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  1. 仏説父母恩難報経 (佛說父母恩難報經)
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仏説父母恩難報経 (佛說父母恩難報經)

「佛說父母恩難報經」について

後漢 · 底本の訳者:安世高

369 字 · 約 1 分

『父母恩重経』は、後漢時代の著名な訳経僧・安世高によって漢訳された、初期中国仏教における重要な経典の一つです。安世高は中国仏教史上、初めて体系的に経典を翻訳した人物であり、その訳業は仏教の中国伝播に深遠な影響を与えました。本経は、父母が子を養い育てる苦労と恩徳を説き、孝行を修行の基礎として強調し、信者が仏法をもって親の恩に報いるべきことを教えています。経文は、仏陀と弟子たちとの問答を通じて、親を敬い孝を尽くすことと仏教修行との内的な関連性を明らかにし、仏教倫理と中国の伝統的な孝の道徳とが融合していることを体現しています。この経典は漢伝仏教において特別な地位を占めており、仏教の孝親観を経典的に表明したものであると同時に、仏教の中国化の過程に重要な思想的資源を提供し、今日に至るまで仏教の孝道思想を弘める核心的な文献の一つとして重視されています。


佛說父母恩難報經
後漢安息國三藏安世高譯
聞如是:
一時婆伽婆在舍衛城祇樹給孤獨園。
爾時世尊告諸比丘:「父母於子,有大增益,乳餔長養,隨時將育,四大得成。右肩負父、左肩負母,經歷千年,正使便利背上,然無有怨心於父母,此子猶不足報父母恩。若父母無信,教令信,獲安隱處;無戒與戒,教授獲安隱處;不聞使聞,教授獲安隱處;慳貪教令好施,勸樂教授,獲安隱處;無智慧教令黠慧,勸樂教授,獲安隱處。如是,信如來、至真、等正覺、明行成為、善逝、世間解、無上士、道法御、天人師、號佛、世尊,教信法,教授獲安隱處。諸法甚深,現身獲果,義味甚深。如是,智者明通此行,教令信聖眾。如來聖眾甚清淨,行直不曲,常和合,法法成就,戒成就、三昧成就、智慧成就、解脫成就、解脫見慧成就。所謂聖眾——四雙八輩——是謂如來聖眾,最尊最貴,當尊奉敬仰,是世間無上福田。如是諸子當教父母行慈。諸比丘!有二子:所生子,所養子。是謂,比丘!有二子。是故,諸比丘當學所生子,口出法味。如是,諸比丘當作是學。」
爾時諸比丘聞佛所說,歡喜奉行。
佛說父母恩難報經

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