沙彌尼律儀要略
華山隆昌寺司律學沙門 讀體 輯集
梵語沙彌尼。此翻息慈女。謂息惡行慈。息世染而慈濟眾生也。亦云勤䇿女。亦云求寂女。律儀者。十戒律諸威儀也。
サンスクリット語で「沙彌尼(しゃみに)」とは、日本語で「息慈女(そくじにょ)」と訳されます。 これは、悪行をやめて慈しみを行うこと、つまり世の煩悩から離れ、衆生を慈しみ救うことを意味します。 また、「勤䇿女(ごんちゃくにょ)」や「求寂女(ぐじゃくにょ)」とも呼ばれます。 「律儀(りつぎ)」とは、十戒とさまざまな行儀作法のことです。
上篇
清 · 讀體輯集 著
6,780 字 · 約 23 分
『沙弥尼律儀要略(しゃみにりつぎようりゃく)』は、清代の高僧読体大師(どくたいだいし)によって編纂され、中国仏教において沙弥尼(しゃみに)のために制定された重要な戒律典籍である。本書は古代インドの戒律に基づき、中国文化の背景を踏まえて、沙弥尼の日常修行における行為規範、礼儀準則、戒条の細則を体系的にまとめたもので、衣・食・住・行および禅修など、あらゆる側面を網羅している。律宗の重要な文献として、沙弥尼の戒律実践を指導するのみならず、仏教の戒・定・慧の三学の修行次第を体現しており、仏教戒律の伝承において権威ある地位を占め、僧団の清浄の維持と個人の修行に深遠な影響を与えている。