第一節 受用圓滿
第一節 受用圓満
中天竺金剛座之東方,有國曰伽𠳐羅。國內大都,曰薩訶囉,有二十七億戶。城中王宮,平潔高廣,有無量金幢嚴飾,故名金幢宮,受用圓滿可見一斑耳。(譯者按:鍾敦仁波卿所造傳謂:東印度地名薩訶囉,都名𠳐伽羅,宮名金幢。有居戶一億,遊園七百二十,浴地二萬五千,多羅樹五萬六千株,圍繞城邑,城有七重垣牆。城中有橋三百六十架,金幢二萬五千,王宮金頂凡有十三。受用富樂,可與香城比。正法熾盛,等同法上菩薩而無有異。)
中インドの金剛座の東に、伽𠳐羅という国があります。その国の大きな都は薩訶囉と呼ばれ、二七億戸もの家があります。都の王宮は平らで清潔、高く広く、数え切れないほどの金の幢で飾られており、それゆえ金幢宮と呼ばれています。その豊かさは一目でわかるほどです。(訳者注:鍾敦仁波卿が著した伝記によると、東インドの地名は薩訶囉、都の名は𠳐伽羅、宮殿の名は金幢とされています。一億戸の家があり、七二〇の遊園、二万五千の浴場、五万六千本の多羅樹が城を囲み、城壁は七重。城内には三六〇の橋があり、二万五千の金の幢、王宮には金の屋根が一三あります。その富と楽しみは香城に匹敵し、正法が盛んで、法上菩薩と変わらないほどです。)