正源略集補遺
天台嗣祖沙門國清 達珍 輯
形山淖禪師法嗣(雪嶠信孫二人)
清 · 達珍編 著
3,602 字 · 約 12 分
清の達珍法師が編纂した『正源略集補遺』は、禅宗の重要史伝『正源略集』を補完する文献である。本書は明清期における臨済宗・曹洞宗などの高僧の語録と伝記を収録し、特に江浙地域の禅林史料を重視している。『五灯会元』の伝統を継承し、禅宗の法脈相承を体系的に整理しており、明清期の禅宗発展、宗派の流変、地域的伝播の研究に貴重な一次資料を提供する。禅宗史伝の重要な補編として、その内容は歴史的価値と修行指導の価値を兼ね備え、仏教研究者にとって不可欠な参考資料である。