略授三歸五八戒并菩薩戒
安國寺沙門 澄照 讚
安国寺の沙門 澄照 讃
夫戒法者乃是成佛之源證聖之本七支若不清淨三昧無由現前故和四果因此而生十地假茲方尅斯則萬行之根本也千佛之𨊲轍也既善從戒起果籍同成授者必須令合法式或稱說相為羯磨或目翻邪為得戒或文增罔據或句減無𠗦此乃徒設劬勞不發戒品故梵網經云則為自欺誑亦誑他人能授者既獲輕垢之𠎝所受者何緣得清淨之戒今依聖教略集軌儀總作八門以成次第。
戒の法は、まさに仏となる源であり、聖を証する根本です。七支がもし清浄でなければ、三昧は現れることがありません。だからこそ、四果はこれによって生じ、十地はこれによって成就するのです。これは万行の根本であり、千仏の通る道です。善は戒から起こり、果はこれによって成ります。授ける者は必ず法式に従わせなければなりません。あるいは相を称説して羯磨とし、あるいは邪を翻して得戒とします。文を増やしても根拠がなく、句を減らしても確かさがありません。これでは労苦を設けるだけで、戒品は発しません。だから『梵網経』には、「自らを欺き、また他人を欺く」とあります。授ける者がすでに軽垢の罪を得ているなら、受ける者はどうして清浄の戒を得ることができるでしょうか。今、聖教に依って、軌儀を略集し、八門を総じて作って次第を成します。
- 第一說受由序
- 第二請聖證明
- 第三翻邪歸依
- 第四懺除往業
- 第五說法開悟
- 第六正發律儀
- 第七示相護持
- 第八發願回向