般若灯論釈 (般若燈論釋)
「般若燈論釋」について
11.1 万字 · 約 371 分
『般若燈論釈』は、唐代に波羅頗蜜多羅法師によって漢訳された仏教論書であり、著者は清弁論師です。この論は中観思想を核心とし、般若の空性の智慧を体系的に解き明かし、部派仏教の実有の見解を批判するとともに、唯識の学説を融合させています。それは、インド大乗仏教における中観派と瑜伽行派の論争という歴史的背景の中で成立し、チャンドラキールティの帰謬論証派とは独立した、中観自立論証派の代表的な著作です。この論は、漢伝仏教とチベット仏教における空性理解に深い影響を与え、中観学派を研究する上で重要な文献と見なされ、仏教哲学史上において権威ある地位を占めています。
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