簡擇同行第三
第3章 仲間を選ぶこと
經中不言人數多寡。准他行法。得至十人。但須嚴擇。必求法器。倘無同志。獨行彌善。或有真實為生死者。堪作伴侶。十人以內。多寡無妨。又必先審所求。或求律儀。或求定慧。或求果證。或求往生。所求相合。方可同修。於十人內。仍須推一夙德為教授師。事儀理觀。微細秉承。切勿鹵莽。唐捐苦行。
経典の中では人数の多寡については述べられていない。他の修行法に準じれば、十人までが許される。ただし、厳しく選ぶことが必須であり、必ず法の器たる人物を求めるべきである。もし同志がいなければ、独りで行う方がむしろ良い。真実に生死の解決を求める者がいれば、ともに修行するに値する伴侶となり得る。十人以内であれば、人数の多寡は差し支えない。また、先に求める所を審らかにしなければならない。戒律を求めるか、禅定と智慧を求めるか、果報の証得を求めるか、浄土への往生を求めるか。求める所が相応して初めて、共に修行できるのである。十人の中には、なお過去からの徳を備えた一人を選んで教授師とすべきである。作法や観法の細かい点は、微細にわたって師に秉承し、決しておろそかにしてはならない。苦行を無駄にすることのないように。