○聞鍾
鐘の音を聞く
(行者聞鐘聲。當誦偈呪云)。
聞鐘聲 煩惱輕 智慧長 菩提生
離地獄 出火坑 願成佛 度眾生
鐘の音を聞けば、煩悩は軽くなり、智慧は育ち、菩提心が生まれる。 地獄を離れ、苦しみの炎から抜け出し、仏となることを願い、すべての衆生を救う。
唵。伽羅帝耶莎訶
おん。からていや そわか
(七遍。凡聞鐘聲。即當起坐。若生懈怠。自招過咎。雜喻經云。聞鐘臥不起。護榻善神瞋。現世無福慧。死後墮蛇身。若病重。不起無過)。
鐘の音を聞いたら必ず起き上がりなさい。もし怠け心を起こせば、自ら過ちを招くことになります。
『雑喩経』にこうあります。「鐘の音を聞いても寝たままでいると、寝床を守る善神が怒る。現世では福も智慧も得られず、死後は蛇の身に堕ちる」。ただし病が重く、起き上がれない場合は罪にはなりません。