佛說造塔延命功德經
罽賓國三藏沙門般若奉 詔譯
如是我聞:
一時佛在舍衛國祇樹給孤獨園,與大苾芻眾及菩薩摩訶薩眾俱。爾時波斯匿王在大眾中,即從座起,整理衣服,偏袒右肩,右膝著地禮佛雙足,合掌恭敬而白佛言:「希有世尊!相師占我却後七日必當壽盡。我為無常苦所逼惱,無所依仰,來投世尊。唯願世尊為我救護。云何令我得離憂苦?」佛告言:「大王!善自安慰,勿得憂怖。諸佛如來有善方便,能令大王獲殊勝利,近延壽命,當得阿耨多羅三藐三菩提。諦聽諦聽,善思念之,吾當為汝分別解說。大王當知,若欲免離無常苦惱,超入如來法身壽量,應先發心、持佛淨戒、修最上福。能發此心,延王壽命。」王白佛言:「唯願世尊為我救護。所說發心持佛淨戒修最上福,我便奉行,亦令國人奉行此法。未知發心何等心?持何等戒?何福最上?唯願如來為我宣說。」佛告大王言:「發心者,發四無量心。言持戒者,持不殺戒。修上福者,無過造塔。悲愍救護一切眾生,諸天善神常來守護,不相捨離如影隨形,發生大王無邊福利。大王!建立佛塔,福利難思,三世如來所共稱讚。我為大王略說因緣,王當諦聽。乃往古昔有一小兒此地牧牛,有諸相師來共占相,謂言此牧牛兒却後七日必當壽盡。是牧牛兒又於異時與諸小兒聚沙為戲,中有小兒摧沙為堆,言作佛塔,高一磔手或二或三至四磔手。時此小兒戲聚沙塔高一磔手,却後更延七年壽命。於聚沙時,有辟支佛持鉢而行,時諸小兒以嬉戲心將沙奉施,言:『我施麨。』時辟支佛引鉢受之,以神通力沙變成麨。時諸小兒見此因緣,皆悉獲得清淨信心。時辟支佛與諸小兒悉授記莂,作如是言:『汝諸童子所造之塔高一磔手者,於未來世作鐵輪王,王一天下。二磔手者,作銅輪王,王二天下。三磔手者,作銀輪王,王三天下。四磔手者,作金輪王,王四天下。』時諸小兒以嬉戲心造如是塔、感如是果,何況大王發至誠心。若有善男子善女人,以決定心如法造塔,乃至一肘量、一磔手、一指節、一穬麥,所得功德無有限量,常有諸天雨花供養。是故大王!若善男子善女人欲造塔時,先於一切眾生起大悲心而為先導,以菩提心而為根本,然後淨地作壇供養,以瞿摩夷塗之,燒香散花。面正東坐,作是思惟:『佛薄伽梵自利利他功德圓滿,復能滿足眾生之願。我今成就第一法身,發菩提心,於薄伽梵所有造塔軌儀法則,一一次第如法奉行。』
ある時、お釈迦様は舎衛国の祇園精舎におられ、大勢の比丘たちや菩薩たちと共におられました。その時、波斯匿王が大衆の中から立ち上がり、衣を整え、右肩をあらわにし、右膝を地につけて仏の両足を礼拝し、合掌して恭しくお釈迦様に申し上げました。
「尊い世尊よ。占い師が私の命はあと七日で尽きると占いました。私は無常の苦しみに追い詰められ、頼るものもなく、世尊のもとに参りました。どうか世尊、私をお救いください。どうすればこの憂いと苦しみから離れることができるでしょうか。」
お釈迦様はお答えになりました。 「大王よ、どうかご安心ください。憂い恐れることはありません。諸仏如来には善巧方便があり、大王が殊勝な利益を得て寿命を延ばし、やがて阿耨多羅三藐三菩提を得ることができるようにしてくださいます。よく聞き、よく心に留めてください。私があなたのために詳しく説き明かしましょう。大王が知るべきことは、もし無常の苦悩から免れ、如来の法身の寿命の領域に入りたいならば、まず心を発し、仏の清浄な戒を保ち、最も優れた福を修めるべきです。この心を発すれば、大王の寿命は延びるでしょう。」
王はお釈迦様に申し上げました。 「どうか世尊、私をお救いください。おっしゃる『心を発し、仏の清浄な戒を保ち、最も優れた福を修める』ことを、私は謹んで実践し、国中の人々にもこの法を行わせます。しかし、どのような心を発すればよいのでしょうか。どのような戒を保てばよいのでしょうか。どの福が最も優れているのでしょうか。どうか如来よ、私のために説き示してください。」
お釈迦様は大王にお答えになりました。 「心を発するとは、四無量心を発することです。戒を保つとは、殺生をしない戒を保つことです。最も優れた福を修めるとは、塔を建てることに勝るものはありません。一切の衆生を悲しみ憐れんで救い護れば、諸天善神が常に守護し、影が形に従うように決して離れることはなく、大王に無辺の福利をもたらします。大王よ、仏塔を建立する福利は計り知れず、三世の如来が共に称賛されることです。私は大王のために、その因縁を略説しましょう。よく聞いてください。
昔々、ある子供がこの地で牛を飼っていました。ある時、占い師たちが来て占いをし、『この牛飼いの子供の命はあと七日で尽きる』と言いました。その後、この子供は他の子供たちと砂遊びをしていました。その中に、砂を積み上げて『仏塔を作ろう』と言い、高さ一磔手(手を広げた親指と中指の先の長さ)、あるいは二、三、四磔手の塔を作る子供がいました。この牛飼いの子供が遊びで砂を積み上げて作った塔は高さ一磔手でしたが、それによって更に七年の寿命を延ばすことができました。
砂を積み上げている時、辟支仏が鉢を持って通りかかりました。子供たちは遊び心で砂を捧げ、『これを施します』と言いました。すると辟支仏は鉢を差し出してそれを受け取り、神通力によって砂がご飯に変わりました。子供たちはこの因縁を見て、皆清浄な信心を得ました。その時、辟支仏は子供たち全員に記別(未来の成仏の約束)を授け、このように言いました。『あなた方童子たちの造った塔が一磔手の者は、未来世で鉄輪王となり、一天下を治めよう。二磔手の者は、銅輪王となり、二天下を治めよう。三磔手の者は、銀輪王となり、三天下を治めよう。四磔手の者は、金輪王となり、四天下を治めよう。』
子供たちが遊び心でこのような塔を造り、このような果報を得たのです。ましてや大王が至誠の心を発するならば、どれほどのことでしょう。もし善男子・善女人が、決定的な心をもって如法に塔を造るならば、たとえ一肘の量、一磔手、一指節、一穬麦ほどのものであっても、得られる功徳は限りなく、常に諸天が花を降らせて供養するでしょう。
ですから大王よ、もし善男子・善女人が塔を造りたいと思うならば、まず一切の衆生に対して大悲心を起こし、それを先導とし、菩提心を根本として、その後、清浄な土地に壇を作り供養し、瞿摩夷(牛の糞を乾燥させた清浄料)を塗り、香を焚き花を散らします。そして正面を東に向いて座り、このように思惟するのです。『仏陀(薄伽梵)は自利利他の功徳が円満であり、さらに衆生の願いをも満たしてくださる。私は今、第一の法身を成就し、菩提心を発して、仏陀のすべての造塔の軌儀法則を、一つ一つ順序よく如法に奉行する。』と。」
「第一,採集妙華,以陀羅尼加持七遍,散布壇上供養如來。陀羅尼曰:
「曩謨薩怛他二合耶埵阿耨羯多跛羅底瑟恥二合帝布數波罽答迷怛他蘖多耶三藐三母馱耶怛儞也二合他補澁閉補澁閉二合蘇補澁閉二合娑縛二合賀引」
「第二,埏埴作泥團時,作婀字觀,此是如來法界身,先當歸命。作如是言:
「曩謨捺闍溺崛芻二合悉底二合耶捺嚩平薩嚩怛他蘖多難滿泥上囉怛曩二合怛羅二合演輸梵阿閦鞞阿彌陀畔差子阿反薄伽梵阿哩也引嚩嚕枳帝濕嚩二合羅耶麌嚕」
「正埏埴時,以俱胝陀羅尼加持其泥二十一遍,造一佛塔如造一俱胝佛塔,所獲功德等無有異。是故此陀羅尼名為俱胝陀羅尼。陀羅尼曰:
「怛儞也二合他唵蘇上佉澁茗四合蘇佉澁茗四合蘇佉澁麼四合阿耨羯諦訕諦訕諦誕諦誕諦儞平囉拘黎曳(八)戍嚩提(九)諦主嚩提(十)薩嚩母馱(十一)阿地瑟姹二合曩阿地瑟恥二合多阿母底羝(十四)娑嚩二合引賀引」
「第三,次於泥團作娑頗二合字觀。當觀此泥團猶如水精,又如頗胝迦寶,內外清淨分明瑩徹。以陀羅尼加持一遍。陀羅尼曰:
「唵嚩日羅二合嗢多皤嚩耶娑嚩二合引賀引」
「第四,次塗赤土時,作火色觀,即知一切世間出世間法,皆從微塵而得成就。作此觀已,取乾赤土遍塗泥團,觀一切法本來無生畢竟空寂。作含字觀,想此泥團如鎔金色,然後造塔。以陀羅尼加持一遍。陀羅尼曰:
「唵阿羅左尾羅左娑嚩二合引賀」
「第五,次以泥團入模時,用陀羅尼加持一遍,然後入模。陀羅尼曰:
「唵嚩日羅二合引馱都蘖陛娑嚩二合引賀引」
「第六,次入法身真言時,用此陀羅尼加持一遍,然後入印子中。陀羅尼曰:
「唵達摩馱都蘖陛娑嚩賀引」
「第七,次椎打塔印時,用陀羅尼加持一遍,然後椎打。陀羅尼曰:
「唵嚩日囉二合引補特伽羅拘吒耶拘吒耶娑嚩二合引賀」
「第八,次椎打竟,以手作塔階時,用陀羅尼加持一遍,安置塔階。陀羅尼曰:
「唵嚩日羅二合引喻曬娑嚩二合引賀」
「第九,次塔正從模中出時,用陀羅尼加持一遍,然後出之。陀羅尼曰:
「唵達摩底珠娑嚩二合引賀」
「第十,次脫塔出模已,安置塔時用陀羅尼加持一遍。陀羅尼曰:
「唵蘇鉢羅二合引底瑟恥二合多嚩日入羅二合娑嚩二合賀引」
「第十一,次安置塔座了,以手按塔頂上,以陀羅尼加持一遍。陀羅尼曰:
「唵跛羅藍三合摩哆喃曳平娑嚩二合引賀引」
「第十二,次於塔上安傘蓋時,以陀羅尼加持一遍。陀羅尼曰:
「唵跛羅藍三合摩婀喻曬娑嚩二合賀」
佛告大王:「若善男子、善女人以清淨心依此軌儀造作佛塔,若自作、若教人作,若復讚歎、若當信受,所得功德與造佛塔等無差別。當知是人於此一生,不為一切毒藥所中,壽命長遠無有橫死,究竟當得不壞之身,一切鬼神不敢逼近,五星七曜隨順驅使,一切怨家悉皆退散,隨所生處身常無病,一切眾生見皆歡喜;無淨戒者淨戒滿足,不調伏者能令調伏,不清淨者能令清淨,破齋戒者齋戒復生,若犯四重及五無間極重罪業悉得消滅,無始劫來障累皆盡。若有女人欲求男者,即生勇健福德之男,四大天王常隨擁護。造塔功德其福如是。若塔破壞變作微塵,風吹一塵散落他處,塵所經過山林河海,一切眾生觸斯塵者,永更不受雜類之身,捨身受生常得見佛。大王!若善男子、善女人,若於造塔及陀羅尼想觀分明一心憶念,永離水難火難,王難賊難、刀兵等難無能傷害。若於曠野、若空閑處、若於聚落及大會中,能以此經宣告大眾,即為救護眾生身命,所獲福德量與空等。若於後世書寫流通,塔雖未造,造塔功德等無有異。我為大王及未來世一切眾生,廣開造塔延命功德,王當憶持。」
爾時波斯匿王及諸大眾,聞佛所說,皆大歡喜,信受奉行。
佛說造塔延命功德經
中天竺三藏牟尼室利說梵語
西明寺大德賜紫沙門圓照 筆 授
章教寺大德沙門鑑虛 潤文
靈雲校本云 貞享四丁卯稔中春二十三日一校了 淨嚴(四十九載)