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title: "太虛大師全書．第六編　法相唯識學 · 戊一　四大種"
description: "太虚大师是民国时期佛教改革领袖，本书为《太虚大师全书》第六编，系统阐述法相唯识学。成书于二十世纪上半叶，正值佛教复兴与中西思想碰撞之际。主要内容包括对唯识经典的系统解读、八识理论、种子与现行关系、转识成智的修行次第，以及唯识观在现实生活中的应用。该书是太虚大师佛学思想的核心部分，以现代学术方法整理传统唯识教义，强调理性分析与实证修持并重，对现代唯识学研究具有重要奠基作用，被视为中国近代唯识宗复兴的权威代表作之一。"
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### 戊一　四大種

> 四大元素

云何四大種？謂地界、水界、火界、風界。云何地界？謂堅強性。云何水界？謂流濕性。云何火界？謂溫燥性。云何風界？謂輕等動性。

> 四大元素とは何でしょうか。地の要素、水の要素、火の要素、風の要素です。地の要素とは何でしょうか。堅くて強い性質のことです。水の要素とは何でしょうか。流れて湿る性質のことです。火の要素とは何でしょうか。温かく乾かす性質のことです。風の要素とは何でしょうか。軽やかに動く性質のことです。

此有二，初徵、後釋。云何四大種？徵也。謂地界等，釋也。釋中亦二：初總出體，後別釋體。初地界水界等著，是舉真四大體。大有四義：一、所依大，謂為十有對色及法處所攝色等諸所造色之所依故。二、體性大，謂四大種遍一切色，無一物而非所造，其體寬廣故。三、形相大，謂大地、大山為地大之增盛，大江、大海為水大之增盛，炎爐猛焰為火大之增盛，黑風、團風為風大之增盛，如此四大增盛，形相大故。四、起用大，謂地能載物，水能浮船，火能燒薪，風能拔木，其作用大故；又成壞世界力用大故。種者、因義，類義，此四能為生等五因起眾色故，種類別故。虛空雖大不能為因，內種子等雖能為因，體相非大，所餘諸法非大非種，由此亦大亦種，故名大種；持業釋也。應作四句分別，表示如左：——

> ここには二つあります。初めに問いを立て、後に説明します。「四大種とは何か」というのは問いです。「地界など」というのは説明です。説明の中にもまた二つあります。初めに全体として本体を示し、後に個別に本体を説明します。 初めの「地界・水界など」とは、真の四大の本体を挙げたものです。大には四つの意味があります。 一つ目は「所依の大」です。これは、十の有対色および法処に含まれる色など、さまざまな所造色の拠り所となっているからです。 二つ目は「体性の大」です。四大種はすべての色に遍在し、造られたものではないものは一つもなく、その本体は広大だからです。 三つ目は「形相の大」です。大地や大山は地大が盛んになったものであり、大きな川や海は水大が盛んになったものであり、炎の炉や激しい炎は火大が盛んになったものであり、黒風や団風は風大が盛んになったものです。このように四大が盛んになり、形相が大きいからです。 四つ目は「起用の大」です。地は物を載せることができ、水は船を浮かべることができ、火は薪を焼くことができ、風は木を抜くことができ、その働きが大きいからです。また、世界を成立させ壊す力も大きいからです。 「種」とは因という意味であり、類という意味です。この四つは生などの五因となって多くの色を起こすことができ、種類が異なるからです。虚空は大きいけれども因となることはできず、内の種子などは因となることはできても、本体や形相が大きいわけではありません。その他の諸法は大きくもなく種でもありません。これによって、大きくもあり種でもあるので、「大種」と名づけます。持業釈です。 四句分別を行うべきであり、以下のように示します。——

　　　　　　　　┌虛　空……………大而非種
　　　　　　　　│外　種┐
　　　　　　　　│　　　├…………種而非大
　　　　　　　　│內　種┘
　　　　　　　　│堅、濕┐
　　　　大種料簡┤　　　├…………亦大亦種
　　　　　　　　│煖、動┘
　　　　　　　　│造　色┐
　　　　　　　　│心心所├…………非大非種
　　　　　　　　└假　法┘

若言四大種，四是數，即帶數釋。界有多義，至下可辨，且約二義釋之：一、界別義，體相不同，各各種子現行異故。二、能持義，四大種能任持自體及一切所造色故。云何地界下，別解釋。文中有徵、有釋。上文雖辨地等是能造大種。然自性各各異故，今特示之曰：地堅性，水濕性，火煖性，風輕動性。此中風輕等動性者，等、謂相似，輕者、所造性，動者、正為能造之風性也，以風自性是動故。蓋輕與動相順相似，故舉能似輕相以彰所似風性，論記曰：『風能造與所造相似，故云輕等』。由風性動故，名輕等動性。此四大體為身根所覺一分之觸塵，如通俗所謂陰陽與夫科學家所謂質力，皆不外乎此也。問：道家之金、木、水、火、土，與地、水、火、風有何異乎？答：略同通俗所謂地、水、火、風，而與此正明之四大種異。問：此四大種與通俗所謂地、水、火、風有何區別？答：四大者，身根所觸之境，以堅、濕、煖、動為體，是為能造；通俗所謂地、水、火、風是所造色，屬於顯色、形色，為眼根所見之境，以顯、形色為體。如青等之地，依顯色為體，長等之地，依形色立名。通俗於此所造色境之顯、形色而呼為大地，佛法隨其俗情亦安立地名。餘水、火、風，准此類推。要之、通俗所謂地、水、火、風與大種之不同者，唯於所造之顯、形色各立其名而已。故此彼對望，此為觸境，彼為色境；此為身根之所觸，彼為眼根之所見；此為能造，彼為所造，二者相違可知。

> ここで「四大種」と言う場合、「四」は数のことばであり、数を含んだ複合語としての表現です。「界」には多くの意味がありますが、それらは後ほど詳しく述べることにし、ここではまず二つの意味に絞って説明します。 第一に、「界」には「区別する」という意味があります。本体や性質がそれぞれ異なり、一つひとつの種子が現れる働きも異なるからです。 第二に、「界」には「保持する」という意味があります。四大種は、それ自身の本体と、そこから生じるすべての物質を支え保つことができるからです。 「云何地界」以下は、それぞれを個別に説明した部分です。この文章には問いかけと解説があります。先に述べたように、地などは物質を生み出す四大種です。しかしそれぞれの性質が異なるので、ここで改めて示しています。すなわち、地は固い性質、水は湿った性質、火は暖かい性質、風は軽く動く性質です。 ここで「風の軽など動性」という場合、「など」は似ているという意味です。「軽」は生み出された物質としての性質を指し、「動」はまさに能造としての風の性質を指します。風の本性が動くことだからです。軽さと動きは互いに似通っているため、似ている軽さの相を挙げて、それが表す風の性質を明らかにしているのです。 論記にはこうあります。「風は能造と所造が似ているので、軽などと言う」。風の本性が動くことから、「軽など動性」と呼ぶのです。 この四大は、身体の感覚によって感じられる触の対象の一部です。世間一般でいう陰陽や、科学者がいう質と力も、すべてこの範囲を出ません。 問い：道家の金・木・水・火・土と、地・水・火・風とは何が違うのですか。 答え：おおよそ世間一般でいう地・水・火・風と似ていますが、ここで明らかにしている四大種とは異なります。 問い：この四大種と、世間一般でいう地・水・火・風とでは、どのような区別があるのですか。 答え：四大とは、身体の感覚で触れる対象であり、固さ・湿り・暖かさ・動きを本体とし、物質を生み出すものです。一方、世間一般でいう地・水・火・風は、生み出された物質であり、色や形に属し、眼で見る対象であって、色や形を本体とします。たとえば青い色の地は色を本体とし、長い形の地は形に名づけられたものです。世間の人はこの生み出された色や形を大地と呼び、仏法もその世俗の感覚にしたがって地という名を立てているのです。水・火・風も同様に考えることができます。 要するに、世間一般でいう地・水・火・風と四大種との違いは、生み出された色や形にそれぞれ名をつけているだけのことです。したがって両者を比べると、こちらは触れる対象であり、あちらは色の対象です。こちらは身体の感覚で触れるものであり、あちらは眼で見るものです。こちらは生み出すものであり、あちらは生み出されたものです。両者が異なることは明らかです。

　　　　　　　　　　　┌堅┐　　　　　　┌持┐
　　　　　　　　　　　│濕│　　　　　　│攝│
　　　　　　┌四大種體┤　├──觸塵──┤　├用
　　　　　　│　　　　│煖│　　　　　　│熟│
　　　　　　│　　　　└動┘　　　　　　└長┘
　　　　比較┤
　　　　　　│　　　　┌地…………色香味觸
　　　　　　│　　　　│水……………色香觸
　　　　　　└世俗所見┤
　　　　　　　　　　　│火………………色觸
　　　　　　　　　　　└風…………………觸

問：四大種是現是種？若是現行，云何名種？答：四大種是現行觸塵一分，對自種故，是現非種。然則何因緣故名能造性為四大種耶？答：一切色法雖皆由第八阿賴耶中親因緣種生，然要由堅等現行四大為普遍切要之殊勝功能增上緣，彼色、香、味、觸等方能生故。故即依此親近殊勝增上功能假名為種，如瓜豆等種，亦非種言種。問：四大種為大小乘共通之名，其義有無差別？答：小乘以四大為能生一切法之因，大乘為能生一切色法之緣，因謂親因，緣為增上，此二別也。問：四大種幾識能緣耶？答：有三識，謂身識及同時意識、阿賴耶也。蓋身識、意識變緣時，須託第八所變緣者為其本質，其境皆為現量性境。獨頭意識分別名相，屬比、非量、影質境。問：四大種大類區別可分幾類？答：四大遍於五根、五塵，如是可分為二：一、根身執受大種，二、器界非執受大種。此通有漏、無漏之依、正二報，如佛有清淨圓明之報身四大，微妙莊嚴之淨土四大故。

> 問：四大種は現行か、それとも種か。もし現行なら、なぜ種と呼ぶのですか。 答：四大種は現行の触塵の一分であり、自らの種に対して現であり種ではありません。では、なぜ能造性を四大種と呼ぶのでしょうか。答：すべての色法は第八阿頼耶識の中の親因縁種から生じますが、堅さなど現行の四大が普遍的で切要な殊勝な功能として増上縁となることで、色・香・味・触などが生じるのです。したがって、この親近で殊勝な増上功能に基づいて仮に種と名付けたのであり、瓜や豆などの種も同様に、種という言葉で種ではないものを種と呼んでいるのです。 問：四大種は大小乗に共通する名称ですが、その意味に違いはありますか。 答：小乗では四大を一切法を生じる因とし、大乗では一切の色法を生じる縁とします。因は親因を意味し、縁は増上を意味し、これが二つの違いです。 問：四大種は幾つの識が縁じることができますか。 答：三つの識があります。身識と同時意識と阿頼耶識です。身識と意識が変縁する時には、第八識が変じたものを本質とし、その境はすべて現量性境です。独頭意識が名相を分別するのは比量・非量・影質境に属します。 問：四大種は大きく分けて何類に区別できますか。 答：四大は五根と五塵に遍しています。したがって二つに分けられます。一、根身執受大種、二、器界非執受大種です。これは有漏・無漏の依報と正報に通じます。仏には清浄円明の報身の四大、微妙荘厳の浄土の四大があるからです。