佛說諸法本經(出《中阿含》別翻)
諸法の根本を説く経
吳月支國居士支謙譯
呉の月支国居士支謙訳
聞如是:
このように私は聞きました。
一時,佛在舍衛國祇樹給孤獨園。佛告諸比丘:「聽吾說諸法本。」對曰:「唯然。」
ある時、お釈迦様は舎衛国の祇樹給孤独園におられました。お釈迦様は比丘たちにこうおっしゃいました。「私が諸法の根本について説くのをよく聞きなさい。」比丘たちは答えました。「はい、謹んでお聞きいたします。」
世尊曰:「若有外道異學有來問者:『何謂法本?』當答言:『欲為諸法本。何謂習?更為習。何謂同趣?痛為同趣。何謂致有?念為致有。何謂明道?思惟為明道。何謂第一?三昧為第一。何謂最上?智慧為最上。何謂牢固?解脫為牢固。何謂畢竟?泥洹為畢竟。』
世尊はおっしゃいました。「もし外道の異なる学びを持つ者が尋ねてきたならば、『何が諸法の根本ですか?』と。その時はこう答えなさい。『欲望が諸法の根本である。何が習い(積み重ね)か?繰り返し行うことが習いである。何が同じ趣き(共通の方向)か?感受(痛みも快も含む)が同じ趣きである。何が存在を生み出すか?心に留めること(念)が存在を生み出す。何が明らかな道か?思惟(よく考えること)が明らかな道である。何が第一か?三昧(心を一処に集中すること)が第一である。何が最上か?智慧が最上である。何が堅固か?解脱が堅固である。何が究極か?涅槃が究極である。』」
「如是,諸比丘!欲為諸法本,更為諸法習,痛為諸法同趣,念為諸法致有,思惟為諸法明道,三昧為諸法第一,智慧為諸法最上,解脫為諸法牢固,泥洹為諸法畢竟。
「諸比丘!當學是,常當有去家之想念,非常想念,非常苦想念,苦非身想念,穢食想念,不淨想念,死亡想念,一切世間無樂想念,知世間邪正想念,別世間有無想念。世間所習所取歡樂變失及其歸趣,當如事以正見知之。諸比丘!念是為斷愛棄欲,入正慧得苦際。」佛說經已,皆歡喜奉行。
佛說諸法本經