紹興重雕大藏音卷第上
紹興重雕大蔵音 (紹興重雕大藏音)
「紹興重雕大藏音」について
宋 · 處觀著 著
3.4 万字 · 約 113 分
『紹興重雕大蔵音』は、宋代の僧侶・処観によって編纂され、南宋の紹興年間に成立した、中国仏教史上重要な音義書です。大蔵経の刊刻が盛んな時代背景のもとで生まれ、経典中の難読字や特殊な語彙に音注と解釈を施し、僧侶が経文を正しく誦読し理解するのを助けることを目的としました。内容は、仏典中の難字、異読、梵語音写語などを体系的に整理しており、文字学と音韻学の両面で価値があります。現存する比較的早期の仏経音義専門書として、後世の大蔵経編纂や仏教言語研究に重要な基盤を提供し、仏教文献学と経典伝承において独自の地位を占めています。