往生淨土懺願儀
(沙門遵式輒采大本無量壽經。及稱讚淨土等諸大乘經。集此方法流布諸後。普結淨緣)。
原其諸佛憫物迷盲。設多方便而引取之。但誰安養淨業捷直可修。諸大乘經皆啟斯要。十方諸佛無不稱美者也。若比丘四眾及善男女。諸根缺具者。欲得速破無明諸闇。欲得永滅五逆十惡。犯禁重罪及餘輕過。當修此法。欲得還復清淨。大小戒律現前。得念佛三昧。及能具足一切菩薩諸波羅密門者。當學此法。欲得臨終離諸怖畏。身心安快喜悅如歸。光照室宅。異香音樂。阿彌陀佛觀音勢至現在其前。送紫金臺授手接引。五道橫截九品長騖。謝去熱惱安息清涼。初離塵勞便至不退。不歷長劫即得無生者。當學是法。欲修少法而感妙報。十方諸佛俱時稱讚現前授記。一念供養無央數佛即還本國。與彌陀坐食。觀音議論。勢至行步。眼耳洞視徹聞。身量無際飛空。自在宿命了了。遍見五道如鏡面像。念念證入無盡三昧。如是稱述不可窮盡。應當修習此之勝法。如所說者皆實不虛。十方諸佛出廣長舌。稱美此事以示不妄。我等云何敢不信佛。今取淨土眾經立此行法。若欲廣知尋經補益。且聊為十科說之。一嚴淨道場。二明方便法。三明正修意。四燒香散華。五禮請法。六讚歎法。七禮佛法。八懺願法。九旋誦法。十坐禪法。
諸仏は、衆生が迷いの闇に沈んでいるのを哀れみ、さまざまな方便を設けて導き救おうとされます。しかし、安養浄土への業は、特に速やかで直截に修めることができるのです。多くの大乗経典がこの要諦を説き、十方の諸仏もこぞって称賛されています。
比丘や四衆、善男善女、諸根の具足・不具足を問わず、速やかに無明の闇を破り、五逆十悪の重罪やその他の軽い過ちを永遠に滅ぼし、清浄さを取り戻し、大小の戒律を眼前に成就させ、念仏三昧を得て、一切の菩薩の諸波羅蜜を具足したいと願うならば、この法を修めるべきです。
臨終に際してあらゆる怖畏を離れ、身心安楽にして喜びに満ち、光が部屋を照らし、異香と音楽が満ち、阿弥陀仏と観音・勢至が目前に現れ、紫金の蓮台を送り、手を差し伸べて導き、五道を横断し九品の浄土へと飛翔し、煩悩の熱苦を離れて清涼の安息を得、塵労を脱したその瞬間から不退転の位に至り、長劫を経ずして無生法忍を得たいと願うならば、この法を学ぶべきです。
わずかな修行で妙なる果報を得、十方の諸仏が同時に称賛し眼前で授記し、一念の供養で無数の仏を供養しつつ本国に還り、弥陀と共に坐し食し、観音と議論し、勢至と共に歩み、眼と耳は透徹して見聞きし、身は量りなく広がり自在に虚空を飛び、宿命を明らかに知り、五道を鏡に映すように遍く見て、念念に無尽の三昧に証入する――このような称え尽くせない功徳を求めるならば、この勝れた法を修習すべきです。
これらはすべて真実であり、虚妄ではありません。十方の諸仏は広長舌を出して、この事実を称え、虚妄でないことを示されています。どうして私たちが仏を信じないことがありましょうか。
今、浄土に関する諸経典を取り上げ、この行法を立てます。詳しく知りたい方は、経典を尋ねて補ってください。ここでは、十の項目に分けて説きます。
一、道場を厳かに清めること 二、方便法を明らかにすること 三、正修の意を明らかにすること 四、香を焚き華を散ずること 五、礼請の法 六、讃嘆の法 七、礼仏の法 八、懺願の法 九、旋誦の法 十、坐禅の法
第一嚴淨道場
當選閑靜堂室。先去舊土。後於靜處取新土。須地無瓦石。及先非穢染用填其地。以香和塗極令清淨。次於其上懸新寶蓋。蓋中懸五雜旛。及遍室懸諸繒綵旛華。取好莊嚴。安佛像西坐東向。觀音侍左。勢至侍右。像前列眾好華及蓮華等。若安九往生像最好。無亦無妨。餘者嚴事隨力安之。次周設薦席慮地卑濕。行人須新淨衣如絕無新淨。即浣染身中上者。浴後披著方入道場。應從門頰左右出入。鞋履齊正不得雜亂。其所往時須換故衣。沐浴後却著淨衣。日日如是。次於道場。當自傾竭種種供養三寶。若不盡其所有供養。行法不專必無感降。如絕無己物方可外求。行者十人已還。多則不可。宜於六齋日建首。