弁正論 (辯正論)
「辯正論」について
唐 · 法琳撰 著
8.9 万字 · 約 298 分
『弁正論』は、唐代の高僧・法琳によって著された重要な仏教護法著作です。本書は唐初期における仏教と道教の激しい論争という歴史的背景のもとで執筆され、当時の道士による仏教批判に対し、儒教・仏教・道教の三教の経典を体系的に引用して反論し、仏教教義の正統性と純粋性を擁護しています。全八巻からなる本書は、教義の弁析、歴史的考証、理論構築を内容とし、緻密な論理と豊富な典拠引用で知られています。この論は、唐代の仏教護教文献の頂点をなすだけでなく、後世における仏道論争の理論的枠組みを確立し、中国仏教思想史上において先駆的かつ後続に影響を与える権威ある地位を占めています。
著作権:原文は CBETA
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