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仏説戒香経 (佛說戒香經)

「佛說戒香經」について

宋 · 底本の訳者:法賢

488 字 · 約 2 分

仏説戒香経は、宋代の訳経僧である法賢によって漢訳された、仏教における重要な戒律の経典の一つです。この経典は香をたとえとして用い、戒律を清らかに保つことによって発せられる功徳の芳香は、この世のあらゆる香りよりも勝ることを説き、戒律が修行の基盤であることを強調しています。経文は、戒律を保つ者は天や人々から尊敬を得られると指摘し、五戒や十善などの基本的な戒めについて詳しく解き明かしています。法賢は北宋時代の著名な訳経僧であり、多くの仏典の漢訳事業に携わりました。この経典は漢伝仏教の戒律学体系において指導的な意義を持ち、戒律を守ることの優れた功徳を説明するためによく引用され、仏教の戒律思想を理解する上で重要な文献です。修行者が道徳的規範を養うことに深い影響を与えています。


佛說戒香經
西天譯經三藏朝散大夫試光祿卿明教大師臣法賢奉, 詔譯
如是我聞:
一時,佛在舍衛國祇樹給孤獨園,與大比丘眾俱。爾時,尊者阿難來詣佛所,到已頭面禮足,合掌恭敬而白佛言:「世尊!我有少疑欲當啟問,唯願世尊為我解說。我見世間有三種香,所謂根香、花香、子香,此三種香遍一切處,有風而聞,無風亦聞,其香云何?」
爾時,世尊告尊者阿難:「勿作是言,謂此三種之香,遍一切處有風而聞,無風亦聞。此三種香有風無風,遍一切處而非得聞。阿難!汝今欲聞普遍香者,應當諦聽,為汝宣說。」
阿難白佛言:「世尊!我今樂聞,唯願宣說。」
佛告阿難:「有風無風香遍十方者,世間若有近事男、近事女,持佛淨戒行諸善法,謂不殺、不盜、不婬、不妄及不飲酒。是近事男、近事女,如是戒香遍聞十方,而彼十方咸皆稱讚,而作是言:『於某城中有如是近事男女,持佛淨戒行諸善法,謂不殺、不盜、不婬、不妄及不飲酒等。』具此戒法,是人獲如是之香,有風無風遍聞十方,咸皆稱讚而得愛敬。」
爾時,世尊而說頌曰:
「世間所有諸花果,乃至沈檀龍麝香,
如是等香非遍聞,唯聞戒香遍一切。
旃檀欝金與蘇合,優鉢羅并摩隷花,
如是諸妙花香中,唯有戒香而最上。
所有世間沈檀等,其香微少非遍聞,
若人持佛淨戒香,諸天普聞皆愛敬。
如是具足清淨戒,乃至常行諸善法,
是人能解世間縛,所有諸魔常遠離。」
爾時,尊者阿難及比丘眾,聞佛語已,歡喜信受,禮佛而退。
佛說戒香經

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