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  1. 十不善業道経 (十不善業道經)
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十不善業道経 (十不善業道經)

「十不善業道經」について

宋 · 馬鳴菩薩集 著 · 底本の訳者:日稱等

561 字 · 約 2 分

『十不善業道経』は、インドの論師である馬鳴菩薩によってまとめられ、北宋時代の訳経僧・日称らによって漢訳されました。この経典は仏教における重要な戒律の経典であり、殺生、盗み、邪淫、嘘、両舌、悪口、綺語、貪欲、瞋恚、邪見という十種の不善な行い(業道)を体系的に説き、その具体的な行為と果報について詳しく分析しています。経文は、業の法則が生命の軌跡を決定づける決定的な役割を果たすことを強調し、修行者に悪を断ち善を修める具体的な指針を提供しています。仏教体系において、この経典は基礎的な戒律の教材であり、業と結果の思想における核心的なよりどころとして、理論的な深さと実践的な指導価値を兼ね備え、漢伝仏教とチベット仏教の地域で広く伝えられています。


十不善業道經
馬鳴菩薩集

馬鳴菩薩集

西天譯經三藏朝散大夫試鴻臚少卿宣梵大師賜紫沙門臣日稱等奉 詔譯

西天訳経三蔵 朝散大夫試鴻臚少卿 宣梵大師賜紫沙門 臣日称等

此十不善業道,體性是罪,若樂求佛道者,遠離彼過,當如是知。

この十の不善な行いは、その本質が罪であり、もし仏の道を喜んで求めるならば、それらの過ちから遠ざかり、このように知るべきである。

何等為十?所謂身業三種,語業四種,意業三種。於是義中,今當解說。身三種者,殺生、不與取、欲邪行;語四種者,妄言、綺語、兩舌、惡語;意三種者,貪、瞋、邪見。

十とは何を指すのでしょうか。それは、身体による行為が三種、言葉による行為が四種、心による行為が三種の、合わせて十種です。ここで、その意味を解き明かしましょう。

身体による三種とは、殺生、盗み、邪淫です。 言葉による四種とは、嘘、無駄話、二枚舌、悪口です。 心による三種とは、貪り、怒り、邪な見解です。

云何殺生?謂於有情率先見已,次審其名,決定欲殺,動身施作,斷其命根。如是五緣次第具足,成殺生罪,定感彼果。
云何不與取?謂於他物先窺覘已,而起審慮,決定欲取,動身所作,即盜其物。具足五緣,成不與取罪。
云何欲邪行?於此罪中而有四類,非處、非時、非分、非往。非處者,謂於諸佛菩薩經像、和尚闍梨、父母所止,或相隣近,皆所不應。非時者,謂於晝日,或偶月事,懷妊新產,彼不樂欲,及病惱等,或受淨住八關齋戒,皆非其宜。非分者,謂於面門及以非道,童男處女,自執持等,俱不應作。非往者,謂於他妻,及比丘尼、親族、異趣,及衒賣等,設自境界作非梵行,所不應理。如上當知。
云何妄語?謂於見物或他遺墜,審知是已,決定而取,彼若尋求起虛妄說,具是五緣,成妄語罪。
云何綺語?謂於他人以染污心,增飾其非,對彼而說。
云何兩舌?於他所有隱密等事,以非理言,而作離間。
云何惡語?謂於貪欲和合事相,以雜染言厲聲而說。
云何名貪?於他財富及彼受用,起愛樂心,非理希望。
云何名瞋?謂於有情起忿恚心,而作損惱及捶打等。
云何邪見?謂無施等、無彼後世、無供養事、無佛世尊聲聞緣覺、無罪無福、無所作業、無所受報。
如《正法念處經》,及餘經說。此十不善業道是地獄因,於十善業道應當修學,則於惡趣永不墮落。
十不善業道經

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