · 西山大王陷連環陣"
description: "古音王傳是清代佛教重要典籍由廣真著述古心等人評注。該書誕生於明清佛教復興背景下融匯禪淨思想。內容以音聲法門為核心闡述通過古音修行悟道的法要包含船子曲等詩偈及諸家評點。全書彰顯音聲與佛性的深刻關聯提倡以音入禪的實修路徑。在漢傳佛教中該著作對音聲法門的系統闡釋具有獨特地位為研究明清佛教思想與修行實踐提供了珍貴文獻是禪淨雙修潮流中的重要著述。"
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### 西山大王陷連環陣

> 西山大王の連環陣陥落

卻說西山王差人探知圓滿皇帝得無位真人為大將軍、布列上下八方之陣勢，晝夜不安，無計可施，自歎曰：「英雄蓋世，無非大夢一場；富貴驚人，難免無常二字。爭人爭我，到底成空；誇會誇能，畢竟非實。止想遺臭萬年，誰知不保朝夕？況我僚屬皆係雜氣，如何抵真人之正法？」正憂慮間，大軍師六耳獼猴奏曰：「我王乃萬夫不當之勇，如何長他銳氣，滅己威風也？古人有言曰：『莫執無事為無事，往往事從無事生。』彼只以無位真人之幻境，以為安排無事。若我王哨領大兵，五路殺進，令含藏識放起變身風，迷著真人，我王直衝陣內，先滅圓滿、後殺震皇，然後整飭江山，此又是無事之中返有事也。」王曰：「甚罕其謀！倘此計能破彼陣，正是：不見一法存無見，大似浮雲遮日面；不知一法守空知，還同太虛生閃電。軍師可傳令乘勢擊攻一陣，看事何如。」六耳獼猴即傳令各營兵齊發，炮響三聲，五路人馬殺入連環陣外，無門而入。舉頭纔看，只見無位真人在渾化樓上乘鶴翱翔，坦坦無礙。含藏識仰身一豎，變為三頭六臂，紅髮綠鬚，湧入虛空，吐風一口，欲化無位真人，被真人將扇輕輕招動一下，含藏識周身粉碎、微塵無影。六耳獼猴手執五陰棒，直上空中，欲打真人，又被真人一扇，墜入千旬海底，時間化為香水。五營頭目貪瞋癡愛等眾，一齊努力，欲攻陣門，又被真人默然念句梵天心咒，忽觀音菩薩騰空而來，手執楊枝，灌灑甘露，一切貪愛魔軍，盡化為香風而散。西山王見眾兵將個個無存、魂飛魄散，方欲逃奔，被真人一扇，從空中墜入連環圈內，被勇猛將軍一鎗插定，少頃，慧光四遍，通體皆明，霎時間，同震皇太子并青牛、青蓮華煉成一個小小嬰兒。四下文武百官，被無位真人攝入空中無影，獨留圓滿皇帝在殿前，惶惶無主。偈曰：當年分境各東西，今日歸來是舊蹊。澄水不翻金碧浪，一輪孤朗海中栖。

> さて西山王は使いをやり、円満皇帝が無位真人を大将軍として得て、上下八方に陣を布き、昼夜も安らかでなく、どうすることもできず、自ら嘆いて言った。「英雄世に蓋いでも、大いなる夢の一場に過ぎず、富貴人を驚かせても、無常の二字は免れ難い。人と我を争っても、結局は空に帰し、会や能を誇っても、畢竟は実ではない。ただ万年に臭を遺そうと思えば、誰が朝夕さえも保たぬことを知ろうか。況や我が僚属は皆雑気に係るもの、どうして真人の正法に抗えようか。」正に憂慮している間に、大軍師六耳獼猴が奏上して言った。「我が王は万夫に当たる勇、どうして彼の鋭気を長じ、己の威風を滅ぼすのですか。古人に言うことあり、『無事を無事と執るなかれ、往々にして事は無事より生ず』と。彼はただ無位真人の幻境を以て、無事を安排しているに過ぎません。もし我が王が大兵を率い、五路より殺し進み、含蔵識に変身の風を起こさせ、真人を迷わし、我が王が直ちに陣内に衝き、先ず円満を滅ぼし、後に震皇を殺し、然る後に江山を整えれば、これまた無事の中より事を返すことになります。」王は言った。「その謀りは甚だ稀なり。もしこの計りで彼の陣を破ることができれば、正に、一法も見ずして無見に存するを見ず、大いに浮雲の日面を遮るに似たり、一法も知らずして空知を守るを知らず、還って太虚の閃電を生ずるに同じ。軍師は命を伝え、勢いに乗じて一陣を撃ち攻めよ。事の如何なるかを見よ。」六耳獼猴は即ち命を伝え、各営の兵を斉しく発し、砲三声響き、五路の人馬は連環陣の外に殺し入るが、門無くして入ることができない。頭を挙げて見れば、ただ無位真人が渾化楼の上に鶴に乗って翱翔し、坦々として礙る無きを見る。含蔵識は身を仰ぎて一たび豎ち、三頭六臂と変じ、紅い髪に緑の鬚、虚空に湧き入り、風を一口吐き、無位真人を化さんと欲するも、真人に扇を軽く招き動かされ、含蔵識は周身上下粉々に砕け、微塵も影無し。六耳獼猴は手に五陰棒を執り、直ちに空中に上り、真人を打たんと欲するも、また真人に一扇され、千旬の海底に墜ち、時に香りの水と化す。五営の頭目、貪瞋癡愛等の衆、一斉に力を努め、陣門を攻めんと欲するも、また真人が黙然として梵天心咒の一句を念ずれば、忽ち観音菩薩が空を騰って来り、手に楊枝を執り、甘露を灌ぎ灑ぐ。一切の貪愛魔軍は、尽く香りの風と化して散ず。西山王は衆兵将が個々に存せず、魂飛び魄散するを見、方に逃げ奔らんと欲するも、真人に一扇され、空中より連環の圈内に墜ち、勇猛将軍に一鎗を插ぎ定められ、少しくして、慧光四辺に遍く、通体皆明らかになり、霎時間に、震皇太子及び青牛、青蓮華と共に一個の小さき嬰児と煉成される。四方の文武百官は、無位真人に摂め取られ空中に影無く、独り円満皇帝を殿前に留め、惶惶として主無し。偈に曰く、当年分境各東西、今日帰来は旧蹊。澄水翻さず金碧の浪、一輪孤朗海中に栖む。

前以六耳獼猴始，此以觀世音終，大奇！惶惶無主，此謂真主。

> 前は六耳の猿から始まり、今は観世音で終わる。なんと不思議なことか！心が揺らぎ、拠り所を失うとき、それが真の拠り所となる。