佛說造像量度經
仏像の造り方と寸法の経典
大清內閣掌譯番蒙諸文西番學總管儀賓工布查布 譯
清国内閣掌訳・番蒙諸文西番学総管・儀賓工布查布 訳
如是我聞:
私が聞いたところでは、次のように語られました。
一時佛在舍衛國祇樹給孤獨園,與諸菩薩、聲聞弟子、一切人天龍神,無量眷屬大眾俱。正乃世尊因為母說法將升忉利天土時也,爾時賢者舍利弗向佛敬禮而作是言:「世尊不住斯間,若有善人不勝懷慕、思覩世尊,願造容像者,則其法如何為之?」佛言:「善哉!舍利弗!我今暫升天土未旋斯間,或示無餘涅槃之後,若有善人思覩瞻仰,及為自他利益作福田故,願造容像者,則須遵準量度法為之。如來身量縱廣相稱,如尼拘𡀩(二合)陀樹滿自一尋,今其體肢大小節分、豎橫制度,起從頂髻,略說於汝。諦聽,善思念之。」於是世尊即說伽陀曰:
その時、仏は舎衛国の祇樹給孤独園におられた。そこには多くの菩薩、声聞の弟子たち、そしてすべての天、人、龍神など、無量の眷属を伴った大衆が集まっていた。これは、世尊が母のために説法をなそうとして、忉利天に昇ろうとしておられた時である。その時、賢者の舎利弗が仏に敬礼して、こう申し上げた。「世尊がこの間におられない間、もし善き人が世尊を恋しく思い、拝したいと願って、御像を作ろうとするならば、その方法はどのようにすべきでしょうか?」
仏は言われた。「善いかな、舎利弗よ。私は今しばらく天に昇り、この間にはいない。あるいは、無余涅槃の後にも、もし善き人が私を拝み仰ぎたいと願い、また自他の利益のために福田を作ろうとして、御像を作りたいと思うならば、量度の法に従って遵守し、作らねばならない。如来の身丈は縦も横も均整がとれており、ニグローダ樹が自然に一尋に満つるようである。今、その身体の各部の大小、縦横の寸法を、頂髻から始めて、お前に簡単に説こう。よく聞き、よく思惟しなさい。」
そこで世尊は、ガーターを説かれた。
「以自手指量,百有二十指,肉髻崇四指,髮際亦如此。面輪豎縱度,帶半十二指,分三為額鼻,及頦俱得一。下分四指半,頦身只二指,廣向十六足,深分逕四指。上唇長二指,寬有其半矣。中顯頻婆形,邊角各一指。口長度四指,賢者須要知。牙齒數四十,堅密白淨齊。下唇長六足,寬深亦如是。人中凹槽闊,三分指之一。鼻寬二指量,準高指半矣。鼻孔圓且藏,竅闊有半指。雙翅勻真圓,鼻柱橫半指。目間曠八足,長分應四指。白黑睛三分,各分得滿指,黑珠作五分,正中是眸子。眼寬只一足,其胞有三指,式如蓮花瓣,清瑩金精色。印堂白毫地,廣帶半一指。眉如初月牙,中高長四指。耳廣有二指,尖等眉中齊,洞明寬四足,竅孔得半指。耳朵高四麥,橫分應滿指。耳內上下略,四分指之一。連槽深分總,二指加半指。耳葉四指半,耳垂長五指。輪郭髮際邊,可愛盡難比。首圍面三倍,如寶葢適意。兩耳面相去,十有八布指。復其背後間,相去十四指。合較週匝度,三十有六指。頸瓶廣八指,圓二十四指。頸邊至肩甲,平量十二指。手長總四搩,臑長二十指。臂有十六指,巨週亦如此。肩尖圓且滿,根圍二十四。從起中指尖,手頭正一搩。掌縱應七指,廣分是五指。掌肉平飽滿,滋潤光滑赤,顯諸吉祥紋,螺輪華鈎飾。將指之長分,前面得五指,此指梢節中,食指之尖至。屈指之長分,比將矮半指。小梅指頭尖,至屈末半節。四皆具三節,甲葢半節矣。巨指長四指,其週亦如是,此指只兩節,甲遮如前矣。巨指食指根,相去應三指。小指根以下,四指半至基。項心臍乳間,帶半十二指。自乳尖至腋,平量六指矣。兩腋相去度,二十有五指。胸堂週圍繞,正五十六指。自從雙乳絣,十六指至臍。臍圓有摺旋,深闊皆一指。此處腰圍繞,四十有八指。髀樞邊向裏,平量廿四指。從臍至陰藏,滿搩加半指。陰藏如馬王,密囊有四指。股奘三十二,長二十五指。近膝圍繞度,二十有八指。連節膝四指,踝骨縱三指。鹿腨纖圓直,長二十五指。中間週圍繞,二十有一指。踝圍十四指,其邊寬二指。以下四指踵,凸闊得三指。足底豎一搩,厚分有二指。四指俱三節,甲遮末半矣。將指惟二節,圍繞五指是。長度滿三指,食指亦如是。十六次八分,中屈及小指。大指厚六足,餘漸止滿指。指根連縵網,趺高如龜背。掌平滿柔輭,滋潤色丹赤。輪螺吉祥字,諸妙相深微。如是如來相,一切福德備。」
「如来の相」について説きます。 自分の指を単位として測ると、全体の身長は百二十指。 肉髻(頭頂の盛り上がり)の高さは四指。 生え際もまた、これと同じです。 顔の縦の長さは、さらに十二指半。 これを三分して、額・鼻・顎にそれぞれ一指を得ます。 下の部分は四指半。 顎の長さは二指のみ。 横の広さは十六足。 奥行きの直径は四指。 上唇の長さは二指、その幅は半分にあたります。 真ん中には、頻婆(ビンバ)という果実のような形が現れ、角の部分はそれぞれ一指。 口の長さは四指。賢者はこのことを知るべきです。 歯の数は四十本。堅く、密で、白く、清らかで、整っています。 下唇の長さは六足。幅と深さも同様です。 人中の溝の幅は、三分の一指。 鼻の幅は二指。鼻の高さは指一本半。 鼻孔は丸く、奥まっており、穴の大きさは半指。 鼻翼は均整が取れて真ん丸。鼻柱の横幅は半指。 両目の間の距離は八足。長さは四指。 白目と黒目の割合は三分で、それぞれ一指を占めます。 黒目は五分に分けられ、その真ん中が瞳です。 眼の幅は一足のみ。その膜(まぶた)は三指あり、形は蓮の花びらのようで、清らかに光り、金剛の輝きを放ちます。 眉間の白毫の広さは、半分の一指。 眉は新月のようで、真ん中が高く、長さは四指。 耳の広さは二指。耳の先端は眉の高さと同じ。 耳の空洞の幅は四足。穴の大きさは半指。 耳朶の高さは四麦。横幅は一指。 耳の内側の上下は、それぞれ四分の一指。 耳の連なる溝の深さは、合わせて二指半。 耳たぶ(耳葉)は四指半。耳垂(耳たぶの先)の長さは五指。 耳たぶの輪郭は、髪の生え際の辺りにあり、その美しさは比べるものがないほどです。 頭の周囲は顔の三倍。まるで宝の傘(宝蓋)のように快適です。 両耳の間の距離は、十八の指。 さらにその後頭部の間の距離は十四指。 これを合わせて周囲を計ると、三十六指。 首の瓶(頸)の広さは八指。周囲は二十四指。 首の側面から肩甲骨までの水平な長さは十二指。 手の長さは全部で四搩。上腕(臑)の長さは二十指。 前腕(臂)は十六指。その周囲もまた同じ。 肩先は丸く満ちており、その根元の周囲は二十四。 中指の先端から数えて、手のひらの寸法は正に一搩。 手のひらの縦は七指。横の広さは五指。 手のひらの肉は平らで満ち、潤いがあり、滑らかで、赤く光っています。 様々な吉祥の紋様が現れ、螺(貝)、輪、華、鉤などの飾りがあります。 人差し指の長さは、手のひらから五指分。この指の先端の節で、中指の先端に達します。 中指の長さは、人差し指より半指短い。 薬指の先端は、中指の末端から半節ほどのところまで届きます。 小指の先端は、中指の末端から半節ほど届かない。 四本の指はすべて三つの節を持ち、爪は半節を覆います。 親指の長さは四指。その周囲も同様。この指は二節のみ。爪の覆いは先と同じです。 親指と人差し指の根元の間は、三指の幅。 小指の根元から先端までは、四指半。 喉の中心から乳の間までは、さらに十二指半。 乳の先端から脇の下までは、水平に六指。 両脇の間の距離は、二十五指。 胸の周囲は、正しく五十六指。 両乳を結んだ線からへそまでは、十六指。 へそは丸く、ひだがあり、その深さと広さはともに一指。 この部分の腰回りは、四十八指。 脚の付け根(髀枢)から内側に向けての水平な距離は、二十四指。 へそから陰部までは、満搩(手を広げた長さ)に半指を加えた長さ。 陰部は馬王のようで、陰嚢(陰の袋)は密で四指。 大腿部の太さは三十二。長さは二十五指。 膝の近くの周囲は、二十八指。 膝の関節は四指。足首の骨(踝骨)の縦の長さは三指。 鹿の腿(腨)のように細く、丸く、まっすぐで、長さは二十五指。 その中間の周囲は、二十一指。 足首の周囲は十四指。その端の幅は二指。 以下、四指の踵(かかと)。その突出した幅は三指。 足の裏の縦の長さは一搩。厚さは二指。 四本の足指はすべて三節。爪は末端の半分を覆う。 親指は二節のみ。五指の周囲はその通り。 長さは満三指。人差し指も同様。 十六、次に八分と、中指と小指がそれに続く。 親指の厚さは六足。残りは次第に一指まで減る。 指の根元は水かきで繋がっている。足の甲は亀の甲羅のように高く盛り上がっている。 足の裏は平らで柔らかく、潤いがあり、赤みを帯びている。 輪や螺、吉祥の文字など、様々な微細な妙相が深く表れている。 このように、如来の相は、すべての福徳を備えているのです。
佛說此經已,賢者舍利弗及諸弟子,一切大眾聞佛所說,皆大歡喜,信受奉行。
仏がこの経を説き終えると、賢者の舎利弗と諸々の弟子たち、一切の大衆は、仏の説かれたことを聞いて、皆大いに喜び、深く信じて受け入れ、その教えの通りに実践しました。
佛說造像量度經
仏像の造り方と寸法の経典