法華靈驗傳有大唐藍谷沙門慧詳所撰弘贊傳十卷。大宋朝四明沙門宗曉所撰現應錄四卷。又有本朝真淨國師所撰海東傳弘錄四卷。今歷覧此三傳。抄錄其中最為奇特事。合成二卷。以勸發後來。兩卷合百七奇異。
法華霊験伝には、大唐の藍谷沙門慧詳が撰した弘賛伝十巻がある。大宋朝の四明沙門宗曉が撰した現応録四巻もある。また本朝の真浄国師が撰した海東伝弘録四巻もある。今、この三つの伝記をくまなく読み、その中で最も特異な事柄を書き写し、二巻にまとめた。後世の人々を励ますためである。二巻合わせて百七の奇異な事柄を収めた。
觀識沙門釋 了圓錄
観識沙門釈了圓録