佛說地藏菩薩經
爾時地藏菩薩住在南方瑠璃世界。以淨天眼觀地獄之中受苦眾生。鐵碓擣鐵磨磨鐵犁耕鐵鋸解。鑊湯湧沸猛火旦天。飢則吞熱鐵丸。渴飲銅汁。受諸苦惱無有休息。地藏菩薩不忍見之。即從南方來到地獄中。與閻羅王共同一處別床而座。有四種因緣。一者恐閻羅王斷罪不憑。二者恐文案交錯。三者未合死。四者受罪了出地獄池邊。若有善男子善女人。造地藏菩薩像。寫地藏菩薩經。及念地藏菩薩名。此人定得往生西方極樂世界。從一佛國至一佛國。從一天堂至一天堂。若有人造地藏菩薩像。寫地藏菩薩經。及念地藏菩薩名。此人定得往生西方極樂世界。此人捨命之日。地藏菩薩親自來迎。常得與地藏菩薩共同一處。聞佛所說皆大歡喜信受奉行。
その時、地蔵菩薩は南方の瑠璃世界におられた。清らかな天眼をもって地獄の中を観察し、苦しみを受けている衆生をご覧になった。鉄の臼で搗かれ、鉄の磨ですり潰され、鉄の犁で耕され、鉄の鋸で断ち切られる。釜の湯は沸き立ち、猛火は天を焦がす。飢えれば熱鉄の丸を飲み、渇けば銅の汁を飲む。様々な苦しみや悩みを受け、休むことがない。地蔵菩薩はこれを見るに忍びず、すなわち南方より地獄の中に来られて、閻羅王と共に同じ場所で別の床に座られた。これには四つの因縁がある。第一は、閻羅王が罪を断じるに拠り所がないことを恐れるため。第二は、文案が錯綜することを恐れるため。第三は、まだ死ぬべきでない者があるため。第四は、罪を受け終えて地獄の池の辺りを出るためである。もし善男子・善女人がいて、地蔵菩薩の像を造り、地蔵菩薩の経を書き写し、また地蔵菩薩の名を念ずるならば、この人は必ず西方極楽世界に往生することができる。一つの仏の国から一つの仏の国へ、一つの天堂から一つの天堂へと至る。もし人が地蔵菩薩の像を造り、地蔵菩薩の経を書き写し、また地蔵菩薩の名を念ずるならば、この人は必ず西方極楽世界に往生することができる。この人が命を捨てる日には、地蔵菩薩が自ら来て迎えられる。常に地蔵菩薩と共に同じところにあり、仏の説かれるところを聞いて、皆大いに歓喜し、信受して奉行した。
佛說地藏菩薩經一卷