No. 278-A首楞嚴經通議略科題辭(附號記)
此經文博義幽,舊解但科其文而未盡挈其義,故於通塗一貫之旨未暢,使觀者徇文而大義難明,以致修心三觀不得其門而入。雖古今講演流通盡大地,而依之造修者皆不知其要,有負 如來開示正修行路也!今愚妄為通議,直欲發明條貫,使學者一覽便見指歸。其略科但先提揭要義以示文外之旨,大端稍異前人,而義則昭然易見,觀者萬不得以臆見而忽之也!今以標科各立號記,使易尋流討源,非特好為奇事也!幸勿厭之!
この経文は広大な意味を深く含み、古い解釈はただ文面を整理するだけで、その真義を十分に汲み取ることができていません。そのため、一貫した根本の趣旨が十分に明らかにならず、読む者が文字に捉われて大義を理解しにくく、修心三観の実践もその入り口を見出せない状態です。古今を通じて多くの講演や流通があっても、それに基づいて修行する者は皆、その要点を知らず、如来が示された正しい修行の道を十分に活かせていません。
今、私は愚かにもこの経文を通して議論し、その条理を明らかにして、学ぶ者が一目で指針を見出せるようにしたいと思います。簡略な科文はまず要点を提示し、文字の外にある趣旨を示すもので、大まかな構成は前人とやや異なりますが、その意味は明らかで理解しやすいものです。読む方は決して私見で軽んじることのないようお願いします。各章に標科と番号を付けて、流れを追い源を探るのを容易にしました。これは単に奇をてらうためではありません。どうかお厭きにならず、ご覧ください。
憨山老人清識
憨山老人の清らかな識別
科號次第預列以便臨文尋討。
科号の順序をあらかじめ列挙しておくのは、本文を読む際に探しやすくするためである。
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