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  1. 右繞仏塔功徳経 (右繞佛塔功德經)
  1. 右繞仏塔功徳経 (右繞佛塔功德經)
  2. 右繞仏塔功徳経 (右繞佛塔功德經)

右繞仏塔功徳経 (右繞佛塔功德經)


右繞佛塔功德經
大周于闐國三藏沙門實叉難陀等奉 制譯

大唐于闐国三蔵沙門実叉難陀等、勅命により訳す

如是我聞:
一時,佛在舍衛國祇樹給孤獨園,與大比丘僧及餘無量眾俱,前後圍遶。

ある時、釈尊は、サーヴァッティー(舎衛国)の、ジェータ林の、アナータピンディカ(給孤独長者)が建てた園に、大勢の修行僧(大比丘僧)とその他数えきれない人々を従えておられました。皆が、釈尊の前後に並んで、席をとっておりました。

爾時,長老舍利弗即從坐起,偏袒右肩,右膝著地,合掌向佛,以偈請曰:

その時、長老の舎利弗が立ち上がり、右肩をあらわにして、右膝を地面につけ、合掌して仏に向かい、次の詩でお願いしました。

「大威德世尊, 願為我等說,
右遶於佛塔, 所得之果報。」

大威德の世尊よ、願わくは我等のために説きたまえ、 仏塔を右に繞ることによって、 得られる果報について。

爾時世尊以偈答曰:

その時、世尊は偈(うた)でお答えになりました。

「右繞於佛塔, 所得諸功德,
我今說少分, 汝等咸善聽。
一切諸天龍、 夜叉、鬼神等,
皆親近供養, 斯由右繞塔。
在在所生處, 遠離於八難,
常生無難處, 斯由右繞塔。
於一切生處, 念慧常無失,
具足妙色相, 斯由右繞塔。
往來天人中, 福命悉長遠,
常獲大名稱, 斯由右繞塔。
在於閻浮提, 常生最尊勝,
清淨種姓中, 斯由右繞塔。
儀貌常端正, 富貴多財寶,
恒食大封邑, 斯由右繞塔。
財寶常盈積, 而無慳悋心,
勇猛廣惠施, 斯由右繞塔。
色相淨微妙, 見者皆欣仰,
所住常安樂, 斯由右繞塔。
或為忉利王, 妻子悉具足,
威勢力自在, 斯由右繞塔。
或作婆羅門, 持戒善通達,
呪術、圍陀典, 斯由右繞塔。
或作大長者, 豪貴多財產,
倉廩常豐足, 斯由右繞塔。
或作正法王, 自在王閻浮,
率土咸歸化, 斯由右繞塔。
或為具七寶, 大勢轉輪王,
十善御群生, 斯由右繞塔。
從此生天上, 常有大威德,
淨信於佛法, 斯由右繞塔。
淨信速成已, 於法無迷惑,
見諸行皆空, 斯由右繞塔。
從天上捨命, 下生於人中,
入胎不迷亂, 斯由右繞塔。
在於母胎中, 垢穢所不染,
如淨摩尼珠, 斯由右繞塔。
在胎及生時, 令母常安樂,
飲乳亦復然, 斯由右繞塔。
父母及親戚, 一切共鞠養,
乳母常不離, 斯由右繞塔。
眷屬皆愛念, 超過於父母,
資財自增長, 斯由右繞塔。
夜叉諸惡鬼, 不能暫驚怖,
所須自然得, 斯由右繞塔。
經於百千劫, 其身轉清淨,
妙色相成滿, 斯由右繞塔。
淨眼修且廣, 猶如青蓮花,
兼得淨天眼, 斯由右繞塔。
妙色常圓滿, 諸相自莊嚴,
成就大勢力, 斯由右繞塔。
或生帝釋宮, 大威勢自在,
忉利天中尊, 斯由右繞塔。
或生須夜摩、 兜率陀天宮、
化樂及他化, 斯由右繞塔。
或復生梵天, 梵世最自在,
諸天常供養, 斯由右繞塔。
億那由他劫, 常為諸智人,
恭敬而供養, 斯由右繞塔。
其身及衣服, 億劫常無垢,
具足白淨法, 斯由右繞塔。
具大精進力, 勤修種種行,
未嘗有疲懈, 斯由右繞塔。
勇猛常精進, 堅固不可壞,
所作速成就, 斯由右繞塔。
深遠微妙音, 聞者皆歡喜,
安樂常無病, 斯由右繞塔。
如我所演說, 厭捨三有苦,
成就出世智, 斯由右繞塔。
常在四念處, 及以四正勤,
四如意神足, 斯由右繞塔。
了達四真諦、 根、力、七覺分,
正道及聖果, 斯由右繞塔。
滅一切煩惱, 具足大威德,
無漏六神通, 斯由右繞塔。
永離貪、恚、癡, 及一切障礙,
證獨覺菩提, 斯由右繞塔。
得妙紫金色, 相好莊嚴身,
現作天人師, 斯由右繞塔。
皆由以身業, 及語業讚歎,
右繞於佛塔, 獲此大利益。
右繞諸佛塔, 所得諸功德,
我今隨所聞, 略說詎能盡?」

塔の周りを右に回ることで得られる功徳について、今その一端をお話ししましょう。皆さん、よくお聞きください。

あらゆる天の竜や夜叉、鬼神などが皆近づいて供養するのも、塔を右に回るからです。

生まれるところどこでも、八つの災難から遠ざかり、常に災難のない所に生まれるのも、塔を右に回るからです。

すべての生まれる場所で、智慧と記憶を常に失うことなく、素晴らしい姿かたちを備えるのも、塔を右に回るからです。

天と人の間を行き来し、福報と寿命が共に長く、常に大きな名声を得るのも、塔を右に回るからです。

閻浮提(人間界)に生まれても、常に最も尊く勝れた、清らかな家系に生まれるのも、塔を右に回るからです。

容貌は常に端正で、富み栄え多くの財宝を持ち、常に大きな領地を食むのも、塔を右に回るからです。

財宝は常に満ちていながら、けちけちする心がなく、勇ましく広く施しを行うのも、塔を右に回るからです。

姿かたちは清らかで微妙、見る者は皆喜んで仰ぎ、住むところは常に安らかで楽しいのも、塔を右に回るからです。

あるいは忉利天(三十三天)の王となり、妻子も皆満ち足り、威光と勢力は自在であるのも、塔を右に回るからです。

あるいはバラモンとなり、戒律を守りよく通達し、呪術やヴェーダの経典に秀でるのも、塔を右に回るからです。

あるいは大長者となり、豪華で富み、多くの財産を持ち、倉庫は常に満ち足りているのも、塔を右に回るからです。

あるいは正しい法の王となり、閻浮提を自在に治め、領土の民すべてが帰順するのも、塔を右に回るからです。

あるいは七宝を備えた大いなる力を持つ転輪聖王となり、十善によって民を導くのも、塔を右に回るからです。

このことから天上に生まれ、常に大きな威光と徳を備え、仏法を清らかに信じるのも、塔を右に回るからです。

清らかな信心がすぐに成就し、法に対して惑わず、すべての営みが空であると見るのも、塔を右に回るからです。

天上から命を終え、人間界に下り生まれても、母の胎内に入るときに迷わないのも、塔を右に回るからです。

母の胎内にあるとき、汚れにも染まらず、清らかな摩尼宝珠のようなのも、塔を右に回るからです。

胎内にいるときも生まれるときも、母を常に安らかで楽にさせ、乳を飲むときもまた同様なのも、塔を右に回るからです。

父母や親戚のすべてが共に育て、乳母は常に離れないのも、塔を右に回るからです。

家族は皆、愛情を持って慈しみ、父母を超えるほどであり、財産は自然に増えていくのも、塔を右に回るからです。

夜叉などの悪い鬼たちも、少しも怖がらせることができず、必要なものは自然に得られるのも、塔を右に回るからです。

百千劫もの長い間、その身は清らかになり、美しい姿かたちは完全に満ちるのも、塔を右に回るからです。

清らかな目は長く広く、まるで青い蓮の花のようで、さらには清らかな天眼も得るのも、塔を右に回るからです。

美しい姿は常に円満で、さまざまな相が自然に飾り、大きな勢力を成就するのも、塔を右に回るからです。

あるいは帝釈天の宮殿に生まれ、大いなる威光と勢力を自在に持ち、忉利天の中でも尊者となるのも、塔を右に回るからです。

あるいは夜摩天、兜率天、化楽天、他化自在天の天宮に生まれるのも、塔を右に回るからです。

あるいは梵天に生まれ、梵天の世界で最も自在となり、もろもろの天に常に供養されるのも、塔を右に回るからです。

億那由他という長い劫の間、常に多くの智者たちに敬われ供養されるのも、塔を右に回るからです。

その身や衣服は、億劫もの間、常に汚れがなく、清らかな白い善法を備えるのも、塔を右に回るからです。

大きな精進の力を持ち、様々な行いを熱心に修め、疲れたり怠けたりすることがないのも、塔を右に回るからです。

勇猛に常に精進し、固く壊れることがなく、行うことはすぐに成就するのも、塔を右に回るからです。

奥深く遠くまで響く微妙な音声、聞く者は皆喜び、安らかで楽しく常に病がないのも、塔を右に回るからです。

私が説いた通りに、三つの生存の苦しみを厭い捨て、世を超えた智慧を成就するのも、塔を右に回るからです。

常に四念処、四正勤、四如意足の中にいるのも、塔を右に回るからです。

四つの真実(四諦)、五根、五力、七つの覚りの部分(七覚支)、八つの正しい道(八正道)と聖なる果報を悟り尽くすのも、塔を右に回るからです。

すべての煩悩を滅ぼし、大いなる威光と徳を備え、漏れのない六つの神通力を得るのも、塔を右に回るからです。

永遠に貪り、怒り、愚かさ、そしてすべての妨げから離れ、独覚(縁覚)の菩提を証するのも、塔を右に回るからです。

素晴らしい紫金色の体を得て、三十二相八十種好で身を飾り、現世で天と人の師となるのも、塔を右に回るからです。

すべては身の行いと言葉の行いによって称賛し、仏塔の周りを右に回ることで、この大きな利益を得るのです。

右に回って諸々の仏塔をまわることで得られる功徳は、私が今聞いたままに、その一端を語っても、どうして語り尽くせましょうか。

爾時世尊說此偈已,舍利弗等一切眾會,皆大歡喜,信受奉行。

そこで世尊がこの詩句を説き終えられると、舎利弗をはじめとする全ての参会者たちは、皆が大いに喜び、深く信じて受け入れ、実践しました。

右繞佛塔功德經

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