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title: "本生經 · 主分"
description: "本生經是佛教重要經典，屬巴利三藏《小部》的一部，由古代印度僧侶集體編纂而成，主要通過口傳，後於公元前1世紀左右在斯里蘭卡被記錄成文。該經並非由署名作者悟醒所著，悟醒可能是現代編譯者。內容核心是佛陀釋迦牟尼敘述其過去生中作為菩薩，曾為國王、婆羅門、動物等種種身份時，修行慈悲喜捨、積累功德的故事，共計547個。這些生動寓言闡明了因果、業力與菩提心的教義，是了解佛陀修行歷程與佛教道德觀念的寶庫，在南傳佛教中具有崇高地位，對佛教文學、藝術影響深遠。"
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### 主分

> 主分

昔日，於迦尸國波羅奈之都有梵與王，爾時菩薩生於隊商主之家，次第成長，達青年期，率五百車輛，經營商業，或由西向東，或由東向西，徧歷各處。又於波羅奈之都，有一隊商主之子，愚鈍而無臨機應變之才。爾時菩薩由波羅奈持來高價商品滿載五百輛車中，準備出發。而彼愚鈍隊商主之子同樣滿載五百輛車，亦準備出發。爾時菩薩思惟：「若彼愚人與自己一同出行，則千輛之車行道路上，道路難耐，諸人燃薪飲水困難，牛亦不易得草。彼或自己二者必有一為先行者。」於是招彼，告知此事，謂之曰：「予二人不能同行，君先行耶？抑後行耶？」彼思：「予若先行，利益甚多：能行未破壞之路，牛食他物未觸之草，能得他手未觸湯用之葉，飲水清潔，可隨意訂價賣出商品。」於是答曰：「予將先行。」反之，菩薩之見地，以為後行利益甚多，彼如是思惟：「先行者將使凹凸道路平坦，自己將行彼等通過之道；先行者之牛食強硬之草，而自己之牛將食重新萌出之甘草；由已摘取之葉跡，所生湯用之葉味將甚美；彼等先行將於無水之處掘水噴出，自己可由其所掘凹處飲水；隨意定價，如同剝奪人命，自己後行可按彼等之定價，賣出商品。」菩薩見有如此諸多利益，乃云：「君可先行。」愚隊商主之子云：「友！甚善！」彼繫車出發，通過人間之住處，達到難處之境。難處有盜賊難處、猛獸難處、無水難處、非人難處、饑饉難處五種。住有盜賊之道路謂之盜賊難處，住有獅子等之道路謂之猛獸難處，無沐浴飲水之處謂無水難處，非人（鬼）之住處謂之非人難處，無可取嚼食物之處謂之飢饉難處；於此五種難處之中，此處為無水與鬼類之難處。隊商主之子載有一碩大無平滿水之甕，進入此六十由旬之難處。當達難處中央時，此處住有夜叉云：「廢棄彼等所攜之水，使之衰弱，然後將其人完全食之。」彼依魔力乘坐由純白之牛曳舒適乘物出現，手執弓箭楯牌等武器，由十鬼十二鬼圍繞，飾以青蓮華白睡蓮，濡濕頭部及衣服，如人君之裝束坐於車上，使車輪如塗泥狀，由對方前來。隊商主之子等皆於逆風吹時而乘車，由從者圍繞，以避黃塵，坐於前方之車行進。風由背後吹時，則依此方法於後方坐車行進。爾時正值逆風，隊商主之子坐於前方。夜叉見彼前來，將自己之乘物，避於路傍，向彼寒暄交談，問曰：「君往何處？」隊商主之子亦將乘物，避於路傍，與以通車之餘地，立於一方，向夜叉問曰：「友！予等由波羅奈都而來。君等身飾青蓮花及白睡蓮，手持赤蓮華及白蓮華，口食蓮莖及蓮幹，更車塗泥身滴水而來，君等行來路上降雨耶？前有赤蓮華等掩蔽之池水耶？」夜叉聞此語云：「友！何出此言？汝將見彼處綠林之蹤脈，由彼處全部森林，一面有水，常時降雨，充滿洞穴，處處有赤蓮華所蔽之池水。」彼逐漸將車推進，夜叉：「汝等之車，曳往何處？」隊商主：「如是如是之處。」夜叉曰：「最後之車特重，其中載有何物？」隊商主：「所載為水！」於是夜叉云：「由彼處運水，君等所為甚善，但水亦不需要，由此向前，有水甚多。可毀甕棄水，行路輕快！」更又作態云：「君等且行，予等已遲，尚須趕路！」於是稍行前進，達彼等不見之處，入彼等之夜叉城中。

> 昔々、カシ国のバラナシの都にブラフマダッタ王がいました。その頃、菩薩は隊商の長の家に生まれ、成長して青年となり、五百台の車を率いて商売をしていました。東西様々な国を巡っていました。 一方、同じバラナシの都に、別の隊商の長の息子がいました。彼は愚かで、状況に応じて臨機応変に行動することができませんでした。 ある時、菩薩はバラナシで仕入れた高価な品々を五百台の車に満載し、出発の準備を整えました。そして、その愚かな隊商の長の息子も、同じく五百台の車を満載して出発の準備をしていました。 そこで菩薩は考えました。「もしあの愚か者と一緒に出発すれば、千台もの車が道を通ることになる。道は耐え難くなり、人々は薪や水を得るのに苦労し、牛も草を食べるのに困るだろう。どちらか一人が先に出発するべきだ。」 そこで菩薩は彼を呼び、こう言いました。「君と私が一緒に行くことはできない。君が先に行くか、それとも後から行くか、どちらにする？」 愚かな隊商の長の息子は考えました。「もし私が先に行けば、多くの利益がある。まだ誰も通っていない道を通れるし、牛は他の牛が食べていない草を食べられる。誰も使っていない若葉でスープを作れるし、きれいな水を飲める。そして、好きな値段で商品を売ることができる。」 そこで彼は答えました。「私が先に行きます。」 一方、菩薩は後から行くことに多くの利点があると考えました。「先に行く者がデコボコの道をならしてくれるから、自分は彼らが通った後の平らな道を行ける。先に行く者の牛は硬い草を食べるが、自分の牛は新しく生えてきた柔らかい草を食べられる。先に葉を摘まれた後から生える新芽はスープの味が良い。彼らが水のない場所で井戸を掘ってくれれば、自分はその水を飲める。彼らは自由に値段を決めるが、それは人を殺すようなものだ。自分は彼らの付けた値段を参考にして、商品を売ることができる。」 こうして多くの利益を見出した菩薩は言いました。「では、君が先に行きなさい。」 愚かな隊商の長の息子は、「友よ、それは良い。」と言い、車をつなぎ、出発しました。人の住む場所を通り過ぎ、困難な地域に差し掛かりました。 その困難な地域には五つの危険がありました。盗賊の危険、猛獣の危険、水のない危険、鬼の危険、飢饉の危険です。 \* 盗賊が住む道は「盗賊の難所」 \* 獅子などが住む道は「猛獣の難所」 \* 水浴びも飲み水も得られないところは「無水の難所」 \* 鬼が住むところは「非人の難所」 \* 食べ物が何一つ得られないところは「飢饉の難所」 この五つの難所のうち、この場所は「無水」と「鬼」の難所でした。 隊商の長の息子は、水を満タンに入れた大きな甕を積み込み、六十由旬もあるこの難所に入っていきました。その中央に差し掛かった時、そこに住む夜叉がいました。「彼らの水を捨てさせ、弱らせてから、全ての者を喰い尽くしてやろう。」と企んでいました。 夜叉は魔力によって、真っ白な牛に引かせた快適な乗り物に乗って現れました。手には弓や矢、楯などの武器を持ち、十匹か十二匹の鬼に取り巻かれていました。青い蓮華や白い睡蓮で飾り、頭や衣服を濡らし、まるで王様のような装いで車に座り、車輪には泥が塗ってあるようにして、向こうからやって来ました。 隊商の長の息子たちは、風が向かい風の時には、先頭の車の前に座って、従者たちに囲まれ、砂埃を避けながら進みました。追い風の時には、後ろの車に座って進みました。その時は向かい風だったので、彼は前に座っていました。 夜叉は彼が来るのを見て、自分の乗り物を道端に避け、挨拶を交わして尋ねました。「どちらへ行かれるのですか？」 隊商の長の息子も自分の乗り物を道端に避け、車が通れるように道を空け、一方に立って夜叉に尋ねました。「友よ、我々はバラナシの都から来ました。あなた方は青い蓮華や白い睡蓮で身を飾り、赤い蓮華や白い蓮華を手にし、蓮の茎や幹を食べ、車には泥がつき、体は水で濡れています。あなた方が通って来た道には雨が降ったのですか？それとも、前方には赤い蓮華などで覆われた池があるのですか？」 夜叉はこれを聞いて言いました。「友よ、何を言われるのですか？あなた方はあの緑の林の脈が見えるでしょう。あそこから先の森は全て一面に水があり、常に雨が降り、洞穴は水で満ち、ところどころに赤い蓮華で覆われた池があるのです。」 彼が車を進めていくと、夜叉は尋ねました。「あなた方の車はどこへ向かうのですか？」 隊商の長の息子は「あちらです。」と答えました。 夜叉が「最後の車は特に重そうですが、何が積んであるのですか？」と尋ねると、 隊商の長の息子は「水です。」と答えました。 すると夜叉は言いました。「遠くから水を運んでくるとは、ご苦労なことです。しかし、もう水は必要ありません。この先にはたっぷりと水があります。甕を壊して水を捨てなさい。荷が軽くなって進むのが楽になりますよ。」 さらに、こう装いました。「あなた方は行きなさい。私はもう遅れています。先を急がねばなりませんから。」 そして少し進むと、彼らの見えなくなるところで、夜叉たちの住む都に入っていきました。

而此愚隊商主之子，因其愚鈍，信夜叉之言，毀甕未留一掬之水，全部捨棄，驅車前進。然其前方無一滴之水，諸人不得飲料，疲弊已極，如是行至日落，解車圍圓，繫牛於車輪。然牛無飲水，人無粥食，人等疲弊已極，到處橫臥。至夜半，夜叉由夜叉城出，奪牛與人之生命而食，只餘殘骨而去。如是因一人商隊主子之愚，彼等一總破滅，手骨四面八方離散，五百輛車滿載而殘留於路上。

> しかし、この愚かな隊商の主人は、その愚かさゆえに夜叉の言葉を信じ、甕から水を一掬いも残さず全て捨て、車を進ませました。ところが前方には一滴の水もなく、人々は水を飲めず、疲れ果て、日が暮れるまで進みました。そして車を円形に並べ、牛を車輪に繋ぎました。しかし牛は水を飲めず、人々は粥も食べられず、疲れ切って至る所に横たわりました。夜半になると、夜叉が夜叉の城から現れ、牛と人の命を奪って食べ、ただ残った骨だけを残して去りました。こうして一人の隊商の主人の愚かさによって、彼ら全ては滅び、骨は四方八方に散らばり、五百台の車が満載のまま道に残されたのです。

菩薩於隊商主之子出發後，經一個半月，率五百輛車出都，漸漸到著難處之入口。彼於此處，盛滿水甕，汲取大量之水，於野營處鳴鼓集合諸人云：「如不得予之許可，一掬之水亦不可使用！難處有毒樹，凡前行路者汝等未曾食之樹葉花實，如未向予訊問，不可食之！」彼如是告誡諸人，率五百車輛，次第進入難處。當彼等到達難處中央時，彼夜叉仍以如前之方法，現身於菩薩之前。菩薩見之頓悟：「此難處無水，人謂無水難處，即為此處。彼之眼赤而無怖色，又不見其身影，此必先行之愚隊商主之子，完全棄水、疲弊已極，與從者均為彼所食。此大形夜叉尚不知予之賢明機智！」於是彼向夜叉言曰：「汝等且去！予等為商人，如未發現他處有水之時，決不捨棄所持之水！予將於發現水處捨棄，輕快而行。」夜叉稍向前行，到著人所不見之處後，歸入自己之夜叉城。夜叉去後，諸人向菩薩云：「尊者！彼等諸人云：『彼處見有綠林之蹤脈，由此向前，常時降雨。』彼等著青蓮華與白睡蓮之華鬘，一總持赤蓮華與白蓮華，嚼食蓮莖與蓮幹，濡濕頭部與衣服，有水滴下。並云，予等棄此水可輕車疾行。」菩薩聞此語，即令停車，集合全員問曰：「此難處有水及有蓮池之事，以前曾有何人聽聞耶？」諸人：「尊者！此事前所未聞，人云此處為無水難處！」菩薩：「今有人云，於此綠林蹤脈之對方降雨，風雨吹送之力如何？」諸人：「尊者！可達一由旬之處。」菩薩：「汝等有誰身觸風雨耶？」諸人：「尊者！未有此事。」菩薩：「見有如何之雲層耶？」諸人：「予等未見！」菩薩：「見電光之處如何？」諸人：「尊者！將於四五由旬之處。」菩薩：「汝等有誰見電光耶？」諸人：「尊者！予等未見！」菩薩：「於如何之處得聞雷鳴耶？」諸人：「將於一由旬之處。」菩薩：「汝等有誰聞雷鳴耶？」諸人：「否！予等未聞！」於是菩薩曰：「彼等非人，乃為夜叉，使予等棄水無力，為食予等而來。先行之愚隊商主之子缺乏機智，必捨水而疲弊，為彼等所食。五百車輛之滿載，盡皆殘置，我等今日將得見之，一掬之水亦不可捨棄，疾速前行！」菩薩如是催促從者等前行，見滿載之五百車及人牛之手骨，散離四方。菩薩解車擺列圓形，於張幕野營時刻，使人與牛為取夕食，使牛臥於諸人中央，菩薩親自率隊長等執刀，當夜之三時警戒之任，以待天明。翌朝整理萬事，與牛以食，捨弱車取強車，捨廉價商品，積高價之物，達目的地後，以二倍三倍之價，賣出商品，率領全體隨員再返原之都城。

> 菩薩は隊商の主の子が出発した後、一か月半を経て、五百台の車を率いて都を出発し、徐々に難所の入り口に到着しました。彼はここで水甕に水を満たし、大量の水を汲み取ると、野営地で太鼓を打ち鳴らして皆を集め、こう言いました。「私の許可なくして、一掬の水も使ってはならない！難所には毒の木がある。先を進むにあたり、お前たちがこれまでに食べたことのない木の葉や花や実は、私に尋ねずに食べてはならない！」このように告げてから、五百台の車を率いて次々と難所へと入っていきました。 彼らが難所の中央に差し掛かった時、先ほどの夜叉が再び、同じ方法で菩薩の前に姿を現しました。菩薩はこれを見て悟りました。「この難所には水がない、人々が『無水の難所』と呼ぶのは、まさにこの場所のことだ。あの者の目は赤く、恐怖の色がなく、影も見えない。これは間違いなく、先に行った愚かな隊商の主の子が、水を完全に捨て、疲れ果て、従者ともどもあの者に食われた証だ。この巨大な夜叉は、まだ私の賢明さと機転を知らぬ！」そこで菩薩は夜叉に言いました。「お前たちは立ち去れ！我々は商人だ。もし他の場所に水を見つけられない限り、持っている水を決して捨てはしない！水を見つけた場所で捨て、軽くなって進むつもりだ。」夜叉は少し前方に進み、人の目に見えなくなる場所へ行くと、自分の夜叉の城へと戻っていきました。 夜叉が去った後、人々は菩薩に言いました。「尊き方！あの人たちは言っていました。『あそこには緑の林の跡が見える。その先は、常に雨が降っている。』彼らは青い蓮と白い睡蓮の花飾りをつけ、一斉に赤い蓮と白い蓮を持ち、蓮の茎と幹を噛み、頭と衣服を濡らし、水滴を垂らしていました。また言うには『我々はこの水を捨て、車を軽くして速く進める』と。」菩薩はこの言葉を聞き、すぐに車を止め、全員を集めて尋ねました。「この難所に水があり、蓮池があるという話を、これまで誰か聞いたことがあるか？」人々：「尊き方！そのような話は聞いたことがありません。ここは無水の難所と言われています！」菩薩：「今、この緑の林の跡の向こうで雨が降っていると言う者がいる。風雨が運ばれてくる力はどれほどか？」人々：「尊き方！一由旬のところまで届くでしょう。」菩薩：「お前たちの中で、風雨を実際に肌で感じた者はいるか？」人々：「尊き方！そのようなことはありません。」菩薩：「どのような雲の層が見えたか？」人々：「尊き方！見えません。」菩薩：「稲光が見えた場所はどこか？」人々：「尊き方！四、五由旬のところでしょう。」菩薩：「お前たちの中で、稲光を見た者はいるか？」人々：「尊き方！見えません。」菩薩：「雷鳴はどこで聞こえたか？」人々：「一由旬のところでしょう。」菩薩：「お前たちの中で、雷鳴を聞いた者はいるか？」人々：「いいえ、聞いていません。」そこで菩薩は言いました。「彼らは人間ではない。夜叉だ。我々に水を捨てさせ、無力にして喰らおうとしているのだ。先に行った愚かな隊商の主の子は機転が利かず、水を捨てて疲れ果て、彼らに食われた。五百台の車両一杯の積荷は、すべて残されている。我々は今日、それを目にするだろう。一掬の水も決して捨ててはならぬ。急いで進め！」菩薩はこうして従者たちを促して前進させると、満載の五百台の車と、人や牛の手の骨が四方に散らばっているのを目にしました。菩薩は車を解いて円形に並べ、幕を張って野営する頃合いになると、人と牛に夕食を取らせ、牛を人々の中央に伏させました。そして菩薩自身は隊長たちを率いて刀を手に持ち、その夜三度の警戒を務め、夜が明けるのを待ちました。翌朝、万事を整え、牛に食事を与え、弱った車を捨てて丈夫な車を取り、安物の商品を捨てて高価な品を積み、目的地に到着した後、二倍三倍の値段で商品を売り、従者一同を率いて再びもとの都へと帰っていきました。