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  1. 仏説聖六字大明王陀羅尼経 (佛說聖六字大明王陀羅尼經)
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  2. 仏説聖六字大明王陀羅尼経 (佛說聖六字大明王陀羅尼經)

仏説聖六字大明王陀羅尼経 (佛說聖六字大明王陀羅尼經)

「佛說聖六字大明王陀羅尼經」について

宋 · 底本の訳者:施護

674 字 · 約 2 分

施護は北宋時代の著名な経典翻訳僧である。本経は彼が翻訳した密教経典である。歴史的背景としては、インド密教の最盛期後に仏教の東伝に伴ってもたらされた。核心的内容は、六字大明王陀羅ニ真言とその功徳利益であり、唱えることによって業障を消除し、福徳と智慧を得られると強調している。仏教における地位としては、密教の重要な修行法門に属し、観音信仰と深く融合しており、漢伝仏教とチベット仏教の両方に深遠な影響を与え、宋代の密宗伝播を研究する上での重要な文献である。


佛說聖六字大明王陀羅尼經

聖六字大明王陀羅尼経

西天譯經三藏朝散大夫試鴻臚少卿傳法大師臣施護奉 詔譯

施護が詔を奉じて訳す

如是我聞:

このように私はお聞きしました。

一時世尊在舍衛國祇樹給孤獨園。爾時世尊告尊者阿難言:「阿難!汝當諦聽。我有六字大明王陀羅尼,乃是過去無量諸佛為諸大士之所宣說。阿難!我今復為汝等及末世有情宣說是陀羅尼,當使有情於未來世得此陀羅尼者而得大利。」

ある時、世尊はシャーラヴァスティー国の祇樹給孤独園におられました。その時、世尊は尊者のアーナンダにこう言われました。「アーナンダよ、よく聞きなさい。私には六字大明王の陀羅尼がある。これは、過去の無数の仏たちが多くの偉大な修行者のために説かれたものだ。アーナンダよ、私は今、再びあなたがたと末世の生きとし生けるもののためにこの陀羅尼を説こう。未来の世において、この陀羅尼を得る生きとし生けるものが大きな利益を得るようにするためである。」

爾時阿難及娑婆世界主大梵天王、帝釋、四天大王等白世尊言:「世尊大慈大悲,願為宣說,當令我等及末世有情於長夜中得利益安樂。」

その時、阿難と、この娑婆世界の主である大梵天王、帝釈天、四天王たちが世尊に申し上げました。 「世尊よ、どうか大いなる慈しみと悲しみをもって、私たちにお説きください。それにより、私たちと末世の生きとし生けるものが、長き夜の中で利益と安らぎを得ることができますように。」

爾時世尊即說六字大明王陀羅尼曰:

その時、世尊は六字大明王陀羅尼を説かれました。

「怛儞也(二合)他(引)(一)難底隷(引)(二)摩度摩底(三)曼拏哩(引)計(引)(四)布哩(引)曩禰計(引)娑嚩(二合引)賀(引)(五)」

ターヤター(注:二合音)、タ(長音)(一) ナンティレー(長音)(二) マドゥマティ(三) マンダリ(長音)ケー(長音)(四) プリ(長音)ナニケー(長音) スヴァーハー(五)

爾時佛告阿難言:「若有眾生得聞此大明王陀羅尼章句名字,信心受持憶念讀誦,及以香花種種供養者,是人所有王怖水火等怖,乃至盜賊怨家之怖,如是諸怖悉皆解脫。又復毒藥乃至刀兵,亦不能傷害。又復天、人非人、夜叉、羅剎、俱畔拏,乃至羯吒、布單曩等所持所魅,亦不能侵害。又復瘧病,一日二日三日四日,或復多日或復須臾;又復頭痛耳痛脊痛腹痛,乃至水腫諸惡病苦,皆不能侵害。於其晝夜常獲安隱,一切所求皆得如願。」爾時世尊又說陀羅尼曰:

そこで仏は阿難に告げられた。「もしも衆生の中で、この大明王陀羅尼の章句の名を聞き、信心をもって受け持ち、心に留め、読み誦し、さらには香や花など様々な供物をもって供養する者があるならば、その人は王の恐れ、水や火の恐れ、さらには盗賊や怨家の恐れなど、あらゆる恐れからことごとく解脱するであろう。また、毒薬や刀剣なども、その人を傷つけることはできない。さらに、天、人、非人、夜叉、羅刹、俱畔拏(くはんな)、さらには羯吒布単曩(かたふたんのう)などが取り憑いたり魅了したりしても、その人を害することはできない。また、一日、二日、三日、四日、またはそれ以上、あるいは一時だけ続く瘧疾(ぎゃくしつ、マラリアなどの熱病)や、頭痛、耳の痛み、背中の痛み、腹痛、さらには水腫などの様々な悪い病の苦しみも、その人を悩ませることはできない。昼夜安らかで、すべての願いは思いのままに叶うであろう。」その時、世尊はまた陀羅尼を説かれた。

「怛儞也(二合)他(引)(一)阿拏哩(引)(二)波拏哩(引)(三)那彌(引)那摩儞(四)嚩迦細(引)(五)俱酥計(引)(六)句(引)迦切計(引)(七)部多誐囉(二合)切(引)(八)帝濟(引)嚩底(九)野舍嚩底娑嚩(二合引)賀(引)(十)」

「タニヤ(ニゴウ)タ(イン)イチ アナリ(イン)ニ ワナリ(イン)サン ナミ(イン)ナマニ(シ) ワカセ(イン)ゴ クソケイ(イン)ロク ク(イン)カケイ(イン)シチ ブタガラ(ニゴウ)ケツ(イン)ハチ タイセイ(イン)ワテイ(ク) ヤシャワテイ ソワ(ニゴウイン)カ(イン)ジュウ」

佛告阿難:「若有眾生得聞是陀羅尼者,我不見有一切天、龍、夜叉、羅剎、畢哩多、毘舍遮、部多、俱畔拏、布單曩、羯吒布單曩,乃至人非人等一切行不饒益者,敢有違逆。阿難!如是等行不饒益者,若有違逆我如是陀羅尼者,當頭破七分,如阿梨樹枝。」

仏は阿難に告げられた。「もしも衆生がこの陀羅尼を聞く者があれば、私は一切の天、竜、夜叉、羅刹、畢哩多、毘舍遮、部多、俱畔拏、布単曩、羯吒布単曩、さらには人非人など、あらゆる害をなす者たちの中で、この陀羅尼に逆らう者を一人として見たことがない。阿難よ、このような害をなす者たちであっても、もし私のこの陀羅尼に逆らうことがあれば、その頭はアーリ treeの枝のように七つに砕けるであろう。」

爾時世尊復告阿難言:「如是陀羅尼功德力勢無量無邊,利益眾生無有窮盡。汝當受持,廣令流布,於後後世勿令斷絕。」佛說是經已,阿難及大梵天王天、帝釋、四天大王等,聞佛所說,歡喜信受,禮佛而退。

その時、世尊は再び阿難に告げられた。「この陀羅尼の功徳の力と勢いは限りなく広大であり、利益を受ける衆生は尽きることがない。あなたはこれを正しく受け止め、広く世に伝え流布させ、後の世々にわたって絶えることのないようにしなさい。」

仏がこの経典を説き終えられると、阿難や大梵天王、帝釈天、四天王たちは、仏の教えを聞いて喜び、深く信じて受け入れ、仏に礼をして退出した。

佛說聖六字大明王陀羅尼經

聖六字大明王陀羅尼経


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