因緣心論頌
龍猛菩薩作
差別十二支, 能仁說緣生,
於煩惱業苦, 三中俱攝盡。
初八九煩惱, 二及十是業,
餘七皆是苦, 十二唯三攝。
從三生於二, 從二生於七,
一復生於三, 此有輪數轉。
諸趣唯因果, 此中無眾生,
唯從於空法, 還生於空法。
誦燈鏡及印, 火精種梅聲,
諸蘊相續結, 不移智應察。
於甚微細事, 若有見斷者,
彼不善因緣, 未見緣生義。
此中無可見, 亦無少安立,
於真以觀真, 見真而解脫。
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猛竜菩薩によって著された『縁起心論頌』と『縁起心論釈』は、縁起の法の核心的な教えを解き明かす重要な論書です。この論は、簡潔な偈頌と詳細な注釈を組み合わせた形で、縁起十二支の流転(迷いの輪廻)と還滅(解脱への道)の原理を体系的に論じ、生死の根本原因と解脱への道筋を明らかにしています。その思想は竜樹の中観正見を受け継ぎ、大乗仏教における因果の法則を理解するための権威ある著作の一つと見なされています。後世の中観派と唯識派の両方に深遠な影響を与え、漢伝仏教とチベット仏教の伝統において広く尊崇されており、般若空性と縁起思想を学ぶ上で重要な典籍です。