觀因緣門第一
有玄義已入大科,餘未盡者五意釋之。一釋名門、二次第門、三根本門、四有無門、五同異門。
隋 · 吉藏撰 著
5.9 万字 · 約 196 分
『十二門論疏』は、隋代の高僧・吉蔵によって著された重要な仏教論疏であり、龍樹菩薩の『十二門論』を体系的に解説したものです。吉蔵は三論宗を大成した人物で、南北朝から隋の時代を生きました。その思想はインドの中観学派を受け継ぎ、中国仏教の特色を融合させています。本疏は『十二門論』の十二の主題―縁起性空や邪を破り正を顕すといった核心的な教義を含む―を深く分析し、大乗中観思想を明らかにしています。三論宗の根本典籍の一つとして、中国仏教史上で重要な位置を占め、中観哲学や隋唐仏教思想を研究する上での貴重な文献を提供し、後世の禅宗など諸宗派に深遠な影響を与えました。