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  1. 百千印陀羅尼経 (百千印陀羅尼經)
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百千印陀羅尼経 (百千印陀羅尼經)

「百千印陀羅尼經」について

唐 · 底本の訳者:實叉難陀

451 字 · 約 2 分

実叉難陀は唐代の著名な経典翻訳僧であり、于闐国の出身で、則天武后の時代に詔を奉じて仏典を翻訳しました。『百千印陀羅尼経』は彼が翻訳した密教の重要な経典であり、初期の陀羅ニ集に属し、数多くの密呪と印契を収録し、読誦の功徳を強調し、災いを消し障りを除き、福徳と智慧を積むことができると説いています。この経典は唐代における密教の広まりの盛況を反映しており、漢伝仏教における密法の発展を研究する上で重要な文献を提供し、仏教密乗体系の中で重要な地位を占めています。


百千印陀羅尼經一卷

百千印陀羅尼経

大周三藏實叉難陀奉 制譯

大周の三蔵・実叉難陀が勅命により訳す

如是我聞:

このように私はお聞きしました。

一時佛在王舍城耆闍崛山,與大比丘眾及大菩薩眾俱。爾時世尊告諸比丘:「有陀羅尼名百千印,汝等應當受持。所謂歸命面貌廣大頂出真金光明幢如來,歸命釋迦牟尼如來應正等覺。」即說根本陀羅尼曰:

ある時、仏は王舎城の霊鷲山に滞在され、多くの大比丘たちや大菩薩たちと共におられました。その時、世尊は比丘たちに告げられました。「百千印という陀羅尼がある。汝らはこれをよく受持すべきである。すなわち、『顔貌広大にして頂より真金の光明の幢を出す如来に帰命し、釈迦牟尼如来・応供・正等覚に帰命せよ』と。」そして、根本陀羅尼を説かれました。

「怛姪他唵(一)部地部地部地部地(二)薩婆怛他揭多衢折囉(三)馱囉馱囉(四)訶囉訶囉(五)跋訶囉跋訶囉(六)摩訶菩提質多(七)炷魯炷魯(八)設多囉濕彌珊招地羝(九)薩婆怛他揭多遏地使咃那阿毘色羝(十)衢儜衢那跋羝(十一)部陀衢那阿婆婆(上聲)西(十二)弭禮弭禮(十三)伽伽(上聲)那怛犁薩婆怛他揭多阿地史恥羝納婆娑怛犁(十四)閃麼閃麼跋閃麼跋閃麼(十五)薩婆播波跋閃麼寧(十六)薩婆播波毘戍燒達寧(十七)虎盧虎盧(十八)菩提末伽三鉢囉瑟恥羝(十九)薩婆怛他揭多鉢囉羝瑟恥多戍遞娑婆訶」

唖部地 部地 部地 部地 一切の如来の化身よ 陀羅 陀羅 訶羅 訶羅 跋訶羅 跋訶羅 大いなる悟りの心よ 主路 主路 光の網が全てを照らし出す 一切の如来の灌頂を授ける者よ 衢儜 衢那跋羝 仏の智慧が広がる 弥礼 弥礼 虚空の如く、一切の如来の真実の教えよ 閃麼 閃麼 跋閃麼 跋閃麼 全ての罪を清め 全ての罪を焼き尽くせ 虎盧 虎盧 悟りへの道を完全に成就せよ 一切の如来より証された完成よ サバハ

「此是根本陀羅尼。」
「唵(一)薩婆怛他揭多毘婆 枳羝(二)社耶社耶娑婆訶」
「此是陀羅尼心呪。」
「唵(一)虎嚧虎嚧社耶目佉娑婆訶」

おん くろくろ しゃや もくしゃ そわか

「此是隨心呪。」
「若有比丘、比丘尼、優婆塞、優婆夷,及餘淨信善男子善女人等,能造一塔,書寫此百千印陀羅尼置其中者,造此一塔所得功德,如造百千塔功德無異。」佛說此經已,彼諸比丘及菩薩眾,天、人、阿修羅等,聞佛所說,皆大歡喜,信受奉行。
百千印陀羅尼經

百千印陀羅尼経


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