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title: "太虛大師全書．第七編　法界圓覺學(第1卷) · 庚一　愚夫所行禪"
description: "太虛大師全書第七編法界圓覺學第一卷由近代佛教改革領袖釋太虛撰寫，成書於民國時期，正值中國佛教面臨現代化轉型之際。該卷闡述法界圓覺思想，以華嚴與唯識學為基礎，深入解析眾生本具的圓滿覺性與宇宙實相，強調修行者透過止觀與發菩提心證入法界。太虛大師融通教理與實修，提出人生佛教理念，對當代漢傳佛教復興影響深遠。本書為研究近代佛教思想與法界圓覺學的重要經典。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmpjjdo5204ait12ezgtylazl"
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### 庚一　愚夫所行禪

> 愚者が行う禅

『云何愚夫所行禪？謂聲聞、緣覺外道修行者，觀人無我性，自相、共相、骨鎖、無常、苦、不淨相，計著為首。如是相不異觀，前後轉進，相不除滅，是名愚夫所行禪』。

> ここでいう「愚かな人々が修行する禅」とは、すなわち声聞（しょうもん）・縁覚（えんがく）・外道（げどう）の修行者たちが、人には実体がないという性質を観察し、自己の相（すがた）、共通の相、骨の連なり、無常、苦しみ、不浄の相などを捉えて、これを第一のものとする修行を指します。このように、観察する対象と観察する心とが一体化し、次第に修行を進めても、その相を消し去ることができません。これを愚かな人々が修行する禅と呼ぶのです。

此愚夫非指凡夫，乃言小乘兼及於外道也。內依自身，外依世界，中依人等，而觀察一切無非是苦、無常、不淨、無我，而計著一切法自相、共相。至觀成時，仍不異相，所以漸次轉進乃至滅定，亦不除滅於相，是名為愚夫所行禪。所行者，所觀也，有所觀之相，所以亦通於外道。

> この「愚夫」とは、凡夫を指すのではなく、小乗の修行者や外道（仏教以外の修行者）をも含めて言うのです。内的には自身に依り、外的には世界に依り、中ぐらいには人々などに依って、あらゆるものが苦であり、無常であり、不浄であり、無我であると観察し、すべての法（ものごと）の自相（個々の性質）や共相（共通の性質）に執着します。観察が成就しても、その観察の対象となる相（すがた）を離れることがなく、徐々に進んで滅尽定（すべての心の働きを止める禅定）に至っても、なお相を取り除くことがありません。これを愚夫の行う禅定と呼びます。「行う」とは「観察する」という意味で、観察の対象となる相があることから、外道の修行にも通じるのです。