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仏説無二平等最上瑜伽大教王経 (佛說無二平等最上瑜伽大教王經)


無二平等最勝大儀軌王智部三摩地分第二

第二分 智部の三昧

復次,伽陀曰:

さらに、偈(げ)にこう説かれています。

「次想白色大蓮華, 量如車輪妙清淨,
中有日輪曼拏羅, 依法相應而觀想。
復想自身於中現, 羯磨金剛所出生,
即成羯磨金剛身, 金剛薩埵等無異。
「此名金剛薩埵法門。

これが金剛サッタの教えです。

「當觀清淨大乳海, 自身想現乳海中,
智觀自身即佛身, 故現佛身滿空界。
又觀清淨大乳海, 有種種色妙光明,
月曼拏羅現其中, 於中復想日輪相。
次觀自身即佛身, 相應出生諸儀法,
由想自身遍一切, 周廣一切世界量。
又想大海於心現, 日曼拏羅在海中,
依法觀想諸佛相, 周匝光明輪圍繞。
彼光明中現文字, 周廣一切世界量,
吠泥邪等所作用, 依法相應而觀想。
復次依法而觀想, 月曼拏羅一肘量,
於中出現金剛劍, 能作世間成就法。
次想焰光白蓮華, 表示菩提心莊嚴,
中想本部賢聖相, 左右安布踰始多。
如是依法而攝受, 自金剛法皆成就,
普遍一切世界中, 如是供養一切佛。

清らかな大いなる乳海を観じ、その乳海の中に自らの姿を思い描け。 智慧をもって自らを観ずれば、即ちこれ仏身なり。ゆえに仏身を現じて虚空に満てり。 また清らかな大いなる乳海を観ずれば、種々の妙なる光明あり。 その中に月の曼荼羅が現れ、さらにその中に日輪の相を思い描け。 次に自らの身を観じて即ち仏身とす。諸々の儀軌に相応して生ず。 自らの想いがすべてに遍く広がるにより、あまねく一切世界の量に及ぶ。 また大海が心の中に現れることを想い、その海の中に日の曼荼羅あり。 法に従って諸仏の相を観じ、周囲を光明の輪が囲む。 その光明の中に文字が現れ、あまねく一切世界の量に広がる。 ヴィディヤー(真言)などの働きを、法に相応して観想す。 さらに法に従って観想せよ。一肘(長さの単位)の月の曼荼羅。 その中に金剛の剣が現れ、世間における成就法をなす。 次に焔光の白蓮華を想い、菩提心の荘厳を表す。 その中に本尊の賢聖の相を想い、左右に明妃(ユシター)を配置す。 かくのごとく法に従って摂受すれば、自らの金剛法はすべて成就す。 あまねく一切世界の中において、このようにして一切の仏に供養す。

「此名普賢祕密法門。

これが普賢の秘密法門と名づけられるものである。

「又想日輪曼拏羅, 其量等一多羅樹,
中想漸略大明字, 乃至一切相應生。
堅固安住自影像, 然當觀想賢聖等,
心大明字各安已, 普用供養一切佛。
次想四印曼拏羅, 量各等七多羅樹,
曼拏羅中諸賢聖, 各想心明字安布。
「此名金剛三昧法門。

これが金剛三昧の教えの門です。

「次當觀想曼拏羅, 其量等一俱盧舍,
中想自身成佛身, 及彼佛眼菩薩等。
一切皆從自心想, 大智所觀而成就,
彼心如是得相應, 即成大士相應觀。
又想自心曼拏羅, 量復等一俱盧舍,
觀自影像無所生, 乃至虛空無過越。
自相應門堅固住, 觀想於佛即相應;
佛相應門堅固住, 佛佛觀想即相應。
觀想相應菩提心, 其量廣大遍一切,
一切賢聖從是生, 依法觀想大明字。
觀想相應妙蓮華, 其量廣一多羅樹,
自心安住而不動, 想成自心曼拏羅。
又想自心曼拏羅, 其量廣一多羅樹,
想自影像現其中, 一切所作善堅固。
又想焰鬘白淨光, 五六依次而觀想,
想自影像處其中, 左右踰始多安布。
廣大光明依法現, 自心白等餘七色,
如是光明遍虛空, 於中想現諸佛相。
想自影像遍虛空, 一切皆從自心現,
自身、佛身本相應, 一切相等依法用。
次當觀想諸菩薩, 周匝遍滿虛空界,
自相如理而相應, 諸佛菩薩同觀想。
依法想召諸賢聖, 安住虛空曼拏羅,
自相真實理相應, 即成菩提心觀想。
大明文字等相應, 如實觀彼文字相,
從菩提心所出生, 熾盛光明而嚴飾。
從光出現諸儀法, 自影像與諸佛等,
自他影像悉相應, 焰鬘光明等照耀。
次想依法而出現, 佛眼菩薩等賢聖,
以彼彼心大明字, 月曼拏羅中安布,
金剛薩埵真實相, 遍入微妙光明中。

次に、曼荼羅(まんだら)を観想しましょう。 その大きさは、一俱盧舎(くろしゃ)ほどの広さです。

その中で、自分の身体を仏の身として思い描き、 さらに仏眼菩薩(ぶつげんぼさつ)などの尊い方々も思い浮かべます。

これらはすべて、自分の心から生じるものです。 大きな智慧によって観想することで、実現していきます。

心がこのように相応(そうおう)すれば、 大いなる者の相応観(そうおうかん)が成就します。

また、自分の心そのものを曼荼羅として思い描きましょう。 その大きさは、再び一俱盧舎ほどです。

自分の姿は、本来生じるものがないと観じます。 虚空(こくう)を超えるものは、何もないのです。

自らの相応の門に、しっかりととどまり、 仏を観想すれば、それと相応します。

仏の相応の門に、しっかりととどまり、 仏を次々と観想すれば、それと相応します。

菩提心(ぼだいしん)と相応して観想すると、 その大きさは広く、すべてに行き渡ります。

すべての聖者たちは、ここから生まれます。 教えに従い、大いなる明呪(みょうじゅ)の文字を観想しましょう。

妙なる蓮華(れんげ)と相応して観想すると、 その大きさは、一多羅樹(たらじゅ)ほどです。

自分の心は、動かずに安らかにとどまり、 自らの心の曼荼羅が完成します。

また、自らの心の曼荼羅を思い描きましょう。 その大きさは、一多羅樹ほどです。

自分の姿がその中に現れると観じます。 すべての行いは、しっかりと堅固(けんご)です。

次に、炎の鬘(かざり)のような、清らかな白光を、 五つ、六つと順に観想します。

自分の姿がその中にあると思い描き、 左右に、多くの尊い方を配置します。

広大な光明が、教えに従って現れます。 自分の心は白く、残りの七つの色も現れます。

このように光明は虚空に満ち、 その中に、諸仏の姿を思い浮かべます。

自分の姿が虚空に満ちていると観じます。 すべては、自分の心から現れるのです。

自分の身体と仏の身体は、もともと相応しています。 すべての相は、教えに従って用いられます。

次に、諸菩薩(しょぼさつ)を観想しましょう。 彼らは、虚空界(こくうかい)に満ちあふれています。

自分の姿を、道理に従って相応させ、 諸仏と菩薩を、共に観想します。

教えに従い、聖者たちを呼び寄せて、 虚空の曼荼羅に安らかにとどめます。

自分の姿が、真実の道理と相応すれば、 菩提心の観想が成就します。

大いなる明呪の文字などと相応し、 その文字の相を、ありのままに観じます。

菩提心から生まれ出て、 盛んに輝く光明で飾られています。

その光から、様々な作法が現れます。 自分の姿と諸仏は等しく、

自分と他人の姿も、すべて相応します。 炎の鬘の光明などが、等しく照らします。

次に、教えに従って現れるよう、思い描きましょう。 仏眼菩薩などの聖者たちを、

それぞれの心や大いなる明呪の文字、 月の曼荼羅の中に配置します。

金剛薩埵(こんごうさった)の真実の姿は、 微妙な光明の中に、遍(あまね)く入っていきます。

「此名持金剛法門。

これは金剛を護持する法門と名づけます。

「又想金剛薩埵生, 自心影像曼拏羅,
是相如理觀相應, 異此而觀非成就。
又想金剛薩埵生, 日輪曼拏羅中現,
金剛鉤索等諸相, 攝受弟子入壇場。
又想金剛薩埵生, 一切法從自心現,
以文字等假施設, 是故墮於文字數。
持誦乃至所作事, 一一住於禪定心,
若如是修即成就, 彼持明者名最勝。

さらに、金剛薩埵(こんごうさった)が生じることを思え。 己の心の影像(えいぞう)である曼荼羅(まんだら)。 その姿を理(ことわり)にかなうように観(み)て、心を合わせる。 これに背いて観ずれば、成就はしない。

さらに、金剛薩埵が生じることを思え。 日輪(にちりん)の曼荼羅の中に現れ、 金剛の鉤(かぎ)や索(なわ)などの様々な姿で、 弟子たちを導き入れ、壇場(だんじょう)へと迎え入れる。

さらに、金剛薩埵が生じることを思え。 すべての法(ほう)は、自分の心から現れる。 文字などによって、仮に名前を付けて示したもの。 それゆえ、人々は文字の数に囚われてしまう。

唱えること、そして行うべきことのすべて。 一つひとつを、禅定(ぜんじょう)の心に住まわせよ。 このように修行すれば、すなわち成就する。 その真言(しんごん)を修行する者は、最も勝れた者と名づけられる。

「此名一切如來三昧法門。

これは、すべての如来の三昧(深い瞑想)の教えと法門です。

「從自影像而出生, 本部法中諦觀想,
由想自心依法住, 一切魔怨皆破散。
此中如是求悉地, 諸觀想等依儀軌,
日輪曼拏羅相應, 觀想現諸明王相,
焰鬘部中所現光, 皆當觀想忿怒相。
彼所說相依法儀, 是名決定真實語,
應當如是如理觀, 異此而觀非成就。

自分の影像から生じるもの、 この根本の教えの中で、まさに観想せよ。 自らの心を思うことで、法に従って安住すれば、 あらゆる魔の障りや怨敵は打ち砕かれる。 この中で、このようにして成就を求めるならば、 様々な観想などは、儀軌に従うべきである。 日輪の曼荼羅に相応して、 観想して、諸々の明王の相を現じ、 熾盛なる鬘の部の中に現れる光も、 すべて忿怒の相として観想しなければならない。 その説かれる相は、法の儀に従うものであり、 これを「決定の真実語」と名付ける。 まさに、このように真理に従って観ずべきである。 これと異なって観想するならば、成就ではない。

「此名一切如來普賢法門。

これが、全ての如来の普遍的な真理の教えである。

「想自影像曼拏羅, 中有熾盛大光明,
其光廣照諸世界, 皆從真實智心現。
自身復現蓮華中, 清淨光明所照耀,
是身雖現有相身, 自性平等而無著。
依法觀想心文字, 是即金剛薩埵相;
金剛薩埵相平等, 是即觀想諸佛相。
了知大明教出生, 當獲一切悉地法,
是故大明最尊勝, 離大明教無有上。

## 心のイメージ曼荼羅について その中に、燃え盛る大いなる光があります。 その光は広くあらゆる世界を照らし、 すべては真実の智慧の心から現れます。

自分自身もまた蓮華の中に現れ、 清らかな光に照らされています。 この身体は姿を持つものとして現れていますが、 その本質は平等であり、何にも執着しません。

教えに従って心の文字を観想すれば、 それがすなわち金剛薩埵の姿です。 金剛薩埵の姿は平等であり、 それがすなわちすべての仏の姿を観想することです。

大いなる光明の教えから生まれたと知れば、 あらゆる成就の法を得ることができます。 ゆえに、この大いなる光明の教えは最も尊く優れており、 この教えを離れて、それ以上のものはありません。

「此名一切如來堅固勇猛法門。
「當想日輪曼拏羅, 中現毘盧遮那佛,
思念彼佛心大明, 彼明成就一切法。
從此大明復出生, 希有最上祕密儀,
一切從心如理現, 猶月清淨而照耀。
復想從自影像生, 金剛劍等成就相,
而彼出生依法儀, 想現廣大光明聚,
具種種色甚微妙, 普照世界無邊量。

日輪の曼荼羅を思え、 その中に毘盧遮那仏が現れる。 彼の仏の心の大いなる真言を念じよ、 その真言がすべての法を成就する。

この大真言から、さらに 希有で最上の秘密の儀式が生まれる。 すべては心のままに現れ、 月が清らかに輝くかのようだ。

さらに、自分の姿から 金剛剣などの成就の相が生じると思え。 その出現は法の儀式に従い、 広大な光明の集まりを現すと想え。

それは様々な色を持ち、非常に微妙で、 果てしない世界を遍く照らす。

「此名一切如來三昧眼法門。」

「これを、すべての如来の三昧眼の法門と名づけます。」

佛說無二平等最上瑜伽大教王經卷第一

1 影像分
3 真實攝部三摩地分

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