「攝大乘論釋」について
陳 · 世親菩薩釋 著 · 底本の訳者:真諦
15.1 万字 · 約 504 分
『摂大乗論釈』は、世親菩薩が無著菩薩の著した『摂大乗論』に対して記した権威ある注釈書であり、真諦法師によって陳朝時代に漢訳されました。この論は瑜伽行派の核心典籍に属し、唯識思想を体系的に解明し、阿頼耶識、三性説、および転依による成仏などの教義を重点的に論じています。大乗仏教の重要な論書として、唯識学派の理論的基礎を確立し、中国仏教思想の発展に深遠な影響を与えました。真諦の漢訳は中国仏教史上において画期的な意義を持ち、インド唯識学と中国仏学の融合を研究する上で重要なテキストを提供しています。