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  1. 仏説熾盛光大威徳消災吉祥陀羅尼経 (佛說熾盛光大威德消災吉祥陀羅尼經)
  1. 仏説熾盛光大威徳消災吉祥陀羅尼経 (佛說熾盛光大威德消災吉祥陀羅尼經)
  2. 仏説熾盛光大威徳消災吉祥陀羅尼経 (佛說熾盛光大威德消災吉祥陀羅尼經)

仏説熾盛光大威徳消災吉祥陀羅尼経 (佛說熾盛光大威德消災吉祥陀羅尼經)

「佛說熾盛光大威德消災吉祥陀羅尼經」について

唐 · 底本の訳者:不空

1,012 字 · 約 3 分

仏説熾盛光大威徳消災吉祥陀羅尼経は、唐代の高僧・不空三蔵によって漢訳されました。この経典は、密教が隆盛した唐代に成立し、天体の異変に伴う災厄への畏れに対処することを目的としています。経文の核心は「熾盛光仏頂法」にあり、熾盛光陀羅尼の真言を説き、天災や人災を除き、星宿の厄運を払う威徳力を備えているとされます。その内容は、熾盛光如来を礼拝し、陀羅尼を誦持する消災の儀軌を重点的に説いています。仏教密教の体系において、この経典は星宿法門の重要な典籍として尊ばれ、古来より太歳や星曜の障りを化解する権威ある実践のよりどころとされ、漢伝仏教の消災招福の実践において崇高な地位を占めています。


佛說熾盛光大威德消災吉祥陀羅尼經序

仏説熾盛光大威徳消災吉祥陀羅尼経序

越溪沙門性澄述

越溪沙門性澄述

夫能仁之為教也,所契者道、所體者神,統法界而有為、窮三世而不息,無乎不在,故天為覆、地為載,日月星辰為照臨、群生品物為吉凶,消長感而遂通,故凶可以避、吉可以趨,天地日月星辰萬物各可以使其至於當者,皆斯經之宗用也。其消禳災難、導致禎祥,方軌壇儀、要制期限,粲然靡所不載,足以上福邦家、下祐民庶,即近而達遠、即事而顯真,誠博要之道歟。爰自不空傳譯,歷代寶之,依法誦持,眾機蒙益,可無訓釋以裨流通?維昔雲間鑑師,雖嘗疏解,繁略未馴。輒不自揆,採摭山家諸祖格言刪補治定,庶或少補于將來。時至治二年龍集壬戌,奉詔赴都,乘驛淮河,中秋日敘。

能仁(釈尊)の教えは、そのまま道と契り、神(真理)を体現するものです。法界全体を統べながらも作為を超え、三世(過去・現在・未来)を窮めても尽きることがありません。どこにでも遍在しているので、天は覆い、地は載せ、日月星辰は照らし、あらゆる生きとし生けるものや万物の吉凶を司ります。消長(現象の変化)に感応して通じるので、凶を避け、吉を招くことができます。天地も日月星辰も万物も、それぞれが本来あるべき姿に至ることを可能にする――これこそが、この経典の根本的な働きです。

災難を消し、吉祥を招くための方法、儀式の作法や期間の定めなど、あらゆることが明らかに記されています。これによって上は国を祝福し、下は民を守り、身近なところから遠くまで、事象を通して真理を顕わすことができるのです。まことに広く深い、要約された道と言えるでしょう。

不空三蔵が漢訳して以来、歴代で大切にされ、法に従って読誦・修持すれば、多くの人々が利益を受けます。そのため、解釈を加えて広く伝えることが必要ではないでしょうか。かつて雲間の鑑師が注釈を試みましたが、詳しすぎたり簡略すぎたりして、まとまりに欠けていました。そこで私は、山家(天台宗)の諸祖師の格言を採り入れ、削り補い整えることで、将来の学びに少しでも役立てたいと思います。

時は至治二年、壬戌の年。詔により都へ上る途中、淮河のほとりで、中秋の日に記す。

佛說熾盛光大威德消災吉祥陀羅尼經

佛説熾盛光大威徳消災吉祥陀羅尼経

唐特進試鴻臚卿三藏沙門大廣智不空奉 詔譯

唐の特進試鴻臚卿・三蔵沙門大広智不空、詔を奉じて訳す

爾時釋迦牟尼佛在淨居天宮,告諸宿曜遊空天眾、九執大天及二十八宿、十二宮神一切聖眾:「我今說過去娑羅王如來所說熾盛光大威德陀羅尼除災難法。若有國王及諸大臣,所居之處及諸國界,或被五星陵逼,羅睺彗孛妖星照臨所屬本命宮宿及諸星位或臨帝座,於國於家及分野處陵逼之時,或退或進作諸障難者,但於清淨處置立道場,念此陀羅尼一百八遍或一千遍。若一日二日三日乃至七日依法修飾壇場,至心受持讀誦,一切災難皆悉消滅,不能為害。若太白火星入於南斗,於國於家及分野處作諸障難者,於一忿怒像前,畫彼設都嚕形,厲聲念此陀羅尼加持,其災即除,移於不順王命悖逆人身上受者。」即說陀羅尼曰:

その時、釈迦牟尼仏は浄居天宮におられて、諸々の宿曜・遊空の天衆、九執の大天、および二十八宿・十二宮の神々、一切の聖衆に告げられた。

「今、私は過去の娑羅王如来が説かれた『熾盛光大威徳陀羅尼除災難法』を説こう。もし国王や諸大臣の住む所、あるいは諸国の境において、五星が侵し迫り、羅睺・彗星・妖星が照り臨んで、その属する本命の宮宿や諸星の位、あるいは帝座に臨む時、国や家、またその分野に侵し迫って、退かせたり進ませたり、様々な障り難をなす者があっても、ただ清浄な場所に道場を設け、この陀羅尼を百八遍あるいは千遍唱えなさい。もし一日、二日、三日、あるいは七日間、法に従って壇場を整え、至心に受け持ち読誦すれば、一切の災難はことごとく消滅し、害をなすことができなくなる。

もし太白星や火星が南斗に入り、国や家、またその分野に様々な障り難をなす時は、一つの忿怒像の前に、その設都嚕の形を描き、声を張り上げてこの陀羅尼を唱えて加持すれば、その災いはただちに除かれ、王命に従わず悖逆する者の身に移って受けることになろう。」

即ち陀羅尼を説いて曰く。

「曩謨三滿跢(一)沒馱喃(上聲)(二)阿鉢囉(二合)底(丁逸切)(三)賀哆舍(四)娑(上聲)娜喃(上聲)(五)怛姪他(六)唵(引)(七)佉佉(八)佉呬(上聲)佉呬(九)吽吽(短呼)(十)入嚩(二合)囉(十一)入嚩囉(十二)鉢囉(二合)入嚩(二合)攞(十三)鉢囉入嚩攞(十四)底瑟姹(二合)(十五)底瑟姹(二合)(十六)瑟致(二合)哩(十七)瑟致(二合)哩(十八)薩普(二合)吒(十九)薩普(二合)吒(二十)扇底迦(二十一)室哩(二合)曳(二十二)娑嚩(二合)賀(二十三)」

「南無三満多佛陀(一) 南無、すべての目覚めた方々に帰依します。 南無三満多佛陀(二) アパラ(「ア・パ・ラ」と続けて読む)(三) 底(ティ、短く鋭く) ハタシャ(四) サナナン(サはやや高く、ナナンはやや高く)(五) タテタ(六) オーン(長く伸ばして)(七) カカ(八) カヒ(やや高く)カヒ(九) ウンウン(短く詰めて)(十) ジュワラ(「ジュ」「ワ」「ラ」と続けて読む)(十一) ジュワラ(十二) プラジュワラ(十三) プラジュワラ(十四) ティシュタ(「ティシュタ」と続けて)(十五) ティシュタ(十六) シュチリ(シュチリ)(十七) シュチリ(シュチリ)(十八) サプタ(「サ・プ・タ」と続けて)(十九) サプタ(二十) シャンティカ(二十一) シュリエ(二十二) スヴァハ(二十三)」

「此陀羅尼,一切如來同共宣說。若有苾芻、苾芻尼、族姓男、族姓女受持讀誦此陀羅尼者,能成就八萬種吉祥事,能除滅八萬種不吉祥事。若有國王、大臣及諸眷屬、一切庶民,或被五星羅睺、計都、彗孛、妖怪、惡星陵逼帝座,於國於家及分野處所屬宮宿災難競起,或鎮星陵逼或進或退,及宿世冤家欲相謀害,諸惡橫事口舌厭禱呪詛以為災難者,令諸眾生依法受持,一切災難悉皆消滅不能為害,變災為福皆得吉祥。我今說此陀羅尼,不可思議功德無比,祕密受持勿妄宣傳。」爾時如來告諸四眾:「若有國界不安災難並起,請清淨眾如法建立道場,安置佛像結界護持,香華燈燭隨分供養,令諸有情獲福無量,其災即除。」爾時如來說是陀羅尼經已,時曼殊室利菩薩摩訶薩,及諸聲聞四眾、遊空大天,及諸星辰一切聖眾,咸依佛勅,頂禮奉持,各還本宮。及天龍八部一切大眾,聞佛所說,皆大歡喜,信受奉行。

この陀羅尼は、一切の如来が共に説かれたものです。もし比丘、比丘尼、在家の男子、在家の女子がこの陀羅尼を受持し読誦するならば、八万種の吉祥事を成就し、八万種の不吉祥事を除滅することができます。もし国王、大臣およびその眷属、すべての民衆が、五星・羅睺・計都・彗星・妖怪・悪星などに帝座を侵され、国や家、またその分野に属する宮宿に災難が相次いで起こり、土星が侵し進退し、あるいは宿世の怨みを持つ者が害を謀り、諸々の悪い横事・口論・厭魅・呪詛によって災難がもたらされようとするとき、すべての衆生が法に従って受持すれば、一切の災難はことごとく消滅し、害をなすことができず、災いを福に変えて、皆が吉祥を得ることができます。私は今、この陀羅尼を説きますが、その功徳は計り知れず、無比のものです。秘密に受持し、みだりに宣伝してはなりません。

その時、如来は四衆に告げられました。「もし国境が安らかでなく災難が相次いで起こるなら、清浄な僧侶を請じて、法に従って道場を建立し、仏像を安置し結界して護持し、香・華・灯燭を分に応じて供養すれば、すべての有情は無量の福を得て、その災いはただちに除かれます。」

その時、如来がこの陀羅尼経を説き終えられると、文殊師利菩薩摩訶薩、および諸々の声聞・四衆・遊空の大天、および諸々の星辰・一切の聖衆は、皆、仏の教えに従い、頂礼して奉持し、それぞれの本宮に還りました。そして天龍八部・一切の大衆は、仏の説かれたことを聞き、皆、大いに歓喜し、信受して奉行しました。

佛說熾盛光大威德消災吉祥陀羅尼經

佛説熾盛光大威徳消災吉祥陀羅尼経


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