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  1. 般舟三昧行道往生讚一巻 (般舟三昧行道往生讚一卷)
  1. 依観経等明般舟三昧行道往生讚 (依觀經等明般舟三昧行道往生讚)
  2. 般舟三昧行道往生讚一巻 (般舟三昧行道往生讚一卷)

依観経等明般舟三昧行道往生讚 (依觀經等明般舟三昧行道往生贊)

「依觀經等明般舟三昧行道往生讚」について

唐 · 善導撰 著

1.2 万字 · 約 40 分

善導大師は唐代の浄土宗の高僧です。般舟三昧は、九十日を一期として精進して念仏を称える修行法です。この讃文は『観無量寿経』などの経典に基づき、般舟三昧の修行によって西方浄土に往生する原理と方法を説き、極楽の荘厳を讃嘆し、修行の要点を開示しています。浄土宗の重要な文献として、念仏行道の実践体系を体系的にまとめ、後世の浄土信仰の普及と発展に深い影響を与えました。唐代の浄土思想と実践を理解する上で重要な典籍です。


依觀經等明般舟三昧行道往生讚(一卷)

観経等に依って般舟三昧行道往生の讃を明かす

比丘僧善導撰

比丘僧善導撰

敬白。一切往生知識等大須慚愧。釋迦如來實是慈悲父母。種種方便發起我等無上信心。又說種種方便教門非一。但為我等倒見凡夫。若能依教修行者。則門門見佛得生淨土。若見聞有人行善者。即以善助之。若見聞有人行教讚之。若聞人說行。即依行順之。若聞人有悟。即依悟喜之。何意然者。同以諸佛為師。以法為母生養。共同情親非外。不得輕毀他有緣之教行。讚自有緣之要法。即是自相破壞諸佛法眼。法眼既滅。菩提正道履足無由。淨土之門何能得入。傷歎曰。生盲信業走。隨業墮深坑。縱此貪瞋火。自損損他人。長沒無明海。遇木永無緣。行者等必須於一切凡聖境上。常起讚順之心。莫生是非慊恨也。何故然者。為自防身口意業。恐不善業起。復是流轉。與前無異。若自他境上護得三業。能令清淨者。即是生佛國之正因。問曰。既道三業清淨是生淨土即因者。云何作業得名清淨。答曰。一切不善之法。自他身口意總斷不行。是名清淨。又自他身口意相應善即起上上隨喜心。如諸佛菩薩所作隨喜。我亦如是隨喜。以此善根迴生淨土故。名為正因也。又欲生淨土。必須自勸勸他廣讚淨土依正二報莊嚴事。亦須知入淨土之緣起。出娑婆之本末。諸有智者應知。又問曰。般舟三昧樂者是何義也。答曰。梵語名般舟。此翻名常行道。或七日九十日身行無間總名。三業無間故名般舟也。又言三昧者亦是西國語。此翻名為定。由前三業無間。心至所感。即佛境現前。正境現時。即身心內悅。故名為樂。亦名立定見諸佛也。應知。

謹んで申し上げます。すべての往生を願う知識の方々は、大いに慚愧の心を持つべきです。釈迦如来はまことに慈悲深い父母であり、さまざまな方便をもって、私たちに無上の信心を起こさせてくださいました。また、種々の方便による教えの門は一つではありませんが、すべて私たちのような倒見の凡夫のためです。もし教えに従って修行するならば、どの門からも仏を見て浄土に生まれることができます。

もし善を行なう人を見聞きしたならば、善をもってそれを助けましょう。もし教えを説く人を見聞きしたならば、それを讃えましょう。もし実践を説く人を聞いたならば、その行いに従いましょう。もし悟りを得た人を聞いたならば、その悟りを喜びましょう。なぜそうするのでしょうか。同じく諸仏を師とし、法を母として生まれ養われ、共に親しい情けは他人事ではないからです。他人の縁ある教えや行いを軽んじ誹謗してはなりません。自分に縁ある大切な法を讃えることで、自ら諸仏の法眼を破壊することになります。法眼が滅すれば、菩提の正道を歩む道はなく、浄土の門に入ることはできません。

悲しみ嘆いて言います。 盲目の者は業を信じて走り、 業に従って深き坑に堕つ。 この貪りと瞋りの炎を放てば、 自らを損ない他をも損なう。 無明の海に長く沈み、 浮木に遇う縁も永遠に無し。

修行者たちは、あらゆる凡夫や聖者の境涯において、常に讃歎随順の心を起こし、是非や恨みの心を生じてはなりません。なぜならば、自らの身口意の業を防ぎ、不善の業が起こって再び流転することがないようにするためです。もし自他の境涯において三業を護り、清浄にすることができれば、それがすなわち仏国に生まれる正しい因となります。

問う:三業清浄が浄土に生まれる正因であるというならば、どのような業を行なえば清浄と言えるのでしょうか。 答える:すべての不善の法を、自他ともに身口意で断じて行なわないこと、これを清浄と言います。また、自他ともに身口意が相応する善を起こし、最上の随喜の心を起こすこと。諸仏菩薩がなさる随喜のように、私もそのように随喜する。この善根をもって浄土に生まれようと回向するゆえに、正因と呼ばれるのです。

また、浄土に生まれたいと願うならば、自らを励まし他を励まし、広く浄土の依報・正報の二報の荘厳なることを讃歎しなければなりません。また、浄土に入る縁起と、娑婆を出る本末を知るべきです。智慧ある者は、これを知るべきです。

さらに問う:般舟三昧楽とは、どのような意味ですか。 答える:梵語で般舟といい、これを訳して常行道といいます。あるいは七日、九十日と、身体の行ないを絶え間なく続けることを総称し、三業が絶え間ないゆえに般舟といいます。また、三昧も西域の言葉で、これを訳して定といいます。先に述べた三業が絶え間ないことにより、心が至るところに感じ、すなわち仏の境涯が現前します。正しい境涯が現れるとき、身心内に悦びが生じるゆえに、楽と呼ばれます。また、定に立って諸仏を見る、とも言います。よく知るべきです。

般舟三昧樂 三界六道苦難停
曠劫已來常沒沒 到處唯聞生死聲
釋迦如來真報土 清淨莊嚴無勝是
為度娑婆分化入 八相成佛度眾生
或說人天二乘法 或說菩薩涅槃因
或漸或頓明空有 人法二障遣雙除
根性利者皆蒙益 鈍根無智難開悟
瓔珞經中說漸教 萬劫修功證不退
觀經彌陀經等說 即是頓教菩薩藏
一日七日專稱佛 命斷須臾生安樂
一入彌陀涅槃國 即得不退證無生
萬劫修功實難續 一時煩惱百千間
若待娑婆證法忍 六道恒沙劫未期
貪瞋即是輪回業 煩惱豈是無生因
驗此貪瞋火燒苦 不如走入彌陀國
彌陀因地發心時 頓捨王位求菩提
饒王佛所落髮鬚 出家修道名法藏
四十八願因茲發 一一誓願為眾生
眾寶莊嚴名極樂 廣大寬平無限量
我得菩提當心坐 徹窮後際度眾生
身相光明照法界 光所及處皆蒙益
一一光明相續照 照覓念佛往生人
欲比十方諸佛國 極樂安身實是精

(願往生)(無量樂)普賢行願の三昧の喜びは、三界六道の苦しみと難を止める。 (願往生)(無量樂)限りない時を経て常に沈み、至るところでただ生死の声を聞く。 (願往生)(無量樂)釈迦如来の真実の浄土は、清らかで荘厳、これに勝るものはない。 (願往生)(無量樂)娑婆世界を救うため姿を分けて現れ、八相成仏して衆生を救う。 (願往生)(無量樂)ある時は人天の二乗の教えを説き、ある時は菩薩の涅槃の因を説く。 (願往生)(無量樂)漸教か頓教か、空と有を明らかにし、人と法の二つの障りを共に除く。 (願往生)(無量樂)根性の鋭い者は皆その益を受け、鈍根で無智な者は悟りを開き難い。 (願往生)(無量樂)瓔珞経に説かれる漸教は、万劫の修行の功徳で不退転を証する。 (願往生)(無量樂)観経や弥陀経などに説かれるのは、即ち頓教の菩薩蔵である。 (願往生)(無量樂)一日あるいは七日、専ら仏の名を称えれば、命尽きるやいなや安楽に生まれる。 (願往生)(無量樂)ひとたび弥陀の涅槃の国に入れば、即時に不退転を得て無生を証する。 (願往生)(無量樂)万劫の修行の功徳は実に続け難く、一時の煩悩に千々に妨げられる。 (願往生)(無量樂)もし娑婆で法忍を証するのを待つなら、六道の恒河沙の劫を経ても期し難い。 (願往生)(無量樂)貪りと怒りは即ち輪廻の業であり、煩悩がどうして無生の因であろうか。 (願往生)(無量樂)この貪りと怒りの火に焼かれる苦しみを考えれば、弥陀の国に入るに如くはない。 (願往生)(無量樂)弥陀が因位で発心された時、頓に王位を捨て菩提を求めた。 (願往生)(無量樂)饒王仏のもとで髪と髭を落とし、出家修道して法蔵と名乗った。 (願往生)(無量樂)四十八願はこれにより発せられ、一つ一つの誓願は衆生のためである。 (願往生)(無量樂)多くの宝で荘厳された極楽は、広大で平らか、限りがない。 (願往生)(無量樂)我が菩提を得た時、心に坐して、未来の果てまで徹して衆生を救う。 (願往生)(無量樂)身相の光明は法界を照らし、光の及ぶところは皆その益を受ける。 (願往生)(無量楽)一つ一つの光明は相続して照らし、念仏して往生する人を探し照らす。 (願往生)(無量樂)十方の諸仏の国と比べようとも、極楽に安らぐことは実に精妙である。

般舟三昧樂 釋迦如來悲意深
本師釋迦修普行 長時長劫度眾生
一切如來設方便 亦同今日釋迦尊
隨機說法皆蒙益 各得悟解入真門
門門不同八萬四 為滅無明果業因
利劍即是彌陀號 一聲稱念罪皆除
釋迦如來因地時 頓捨身財求妙法
小劫大劫長時劫 隨順佛語誓修行
念念時中行六度 慈悲喜捨化眾生
三業專修無間業 誓作菩提無上尊
證得菩提無上果 分身百億度眾生
一音演說隨機悟 各各隨悟到真元

願わくば浄土に生まれんことを 無量の楽しみあれ

般舟三昧の楽しみよ 釈迦如来の慈悲の心は深く

願わくば浄土に生まれんことを 無量の楽しみあれ

師である釈迦は広く修行を積み 長い時をかけて衆生を救われた

願わくば浄土に生まれんことを 無量の楽しみあれ

すべての如来は方便を説き 今日の釈迦尊と同じく

願わくば浄土に生まれんことを 無量の楽しみあれ

機に応じて説法し皆を益し それぞれ悟りを得て真実の門に入る

願わくば浄土に生まれんことを 無量の楽しみあれ

八万四千の様々な教えは 無明の業の因を滅ぼすため

願わくば浄土に生まれんことを 無量の楽しみあれ

鋭い剣はすなわち弥陀の名号 一声称えるだけで罪はすべて除かれる

願わくば浄土に生まれんことを 無量の楽しみあれ

釈迦如来が修行されていた時 身と財を捨てて妙法を求めた

願わくば浄土に生まれんことを 無量の楽しみあれ

小劫も大劫も長い劫も 仏の教えに従い誓って修行した

願わくば浄土に生まれんことを 無量の楽しみあれ

一瞬一瞬に六波羅蜜を行じ 慈悲喜捨をもって衆生を導いた

願わくば浄土に生まれんことを 無量の楽しみあれ

身口意を専ら修める業を絶やさず 菩提の無上の尊となることを誓った

願わくば浄土に生まれんことを 無量の楽しみあれ

無上の菩提の悟りを証し 分身百億となって衆生を救う

願わくば浄土に生まれんことを 無量の楽しみあれ

一つの音声で説法し機に応じて悟らせ それぞれが悟り真実の源に至る

般舟三昧樂 隨順釋迦如來教
佛教多門八萬四 正為眾生機不同
欲覓安身當住處 先求要行入真門
門門不同名漸教 萬劫苦行證無生
畢命為期專念佛 須臾命斷佛迎將
一食之時尚有間 如何萬劫不貪瞋
貪瞋障受人天路 三惡四趣內安身
欲到彌陀安養國 念佛戒行必須回
戒行專精諸佛讚 臨終華座自來迎
一念之間入佛會 三界六道永除名
三明六通皆自在 畢命不退證無為
四種威儀常見佛 手執香華常供養
一念一時隨眾聽 百千三昧自然成
一切時中常入定 定理聞經皆得悟
百寶莊嚴隨念現 長劫供養報慈恩
微塵故業隨智滅 不覺轉入真如門
大小僧祇恒沙劫 亦如彈指須臾間
如此逍遙快樂處 更貪何事不求生
縱使千年受五欲 增長地獄苦因緣
貪瞋十惡相續起 豈是解脫涅槃因
不畏三塗造眾罪 破滅三寶永沈淪
不孝父母罵眷屬 地獄安身無出期
曠劫已來沈苦海 西方要法未曾聞
雖得人身多有障 不受佛化反生疑
六方如來慈悲極 同心同勸往西方
長病遠行不計日 念佛即道無功夫
如此之人難化度 無明被底且長眠
專讀彌陀觀經法 文文句句說西方
地下寶幢無數億 方楞具足盡輝光
萬億寶珠相映飾 各各變現希奇事
照上眾寶莊嚴地 雜色過於百千日
自身光明紫金色 足踐寶地徐徐行
得此無生寶國地 皆是彌陀願力恩
一切時中聞妙法 煩惱罪障無由起
菩薩知識為同學 携手相將入寶堂
念念之中受法樂 須臾悟得百千門
大眾同心厭此界 乘佛願力見彌陀
忽爾思量心髓痛 無窮之劫枉疲勞
自慶今身聞淨土 不惜身命往西方
西方快樂無為處 天上人間無比量
六天相勝億萬倍 不及西方人一相
三十二相通自在 身光遍照十方界
從世帝王至六天 音樂相勝億萬重
佛國寶林枝相觸 六天音樂不如一
依時供養香風起 拂樹華飛落寶地
寶樹飛華汎德水 童子捉取已為船
乘船直入蓮華會 化佛菩薩與衣被
各執香華佛前立 徐徐遙散變成雲
寶雲莊嚴即是蓋 即與寶果教令食
遇值往生善知識 得聞淨土彌陀名
因佛願力來相見 常住此國不須還
法侶携將入林看 足下輝光超日月
菩薩眾會無窮盡 各各身光互相照
新往化生紫金色 與諸大眾無殊異
或入寶樓眾中坐 大眾見者皆歡喜
種種莊嚴不可識 內外相看無障礙
停足須臾受法樂 三昧無生自然悟
地上莊嚴眾寶間 雜色相參百千萬
寶座華臺處處滿 隨心受用光來照
百千童子菩薩眾 各捧香華臨池看
或坐或立池渠岸 或有尋階入寶池
或立于沙或至膝 或沒腰頭或懸注
或取金華百寶葉 授與岸上看池人
受得香華千萬種 即散彌陀大會上
所散之華變成蓋 自然音樂遶千重
寶鳥連聲奏天樂 一切見者起悲心
我今到此佛願力 同緣同行何時來
普願閻浮知識等 同行相親願莫退
專誦彌陀觀經等 禮佛觀察盡須回
一切時中相續作 至死為期專復專
一到彌陀安養國 畢竟逍遙即涅槃
涅槃莊嚴處處滿 見色聞香罪障除
飛踊空中作神變 讚歎淨土難思議
或散華香供養佛 報佛慈恩心無盡
不因釋迦如來力 彌陀淨土若為聞
眾生障盡聞皆喜 頓斷諸惡願求生

(願往生)(無量樂)般舟三昧の楽しみ、釈迦如来の教えに従う (願往生)(無量樂)仏の教えは八万四千の門あり、衆生の機根の違いに応じて (願往生)(無量楽)安らぎの住処を求めんとすれば、まず真実の門に入る道を求めよ (願往生)(無量楽)門々に異なる名は漸教、万劫の苦行で無生を証す (願往生)(無量楽)命尽きるまで専ら念仏すべし、須臾のうちに命絶え仏迎え給う (願往生)(無量楽)一食の間にも間隙あらん、いかでか万劫貪り瞋らざらん (願往生)(無量楽)貪りと瞋りは人天の道を遮り、三悪道四悪趣に身を安んず (願往生)(無量楽)弥陀の安養国に到らんと欲せば、念仏と戒行を必ず回向せよ (願往生)(無量楽)戒行専精にして諸仏に讃められ、臨終には華座自ら来り迎う (願往生)(無量楽)一念の間に仏の会に入り、三界六道の名を永く除く (願往生)(無量楽)三明六通皆自在にして、命尽きて不退転、無為を証す (願往生)(無量楽)四種の威儀に常に仏を見、手に香華を執りて常に供養す (願往生)(無量楽)一念一時に衆に随って聞けば、百千の三昧自然に成る (願往生)(無量楽)一切時中常に定に入り、定の中で経を聞きて皆悟りを得 (願往生)(無量楽)百宝の荘厳、念に随って現れ、長劫にわたり供養して慈恩に報いる (願往生)(無量楽)微塵のごとき宿業、智に随って滅し、知らずして真如の門に転入す (願往生)(無量楽)大小の僧祇、恒河沙の劫も、また弾指の須臾の間のごとし (願往生)(無量楽)かくの如き逍遥快樂の処、さらに何事を貪りて求めざらん (願往生)(無量楽)たとえ千年五欲を受くとも、地獄の苦の因縁を増長す (願往生)(無量楽)貪り瞋りの十悪相続いて起こらん、いずくんぞ解脱涅槃の因ならん (願往生)(無量楽)三途を畏れず衆罪を造り、三宝を破滅して永く沈淪す (願往生)(無量楽)父母に孝行せず眷属を罵れば、地獄に身を安んじて出期なし (願往生)(無量楽)曠劫よりこのかた苦海に沈み、西方の要法未だ聞かず (願往生)(無量楽)人身を得たれども多く障りあり、仏の教化を受けずして反って疑いを生ず (願往生)(無量楽)六方の如来慈悲極まり、同心同願にて西方を勧む (願往生)(無量楽)長病遠行日を計らず、念仏すなわち道、工夫なし (願往生)(無量楽)かくの如き人は化度難く、無明の衾にてしばらく長眠せん (願往生)(無量楽)専ら弥陀観経の法を読み、文文句句に西方を説く (願往生)(無量楽)地下の宝幢数億もなく、方楞具足して尽く輝光す (願往生)(無量楽)万億の宝珠相映じ飾り、各々変現して希有の事をなす (願往生)(無量楽)上を照らす衆宝荘厳の地、雑色百千の日を超ゆ (願往生)(無量楽)自身の光明紫金色、足は宝地を踏みて徐徐に行く (願往生)(無量楽)この無生の宝国地を得るは、皆弥陀の願力の恩なり (願往生)(無量楽)一切時中に妙法を聞き、煩悩罪障起こる由なし (願往生)(無量楽)菩薩知識は同学となり、手を携えて相将いて宝堂に入る (願往生)(無量楽)念念の中に法楽を受け、須臾のうちに百千の門を悟る (願往生)(無量楽)大衆同心にてこの界を厭い、仏の願力に乗じて弥陀を見る (願往生)(無量楽)忽ち思量すれば心髄痛く、無窮の劫に枉しく疲労す - 願往生 - 無量楽 - 自ら慶ぶ今身に浄土を聞き、身命を惜しまずして西方に往かん - 願往生 - 無量楽 - 西方の快樂無為の処、天上人間比ぶる量なし - 願往生 - 無量楽 - 六天相勝えて億万倍も、西方の人一相に及ばず - 願往生 - 無量楽 - 三十二相通じて自在、身光遍く十方界を照らす - 願往生 - 無量楽 - 世の帝王より六天に至るまで、音楽相勝えて億万重 - 願往生 - 無量楽 - 仏国の宝林枝相触れ、六天の音楽一にも如かず - 願往生 - 無量楽 - 時に依りて供養すれば香風起こり、樹を払い華飛びて宝地に落つ - 願往生 - 無量楽 - 宝樹飛華徳水に浮かび、童子捉え取りて已に船と為す - 願往生 - 無量楽 - 船に乗りて直ちに蓮華会に入り、化仏菩薩と衣被を与う - 願往生 - 無量楽 - 各々香華を執りて仏前に立ち、徐徐に遥かに散じて雲と成る - 願往生 - 無量楽 - 宝雲荘厳すなわち蓋たり、即ち宝果を与えて食せしむ - 願往生 - 無量楽 - 往生の善知識に遇い、浄土弥陀の名を聞くことを得たり - 願往生 - 無量楽 - 仏の願力に因りて来り相見い、常住この国にて還るを須いず - 願往生 - 無量楽 - 法侶携えて林に入りて看れば、足下の輝光日月を超ゆ - 願往生 - 無量楽 - 菩薩の衆会窮まりなく、各々身光互いに照らし合う - 願往生 - 無量楽 - 新たに往生し化生するは紫金色、諸の大衆と異なること無し - 願往生 - 無量楽 - あるいは宝楼の中に衆の中に坐し、大衆見る者皆歓喜す - 願往生 - 無量楽 - 種種の荘厳識るべからず、内外相看て障礙無し - 願往生 - 無量楽 - 足を停めて須臾に法楽を受け、三昧無生自然に悟る - 願往生 - 無量楽 - 地上の荘厳衆宝の間、雑色相参じて百千万 - 願往生 - 無量楽 - 宝座華臺処処に満ち、心に随って受用し光来り照らす - 願往生 - 無量楽 - 百千の童子菩薩の衆、各々香華を捧げて池に臨みて看る - 願往生 - 無量楽 - あるいは坐しあるいは立ち池渠の岸に、あるいは階を尋ねて宝池に入る - 願往生 - 無量楽 - あるいは沙の上に立ちあるいは膝に至り、あるいは腰頭を没しあるいは懸注す - 願往生 - 無量楽 - あるいは金華百宝の葉を取り、岸上にて池を見る人に授く - 願往生 - 無量楽 - 香華千万種を受くことを得て、即ち弥陀の大会の上に散ず - 願往生 - 無量楽 - 散ずる所の華蓋と成り、自然の音楽千重に遶る - 願往生 - 無量楽 - 宝鳥連声に天楽を奏し、一切見る者悲心を起こす - 願往生 - 無量楽 - 我今ここに到るは仏の願力、同縁同行の者いつか来らん - 願往生 - 無量楽 - 普く閻浮の知識等に願う、同行相親しみ願い退くこと莫れ - 願往生 - 無量楽 - 専ら弥陀観経等を誦し、礼仏観察尽く回向すべし - 願往生 - 無量楽 - 一切時中相続いて作り、死に至るを期として専らまた専らに - 願往生 - 無量楽 - 一たび弥陀の安養国に到れば、畢竟逍遥すなわち涅槃なり - 願往生 - 無量楽 - 涅槃の荘厳処処に満ち、色を見香を聞きて罪障除かる - 願往生 - 無量楽 - 飛踊空中に神変を作し、浄土の難思議を讃歎す - 願往生 - 無量楽 - あるいは華香を散じて仏を供養し、仏の慈恩に報いる心尽きず - 願往生 - 無量楽 - 釈迦如来の力によらずしては、弥陀の浄土いずくんぞ聞かん - 願往生 - 無量楽 - 衆生の障り尽きて聞きて皆喜び、頓に諸悪を断ちて願い求め往生せん

般舟三昧樂 誓願今生順佛教
行住坐臥專念佛 一切善業併須回
念念時中常懺悔 終時即上金剛臺
一切時中望西禮 表知凡聖心相向
佛知眾生心雜亂 偏教正念住西方
不知彌陀國遠近 佛道超過十萬億
道里雖遙不足到 彈指之間入寶池
唯恨眾生疑不疑 淨土對面不相忤
莫論彌陀攝不攝 意在專心回不回
但使回心決定向 臨終華蓋自來迎
從佛乘華入寶國 見諸大眾悟無生
一一寶樓隨意入 內外莊嚴不可識
鳥作音聲菩薩舞 童子歡喜作神通
為我娑婆得生者 種種供養令歡喜
佛遣生人將觀看 到處唯是不思議
地上虛空聖人滿 珠羅寶網自然覆
微風吹動出妙響 聲中皆說無為法
見樹聞波成法忍 童子持華圍繞讚
立侍彌陀聽說法 貪愛法樂超時劫
隨逐本國諸菩薩 盡是無為涅槃界
一佛國界皆聞法 遊歷他方修供養
欲住一食超千劫 憶我娑婆同行人
大地微塵尚有數 十方佛國無窮盡
一一佛土皆嚴淨 亦如極樂無殊異
一切如來見歡喜 菩薩聖眾將遊觀
所有莊嚴如極樂 變化神通無障礙
地上虛空聲遍滿 聽響聞音皆得悟

(願往生)(無量樂)般舟三昧の楽しみ、誓願を立て今生に仏の教えに従う (願往生)(無量樂)行くも住むも坐すも臥すも専ら念仏を唱え、一切の善き行いを必ず回向する (願往生)(無量樂)一瞬一瞬のうちに常に懺悔し、命終わるとき即ち金剛の台に上る (願往生)(無量樂)あらゆる時に西を礼拝し、凡夫と聖者の心が互いに向かうことを表す (願往生)(無量樂)仏は衆生の心が乱れていると知り、特に正念をもって西方に住することを教え給う (願往生)(無量樂)弥陀の国が遠いか近いか知らないが、仏道は十万億を超えている (願往生)(無量樂)道のりは遥かでも足りないことはなく、指を弾く間に宝の池に入る (願往生)(無量樂)ただ恨むべきは衆生が疑うか疑わぬか、浄土は目の前にあるのに相い背かないこと (願往生)(無量樂)弥陀が摂取するか否かを論ずるな、意は専心に回向するか否かにある (願往生)(無量樂)ただ回心して決定して向かえば、臨終に華蓋自ら来たり迎える (願往生)(無量樂)仏に従い華に乗って宝の国に入り、諸の大衆を見て無生を悟る (願往生)(無量樂)一つ一つの宝楼に思いのままに入り、内外の荘厳は識別しがたい (願往生)(無量樂)鳥は音声を作し菩薩は舞い、童子は歓喜して神通を作す (願往生)(無量樂)我ら娑婆より生まれ得る者のために、種々の供養をして歓喜せしむ (願往生)(無量樂)仏は生まれし人を遣わして観させ、到る所ただ不可思議なるのみ (願往生)(無量樂)地上も虚空も聖人に満ち、珠羅の宝網自然に覆う (願往生)(無量樂)微風吹き動かして妙なる響きを出し、声の中に皆無為の法を説く (願往生)(無量樂)樹を見波を聞いて法忍を成し、童子は華を持ちて囲み繞り讃嘆す (願往生)(無量楽)立ち侍りて弥陀の説法を聞き、法楽を貪愛して時劫を超える (願往生)(無量樂)本国の諸菩薩に随い逐い、尽くは無為の涅槃界なり (願往生)(無量樂)一仏の国界に皆法を聞き、他方を遊歴して供養を修す (願往生)(無量樂)一食に住せんと欲して千劫を超え、我が娑婆の同行人を憶う (願往生)(無量樂)大地の微塵に尚お数あり、十方の仏国は窮まり無し (願往生)(無量樂)一つ一つの仏土は皆厳浄にして、また極楽と異なること無し (願往生)(無量樂)一切の如来は見て歓喜し、菩薩聖衆は将に遊観せんとす (願往生)(無量樂)所有の荘厳は極楽の如く、変化神通に障礙無し (願往生)(無量樂)地上も虚空も声に遍満し、響きを聴き音を聞いて皆悟りを得る

般舟三昧樂 相續念佛報師恩
雖捨錢財造功德 不如持戒斷貪瞋
普敬眾生常念佛 自他功德併須回
安心定意生安樂 獨超三界出煩籠
臨終見佛華臺至 須臾即入寶池會
蓮華大眾皆歡喜 即與天衣隨意著
菩薩聲聞將見佛 禮佛一拜得無生
彌陀告言諸佛子 極樂何如彼三界
新往化生俱欲報 合掌悲咽不能言
得免娑婆長劫苦 今日見佛釋迦恩

願往生 無量楽 般舟三昧の楽しみ 念佛を続けて師の恩に報いましょう 願往生 無量楽 財を捨てて功德を造るよりも 戒を守り貪りと怒りを断つほうがすぐれています 願往生 無量楽 すべての眾生を敬い常に念佛し 自他の功德をともに迴向しましょう 願往生 無量楽 心を安らかに定めて安樂に生まれ ひとり三界を超えて煩惱の籠を出ます 願往生 無量楽 臨終には佛と華の臺がやって來て まもなく寶池の會に入ります 願往生 無量楽 蓮華の大眾はみな歡び 天の衣を思うままに著けます 願往生 無量楽 菩薩も聲聞も佛に會い 佛を一拜して無生を得ます 願往生 無量楽 彌陀は告げます「諸佛子よ 極樂はかの三界と比べてどうか」 願往生 無量楽 新たに往生した化生の者たちはみな恩に報いたくて 合掌し悲しみ咽んで言葉も出ません 願往生 無量楽 娑婆の長劫の苦を免れた 今日佛に會えたのは釋迦の恩です

般舟三昧樂 順隨佛語見彌陀
普勸同生知識等 同行相親莫相離
父母妻兒百千萬 非是菩提增上緣
念念相纏入惡道 分身受報不相知
或在猪羊六畜內 被毛戴角何時了
慶得人身聞要法 頓捨他鄉歸本國
父子相見非常喜 菩薩聲聞亦復然
或將遊行入林看 成坐華臺登樓觀
觀見彌陀七寶國 地上虛空光相照
即作神通遍佛國 處處供養無邊會
一一大會隨人入 入處唯聞平等法
四種威儀常在定 不出三昧作神通
一一神通到佛會 會會聽法證無生

(願往生)(無量楽)般舟三昧の楽しみ 仏の言葉に従えば弥陀に会える(願往生)(無量楽)ともに往生しようと皆に勧めます 同じ道を行く者どうし親しみ合い、離れないように(願往生)(無量楽)父母も妻も子も百千万といても 菩提への導きにはなりません(願往生)(無量楽)念々に絡み合って悪道に入り それぞれの身に報いを受け、互いに知ることもありません(願往生)(無量楽)あるいは豚や羊、六畜の中に生まれ 毛を着け角を戴いて、いつ終わるとも知れません(願往生)(無量楽)ありがたく人身を得て大切な法を聞いたなら たちまち他郷を捨てて本の国に帰りましょう(願往生)(無量楽)父と子が顔を合わせる喜びはこの上なく 菩薩も声聞も同じです(願往生)(無量楽)あるいは遊びに出て林を眺め あるいは華の台に座り楼に登って眺めます(願往生)(無量楽)弥陀の七宝の国を観じれば 地上も虚空も光が互いに照り映えています(願往生)(無量楽)ただちに神通を現じて仏国を遍く巡り いたるところで無辺の会に供養します(願往生)(無量楽)一つ一つの大会に人に随って入り 入ったところではただ平等の法を聞くだけです(願往生)(無量楽)四種の威儀は常に定の中にあり 三昧を出ずに神通を現じます(願往生)(無量楽)一つ一つの神通で仏の会に至り 会ごとに法を聞いて無生を証します

般舟三昧樂 極樂安身實是精
金樓玉柱瑠璃殿 真珠實閣百千行
重重羅網相映飾 寶繩交絡垂鈴珮
晝夜香風時時動 聲內皆稱三寶名
彼國眾生心眼利 聞一悟解百千門

(往生を願います)(無量の楽しみ)般舟三昧の喜び 極楽は身を安んずる真にすぐれた場所です(往生を願います)(無量の楽しみ)金の楼閣に玉の柱、瑠璃の殿 真珠の輝く楼閣が百千と並びます(往生を願います)(無量の楽しみ)幾重もの羅網が互いに映り飾り 宝の縄が交わり連なり、鈴を垂らします(往生を願います)(無量の楽しみ)昼も夜も香風が時折吹きわたり その音の中ではみな三宝の名を称えています(往生を願います)(無量の楽しみ)かの国の衆生は心の眼が鋭く 一を聞いて百千の教えを悟り解きます

般舟三昧樂 處處安身不如彼
共諸童子遊空戲 手散香華心供養
身光瓔珞立相照 一切莊嚴光亦然
或奏樂器供養佛 化佛慈悲遙授記
同生知識百千萬 乘華直入虛空會
會會不同無億數 彼此相過無障礙
一切時中常說法 見聞歡喜罪皆除
佛與聖眾身金色 光光相照心相知
相好莊嚴無殊異 皆是彌陀願力成
地上虛空人遍滿 神通轉變自然知
或作華樓寶雲蓋 化鳥連聲奏法音
法音旋轉如雲合 彼國人天聞即悟
一劫多劫長時劫 但受法樂不思議

(願往生)(無量楽)般舟三昧の楽しみは  どこに身を置いても彼の国には及びません(願往生)(無量楽)多くの童子たちと共に虚空を遊び戯れ  手に香華を散らし心に供養します(願往生)(無量楽)身の光と瓔珞が立ち並び照らし合い  すべての荘厳の光もまた同じです(願往生)(無量楽)あるいは楽器を奏でて仏を供養し  化仏は慈悲をもって遥かから授記を与えます(願往生)(無量楽)共に生まれた善知識は百千万  華に乗ってまっすぐ虚空の集いへと入ります(願往生)(無量楽)集いごとに異なり数えきれないほど  互いに通り過ぎても妨げはありません(願往生)(無量楽)いついかなる時も常に法を説き  見聞きする者は歓喜し罪はすべて消えます(願往生)(無量楽)仏と聖衆の身は金色に輝き  光と光が照らし合い心と心が通じ合います(願往生)(無量楽)相好の荘厳に違いはなく  すべては弥陀の願力によって成りました(願往生)(無量楽)地上も虚空も人で満ちあふれ  神通の変化身は自然に知られます(願往生)(無量楽)あるいは華の楼閣や宝の雲蓋を作り  化鳥は続けざまに法の音を奏でます(願往生)(無量楽)法の音は旋り巡って雲が集まるように  彼の国の人と天は聞いてすぐに悟ります(願往生)(無量楽)一劫も多劫も長い時劫も  ただ法の楽しみを受けて不思議です

般舟三昧樂 極樂莊嚴門盡開
普願有緣同行者 專心直入不須疑
一到彌陀安養國 元來是我法王家
兄弟因緣羅漢眾 菩薩法侶為知識
或行或坐皆聞法 或去或來無障礙
或入寶池灌身頂 或在乾地寶沙中
抃水微波出妙響 聲中純說慈悲法
德水清澄千萬里 寶沙映徹如不深
四岸莊嚴七寶間 底布金沙百千色
色色不同輝光照 寶樹飛華落水中
樹樹垂條如寶帳 周匝由旬三十萬
根莖枝葉七寶間 一一寶流無數光
微風起時更相觸 六天音樂無能比
化佛菩薩恒沙眾 一一樹下聽真聲

(願往生)(無量楽)般舟三昧の楽しみ 極楽の荘厳の門がすべて開かれます(願往生)(無量楽)ご縁ある同行の皆さんに願います 心を一つにしてまっすぐ入りましょう、疑う必要はありません(願往生)(無量楽)ひとたび弥陀の安養国に到れば もともとここはわが法王の家です(願往生)(無量楽)兄弟のような縁の羅漢たち 菩薩の法友が善知識となってくれます(願往生)(無量楽)歩いても座ってもみな法を聞き 行きも来るのも妨げがありません(願往生)(無量楽)あるいは宝の池に入り身を灌ぎ あるいは乾いた地の宝の砂の上にいます(願往生)(無量楽)水を打つさざ波が妙なる音を立て その音の中ではただ慈悲の法だけが説かれます(願往生)(無量楽)功徳の水は清らかに澄んで千万里 宝の砂は映えて透き通り、浅いようには見えません(願往生)(無量楽)四つの岸は七宝で荘厳され 底には百千の色の金沙が敷かれています(願往生)(無量楽)色ごとに異なる輝きの光が照らし 宝の木の花が飛んで水中に落ちます(願往生)(無量楽)木という木は枝を垂らして宝の帳のよう 周囲は三十万由旬あります(願往生)(無量楽)根も茎も枝も葉も七宝が交じり 一つ一つの宝が無数の光を放ちます(願往生)(無量楽)そよ風が起きるとき互いに触れ合い 六天の音楽も比べものになりません(願往生)(無量楽)化仏と菩薩が恒沙の数の群れとなり 一本一本の木の下で真の声を聞きます

般舟三昧樂 一入不退至菩提
寶地寬平眾寶間 一一寶出百千光
一一光成寶臺座 光變為樓百千億
化天童子無窮數 悉是念佛往生人
或登寶座樓中戲 不飢不渴湛然常
或入光明百寶殿 正值大會讚彌陀
或道從今至佛果 長劫讚佛報慈恩
不蒙彌陀弘誓力 何時何劫出娑婆
自到已來當法樂 畢竟不聞十惡聲
眼見如來耳聞法 身常從佛喜還悲
何期今日至寶國 實是娑婆本師力
若非本師知識勸 彌陀淨土云何入

願往生 無量樂 般舟三昧の楽しみ ひとたび入れば不退転、ついに菩提へ至ります 願往生 無量樂 宝の地は広く平らかで、無数の宝が輝いています 願往生 無量樂 一つひとつの宝が百千の光を放ちます 願往生 無量樂 その一つひとつの光が宝の台座となり、光は百千億の楼閣へと変わります 願往生 無量樂 そこに化現する天の童子は数えきれず、みな念仏して往生した人々です 願往生 無量樂 あるいは宝座に登り、楼の中で遊び戯れ、飢えも渇きもなく、静かに常に安らかです 願往生 無量樂 あるいは光明の百宝殿に入り、ちょうど大会に臨んで阿弥陀仏を讃えます 願往生 無量樂 あるいは今日から仏果に至るまで、長い劫のあいだ仏を讃え、慈恩に報います 願往生 無量樂 弥陀の弘誓の力がなければ、いつ、どの劫に娑婆を出られるでしょうか 願往生 無量樂 往生してからは、すでに法の楽しみに浸り、ついに十悪の声を聞くことはありません 願往生 無量樂 目には如来を見、耳には法を聞き、身は常に仏に従い、喜びのうちにまた悲しみます 願往生 無量樂 まさか今日、宝の国に至ろうとは。これも実に娑婆の本師の力によるものです 願往生 無量樂 もし本師・善知識の勧めがなければ、どうして弥陀の浄土に入ることができましょうか

般舟三昧樂 得生淨土報師恩
普勸有緣道俗等 會是專心行佛教
念佛專心誦經觀 禮讚莊嚴無雜亂
行住坐臥心相續 極樂莊嚴自然見
或想或觀除罪障 皆是彌陀本願力
以佛力故成三昧 三昧得成心眼開
諸佛境界超凡夫 唯知慚賀釋迦恩
十方如來舒舌證 定判九品得還歸
父子相迎入大會 即問六道苦辛事
或有所得人天報 飢餓困苦體生瘡
爾時彌陀及大眾 聞子說苦皆傷歎
彌陀告言諸佛子 自作自受莫怨他

願往生 無量楽 般舟三昧の楽を 浄土に生まれて師の恩に報いましょう 願往生 無量楽 ご縁ある出家の方も在家の方も みなさんに勧めます 心を一つにして仏の教えを実践しましょう 願往生 無量楽 念仏に専心し 経を誦し観想し 礼拝し讃えて 心乱れなく荘厳に勤めましょう 願往生 無量楽 歩くときも 立つときも 座るときも 横になるときも 心を絶やさず続ければ 極楽の荘厳が自然と見えてきます 願往生 無量楽 想うことも観じることも 罪障を消してくれます それはみな 阿弥陀仏の本願の力によるものです 願往生 無量楽 仏の力によって三昧が成就し 三昧が成就すれば 心眼が開きます 願往生 無量楽 諸仏の境界は 凡夫の及ぶところではありません ただ 釈迦の恩を慚愧し讃えるのみです 願往生 無量楽 十方の如来が舌を伸ばして証明し 九品のいずれに生まれるかをお定めになり 必ず浄土へ帰ることができます 願往生 無量楽 父と子が互いに迎え合い 大法会に入れば ただちに六道の苦しみを問われます 願往生 無量楽 ある者は人天の果報を得たといい ある者は飢えに苦しみ 体にできものが生じたといいます 願往生 無量楽 そのとき阿弥陀仏も大衆も 子が苦しみを語るのを聞いて みな悲しみ嘆かれます 願往生 無量楽 阿弥陀仏がお告げになります 「仏子たちよ 自ら作ったものは自ら受けるのです 他の人を怨んではなりません」

般舟三昧樂 常住寶國永無憂
涅槃快樂無為處 貪瞋火宅未曾聞
百寶華臺隨意坐 坐處聖眾無央數
童子供養聲聞讚 鳥樂飛空百千匝
一坐一立須臾頃 微塵故業盡消除
或散天衣覆寶池 衣上更散寶華香
聖眾行時足蹈上 衣華觸體三禪樂
內外映徹如明鏡 塵勞畢竟無緣起
念念唯加三昧淨 無漏神通真復真

(願往生)(無量楽)般舟三昧の楽しみ 常に安らかな宝の国に住み、永遠に憂いなし(願往生)(無量楽)涅槃の楽しみ、無為の境地 貪りと怒りの火の家は聞こえもしない(願往生)(無量楽)百の宝の華の台に思いのままに座り 座るその場所に聖なる者たちは数えきれない(願往生)(無量楽)童子たちが供養し、声聞たちが讃える 鳥は空を舞い、百千のめぐりを描きます(願往生)(無量楽)一度座り一度立つほんのわずかな間に 塵のような古い業はすっかり消え去ります(願往生)(無量楽)あるいは天の衣を散らして宝の池を覆い 衣の上にはさらに宝の華の香りを散らします(願往生)(無量楽)聖なる者たちが歩むとき、足はその上を踏み 衣と華が体に触れて三禅の楽しみがあります(願往生)(無量楽)内も外も映り透って明鏡のよう 煩悩はついに縁起することもありません(願往生)(無量楽)一念一念にただ三昧の清らかさを加え 煩悩のない神通はまことに真実そのものです

般舟三昧樂 煩惱永絕不相干
或有寶地瑠璃間 或有寶地紫金成
或有寶地黃金作 或有寶地頗梨映
或有千寶莊嚴地 或有算數寶為成
一一色色光相照 十方來者皆行上
行住進止逍遙樂 不愁官事不憂私
或百或千作神變 會會供養皆周遍
或作香雲千寶蓋 即此雲內雨香華
種種莊嚴隨念出 所到之處現希奇

(願往生)(無量楽)般舟三昧の楽しみは 煩悩は永遠に断たれて関わりがない(願往生)(無量楽)あるいは瑠璃の間に宝の地があり あるいは紫金でできた宝の地がある(願往生)(無量楽)あるいは黄金で作られた宝の地があり あるいは頗梨が映える宝の地がある(願往生)(無量楽)あるいは千の宝で荘厳された地があり あるいは数えきれない宝でできた地がある(願往生)(無量楽)一つ一つの色が互いに光を照らし 十方から来る者はみなその上を行きます(願往生)(無量楽)行きも住みも進みも止まりも逍遥の楽しみ 官の事を愁えず私の事を憂いません(願往生)(無量楽)あるいは百あるいは千の神通変化を現し 会う会うごとに供養はすべて遍く行き渡ります(願往生)(無量楽)あるいは香の雲と千の宝蓋を作り その雲の中から香りの華を降らせます(願往生)(無量楽)種々の荘厳は念に随って現れ 行く先々で不思議な姿を現します

般舟三昧樂 畢命直入無為會
寶樹寶林行遍滿 一一林樹盡莊嚴
根根相對莖相望 枝枝相準條相順
節節相盤葉相次 華華相向果相當
光光照曜自他國 照處昤曨隨物色
光能變現希奇事 盡是彌陀願力作
林樹行間寶階道 一一界上樓相間
重重羅網奏天樂 供養無邊樓內人

(願往生)(無量楽)般舟三昧の喜び 命尽きれば直ちに無為の会へと入ります(願往生)(無量楽)宝の樹、宝の林がどこまでも広がり その一本一本の林も樹もすべて荘厳されています(願往生)(無量楽)根は根と向かい合い茎は茎と望み合い 枝は枝と揃い条は条と連なっています(願往生)(無量楽)節は節と絡み合い葉は葉と連なり 花は花と向き合い果は果と相応しています(願往生)(無量楽)光は光となって自国の他国を照らし 照らすところはぼんやりと物の色に従います(願往生)(無量楽)光は不思議なことを変現することができます それはすべて阿弥陀様の願の力によるものです(願往生)(無量楽)林や樹の間には宝の階段の道があり 一つの世界ごとに楼が互いに並んでいます(願往生)(無量楽)幾重にも重なる羅網が天の楽を奏で 果てしない楼の中の人々を供養しています

般舟三昧樂 形枯命斷佛前期
忽爾思量彼快樂 人人有分不須疑
金剛無漏莊嚴地 明明相照超千日
彌陀願力莊嚴地 作一蓮華大寶王
葉葉相重八萬四 一葉摩尼百千億
一一摩尼光千色 上照虛空變成蓋
八萬金剛臺上布 真珠寶網覆華籠
四幢承縵垂絞絡 獨顯真金功德身
一坐華臺未曾動 徹窮後際度眾生
普勸眾生常憶念 行住坐臥令心見
佛身圓滿無背相 十方來人皆對面
俱願傾心相續念 即現有緣心眼前
得見淨土希奇事 皆是佛力遙加備
觀音勢至雙華坐 一一莊嚴亦如佛
四幢寶慢皆相似 寶羅寶網無殊異
三華獨逈超眾坐 三身對坐最為尊
本國他方菩薩眾 一切時中圍繞讚
如此大海塵沙會 眾生生者入其中
非是口言即生彼 會是專行不惜身
寶樓重疊非人造 寶幢樹林亦皆然
池渠四岸皆充遍 微風暫觸奏天樂
法響灌心毛孔入 即悟恒沙三昧門
一一渠中華遍滿 或開或合人無數
或坐或立相招喚 競取香華相供養
或語或笑身心樂 即憶閻浮同行人
各發誓願遙加備 專住莫退盡須來
一到即受清虛樂 清虛即是涅槃因
表知我心相憶念 各留半座與來人
同學相隨遊法界 法界即是如來國
一一佛國恒沙會 分身聽法修供養
得蒙諸佛慈光照 摩頂授記入無餘
意樂他方住即住 須欲歸還即歸還
若住若還皆得益 本國他方亦無二
悉是涅槃平等法 諸佛智慧亦同然

願往生 無量楽 般舟三昧の喜び 体が朽ち命が尽きる前に仏のおられますもとに

願往生 無量楽 ふと思いめぐらせばかの楽しみ 誰にでも分け隔てなくあるのですから疑うことはありません

願往生 無量楽 金剛の無漏の荘厳の地は 明らかに照り輝き千の太陽をも超えています

願往生 無量楽 阿弥陀仏の願力によって荘厳された地に 一つの蓮の華が大きく咲き宝の王となります

願往生 無量楽 葉は幾重にも重なり八万四千 一枚の葉に摩尼珠が百千億

願往生 無量楽 一つ一つの摩尼珠が千の色に光り 空高く照らして蓋となります

願往生 無量楽 八万の金剛の台の上に広がり 真珠の宝網が華を覆っています

願往生 無量楽 四つの幢が幕を支え飾りひもを垂らし ただ真金の功徳のお体を現しています

願往生 無量楽 華の台に一度坐られたまま動かず 未来の果てまで衆生をお救いになります

願往生 無量楽 広く衆生に勧めます いつも思い念じて 行くときも住むときも坐るときも臥すときも心に仏を想うようにと

願往生 無量楽 仏のお体は円満で背のないお姿 十方から来る人々は皆そのお顔を拝します

願往生 無量楽 皆で心を傾けて絶え間なく念じましょう ご縁のある人の心の前にすぐに現れてくださいます

願往生 無量楽 浄土の不思議な光景を見ることができるのは みな仏の力が遠くから加護してくださるおかげです

願往生 無量楽 観音と勢至はそれぞれ蓮の華に坐し その荘厳は仏と同じです

願往生 無量楽 四つの幢と宝の幕は皆似ており 宝の羅や宝の網も違いはありません

願往生 無量楽 三つの華だけが際立って多くの座を超え 三身が向かい合って坐られるのが最も尊いのです

願往生 無量楽 この国や他方の菩薩たちは いつも取り囲んで讃えたたえます

願往生 無量楽 この大海のように広く塵の数ほどの集まりに 生まれた人々はその中に入ります

願往生 無量楽 口先だけで生まれるのではありません ひたすら行じ身を惜しまないからです

願往生 無量楽 宝の楼は幾重にも重なり人の造ったものではありません 宝幢や樹林もまた同じです

願往生 無量楽 池や堀の四つの岸はすみずみまで満ち そよ風が少し触れると天の楽を奏でます

願往生 無量楽 法の響きが心に注ぎ毛孔から入り たちまち恒沙の三昧の門を悟ります

願往生 無量楽 一つ一つの堀には蓮の華が満ち 開いたり閉じたりする中に数えきれない人々がいます

願往生 無量楽 坐る者立つ者が互いに呼び交わし 競って香や華を取り供養し合います

願往生 無量楽 語り笑い身心ともに楽しみ やがて閻浮提で共に修行した人を思い出します

願往生 無量楽 それぞれが誓願を立て遠くから加護し ひたすら専念して退かず必ず来るようにと

願往生 無量楽 一度到れば清らかな虚ろの楽しみを受け 清虚こそが涅槃の因となります

願往生 無量楽 私の心があなたを思い念じていることを示すために それぞれ半ばの座を後に来る人のために残します

願往生 無量楽 共に学ぶ者は連れ立って法界を遊行し 法界こそが如来の国です

願往生 無量楽 一つ一つの仏国に恒沙の集まりがあり 分身して法を聞き供養を修めます

願往生 無量楽 諸仏の慈しみの光に照らされ 頭を撫でられ授記を得て無余に入ります

願往生 無量楽 他方に住みたいと思えばそのまま住み 帰りたくなればそのまま帰ります

願往生 無量楽 住むも帰るも皆利益を得て 自国も他方も二つではありません

願往生 無量楽 すべては涅槃の平等の法であり 諸仏の智慧もまた同じです

般舟三昧樂 到處盡是法王家
歷事已記還安樂 證得無量陀羅尼
與諸菩薩塵沙眾 遍滿虛空來供養
或散衣華變成蓋 或奏音樂變成雲
變現幢幡無億數 一食之間到安樂
安樂眾聖遙相見 知是他方同行人
各起持華迎供養 即引直入彌陀會
他方菩薩同禮佛 持華圍繞百千匝
或散香華奏天樂 復現神變滿虛空
光光相照供養佛 異口同音讚極樂
彌陀應時動身相 身光遍照十方國
所放神光色無盡 回光還照彌陀會
照訖光從頂上入 大眾同知授記光
收光未盡彌陀笑 普告大眾專心聽
我今授汝菩提記 不久當盡來成佛
本住他方化生眾 慶得難遭希有法
得免娑婆長劫難 特蒙知識釋迦恩
種種思量巧方便 選得彌陀弘誓門
一切善業回生利 不如專念彌陀號
念念稱名常懺悔 人能念佛佛還憶
凡聖相知境相照 即是眾生增上緣
不得信受他人語 但令心淨此皆淨
若道此同諸佛國 何因六道同生死
棘刺叢林滿三界 山河大地同高下
水陸虛空眾生性 無明煩惱等貪瞋
念念貪求財色苦 業愛癡繩縛人送
閻羅遣使牽將去 獄率牛頭催復催
盛火四面同時起 隨業風吹落苦中
最火泥犁四門外 門門八萬四千隔
一一隔中人人到 恒沙苦具在其中
罪人身上煙炎起 飛輪刀劍縱橫入
一切獄中同此苦 何時何劫得休時

(願往生)(無量樂)般舟三昧の楽しみでは、どこに行ってもすべてが法王の家です。(願往生)(無量樂)あちこちで仏に仕え、すでに記され、安楽に帰ります。無量の陀羅尼を証得します。(願往生)(無量樂)無数の菩薩たちとともに、虚空に遍満し、供養に来られます。(願往生)(無量樂)あるいは衣や花を散らし、それが蓋となり、あるいは音楽を奏で、それが雲となります。(願往生)(無量樂)幢や幡を無数の数だけ変現し、一食の間に安楽に到ります。(願往生)(無量樂)安楽の聖たちが遥かにお会いになり、他の方から来た同行の人だと知られます。(願往生)(無量樂)それぞれ花を持って迎え供養し、そのまま弥陀の会へと導き入れられます。(願往生)(無量樂)他方の菩薩たちも同じく仏を礼拝し、花を持って百千回も周ります。(願往生)(無量樂)あるいは香や花を散らし、天の音楽を奏で、また神通変化を現し、虚空に満ちます。(願往生)(無量樂)光と光が互いに照らし合って仏を供養し、異口同音に極楽を讃えます。(願往生)(無量樂)弥陀はその時、身の相を動かし、身の光は十方の国を遍く照らします。(願往生)(無量樂)放たれる神通の光の色は尽きることがなく、光を返して弥陀の会を照らします。(願往生)(無量樂)照らし終わると光は頂上から入り、大衆は皆、授記の光だと知ります。(願往生)(無量樂)光を収め終わらないうちに弥陀はほほえみ、広く大衆に告げて心を込めて聞かせます。(願往生)(無量樂)私は今あなたに菩提の記を与えます。間もなく皆、成仏するでしょう。(願往生)(無量樂)もと他方に住む化生の衆は、めったに遭えない希有の法を得たことを喜びます。(願往生)(無量樂)娑婆の長劫の難を免れ、特に知識である釈迦の恩に浴します。(願往生)(無量樂)いろいろと思い量り巧みな方便を巡らし、弥陀の弘誓の門を選び取ります。(願往生)(無量樂)一切の善業を回向して生まれる利益より、専ら弥陀の名を念じるには及びません。(願往生)(無量樂)念々に名を称え常に懺悔すれば、人が念仏すれば仏もまた憶えてくださいます。(願往生)(無量樂)凡と聖が互いに知り境が互いに照らす、これが衆生の増上縁です。(願往生)(無量樂)他人の言葉を信じ受け入れてはなりません。ただ心を浄くすれば、ここは皆浄らかです。(願往生)(無量樂)もしここが諸仏の国と同じだと言うなら、なぜ六道で同じく生死を繰り返すのでしょう。(願往生)(無量樂)棘の刺の叢林が三界に満ち、山河大地は同じく高く低くなっています。(願往生)(無量樂)水・陸・虚空の衆生の性は、無明煩悩で貪と瞋が等しいものです。(願往生)(無量樂)念々に財と色を貪り求める苦しみ、業と愛と痴の縄が人を縛って送ります。(願往生)(無量樂)閻羅は使者を遣わして引き連れて行き、獄卒や牛頭は催しに催します。(願往生)(無量樂)盛んな火が四方から同時に起こり、業の風に吹かれて苦の中へ落ちます。(願往生)(無量樂)最も激しい火の地獄の四つの門の外には、門ごとに八万四千の隔たりがあります。(願往生)(無量樂)その一つ一つの隔たりに人が到り、恒沙の苦の道具がその中にあります。(願往生)(無量樂)罪人の身の上には煙と炎が起こり、飛び回る輪や刀剣が縦横に切り込みます。(願往生)(無量樂)一切の獄中で同じこの苦しみ、いついつ、どの劫に休む時を得るのでしょう。

般舟三昧樂 三塗永絕願無名
七重鐵城七重網 重重城內鐵林樹
樹樹枝條八萬四 葉葉華果如刀輪
飛輪上踊還來下 頭入足出痛難忍
重重門上八萬釜 鎔銅鐵汁涌如泉
沸涌騰波高八萬 直射門外千由旬
四門四道罪人入 門開業火出來迎
鐵汁焱焱流沒膝 觸處煙炎同時起
牛頭獄率道邊嚂 大地震動如天雷
罪人聞之心肚裂 鐵蟲鐵鳥爭來食
鐵丸刀劍空中下 鎔銅鐵汁注身上
去鐵城門四萬里 要取中行無避處
行疾過風如箭射 須臾即入七重門

(願往生)(無量楽)般舟三昧の楽しみ 三途の苦しみは永遠に絶え、願いによって名を得ることはありません(願往生)(無量楽)七重の鉄の城に七重の網 幾重もの城内に鉄の林と樹(願往生)(無量楽)樹ごとの枝は八万四千 葉ごとの花や実は刀の輪のようです(願往生)(無量楽)飛び回る輪は上に踊りまた下に落ち 頭から入り足から出る苦しみは堪え難いものです(願往生)(無量楽)幾重の門の上には八万の釜 溶けた銅と鉄の汁が泉のように湧き出ます(願往生)(無量楽)沸き立つ波は八万の高さ まっすぐ門の外へ千由旬まで射ます(願往生)(無量楽)四つの門、四つの道から罪人が入り 門が開くと業火が出て迎えます(願往生)(無量楽)鉄の汁は炎々と流れて膝を没し 触れる所に煙と炎が同時に起こります(願往生)(無量楽)牛頭の獄卒は道の辺で吼え 大地は天の雷のように震動します(願往生)(無量楽)罪人はこれを聞いて心も肚も裂け 鉄の虫や鉄の鳥が争って来て食います(願往生)(無量楽)鉄の丸や刀剣が空中から降り 溶けた銅と鉄の汁が身上に注ぎます(願往生)(無量楽)鉄の城門を去ること四万里 中を行こうとしても避ける所はありません(願往生)(無量楽)行く速さは風を過ぎ矢のように射ます 瞬く間に七重の門に入ります

般舟三昧樂 專心念佛斷貪瞋
入此七重鐵門內 何時何劫得回還
罪人入已門皆閉 一一身滿不相妨
一臥八萬長時劫 皆由破法罪因緣
謗毀三寶壞人善 亦墮阿鼻大獄中
戲笑作罪多劫受 不惜佛意取人情
慎莫輕心縱三業 業道分明不可欺

(願往生)(無量楽)般舟三昧の楽しみ 心を込めて念仏し、貪りと怒りを断ちます(願往生)(無量楽)この七重の鉄の門の中に入れば いつ、どの劫に帰ることができるでしょうか(願往生)(無量楽)罪人が入ると門はすべて閉ざされます それぞれの体は満ちていても互いに妨げになりません(願往生)(無量楽)一度横になれば八万の長い時劫 すべて法を破った罪の因縁によるものです(願往生)(無量楽)三宝を謗り毀し、人の善を壊せば また阿鼻地獄に堕ちます(願往生)(無量楽)戯れ笑いながら罪を作れば多くの劫にわたり受けます 仏の心を惜しまず人の情に従います(願往生)(無量楽)どうか軽い心で三業をほしいままにしないでください 業の道ははっきりとしており欺くことはできません

般舟三昧樂 橫截業道入西方
七重鐵城門門外 鐵蟒舉頭城上出
火炎刀輪從口出 亦皆流注罪人上
四角鐵狗身毛孔 亦雨煙火人身上
羅剎擎叉刺心眼 皆由心眼墮泥犁
熱鐵地上無窮苦 罪人或臥或行走
大劫盡時眼中見 東門城外清林泉
罪人一時向東走 臨臨欲到門還閉
如是四門遙半劫 鐵網鉤身如棘林
上有鷹鳥啄人肉 地有銅狗爭來食
地上虛空無避處 動即苦具轉彌多

(願往生)(無量楽)般舟三昧の楽しみ 業の道を横に断ち切って西方へ(願往生)(無量楽)七重の鉄の城の門ごとに 鉄の大蛇が頭をもたげて城の上に現れます(願往生)(無量楽)炎の刀輪が口から噴き出し 罪人の上に注ぎかかります(願往生)(無量楽)四角い鉄の犬の毛穴からも 煙と火が人の身上に降りそそぎます(願往生)(無量楽)羅刹が叉を突き立て心と眼を刺します みな心と眼の業によって地獄に堕ちるのです(願往生)(無量楽)熱鉄の地の上に尽きない苦しみ 罪人は横たわったり歩き回ったりします(願往生)(無量楽)大劫が尽きる時、眼中に映るのは 東の門の城外の清らかな林と泉(願往生)(無量楽)罪人は一斉に東へ走ります まさに門に着こうとすると門はまた閉じてしまいます(願往生)(無量楽)このように四つの門は遥かに半劫の隔たり 鉄の網が身を鉤にかけて棘の林のようです(願往生)(無量楽)上には鷹や鳥が人の肉をついばみ 地には銅の犬が争って食らおうとします(願往生)(無量楽)地上にも虚空にも逃れる場所はなく 動けば苦しみの道具はますます増えるばかりです

般舟三昧樂 聞說此苦心摧碎
不孝父母罵三寶 終時獄火自相迎
毀辱六親破淨戒 亦墮如是泥犁中
殺害眾生食他肉 直入泥犁火聚中
見聞方便處分殺 如前受苦未何央
劫盜三寶眾生物 一墮泥犁無出期
偷劫父母六親物 亦入如是泥犁中

(願往生)(無量楽)般舟三昧の喜び この苦しみを聞けば心は砕けます(願往生)(無量楽)親不孝にして三宝を罵れば 終わりには地獄の火が自ら迎えます(願往生)(無量楽)六親を辱め清き戒を破れば 同じくこの地獄に堕ちます(願往生)(無量楽)衆生を殺しその肉を食らえば ただちに地獄の火の中へ入ります(願往生)(無量楽)殺しを勧め見聞きして喜べば 先と同じ苦しみに遭い、いつ果てるとも知れません(願往生)(無量楽)三宝や衆生の物を盗めば 一度地獄に堕ちれば出る期はありません(願往生)(無量楽)父母や六親の物を盗めば 同じくこの地獄に入ります

般舟三昧樂 不惜身財常專施
惡染師僧壤淨行 泥犁永劫出無期
邪染眾生及眷屬 定入泥犁長劫苦
若得人身黃門報 六親同住如怨家

(往生を願う)(無量の楽)般舟三昧の楽 身も財も惜しまず常に施しに専念します(往生を願う)(無量の楽)悪に染まった師や僧は清らかな行いを壊します 地獄に永劫に沈み出る期もありません(往生を願う)(無量の楽)邪に染まった衆生とその眷属は 必ず地獄に入り長劫の苦しみを受けます(往生を願う)(無量の楽)たとえ人身を得ても黄門の報いとなり 六親も共に住めば怨みの家のようです

般舟三昧樂 願斷邪心修梵行
欺誑三寶眾生類 死入泥犁無出期
惡口兩舌貪瞋慢 八萬地獄皆周遍
論說他人三寶過 死入拔舌泥犁中
普勸眾生護三業 行住坐臥念彌陀
一切時中憶地獄 發起增上往生心
誓願不作三塗業 人天樂報亦無心
忽憶地獄長時苦 不捨須臾忘安樂
安樂佛國無為地 畢竟安身實是精

(往生を願う)(無量の楽)般舟三昧の楽しみ 邪心を断ち梵行を修さんと願う(往生を願う)(無量の楽)三宝を欺く众生たち 死して泥犁に入り出る期なし(往生を願う)(無量の楽)悪口・両舌・貪・瞋・慢 八万の地獄すべてに遍し(往生を願う)(無量の楽)他人の三宝の過ちを論ずれば 死して抜舌泥犁の中に入る(往生を願う)(無量の楽)普く众生に勧め三業を護り 行住坐臥に弥陀を念ず(往生を願う)(無量の楽)一切の時の中に地獄を憶い 増上なる往生の心を発す(往生を願う)(無量の楽)誓願して三塗の業を作さず 人天の楽報にも心なし(往生を願う)(無量の楽)忽ち地獄の長時の苦を憶い 須臾も安楽を忘れず(往生を願う)(無量の楽)安楽の仏国は無為の地 究竟の安身まことにこれ精なり

般舟三昧樂 唯佛一道獨清閑
淨土莊嚴無有盡 十方生者亦無窮
千劫萬劫恒沙劫 一切去者不相妨
十方眾生未曾減 彌陀佛國亦無增
彌陀願力隨心大 四種莊嚴普皆遍
三明六通常自在 遍入眾生心想中
佛身相好依心起 隨念即現真金佛
真金即是彌陀相 圓光化佛現人前
相好彌多八萬四 一一光明照十方
不為餘緣光普照 唯覓念佛往生人
萬行俱回皆得往 念佛一行最為尊
回生雜善恐力弱 無過一日七日念
命欲終時聖眾現 即坐華臺至寶國
清淨大海無生眾 遙見生者皆歡喜
觀音相好佛無異 慈悲救苦最為強

(願往生)(無量樂)般舟三昧の楽しみは、ただ仏の一道だけが清らかで静かです。(願往生)(無量樂)浄土の荘厳は尽きることがなく、十方から生まれる者もまた無数です。(願往生)(無量樂)千劫万劫、恒沙の劫を経ても、去っていく者たちが互いに妨げ合うことはありません。(願往生)(無量樂)十方の衆生は減ることもなく、弥陀の仏国もまた増えることはありません。(願往生)(無量樂)弥陀の願力は心に従って大きく、四種の荘厳はあまねく遍く行き渡ります。(願往生)(無量樂)三明六通はいつも自在であり、衆生の心の想いの中に遍く入っていきます。(願往生)(無量樂)仏の身の相好は心に依って起こり、念じるままに真金の仏が現れます。(願往生)(無量樂)真金とはすなわち弥陀のお姿であり、円光の化仏が人の前に現れます。(願往生)(無量樂)相好はますます多く八万四千、その一つ一つの光明が十方を照らします。(願往生)(無量樂)他の縁のためではなく光はあまねく照らし、ただ念仏して往生する人を求めておられます。(願往生)(無量樂)万行をすべて回向すれば皆往生できますが、念仏の一行が最も尊いのです。(願往生)(無量樂)雑善を回向して往生するのは力が弱い恐れがあり、一日七日念じることに過ぎるものはありません。(願往生)(無量樂)命が終わろうとする時、聖衆が現れ、すぐに華の台に座して宝の国へと至ります。(願往生)(無量樂)清浄な大海の無生の衆は、遥かに往生する者を見て皆喜びます。(願往生)(無量樂)観音の相好は仏と異ならず、慈悲をもって苦を救うことは最も強いのです。

般舟三昧樂 不違師教念彌陀
救苦雖遙別世界 眾生急念應時來
或現聲聞菩薩相 隨緣樂見度眾生
悲心拔苦超三界 慈心與樂涅槃期
隨逐眾生身有異 分身六道度時機
禮念觀身除罪障 直是發願慈悲極
一切時中緣法界 攝取六道現身中
現見耳聞心內事 尋聲救苦剎那間
天冠化佛高千里 念報慈恩常頂戴
眉間毫相七寶色 色色八萬四千光
光光化佛菩薩眾 遍滿神通極樂界
身作光明紫金色 內外映徹如明鏡
一切光明如瓔珞 遍身交珞垂鈴珮
兩手纖圓雜華色 恒將此手接眾生
舉足千輪印寶地 下足金華滿世界
本住他方行坐處 觸者即悟無生忍
地前地上元無二 隨根利鈍超增位
念念時中常得證 未得施功方得悟

(願往生)(無量楽)般舟三昧の喜び 師の教えに背かず弥陀を念じます(願往生)(無量楽)苦しみを救う者は遠く別の世界におられても 衆生が切に念じれば時を応じて来てくださいます(願往生)(無量楽)あるときは声聞や菩薩の姿を現し 縁に随って楽しく見え衆生を救われます(願往生)(無量楽)悲しみの心で苦しみを抜き三界を超え 慈しみの心で楽しみを与え涅槃へと導かれます(願往生)(無量楽)衆生を追い随ううち身は異なり 六道に分身して機に応じて救われます(願往生)(無量楽)礼拝し念じ観身すれば罪障が除かれます まさに願いを発す慈悲の極みです(願往生)(無量楽)いついかなる時も法界を縁とし 六道を摂りおさめ身を現されます(願往生)(無量楽)現に目の前に見え耳に聞こえ心の内の事も 声を尋ねて苦しみを救うこと刹那の間です(願往生)(無量楽)天冠の化仏は高さ千里 慈恩を念じ報いて常に頂戴します(願往生)(無量楽)眉間の毫相は七宝の色 その色ごとに八万四千の光があります(願往生)(無量楽)光ごとに化仏と菩薩の衆が現れ 神通をもって極楽界に遍満されます(願往生)(無量楽)身は光明を放ち紫金色で 内外が映り徹ること明鏡のようです(願往生)(無量楽)一切の光明は瓔珞のようで 遍身に交わり連なり鈴や珮を垂れます(願往生)(無量楽)両手は細く円やかで様々な華の色 常にこの手で衆生を接し導かれます(願往生)(無量楽)足を挙げれば千の輪の印が宝地に刻まれ 足を下ろせば金華が世界に満ちます(願往生)(無量楽)もと他方に住み行き坐るその場は 触れる者は即ち無生忍を悟ります(願往生)(無量楽)地前も地上ももとより二つではなく 根の利鈍に随って位を超え増します(願往生)(無量楽)念念の時の中に常に証を得て いまだ得ぬ者は功を施して方に悟ります

般舟三昧樂 畢命同生誓不退
如此逍遙快樂地 更貪何事不求生
救苦分身平等化 化得即送彌陀國
眾等咸蒙大悲力 碎身慚謝報慈恩

(往生を願います)(無量の楽しみ)般舟三昧の喜び  命尽きるまで共に生まれようと誓い、退きません(往生を願います)(無量の楽しみ)このような自由で安らかな楽しみの世界  ほかに何を欲しがって、生まれようとしないのでしょう(往生を願います)(無量の楽しみ)苦しむ人々を救うため、分身して平等に導き  導かれた人はすぐに弥陀の国へ送られます(往生を願います)(無量の楽しみ)私たちは皆、大悲の力に包まれています  身を砕くほどに愧じ入り、慈恩に報いましょう

般舟三昧樂 觀音引接見彌陀
勢至菩薩威光大 身色相好等觀音
身上光明遍法界 照處皆同紫金色
有緣眾生蒙光照 增長智慧生安樂
頂戴華冠垂瓔珞 寶瓶光出現希奇
勢至行時震法界 震處蓮華自然出
蓮華莊嚴如極樂 一切佛國皆如是
坐時先動彌陀國 後震上下塵沙剎
一一剎土分身集 皆是彌陀三化身
化佛觀音勢至集 側塞虛空極樂上
各坐蓮華百寶座 異口同音說妙法
極樂眾生見聞益 超證常倫諸地上
大集剎益塵沙眾 聽法供養逕諸劫
是故彼國名極樂 普勸同生常憶念
一切時中面西向 心想見彼彌陀身
地上莊嚴無億數 寶樓林樹垂瓔珞
正坐跏趺往生想 直注華池大會中
想入華中華合想 即想華開見佛身
想見彌陀光雜色 光光相照自身來
又想自身慈光照 即想籠籠心眼開
想見虛空化佛眾 想聞林樹奏天樂
水鳥流波宣妙法 心心專注想令成
注想成時寶國現 即得化佛來加備
觀音勢至身無數 常來至此行人邊

願往生 無量楽 般舟三昧の楽しみ 観音が導き迎えて弥陀に会わせます 願往生 無量楽 勢至菩薩の威光は大きく 身の色や相好は観音と同じです 願往生 無量楽 身の上の光明は法界に遍く 照らすところはみな同じ紫金色です 願往生 無量楽 縁ある衆生は光に照らされて 智慧を増し安楽を得ます 願往生 無量楽 華の冠を頂き瓔珞を垂れ 宝瓶の光が現れて希奇です 願往生 無量楽 勢至が行くとき法界を震わせ 震えるところに蓮華が自然に現れます 願往生 無量楽 蓮華の荘厳は極楽と同じ すべての仏国もみなこの通りです 願往生 無量楽 座るときまず弥陀国を動かし 後に上下の塵沙の刹を震わせます 願往生 無量楽 一つ一つの刹土に分身が集まり みな弥陀の三化身です 願往生 無量楽 化仏と観音と勢至が集まり 虚空を埋め尽くして極楽の上にあります 願往生 無量楽 それぞれ蓮華の百宝座に座り 異口同音に妙法を説きます 願往生 無量楽 極楽の衆生は見聞して利益を得て 超えて証り常倫の諸地に上ります 願往生 無量楽 大集の刹は塵沙の衆を益し 法を聞き供養して諸劫を経ます 願往生 無量楽 それゆえかの国を極楽と名づけ 普く勧めて共に生まれ常に憶念します 願往生 無量楽 一切の時の中に西を向いて 心に彼の弥陀の身を想い見ます 願往生 無量楽 地上の荘厳は無数で 宝楼や林樹は瓔珞を垂れています 願往生 無量楽 正しく跏趺坐して往生を想い まっすぐ華池の大会の中に注ぎます 願往生 無量楽 華の中に入る想い、華が合う想い すなわち華が開いて仏身を見る想いです 願往生 無量楽 弥陀の光が種々の色に混じるのを見る想い 光と光が互いに照らし自身に来ます 願往生 無量楽 また自身が慈光に照らされる想い すなわち籠籠として心眼が開く想いです 願往生 無量楽 虚空の化仏の衆を見る想い 林樹が天楽を奏するのを聞く想いです 願往生 無量楽 水鳥や流波が妙法を宣べる 心を専注して想いを成し遂げさせます 願往生 無量楽 注想が成就するとき宝国が現れ すなわち化仏が来て加備されます 願往生 無量楽 観音と勢至の身は無数で 常にここに来てこの修行者のもとに至ります

般舟三昧樂 專心想佛見無疑
佛知眾生流浪久 無明障重難開悟
佛恐觀大難周遍 更教觀小在池中
想一蓮華百寶葉 丈六化佛坐華臺
身雖大小能除障 觀音勢至等同然
四種威儀常自策 命盡須臾歸自然
自然即是彌陀國 究竟常安無退時
縱盡百年如一日 一日須臾何足期
上品上生凡夫等 持戒念佛誦經專
一切時中常勇猛 臨終聖眾自來迎
觀音大勢擎華至 一時接手上金臺
無數化佛菩薩眾 摩頭讚歎隨佛去
一念之間到佛國 即現真容菩薩眾
光明寶林皆說法 當時即悟無生忍
須臾歷事他方佛 一念歸還得千證
上品中生凡夫等 讀誦念佛專持戒
一日七日俱回向 臨終聖眾皆來現
觀音大勢擎華立 行者即上紫金臺
與千化佛同時讚 從佛須臾入寶池
一宿障盡華開發 見佛即欲下金臺
足未至地華承足 佛放金光來照身
直到彌陀佛前立 讚佛七日得無生
須臾歷事他方佛 證得百千三昧門
少許時間逕三劫 即入明門歡喜地

願往生 無量楽 般舟三昧の楽しみ  一心に仏を想えば疑いなく見えます 願往生 無量楽 仏は衆生が長くさまよっていることをご存じです  無明の障りが重く、開悟は難しいのです 願往生 無量楽 仏は大きな観想は行き届きにくいとお思いになり  さらに小さな観想を池の中に教えられました 願往生 無量楽 一つの蓮華を想います、百の宝の葉  丈六の化仏が華の台に座っておられます 願往生 無量楽 身は大きいといえども障りを除くことができます  観音も勢至も同じです 願往生 無量楽 四つの威儀を常に自ら励み  命が尽きればたちまち自然に帰ります 願往生 無量楽 自然とはすなわち弥陀の国  究竟にして常に安らかで、退くときはありません 願往生 無量楽 たとえ百年を送っても一日のようです  一日のわずかな時間など何の長さでしょう 願往生 無量楽 上品上生の凡夫たちは  持戒し念仏し読経に専念します 願往生 無量楽 いついかなるときも常に勇猛で  臨終には聖なる者たちが自ら迎えに来られます 願往生 無量楽 観音と勢至が華を捧げて来られ  一時に手を取って金の台へと導きます 願往生 無量楽 無数の化仏と菩薩の集いは  頭を撫でて讃え、仏に従って去ります 願往生 無量楽 一念の間に仏の国に到り  すなわち真のお姿と菩薩の集いが現れます 願往生 無量楽 光明の宝の林がみな法を説き  そのときすぐに無生忍を悟ります 願往生 無量楽 たちまち他方の仏を訪ね巡り  一念で帰り、千の証しを得ます 願往生 無量楽 上品中生の凡夫たちは  読誦し念仏し、専ら持戒します 願往生 無量楽 一日あるいは七日、すべてを回向し  臨終には聖なる者たちがみな現れます 願往生 無量楽 観音と勢至が華を捧げて立ち  行者はすなわち紫金の台に上ります 願往生 無量楽 千の化仏とともに同時に讃え  仏に従い、たちまち宝の池に入ります 願往生 無量楽 一晩で障りが尽きて華が開き  仏を見て、すぐに金の台を下りようとします 願往生 無量楽 足がまだ地に届かぬうちに華が足を受け  仏は金色の光を放ち、身を照らされます 願往生 無量楽 まっすぐに弥陀の仏の前に立ち  仏を讃えて七日で無生を得ます 願往生 無量楽 たちまち他方の仏を訪ね巡り  百千の三昧の門を証得します 願往生 無量楽 わずかな時間で三劫を経て  すなわち明門歓喜地に入ります

般舟三昧樂 持戒作善莫推閑
推閑即造輪回業 彌陀淨土遣誰去
湯火燒身急自撥 莫待他人推緣事
貪瞋火宅相燒苦 障重心頑未覺痛
覺痛即斷愚癡業 悔心慚愧生安樂
安樂即是金剛地 凡夫六道永無名

(願往生)(無量楽)般舟三昧の楽しみ 持戒して善をなせ、怠けるな(願往生)(無量楽)怠ければ輪廻の業を造る 阿弥陀の浄土に誰を行かせようか(願往生)(無量楽)湯火が身を焼く、急いで自ら救え 他人が縁の事を押し付けるのを待つな(願往生)(無量楽)貪りと怒りの火の家に焼かれ苦しむ 障り重く心頑なで痛みに気づかない(願往生)(無量楽)痛みに気づけば愚痴の業を断つ 悔い改め慚愧して安楽が生まれる(願往生)(無量楽)安楽こそ金剛の地 凡夫は六道に永く名もない

般舟三昧樂 極樂清閑實是精
上品下生凡夫等 深信因果莫生疑
三業起行多憍慢 單發無上菩提心
回心念念生安樂 終時即見金華至
五百化佛觀音等 一時接手入華中
一念乘華寶池內 一日一夜寶華開
華開見佛微微障 三七已後始分明
耳聽眾聲心得悟 歷事他方蒙授記
十劫須臾不覺盡 進入明門歡喜地

願往生 無量楽 般舟三昧の喜びよ 極楽の清らかな静けさはまことにすばらしい 願往生 無量楽 上品下生の凡夫たちも 因果を深く信じて疑ってはなりません 願往生 無量楽 身・口・意の三業で行いに励んでも憍慢が多く ただ無上の菩提心を起こすだけです 願往生 無量楽 心を回らして念々に安楽に生まれ 終わりの時にはただちに金華がやって来ます 願往生 無量楽 五百の化仏と観音などが 一斉に手を差し伸べて華の中へ迎え入れます 願往生 無量楽 一念で華に乗って宝池に入ると 一日一夜で宝華が開きます 願往生 無量楽 華が開いて仏を見てもまだかすかな障りがあり 三七日(二十一日)を過ぎて初めてはっきりと見えます 願往生 無量楽 耳にさまざまな声を聞いて心に悟りを得て 他方の国々を巡りながら授記をいただきます 願往生 無量楽 十劫という長い時もあっという間に感じられ 明門に入り歓喜地に至ります

般舟三昧樂 盡名為期莫生疑
若是釋迦真弟子 誓行佛語生安樂
不得悠悠信他語 隨緣治病各依法
忽遇災危身自急 道俗千里未能救
口說事空心行怨 是非人我如山岳
如此之人不可近 近即輪回長劫苦
側耳傾心常採訪 今身修道得無生
若聞此法希奇益 不顧身命要求得
若能專行不惜命 命斷須臾生安樂

(願往生)(無量楽)般舟三昧の楽しみは すべてこれを期と名づけて疑いを生じてはなりません(願往生)(無量楽)もし釈迦の真の弟子であるならば 誓って仏の言葉を行じて安楽に生まれましょう(願往生)(無量楽)のらりくらりと他人の言葉を信じてはなりません 縁に随って病を治すにはそれぞれ法に依ります(願往生)(無量楽)突然災いや危険に遭えば我が身は自ら焦ります 出家も在家も千里かなたでは救うことができません(願往生)(無量楽)口では空を説きながら心では怨みを行い 是非や人我は山のように高いのです(願往生)(無量楽)このような人には近づいてはなりません 近づけば輪回して長劫の苦しみを受けます(願往生)(無量楽)耳を傾け心を尽くして常に尋ね求め この身で修道して無生を得なさい(願往生)(無量楽)もしこの法の不思議な利益を聞いたなら 身命を顧みず求めて得なさい(願往生)(無量楽)もし専ら行じて命を惜しまないなら 命が断える刹那に安楽に生まれます

般舟三昧樂 念佛即是涅槃門
中品上生凡夫等 偏學聲聞緣覺行
戒定慈悲常勇猛 一心回願生安樂
終時化佛聲聞到 七寶蓮華行者前
佛放光明照身頂 行者自見上華臺
低頭禮佛在此國 舉頭已入彌陀界
到彼華開尋見佛 聞說四諦證真如

(願往生)(無量楽)般舟三昧の喜び 念佛こそが涅槃への門です(願往生)(無量楽)中品上生の凡夫たちは 聲聞や縁覺の修行ばかりを學びます(願往生)(無量楽)戒と定と慈悲にいつも勇猛に努め 一心に願って安樂へ生まれます(願往生)(無量楽)命終わるとき化佛と聲聞が迎えに來て 七寶の蓮華が修行者の前に現れます(願往生)(無量楽)佛が光明を放ち身體と頭頂を照らし 修行者は自ら上の華臺に上がるのを見ます(願往生)(無量楽)頭を下げて此の國で佛を禮拜すれば 頭を上げたときにはもう彌陀の世界に入っています(願往生)(無量楽)そこに到れば華が開きすぐに佛に會い 四諦を説かれ真如を證します

般舟三昧樂 實是彌陀願力恩
中品中生凡夫等 一日一夜持眾戒
回此戒福善根力 直到彌陀安養國
臨終化佛師僧現 七寶華來行者前
行者見華心踊躍 即上華臺隨佛去
一念之間入寶國 直入八德寶池中
池內蓮華無億數 悉是十方同行人
七日七夜蓮華發 華開見佛得初真

願往生 無量楽 般舟三昧の楽しみは まことに弥陀の願力の恩です 願往生 無量楽 中品中生の凡夫たちは 一日一夜、戒を保ちます 願往生 無量楽 この戒の福と善根の力を向けて まっすぐ弥陀の安養国へと向かいます 願往生 無量楽 臨終には化仏と師僧が現れ 七宝の華が行者の前に来ます 願往生 無量楽 行者は華を見て心躍らせ すぐに華の台に乗り仏に従って去ります 願往生 無量楽 一念の間に宝の国に入り まっすぐに八功徳の宝池へと入ります 願往生 無量楽 池の中の蓮華は億万と数えきれず みな十方の同行の人々です 願往生 無量楽 七日七夜で蓮華が開き 華が開いて仏を見て初めて真理を得ます

般舟三昧樂 勤修實行不欺人
中品下生凡夫等 孝養父母行人信
臨終遇值善知識 為說極樂彌陀願
聞說合掌回心向 乘念即到寶池中
百寶蓮華臺上座 七七日後寶華開
華開見佛塵沙眾 一劫已後證無生
無生即是阿羅漢 羅漢回心向大乘
一發已去小心滅 直至菩提無有退
是故天親作論說 二乘心種永無生
故言大乘善根界 畢竟永絕譏嫌過
大小凡夫平等攝 且避六道三塗難
願住彌陀佛國內 證與不證亦心閑

願往生 無量樂 般舟三昧の楽しみを、勤めて実践し、人を欺かず 願往生 無量樂 中品下生の凡夫たちは、父母に孝行し、人の信を養います 願往生 無量樂 臨終に善き知識に出会い、極楽と弥陀の願いを説かれます 願往生 無量樂 その説を聞いて合掌し、心を向ければ、念ずるままに宝の池へと至ります 願往生 無量樂 百宝の蓮華の台に座り、四十九日の後に花が開きます 願往生 無量樂 花が開いて仏と無数の人々を見、一劫の後には無生を証します 願往生 無量樂 無生とはすなわち阿羅漢であり、羅漢は心を大乗へと向けます 願往生 無量樂 一度発心すれば小さい心は消え、菩提に至るまで退くことはありません 願往生 無量樂 それゆえ天親は論を作り、二乗の心の種は永遠に生じないと説きました 願往生 無量樂 だからこそ大乗の善根の世界と言い、ついに讥嫌の過ちを永遠に断ちます 願往生 無量樂 大も小も凡夫を平等に受け入れ、六道と三途の苦しみを避けさせます 願往生 無量樂 弥陀の仏国に住むことを願えば、証するも証さぬも心は安らかです

般舟三昧樂 頓超生死出娑婆
下品上生凡夫等 具造十惡無餘善
增長無明但快意 見他修福生非毀
如此愚人難覺悟 良由知識惡強緣
唯知目前貪酒皮 不覺地獄盡抄名
一入泥犁受長苦 始憶人中善知識
罪人臨終得重病 神識昏狂心倒亂
地獄芬芬眼前現 白汗流出手把空
如此困苦誰能救 會是知識彌陀恩
手執香爐教懺悔 教令合掌念彌陀
一聲稱佛除眾苦 五百萬劫罪消除
化佛菩薩尋聲到 我故持華迎汝來
行者見佛光明喜 即坐七寶蓮華上
從佛須臾還寶國 到即直入寶池中
七七華開得見佛 觀音大勢慈光照
眼目睛明心得悟 合掌始發菩提心

(願往生)(無量楽)般舟三昧の喜びは 生死をたちまち超えて娑婆を出ます(願往生)(無量楽)下品上生の凡夫たちは 十悪を造り善根が一つもありません(願往生)(無量楽)無明を増やし快楽にふけるばかり 他人の功徳を見てはそしります(願往生)(無量楽)このような愚か者はなかなか目覚めません 悪しき友に引きずられるからです(願往生)(無量楽)目の前の酒と欲に貪るばかり 地獄に名を書き尽くされるとも知りません(願往生)(無量楽)ひとたび地獄に落ちて長い苦しみを受けて はじめて人の善き友を思い出します(願往生)(無量楽)罪人は臨終のとき重い病にかかり 心は乱れ狂い正気を失います(願往生)(無量楽)地獄の炎が目の前に現れ 白い汗が流れ手は空を掴みます(願往生)(無量楽)このような苦しみを誰が救えるでしょう 善き友と弥陀の恩によるのです(願往生)(無量楽)香炉を手に取り懺悔を教え 合掌して弥陀を念じさせます(願往生)(無量楽)一声の称名が多くの苦を除き 五百万劫の罪が消え去ります(願往生)(無量楽)化仏と菩薩が声を聞いて訪れ 私が花を持ってあなたを迎えに来たと言います(願往生)(無量楽)行者は仏の光明を見て喜び 七宝の蓮華の上に座ります(願往生)(無量楽)仏に従いたちまち宝の国へ還り 着くとすぐに宝の池へと入ります(願往生)(無量楽)四十九日で花が開き仏に会えます 観音と勢至の慈悲の光が照らします(願往生)(無量楽)目は clear に開き心は悟り 合掌してはじめて菩提心を起こします

般舟三昧樂 得脫三塗知識恩
若非知識教稱佛 如何得入彌陀國
下品中生凡夫等 破戒偷僧起眾罪
邪命說法無慚愧 破戒因果打師僧
如此愚人臨死日 節節酸疼錐刀刺
地獄猛火皆來逼 當時即值善知識
發大慈悲教念佛 地獄猛火變風涼
天華旋轉隨風落 化佛菩薩乘華上
行者即坐天華上 從佛須臾入寶池
障重華開逕六劫 華開始發菩提心

(願往生)(無量楽)般舟三昧の楽しみ 三途から脱れられるのは善知識の恩です(願往生)(無量楽)もし善知識が念佛を教えてくれなければ どうして彌陀の国に入れましょうか(願往生)(無量楽)下品中生の凡夫たちは 戒を破り僧から盗み多くの罪を犯しました(願往生)(無量楽)邪な生業で法を説き慚愧の心もなく 戒を破った因果で師や僧を打ちました(願往生)(無量楽)このような愚かな人が臨終の日を迎えると 節々が痛み錐や刀で刺されるようです(願往生)(無量楽)地獄の猛火が迫りくる時 ちょうど善知識に出会いました(願往生)(無量楽)大きな慈悲を起こして念佛を教えると 地獄の猛火が涼しい風に変わりました(願往生)(無量楽)天の花がくるくると風に舞い落ち 化仏と菩薩が花に乗って現れます(願往生)(無量楽)行者はそのまま天の花に座り 仏に従ってたちまち宝の池へ入ります(願往生)(無量楽)障りが重く花が開くまで六劫かかりますが 花が開いてから菩提心を起こします

般舟三昧樂 碎身慚謝釋迦恩
下品下生凡夫等 十惡五逆皆能造
如此愚人多造罪 經歷地獄無窮劫
臨終忽遇善知識 為說妙法令安穩
刀風解時貪忍痛 教令念佛不能念
善友告言專合掌 正念專稱無量壽
聲聲連注滿十念 念念消除五逆障
謗法闡提行十惡 回心念佛罪皆除
病者身心覺醒悟 眼前即有金華現
金華光明照行者 身心歡喜上華臺
乘華一念至佛國 直入大會佛前池
殘殃未盡華中合 十二劫後始華開
華內坐時無微苦 超過色界三禪樂

(願往生)(無量楽)般舟三昧の喜び 身を砕いて釈迦の恩に謝します(願往生)(無量楽)下品下生の凡夫たちは 十悪も五逆もみな造ります(願往生)(無量楽)このような愚かな人は多くの罪を造り 地獄を無数の劫のあいだ巡ります(願往生)(無量楽)臨終にふと善き友に出会い 妙法を説いてもらい心安らぎます(願往生)(無量楽)刀風が身を裂くとき痛みに耐えかね 念仏を教えられても唱えられません(願往生)(無量楽)善き友が「ただ合掌して」と告げ 正念でひたすら無量寿を称えます(願往生)(無量楽)声の限りに唱え十念を満たすと 一念一念が五逆の障りを消していきます(願往生)(無量楽)法を謗る闡提も十悪を行う者も 心を向けて念仏すれば罪はみな消えます(願往生)(無量楽)病める者の身心は目覚め 目の前に黄金の蓮華が現れます(願往生)(無量楽)黄金の蓮華の光明が行者を照らし 身心は歓喜して華の台に上がります(願往生)(無量楽)華に乗って一念で仏の国に至り まっすぐ大会の仏前の池に入ります(願往生)(無量楽)残りの罪が尽きず華の中に閉じこめられ 十二劫ののちにようやく華が開きます(願往生)(無量楽)華の中に座しているとき少しの苦しみもなく 色界の三禅の楽しみを超えています

般舟三昧樂 勉入地獄坐金蓮
寧合金華百千劫 不能地獄須臾間
觀音大勢慈光照 徐徐為說安心法
行者得聞希有法 智慧法眼豁然開
法眼開時見佛會 即發無上菩提心
或坐或立遊行觀 到處唯聞說法聲
身心毛孔皆得悟 菩薩聖眾皆充滿
自作神通入彼會 憶本娑婆知識恩
若非釋迦勸念佛 彌陀淨土何由見
心念香華遍供養 長時長劫報慈恩
普勸十方生死界 同心斷惡盡須來
一入涅槃常住國 徹窮後際更何憂
念念時中常證悟 十地行願自然成
地地慈悲巧方便 以佛為師無錯悟
定善依經十三觀 一一具說莊嚴事
行住坐臥常觀察 常念心眼籠籠見
散善九品依經讚 一一回向皆得往
定善一門韋提請 散善一行釋迦開
定散俱回入寶國 即是如來異方便
韋提即是女人相 貪瞋具足凡夫位
厭捨娑婆求佛國 即現極樂莊嚴界
得見極樂心歡喜 更覩彌陀成法忍
五百女人同白佛 誓願同生安樂國
爾時世尊皆印記 同得往生證三昧
釋梵護世臨空聽 亦同發願生安樂
普勸有緣常念佛 觀音大勢為同學
若能念佛人中上 願得同生諸佛家
長劫長時佛邊證 道場妙果豈為賒

(往生を願う)(無量の楽)般舟三昧の楽よ、地獄に落ちて金蓮に座るよりは、(往生を願う)(無量の楽)むしろ金華の台に百千劫あろうとも、地獄の須臾の間に及ぶことはない。(往生を願う)(無量の楽)観音と大勢が慈悲の光を放ち、ゆっくりと安心の法を説いてくださいます。(往生を願う)(無量の楽)行者は希有の法を聞き、智慧の法眼が豁然と開きます。(往生を願う)(無量の楽)法眼が開いたとき仏の集いに会い、ただちに無上の菩提心を起こします。(往生を願う)(無量の楽)坐り、立ち、歩きながら観想すれば、どこにいても説法の声だけが聞こえます。(往生を願う)(無量の楽)身心の毛孔までもが悟りに開かれ、菩薩の聖衆がすべて満ちあふれています。(往生を願う)(無量の楽)自ら神通を現してその集いに入り、もとの娑婆の善知識の恩を思い出します。(往生を願う)(無量の楽)もし釈迦が念仏を勧めてくださらなければ、弥陀の浄土などどうして見ることができましょう。(往生を願う)(無量の楽)心に香華を念じて遍く供養し、長い時、長い劫をかけて慈恩に報います。(往生を願う)(無量の楽)十方の生死の世界に広く勧めます、心を同じくして悪を断ち、すべて来なさいと。(往生を願う)(無量の楽)ひとたび涅槃の常住の国に入れば、果ての果てまで、何の憂いがありましょう。(往生を願う)(無量の楽)念念の間に常に証悟し、十地の行願は自然に成就します。(往生を願う)(無量の楽)地ごとに慈悲と巧みな方便があり、仏を師とすれば悟りに誤りはありません。(往生を願う)(無量の楽)定善は経に依る十三の観、一つ一つに荘厳の事が説かれています。(往生を願う)(無量の楽)行住坐臥に常に観察し、常に心の眼でじっと見つめます。(往生を願う)(無量の楽)散善は九品、経に依って讃え、一つ一つを回向すればみな往生を得ます。(往生を願う)(無量の楽)定善の一門は韋提が請い求め、散善の一行は釈迦が開かれました。(往生を願う)(無量の楽)定も散もともに回向して宝の国に入る、これこそ如来の異方便です。(往生を願う)(無量の楽)韋提はすなわち女人の相、貪瞋を具えた凡夫の位にあります。(往生を願う)(無量の楽)娑婆を厭い捨てて仏の国を求めれば、すなわち極楽の荘厳の世界が現れます。(往生を願う)(無量の楽)極楽を見て心は歓喜し、さらに弥陀を拝して法忍を得ます。(往生を願う)(無量の楽)五百の女人がともに仏に白して、誓願してともに安楽国に生まれんとします。(往生を願う)(無量の楽)そのとき世尊は皆に印記を与え、ともに往生を得て三昧を証します。(往生を願う)(無量の楽)帝釈と梵天、護世の神々が空に臨んで聞き、ともどもに願を発して安楽に生まれます。(往生を願う)(無量の楽)縁ある者に広く念仏を勧めます、観音と大勢は同じ学びの友です。(往生を願う)(無量の楽)もし念仏できるなら人中の最上の者、願わくはともに諸仏の家に生まれんことを。(往生を願う)(無量の楽)長い劫、長い時を仏のそばで証し、道場の妙果など遠いものでしょうか。

白諸行者。凡夫生死不可貪而不厭。彌陀淨土不可輕而不忻。厭則娑婆永隔。忻則淨土常居。隔則六道因亡。輪回之果自滅。因果既亡。則形名頓絕也。仰惟同生知識等善自思量。却推受生之無際。與空性同時。同時而有心識。若不與空界同時有者。一切眾生即是無因而始出也。心識若無本因有者。即事同木石。若同木石者。則無六道之因業也。因業若無者。凡聖苦樂因果誰覺誰知也。以斯道理推勘者。一切眾生定有心識也。若有心識。即與空際同時有有。若與空際同時有者。即唯佛與佛得知本元也。行者等知自身心。與空際同時有。乃至今身今日。不能斷惡除貪。一切煩惱唯覺增多。又使釋迦諸佛同勸。專念彌陀。想觀極樂。盡此一身。命斷即生安樂國也。豈非長時大益。行者等努力努力勤而行之。常懷慚愧仰謝佛恩。應知。

修行者の皆さん、お聞きください。凡夫が生死を貪って厭わないのはいけません。弥陀の浄土を軽んじて喜ばないのもいけません。厭えば娑婆と永遠に隔たり、喜べば浄土に常に住むことができます。隔たれば六道の因が消え、輪廻の果も自ずと滅びます。因果がともに消えれば、形も名もたちまち絶えるのです。

同じく往生を願う善き方々よ、どうかよくよくお考えください。自分の受生の始まりは果てしなく、空性と同時にありました。同時に心識もあったのです。もし空界と同時に心識がなかったなら、すべての衆生は因なくして初めて生まれたことになってしまいます。心識に本因がなくて生じたのなら、それは木や石と同じです。木や石と同じなら、六道の因業もありません。因業がなければ、凡夫と聖者、苦と楽の因果を誰が感じ、誰が知るのでしょうか。この道理で推し量るなら、すべての衆生には必ず心識があるのです。

心識があるなら、それは空の果てと同時に存在します。空の果てと同時に存在するなら、ただ佛と佛だけがその本元を知ることができるのです。修行者の皆さん、自分の身心が空の果てと同時に存在すると知りなさい。そして今日この身において、悪を断ち貪りを除くことができないばかりか、すべての煩悩は増えるばかりです。そこで釈迦をはじめ諸佛がともに勧めておられます。ひたすら弥陀を念じ、極楽を想い観じなさいと。この一身を終え、命が尽きれば即ち安楽国に生まれます。なんと長きにわたる大きな利益ではないでしょうか。修行者の皆さん、努力し努力して勤め行じなさい。常に惭愧の心を抱き、佛の恩を仰いで感謝しなさい。よくよく知るべきです。

般舟三昧行道往生讚一卷

般舟三昧行道往生讃 一卷


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