梁京寺記
闕名
小莊嚴寺
梁小莊嚴寺。在建業定陰里。本是晉零陵王廟地。天監六年度禪師起造。時有邵文立者。世以烹屠為業。嘗欲殺一鹿。鹿跪而流淚。以為不祥。鹿懷一麑。尋當產育。就庖哀切。同被刳割。因斯患疾。眉鬚皆落。身瘡並壞。後乃深起悔責求道。度禪師發大誓願。罄捨家資迴買此地。為立伽藍。
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『梁京寺記』は、南北朝時代の僧侶または文人によって著されたと伝えられており、作者は不明です。この文献は、南朝梁の都・建康(現在の南京)における主要な仏教寺院の建立と変遷、建築様式、宗教活動を記録しており、梁武帝の時代における仏教の隆盛を反映しています。内容は寺院経済、僧団制度、法要儀式に及び、中国漢伝仏教史、南朝の仏教芸術と社会文化を研究する上で重要な史料となっています。原本は散逸していますが、後世の典籍に引用された部分から、中世仏教寺院史および地域宗教文化研究における権威ある文献としての地位をうかがい知ることができます。