熾盛光道場念誦儀 (熾盛光道場唸誦儀)
「熾盛光道場念誦儀」について
宋 · 遵式撰 著
6,829 字 · 約 23 分
『熾盛光道場念誦儀』は、宋代天台宗の高僧・遵式大師によって編纂された重要な仏教密教儀軌の典籍です。この儀軌は、熾盛光如来の陀羅尼(真言)を核心として、壇を設け供養し、呪文を唱え、観想を行うなど、体系的な修持法門を構築しています。その目的は、正しい方法による念誦と修持を通じて、災いを消し難を除き、星宿の災異を祓い、国を護り民を佑けることにあります。本儀軌は、宋代仏教における密教と天台宗実践の融合を反映し、中国仏教がインド密法を吸収・転化した様子を示しています。仏教史上、特に消災祈福の法要において重要な位置を占め、宋代の仏教儀軌及び密教の中国化を研究する上で、鍵となる文献の一つです。
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