寶悉地成佛陀羅尼經
特進試鴻臚卿大興善寺沙門大廣智不空奉 詔譯
如是我聞:
一時薄伽梵在摩伽陀國清淨薗白蓮池側七寶如意樹王下,與金剛手等諸大菩薩,及以無量大聲聞眾,無數恒沙諸天、龍王、藥叉、羅剎、異類大眾前後圍遶,各禮佛足退坐一面。
ある時、世尊(釈迦牟尼仏)は、マガダ国の清らかな園、白蓮の池のほとり、七宝で飾られた如意樹王の下におられました。そこには、金剛手(金剛薩埵)をはじめとする多くの大菩薩たち、数えきれないほどの大声聞(高弟)たち、さらに無数のガンジスの砂のごとき天部・竜王・夜叉・羅刹などの異類の者たちが、前後に伺候し(取り囲み)、それぞれ仏の足に礼拝してから、席につき坐っていました。
爾時如來住大總持王如意寶珠轉輪祕密三摩地,從頂上肉髻中放大光明,名曰雨寶滿願清淨除有情業障光明。放斯光明照觸十方,悉皆驚覺十方諸佛國土及諸八部大宮殿,使六變振動,普雨香花無量珍寶廣作佛事。光明中出現設利如意寶珠,而作廣大利益事業。爾時會中金剛祕密手菩薩摩訶薩,與無量百千金剛族眷屬俱,從座而起前禮佛足,合掌恭敬而白佛言:「唯願世尊以大慈悲愍念有情及與我等,解釋所疑。今日如來以何因緣放大光明,及以現瑞示非常變?欲知因緣,唯願世尊演說法要。」爾時佛告金剛手菩薩言:「善哉善哉!汝金剛手為欲利益諸有情故,恣問如來甚深法要。我今演說,汝等諦聽。」時金剛手重白佛言:「唯願如來演說祕要,我等樂聞。」如是三請,默然而住。
その時、如来は大総持王如意宝珠転輪秘密三摩地にとどまり、頂上の肉髻から大光明を放ちました。その光は「雨宝満願清浄除有情業障光明」と名付けられ、十方の世界を照らしました。この光に触れた十方の諸仏の国土や八部の大宮殿はすべて驚き覚醒し、大地は六種に震動し、香華や無量の珍宝が雨のごとく降り注ぎ、広く仏事が行われました。光の中からは舎利如意宝珠が現れ、広大な利益の事業を施しました。
その時、会座にいた金剛秘密手菩薩摩訶薩は、無量百千の金剛族の眷属と共に、座を立って仏の足下に礼し、合掌して恭敬し、次のように申し上げました。「どうか世尊よ、大慈悲をもって、有情と我々を哀れみ、私たちの疑問を解いてください。今日、如来はどのような因縁によってこの大光明を放ち、このような瑞相を示し、常ならざる変異を現されたのでしょうか。その因縁を知りたいと願います。どうか世尊よ、法の要を説いてください。」
その時、仏は金剛手菩薩に告げられました。「善きかな、善きかな。汝、金剛手よ、諸の有情を利益せんがために、よくも如来の甚深なる法要を問うた。今、我が説こう。汝ら、よく聴け。」その時、金剛手は再び仏に申し上げました。「どうか如来よ、秘密の要を説いてください。私たちは喜んで聴聞いたします。」こうして三度請い、黙してその場に留まりました。
佛告金剛手菩薩言:「我以佛眼觀察一切諸有情類,雖在諸趣煩惱穢中,心性寶珠無有污染,德利具足如我無異。然諸有情不知苦因、不證樂果,常沒苦海無有出期。是故如來出金剛淨界而入穢惡胎藏世界,演說法要利樂有情,滅罪生福降伏魔王,成就佛身還住涅槃,畢竟平等無所不至。是故如來今日住如意寶珠王三摩地,說是清淨平等理趣深義法要究竟寶印。」
仏は金剛手菩薩に告げられた。 「私は仏の眼であらゆる生きとし生けるものを観察する。彼らは様々な迷いの世界に生き、煩悩という汚れの中にありながらも、心の本質という宝珠は決して汚れておらず、その徳と力は私と何ら変わるところがない。 しかし、生きとし生けるものは苦しみの原因を知らず、真の安らぎの果実を悟ることができない。そのため、常に苦しみの海に沈み、そこから抜け出る時がないのである。 それゆえ、如来は清らかな金剛の世界を離れ、汚れと迷いに満ちた母胎のようなこの世界に降り立ち、教えの要を説き、生きとし生けるものを利し、楽しませる。罪を滅し、幸せを生み、悪魔を降伏させ、仏の体を成就して、なお涅槃に住する。それは究極において平等であり、至らないところはない。 こうした理由から、如来は今日、如意宝珠王の瞑想(三昧)に入り、この清らかで平等な真理の深い意味、法の要点、そして究極の宝の印を説かれたのである。」
爾時如來說是法時,一切大眾證得無生甚深法忍,并證如意寶珠光明三昧,同等無有次位差別,猶如乳水。爾時金剛手菩薩以伽陀讚曰:
そのとき、如来がこの法を説かれると、一切の大衆は「無生(生まれなきこと)の甚深なる法忍」を証得し、同時に「如意宝珠光明三昧」をも証得した。彼らはみな等しく、序列や位の差別はなく、まるで乳と水が混ざり合うようであった。そのとき、金剛手菩薩はガーター(偈)をもって讃えた。
「善哉善哉大導師! 放光利益諸有情。
善哉善哉大調御! 雨寶利益諸有情。
善哉善哉大丈夫! 演說祕密利群生。
善哉世尊大師子! 噉食一切諸惡魔。
善哉世尊大龍王! 起大雲雨潤世間。
唯願大日遍照尊, 開示般若入阿字。」
「素晴らしい、素晴らしい大導師よ! 光を放ち、あらゆる生きとし生けるものを益してくださいました。
素晴らしい、素晴らしい大調御者よ! 宝の雨を降らせ、あらゆる生きとし生けるものを益してくださいました。
素晴らしい、素晴らしい大丈夫よ! 秘密の教えを説き、あらゆる生きとし生けるものを救ってくださいました。
素晴らしい、世尊の大獅子よ! あらゆる悪魔を打ち負かしてくださいました。
素晴らしい、世尊の大龍王よ! 大きな雲を起こし、雨を降らせて世の中を潤してくださいました。
どうか、大日遍照の尊よ、 般若の教えを、阿の字によって示し開いてください。」
爾時金剛手菩薩說是偈已,右手所持五峯金剛擲於空中還住手中,歸住本座而觀佛意,目不暫捨。爾時佛告金剛手及虛空藏等大菩薩言:「一切有情與諸如來同俱一法平等法身,更無別體亦無別心,事理平等猶如虛空,常住一相無有差別。然諸眾生深著邪見,因緣諸法不捨妄念起分別相。不知如來萬德光明堅固設利,常住有情一念心中,清淨白蓮猶如滿月。故常生六趣貧窮下賤,不親善友不近智人,造作惡業漂流生死,不得悉地無有出期。是故我今為度彼有情故說大寶陀羅尼,名曰法身馱都如意寶珠甘露藥王金剛精進常住真如寶王大印。則末法世中於南閻浮提,若有善男子善女人得佛設利,乃至一粒分散一分信受受持,當知是人是佛設利真是佛子,即是法身釋迦牟尼如來常住之體,是人即名大毘盧遮那,亦名救世大阿闍梨耶。持佛設利誦此真言,即得如是名號,即名大智慧善巧薩埵。若有人天一切大眾,若持此呪思惟佛性禮敬設利者,消滅一切四重五逆謗法等一切重罪一時消滅,一切吉祥悉多成辦。若有善男子及以女人信心勇猛,不懈怠心思念佛性觀察理趣,消業成善;常憶諷誦持念呪咀,短壽怨害一時斷滅,猶如劫火焚燒乾草無有遺餘。若有眾生慳貪業故生貧乏家,多病痟衰造罪背善,應隨地獄及諸難處。是人懺悔先世惡業,歸依三寶敬信馱都,歸命本覺寶珠設利,即作方便莊嚴道場,勸請十方諸佛如來金剛藏身、不散全身、碎身、化身一切設利,辦備香花,消罪生福。何況依法結印誦呪觀念自性,心中常住如來大威德設利,一切悉地即得成就。雖不入大曼陀羅灌頂壇場,得入福智平等三昧耶,受得諸佛許可法門甚深祕密大灌頂法,即時證得佛性智海大龍王印。」
そのとき、金剛手菩薩はこの偈を説き終えると、右手に持つ五峯金剛を空中に投げられました。それは再び手の中に戻り、もとの座に戻って仏の心をうかがい、目を片時も離しませんでした。そのとき、仏は金剛手および虚空蔵などの大菩薩たちに告げられました。
「すべての有情は、もろもろの如来と同じく、ただ一つの法、平等なる法身を共にしています。別の体もなく、別の心もありません。事と理は虚空のように平等で、常に一つの相のままで、何の差別もありません。しかし、もろもろの衆生は深く邪見に執着し、因縁によって生じるもろもろの法にとらわれて、妄念を捨てずに分別の相を起こします。如来の万徳の光明、堅固なる設利が、常に有情の一念の心の中にましますことを知りません。それは清らかな白蓮のようであり、満月のようです。それゆえ、いつも六道に生まれて貧しく下賤となり、善き友に親しまず、智慧ある人に近づかず、悪業を造って生死を漂流し、悉地を得ることができず、脱け出る期もありません。そこで、私が今、それらの有情を救うために大いなる宝の陀羅尼を説きます。名づけて『法身馱都如意宝珠甘露薬王金剛精進常住真如宝王大印』といいます。末法の世において、南閻浮提で、もし善男子・善女人が仏の設利を得て、たとえ一粒、一分でも、それを分け与えられ、信受して受持するならば、この人は仏の設利であり、真に仏の子であると知るべきです。すなわち法身釈迦牟尼如来の常住の体であり、この人はすなわち大毘盧遮那と名づけられ、また救世大阿闍梨耶とも名づけられます。仏の設利を持してこの真言を誦すれば、ただちにこのような名号を得て、すなわち大智慧善巧薩埵と名づけられます。もし人・天の一切の大衆で、この呪を持し、仏性を思惟し、設利を礼敬する者があれば、一切の四重・五逆・謗法などの一切の重罪は一時に消滅し、一切の吉祥はことごとく成し遂げられます。もし善男子および女人で、信心勇猛にして懈怠の心なく、仏性を念じ理趣を観察し、業を消して善を成す者があれば、常に記憶し諷誦し、呪を唱え念ずるならば、短命や怨害は一時に断ち滅ぼされ、まるで劫火が乾いた草を焼き尽くして何も残さないかのようです。もし衆生が慳貪の業のために貧しい家に生まれ、多くの病に苦しみ衰え、罪を造り善に背き、地獄やもろもろの難処に落ちるべき者があれば、この人は前世の悪業を懺悔し、三宝に帰依し、馱都を敬信し、本覚の宝珠設利に帰命し、ただちに方便をなして道場を荘厳し、十方の諸仏如来の金剛蔵身・不散全身・砕身・化身の一切の設利を勧請し、香花を備えれば、罪を消し福を生じます。ましてや法に従って印を結び、呪を誦し、自性を観念し、心の中に常に如来の大威徳の設利を住めるならば、一切の悉地はただちに成就します。大曼陀羅の灌頂壇場に入らなくても、福智平等の三昧耶に入ることができ、諸仏の許可を得た法門、甚深秘密の大灌頂法を受けることができ、ただちに仏性智海大龍王印を証得します。」
復告金剛手言:「未來世中於南閻浮提,所有極重惡人及以惡畜,於命終時遇得有大度量深智上慧具大慈悲救世大智菩薩、救世大智尊者,急取設利所在之處殿堂塔下之土,汲於淨水洗此淨土,灌其惡人等類口中及灑頂上,其人臨命終時惱亂皆息、善住正念,漸生慚愧棄捨生死,發往生意當得往生,速證法身之位。若有比丘及四輩弟子,於末法中法欲滅時,一切有情欲得成就大悉地法,依前法要造作塔婆,其量大小隨力所辦,金銀水精及土木安置佛骨。若薄福者不得設利者,以金銀銅鐵摩尼海寶、牛王鹿王真珠馬腦、靈石奇木如芥子許,號曰馱都,安置塔婆及寶篋箱,其數六粒乃至七粒以為最上數,乃至一粒以為最下數,禮拜供養頓雨七寶如雨盛降,四種大法、三種悉地一時圓滿。善男子等!汝等當知如來設利即是無上,世間難有,諸菩薩等亦難值遇。何況世間諸凡夫類,此佛設利即是無相摩尼,即是真性如意寶珠,即是祕密大精進也。十方佛土所有莊嚴之寶,如意幢幡、摩尼瓔珞、珠簾玉床、真珠天蓋、七寶屏風、眾綵臥具,如是妙物等類,最勝珍寶不能為價,亦復無器得置。是故此經中說,用團圓之物可置設利。如汝心形、如佛心形,汝心佛心互相置故,汝體佛體相互融故。既相互融,性即非二,佛身設利可如是持。亦可安置五輪塔中,亦可安置多寶塔中,亦可安置三股塔中,亦可安置五股塔中,亦可安置獨股塔中,同前置物,互融不異,證位平等。若比丘、比丘尼、優婆塞、優婆夷四部眾等,得受持佛設利乃至一粒分散一分,常行恭敬常帶者,此人所到之處悉成金剛界大曼荼羅,所親近一切之物皆成四種法身之體。若近男近女、若近牛若近馬、若近狗若近猫,若近一切飛鳥禽走獸虫蛛畜生等有情類,悉令當生即入菩提初門,令得菩薩初位。」爾時世尊即說馱都根本陀羅尼曰:
また、金剛手に告げられた。
「未来の世において、南閻浮提にいるすべての極めて重い悪人や悪しき畜生が、命終わろうとするとき、もし大いなる度量と深い智慧と優れた悟りを持ち、大慈悲を備えた救世の大智菩薩、救世の大智尊者に出会うことがあれば、その尊者はすぐに舎利のある場所、すなわち殿堂や塔の下の土を取り、清らかな水でその浄土を洗い、その水を悪人などの口に注ぎ、また頭の上に振りかける。その人は臨終の際に、すべての煩わしさが静まり、正しい念にとどまり、次第に慚愧の心を生じて生死を捨て、往生の思いを起こして極楽に生まれ、速やかに法身の位を証するであろう。
また、比丘や四輩の弟子たちが、末法の世で法が滅びようとする時、すべての有情が大悉地の法を成就しようと欲するならば、前の法要に従って塔を造るべきである。その大きさは自分の力に応じて、金、銀、水晶、または土や木で作り、そこに仏骨を安置する。もし福が薄くて舎利を得られない者は、金、銀、銅、鉄、摩尼、海の宝、牛王、鹿王、真珠、瑪瑙、霊石、奇木を芥子の種ほどの大きさにし、それを駄都と名付けて、塔や宝篋の箱に安置する。その数は六粒から七粒を最も上等とし、一粒を最も下等とする。これを礼拝し供養すれば、たちまち七宝の雨が盛んに降り注ぎ、四種の大法と三種の悉地が一時に円満するであろう。
善男子らよ、汝らは知るべきである。如来の舎利こそは無上であり、世間において得難く、諸々の菩薩でさえも出会うことが難しい。ましてや世間の凡夫たちはなおさらである。この仏舎利は、すなわち無相の摩尼であり、すなわち真性の如意宝珠であり、すなわち秘密の大精進である。十方の仏土にあるすべての荘厳の宝、如意の幢幡、摩尼の瓔珞、珠簾、玉床、真珠の天蓋、七宝の屏風、種々の彩りのある寝具など、このような優れた宝類であっても、それと引き換えにすることはできず、また納める器もない。ゆえにこの経典では、丸い形のものを使って舎利を安置すべきだと説かれている。汝の心の形のごとく、仏の心の形のごとく、汝の心と仏の心は互いに置き合うのであり、汝の体と仏の体は互いに融け合うのである。互いに融け合えば、その本性は二つではない。ゆえに仏身の舎利はこのように持つべきである。また、五輪塔に安置してもよく、多宝塔に安置してもよく、三股塔に安置してもよく、五股塔に安置してもよく、独股塔に安置してもよい。前に置くものと同じく、互いに融け合い、異なることなく、位を証することは平等である。
比丘、比丘尼、優婆塞、優婆夷の四部の衆徒が、仏舎利を一粒、あるいはその一片であっても受け取り、常に恭敬して身に帯びるならば、この人の行くところはすべて金剛界の大曼荼羅となり、親しむすべてのものは四種の法身の体となる。もし男に近づき、女に近づき、牛に近づき、馬に近づき、犬に近づき、猫に近づき、あるいはすべての飛鳥、禽獣、這う虫、蜘蛛などの畜生の有情類に近づくならば、それらすべてをして、当に生きながら菩提の初門に入らしめ、菩薩の初位を得させるであろう。」
その時、世尊は駄都の根本陀羅尼を説かれた。
唵薩縳怛他蘖多塢瑟抳二合沙(二)馱都畝陀羅二合抳(三)薩嚩怛他蘖單(四)沙馱覩尾補悉多引(五)地瑟知底(六)[苟*苟]吽鑁斛(七)吽牛鳴音吽(八)娑婆二合訶(九)
唵(オン) すべての如来(にょらい)の頂上にある真言(しんごん)の力によって、私は清らかになります。 ブッダたちの心臓の宝珠(ほうじゅ)が、私の内側で輝きます。 すべての如来の清らかな智慧(ちえ)が、私の心にあふれます。 大地にしっかりと立つように、私の悟りも安定します。 フーム・バン・ホク(フームは牛の鳴き声のように深く響く) フーム スヴァーハー
佛告金剛藥叉菩薩言:「若諸有情欲見十方諸佛、大菩薩者,欲求最勝悉地者,對設利塔結如來大鉢印,可誦真言二萬三千遍,必得見我常住全身,一切悉地決定成就,不作小疑。則其印相者,二輪相重以右手安左掌上,二空端相拄。是名法身大鉢印,亦名寶篋金剛印。
仏が金剛薬叉菩薩に告げられた。「もしも一切の生きとし生ける者たちが、十方の諸仏や大菩薩に会いたいと願い、また最も優れた成就を求めるならば、舎利塔の前で如来大鉢印を結びなさい。そして真言を二万三千回唱えなさい。そうすれば、必ず私の常住する全身を見ることができ、一切の成就は疑いなく叶えられるであろう。
その印の形は、両方の手のひらを重ね、右手を左手の上に置き、両方の親指の先を合わせる。これを法身大鉢印といい、また宝篋金剛印とも呼ぶ。」
「復次有神呪名如意寶珠滿願心陀羅尼,能成一切事業,一切心中所念無不成就,唯除不信不至心者、輕法要者。」即說呪曰:
さらに、如意宝珠満願心陀羅尼という神呪があります。この陀羅尼は、あらゆる事業を成就させ、心に念じることは全て叶えられます。ただし、信じず心を込めない人、教えの要点を軽んじる人を除きます。そこで、その呪を説きます。
唵振多摩抳阿囉怛那縳引枳曳娜曩謨扇底迦羅吽吽娑婆訶
オン バン セン タ マ ニ アラ タナ バン ギ エイ ナ ノウ モ セン テイ キャ ラ ウン ウン ソワカ
「若有人誦此真言二遍三遍乃至七遍,一切罪滅、一切福生。日日常誦二十一遍,必得諸佛真身設利、大海龍王收藏七佛頂輪王設利神變寶珠,無上悉地皆能成就。
この真言を二度、三度、あるいは七度まで唱える者は、すべての罪が消え、すべての福徳が生じます。毎日二十一度ずつ唱え続ければ、必ず諸仏の真身舎利、大海の龍王が秘蔵する七仏頂輪王の舎利、神通変化の宝珠を得ることができ、無上の成就もすべて叶うのです。
「復有神呪名祕密真性如意珠印。若能持誦者,無始業障速得消滅,無量福智不求自得,降伏魔怨即脫生死,一切悉地無不成就。其印相者,二手寶蓮合掌,二頭寶形,二大並立。此名真性摩尼寶印,亦名大精進峯如來頂珠印。」即說神呪曰:
また、以下の神呪がある。その名を「秘密真性如意珠印」という。 この呪文を唱えられる者は、はかり知れない過去からの業の障りが速やかに消え去り、計り知れない福徳と智慧を求めることなく自然と得ることができる。悪魔や怨みを調伏し、生まれ変わる苦しみから即座に脱することができ、あらゆる願いの成就が叶わないことはない。 その印の形は、両手で宝のように合わせた蓮華の合掌とし、両方の人差し指を宝珠の形にし、両方の親指を立てて並べる。これを「真性摩尼宝印」ともいい、「大精進峯如来頂珠印」とも呼ぶ。 そこで、神呪を説かれた。
唵振多摩尼馱都吽娑婆訶
オン シンディ タ マニ タ ダト メイ ソワカ
「每日誦持一百八遍,五部悉地、三部如意寶皆悉圓滿。復有神呪名曰能滿所願大滿虛空藏寶。若能持者,一切意願速得圓滿。其印相者,二輪外縛,二頭寶形,二大並立。」即說呪曰:
毎日、百八回この真言を唱えれば、五部の悉地と三部の如意宝はすべて円満に成就します。また、「能満所願大満虚空蔵宝」という神呪があります。これを修行する者は、すべての願いが速やかに叶えられます。その印の形は、両手の指を外側で組み、両方の人差し指を宝の形にし、両方の親指を並べて立てます。そこで、真言を唱えました。
唵謨馱設利羅嚩日羅囉怛曩唵[苟*苟]吽鑁斛
さん も ぼ だ しつ た り ら ば じら たの さん ば じゃ うん ばん こく
「若得佛設利者,不論淨穢隨身供養,不離臆胸訶栗多妙蓮華間,常念佛德晝夜不息,現身證得佛清淨身住金剛頂,是人名曰持佛身者、持金剛者、持寶法者,是大菩薩摩訶薩。」
もし仏舎利を得たならば、清らかであるか汚れているかに関わらず、身に帯びて供養し、胸の奥にある心の清らかな蓮華の間に常に安置し、昼夜怠ることなく仏の徳を念じなさい。そうすれば、現身のままで仏の清らかな身を得て、金剛頂に住することができる。この人を「仏身を保つ者」「金剛を保つ者」「宝の法を保つ者」と名づけ、これこそが大菩薩、大いなる聖者である。
佛復告言:「善男子等!假使世間若有愚童有情、愚夫有情、愚惑有情、老耄婦女、愚癡僧尼,如是有情得佛設利乃至一粒分散一分,及與設利所置之物,帶於身上不論晝夜,若淨若不淨、若觸若不觸,不離其身常可帶之,所獲功德無有所計比量。若頂上若頸上、若心前若背後、若兩脇若腰閒帶設利者,譬如世間犀牛之角,若人帶之離水六尺,帶設利者亦復如是,離一切罪業,惡業惡趣不能染著,善根漸生、惡障漸離,善人自遇、惡人自去,所作事業皆同佛行,同釋迦牟尼如來故,其身即是世間應化故,即是清淨法身大毘盧遮那佛,其人必入大涅槃位,於現身中證得無相法身大精進峯。是故當知十二大天、金剛天等一切靈祇常當守護,壽命延長見百秋已,命終決定上生都史多天宮聞法愛樂,更隨志願亦得往生十方淨土,見佛聞法證不退地。若有眾生即身成佛欲度有情,結有情與諸佛平等一相妙智大印,左右拳以拄,左風指安心上。是印亦名能滅無明黑暗印。由斯印加持故,有情與諸佛平等一相。是則法身設利妙智大印,亦名如意寶珠王成辦一切大悉地印,亦有大陀羅尼名金輪王一字馱都明。」即說呪曰:
母嚕唵三合急呼
ママル・オン・サンゴー・クウ
「善男子等!此呪即是設利寶珠祕密神呪。復持誦者,隱密此呪,無智人中輕莫演說;見其法器,說此祕密最上乘法不令斷絕,利益世間,皆得成就金剛不壞馱都法身,一切悉地皆得成辦。若有興佛乘大阿闍梨,若有興佛跡大量菩薩,若有救世大智慧者,可將此佛設利晝夜禮敬發無上誓願,雨一切珍寶妙財,廣利法界一切有情。從吾所住珍寶財物,從佛設利出生涌現,令充滿漸遍法界。以此寶財興隆佛法興造佛跡,次當利潤有緣有情漸至無緣,令其繫縛慈悲之索,至法界金剛寶場。」
爾時世尊說是法時,十方一切如來真身化身設利菩薩摩訶薩,十方佛剎金剛薩埵菩薩摩訶薩,金剛王、金剛愛菩薩等,一切金剛族眷屬、夜叉大將、諸忿怒眾,曼殊師利,觀自在,虛空藏,寶積,寶幢等諸大菩薩,蓮華眼、蓮華族等諸大士,梵、釋、護世、十二大天,持明輪仙、魔王、人王,大海主娑竭羅龍王、無熱惱池龍王、善如龍王女等,一切大眾聞持祕法,皆大歡喜,信受奉行。
その時、世尊がこの法を説かれると、十方の全ての如来の真身(真の姿)と化身、そして舎利菩薩摩訶薩、十方の仏国土の金剛薩埵菩薩摩訶薩、金剛王・金剛愛菩薩など、金剛族の眷属すべて、夜叉の大将、様々な忿怒の尊たち、文殊師利、観自在、虚空蔵、宝積、宝幢などの諸大菩薩、蓮華眼・蓮華族などの諸大士、梵天・帝釈天・護世四天王・十二大天、また持明の輪仙、魔王、人王、大海の主である娑竭羅龍王、無熱悩池龍王、善如龍王女など、すべての大衆がこの秘密の教えを聞き受け、皆大いに喜び、信受して実践したのである。
寶悉地成佛陀羅尼經
宝悉地成仏陀羅尼経