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  1. 六字大陀羅尼呪経 (六字大陀羅尼呪經)
  1. 六字大陀羅尼呪経 (六字大陀羅尼呪經)
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六字大陀羅尼呪経 (六字大陀羅尼呪經)

「六字大陀羅尼呪經」について

406 字 · 約 1 分

『六字大陀羅尼呪経』は、現在は失われてしまった仏教経典であり、古代インドの高僧によって著されたと伝えられていますが、具体的な作者は不明です。この経典は密教の陀羅尼経典に属し、その核心は六字の真言にあります。この真言には、災いを除き福を招き、業の障害を浄化するという優れた功徳があるとされています。 歴史上、漢伝仏教圏で広く伝わり、唐代には訳本が存在した可能性がありますが、戦乱などの理由で散逸してしまいました。初期密教の重要な文献として、仏教の呪文体系において重要な位置を占めており、その六字の呪文は観音菩薩の心呪の前身と見なされ、後世のチベット仏教における六字大明呪の形成に深い影響を与えました。 原典は失われたものの、他の経典からの引用を通じて、その教義と修行法の一部をうかがい知ることができます。


六字大陀羅尼呪經

六字大明呪経

失譯人名今附梁錄
如是我聞:

このように私は聞きました。

一時婆伽婆住王舍城耆闍崛山中,與大比丘眾五百人俱。爾時長老阿難為旃陀梨女呪術所收。爾時長老阿難白佛言:「世尊!我今強為他收去。婆伽婆!我今強為他收去。修伽陀!」

ある時、世尊は王舎城の霊鷲山におられ、五百人の大比丘衆と共におられた。その時、長老アーナンダは、施陀羅の女の呪術によって捕らえられてしまった。その時、長老アーナンダは仏に申し上げた。「世尊よ、私は今、無理やり他に連れ去られようとしています。世尊よ、私は今、無理やり他に連れ去られようとしています。善逝よ!」

爾時婆伽婆告長老阿難言:「汝來,阿難!汝莫驚怖。阿難!汝當受持六字大陀羅尼呪,為令四眾利益安隱安樂吉祥行故。」而說呪曰:

その時、世尊は長老アーナンダに告げられた。「アーナンダよ、近くに来なさい。恐れることはない。アーナンダよ、あなたは六字の大陀羅ニ真言を受持しなさい。それは四衆の利益と安穏、安楽、吉祥の行いを実現するためである。」そして、真言を説かれた。

「斯(須何反)地(除隷反)梯(吐稽反)曇(徒紺反)安(於軻反)茶(徒嫁反)隸般茶(徒嫁反)隸葛羅馳(除寄反)稽由隷薩帝 婆帝 耶𮚒婆帝 底闍婆帝 頻頭摩帝」
「阿難!是呪能令宿食不消尋得消化,能除吐下等病,能除風病熱病冷病雜病,能滅一切諸邪呪術,能滅起屍,能滅一切形像厭蠱。阿難!若有人知此神呪姓名者,彼則不怖畏王難、不怖畏怨敵難、不怖畏賊難、不怖畏火難、不怖畏水難。若於城邑聚落及在曠野,悉無所畏。亦不為他人伺求其過,無過可說。若食毒藥毒不能害,轉為利益。

阿難よ、この呪文は、古い食べ物が消化されずに残っているものをたちまち消化させ、吐き下しなどの病を取り除き、風の病、熱の病、冷えの病、さまざまな病を取り除くことができます。あらゆる邪悪な呪術を滅ぼし、屍を起こす術を滅ぼし、あらゆる形をした呪いや蠱毒を滅ぼすことができます。

阿難よ、もしこの神呪の名前を知る者がいれば、その者は王による災難を恐れず、怨敵による災難を恐れず、盗賊による災難を恐れず、火による災難を恐れず、水による災難を恐れません。町や村、あるいは荒野にいても、何も恐れることはありません。また、他人に過ちを探られることもなく、指摘される過ちもありません。もし毒薬を飲んでも毒は害をなさず、かえって利益に変わります。

「阿難!此六字大陀羅尼呪乃是七三藐三佛陀所說,亦是梵王娑婆主說,釋提桓因、四大天王所說,亦皆隨喜,破諸呪術消伏起屍,一切形像厭蠱皆悉破壞斷滅。」長老阿難聞佛所說,歡喜奉行。

阿難よ、この六字の大陀羅尼呪は、七仏三藐三佛陀が説かれたものであり、梵天王であるこの世界の主も説き、帝釈天や四大天王も説き、皆が共に喜びをもって受け入れたものなのです。あらゆる呪術を破り、屍を起こす術を消し伏せ、すべての形をした呪いや蠱毒をことごとく破壊し断滅させる力があります。長老阿難は仏の説かれたことを聞き、歓喜して教えを奉じ行いました。

六字大陀羅尼呪經

六字大明呪経


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