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title: "文殊所說最勝名義經 · 第二"
description: "文殊所說最勝名義經，又稱聖妙吉祥真實名經，是藏傳佛教重要經典，宋代由金總持等譯師譯為漢文。本經屬密教體系，以偈頌形式呈現文殊菩薩與佛陀的問答，闡釋文殊的智慧本質與諸佛甚深密義，揭示名號與實相的無二關係。在佛教中具有極高地位，被視為詮釋文殊智慧與密法實修的重要依據，廣泛用於誦持、觀修與理論研究，是漢藏佛教共尊的聖典。"
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## 文殊所說最勝名義經卷下

宋西天三藏明因妙善普濟法師金總持等奉　詔譯

菩薩妙智身， 出生諸善利，譬如大地中， 生種種利益。一切佛智藏， 流出大法輪，一切法自性， 一切自性生。於一剎那中， 出生諸法義，即得大智慧， 覺了一切法。深入諸三昧， 安住平等理，諸法悉清淨， 成正等正覺。一切佛現前， 歡喜義成就，大智焰光明， 滅除諸罪垢。一切眾生中， 作最上利益。苦惱為怨賊， 智慧能戰勝，精進殊勝相， 微妙大吉祥。手臂長百肘， 舉足作無蹈，一足按金輪， 下至地絕處，一足覆梵際， 但見指爪甲。最上勝自在， 法義無差別，現種種色相， 起於方便智，周遍十方界， 利益無窮盡。已離輪迴染， 得三種大樂，猶如清淨雲， 亦如秋皎月，如日離雲翳， 熾盛大光明，帝釋大青寶， 莊嚴色最上，及大如意珠， 亦為妙莊嚴，所現神通力， 震動百世界。住念處正勤， 神足及根力，七覺妙意華， 了知八聖道，趣正等菩提， 如來功德海。諸眾生蘊聚， 猶如於虛空，諸眾生心行， 種種相差別。了知諸根境， 五蘊悉皆空，五蘊義清淨， 諸行無億數。了知諸行相， 安住實際中，十二緣生法， 體性皆清淨。四無量真乘， 八智從覺生，了內根外境， 十二真實義。祕密十六分， 覺道二十種，如是最勝義， 諸佛皆了知。佛現無數身， 常在於三昧，諸眾生心行， 剎那能了知。三乘方便門， 清淨行微妙，覺法無自性， 住於一乘道。盡諸煩惱結， 出流轉苦海，離繫縛稠林， 種種諸苦等。方便智大悲， 能普遍饒益，攝受諸有情， 令悟無生忍。一切眾生心， 了境界清淨，一切眾生心， 平等無差別，一切眾生心， 歡喜生愛樂，令離於散亂， 成就諸功德，通達三世法， 一切智慧義。五蘊性本空， 三世皆如是，一念生信解， 即見諸佛性。諸法自性生， 佛身本無著，樂見諸佛身， 種種莊嚴相，樂聞佛菩提， 最上真實義。大呪離文字， 大呪三種性，泯覩離文字， 出生一切呪，泯覩百字門， 五字門大空，祕密十六種， 從泯覩中生。葛羅非葛羅， 過去有四種，禪義生億數， 一切作非作。通達一切禪， 了知根本定，三昧身最上， 報化身亦然，普遍十方界， 化度諸眾生。最後天中天， 吉祥最勝者，為天人導師， 降伏諸魔眾。如帝釋天王， 能作大布施，度一切眾生， 出煩惱稠林，十方皆讚歎， 唯一無有二。以大慈悲法， 為精進甲冑，智慧為弓劍， 滅除煩惱賊。最勝威神力， 眾魔皆怖畏，降伏魔怨已， 興廣大供養。稽首最上師， 諸佛護世者，頂禮伸讚歎， 親近而奉事，十方虛空界， 供養亦如是。文殊大吉祥， 菩薩摩訶薩，具六通三明， 六念皆圓滿。現大神通力， 智慧到彼岸，遠離於輪迴， 永得不退轉。勇猛大精進， 了知一切法，大補特伽羅， 得超最上地。以智慧法雨， 普潤諸眾生，宣示四法印， 引導於三乘，清淨最上義， 能作大吉祥。菩薩所稱讚， 成就金剛尊，眾生無億數， 瞻仰歸命禮。歸命大空藏， 讚歎大空藏，歸命佛覺道， 讚歎佛覺道，歸命諸佛身， 讚歎諸佛身，歸命佛欣悅， 讚歎佛欣悅，歸命佛功德， 讚歎佛功德，歸命諸佛念， 讚歎諸佛念，歸命佛喜笑， 讚歎佛喜笑，歸命諸佛語， 讚歎諸佛語，歸命佛所愛， 讚歎佛所愛，歸命諸佛生， 讚歎諸佛生，歸命佛智生， 讚歎佛智生，歸命佛戲舞， 讚歎佛戲舞，歸命一切智， 讚歎一切智，性空及幻網， 歸讚亦如是。

> 菩薩の妙なる智慧の身は、あらゆる善き利益を生み出します。 ちょうど大地が、さまざまな恵みを生み出すように。 一切の仏の智恵の蔵から、大いなる法輪が流れ出で、 一切の法の自性は、すべて自性から生じます。 一瞬のうちに、あらゆる法の意義が生まれ出で、 直ちに大いなる智慧を得て、一切の法を悟ります。 深く諸々の三昧に入り、平等の理に安住し、 諸法はことごとく清らかとなり、正等正覚を成じます。 一切の仏が眼前に現れ、歓喜の意義が成就し、 大いなる智恵の炎の光明は、あらゆる罪の汚れを滅し除きます。 一切の衆生の中で、最上の利益をもたらします。 苦悩は怨みの賊のごとく、智慧こそがこれを打ち勝ちます。 精進の殊勝なる相は、微細で大いなる吉祥です。 腕は百肘も長く、足を上げても地を踏まず、 片足は金輪を押さえ、下は地の果てまで届き、 片足は梵天の境を覆い、ただ指の爪が見えるのみです。 最上にして勝れた自在、法の意義に差別なく、 さまざまな色と相を現し、方便の智恵を起こします。 十方世界に遍く満ち、利益は尽きることがありません。 すでに輪廻の汚れを離れ、三種の大いなる楽しみを得ます。 清らかな雲のごとく、また秋の澄んだ月のごとく、 雲の翳を離れた太陽のように、燃え盛る大いなる光明です。 帝釈天の大青宝は、荘厳の色最も勝れ、 大いなる如意宝珠も、また妙なる荘厳となります。 現された神通力は、百の世界を震動させます。 念処・正勤・神足・根・力に住し、 七覚支の妙なる意の華、八聖道を了知し、 正等菩提に向かい、如来の功徳の海に入ります。 諸々の衆生の蘊の集まりは、あたかも虚空のごとく、 諸々の衆生の心の行いは、種々の相に差別があります。 諸々の根と境を了知し、五蘊はことごとく空であると悟ります。 五蘊の意義は清らかで、諸々の行いは数えきれません。 諸々の行いの相を了知し、実際の中に安住します。 十二縁起の法は、その体性ことごとく清らかです。 四無量の真実の乗り物、八つの智恵は覚りから生じ、 内なる根と外なる境を了知し、十二の真実の意義を悟ります。 秘密の十六の分け、覚りの道二十種、 このような最勝の意義を、諸仏はことごとく了知します。 仏は無数の身を現し、常に三昧の中に在りながら、 諸々の衆生の心の行いを、一瞬のうちに了知します。 三乗の方便の門、清らかな行いは微細で、 法に自性なきことを覚り、一乗の道に住します。 あらゆる煩悩の結びを尽くし、流転の苦しみの海から出で、 束縛の密林を離れ、種々の苦しみから解放されます。 方便の智恵と大いなる慈悲は、広く遍く利益をもたらし、 あらゆる有情を摂受し、無生法忍を悟らせます。 一切の衆生の心は、境界が清らかであることを了知し、 一切の衆生の心は、平等で差別なく、 一切の衆生の心は、歓喜が生まれ愛楽し、 散乱を離れさせ、あらゆる功徳を成就させます。 三世の法を通達し、一切の智慧の意義を悟ります。 五蘊の性質は本来空であり、三世もすべて同じです。 一瞬の信解が生じれば、直ちに諸仏の本性を見ます。 諸法は自性から生じ、仏身は本来執着なく、 諸仏の身を見ることを楽しみ、種々の荘厳の相を楽しみます。 仏の菩提を聞くことを楽しみ、最上の真実の意義を楽しみます。 大いなる呪文は文字を離れ、大いなる呪文は三種の性質を持ち、 文字を離れた泯覩（みんど）から、一切の呪文が生まれ出でます。 泯覩の百字門、五字門の大空、 秘密の十六種は、泯覩の中から生じます。 葛羅（から）も非葛羅（ひから）も、過去には四種あり、 禅の意義は無数に生じ、一切は作られも作られずもします。 一切の禅を通達し、根本の定を了知します。 三昧の身は最も勝れ、報身・化身もまた同じく、 十方世界に遍く満ち、諸々の衆生を化導し救います。 最後の天の中の天、吉祥最も勝れたる者、 天と人の導師となり、諸々の魔の衆を降伏させます。 帝釈天王のように、大いなる布施を行い、 一切の衆生を度し、煩悩の密林から出でさせます。 十方からことごとく称賛され、唯一無二の存在です。 大いなる慈悲の法を、精進の甲冑とし、 智慧を弓と剣として、煩悩の賊を滅し除きます。 最勝の威神力に、衆魔はことごとく恐れ畏まり、 魔の怨みを降伏した後、広大な供養を興します。 最上の師に稽首し、諸仏の世の護り手に、 頂礼して称賛を述べ、親しく近づき奉仕し、 十方の虚空の世界も、供養すること同じです。 文殊の大吉祥、菩薩摩訶薩は、 六通と三明を具え、六念ことごとく円満です。 大いなる神通力を現し、智慧は彼岸に到り、 輪廻から遠く離れ、永遠に不退転を得ます。 勇猛なる大いなる精進は、一切の法を了知し、 大いなる補特伽羅は、最上の地を超え得ます。 智慧の法の雨をもって、諸々の衆生を広く潤し、 四法印を示し宣べ、三乗へと導きます。 清らかで最上の意義は、大いなる吉祥をもたらします。 菩薩が称賛する、成就した金剛の尊、 無数の衆生が、仰ぎ見て帰命礼拝します。 大空蔵に帰命し、大空蔵を称賛します。 仏の覚りの道に帰命し、仏の覚りの道を称賛します。 諸仏の身に帰命し、諸仏の身を称賛します。 仏の歓悦に帰命し、仏の歓悦を称賛します。 仏の功徳に帰命し、仏の功徳を称賛します。 諸仏の念いに帰命し、諸仏の念いを称賛します。 仏の喜笑に帰命し、仏の喜笑を称賛します。 諸仏の語りに帰命し、諸仏の語りを称賛します。 仏の愛するものに帰命し、仏の愛するものを称賛します。 諸仏の生に帰命し、諸仏の生を称賛します。 仏の智恵の生に帰命し、仏の智恵の生を称賛します。 仏の戯れ舞いに帰命し、仏の戯れ舞いを称賛します。 一切智に帰命し、一切智を称賛します。 性空と幻の網も、帰命し称賛すること同じです。

爾時金剛掌菩薩摩訶薩、金剛手菩薩摩訶薩白佛言：「世尊！如來智觀一切智身甚深微妙。文殊菩薩摩訶薩為欲利益一切眾生，說此清淨最勝名義。若諸眾生未淨三業，令於佛地波羅蜜門福智藏中攝持三業圓滿清淨，於最上義未了解者令得了解，乃至一切諸佛法藏皆為開發令得悟解，出生眾善為功德門。」復次金剛掌菩薩摩訶薩、金剛手菩薩摩訶薩言：「此最勝名義出生一切淨地波羅蜜法，祕密神呪圓滿，成就一切智智諸功德海，淨身語意三祕密門，觀想諸佛正等正覺，成就佛智大三摩地。一切如來清淨法界，最勝十力破壞魔怨，具一切智一切種智，根本方便饒益眾生，福德智藏清淨圓滿。出生菩薩、聲聞緣覺二乘聖種，一切人天安住大乘諸菩薩行，入正聖道皆得解脫。復能增長菩薩善根，攝受一切外道異論。威德摧伏四種魔怨，令諸眾生同歸聖道。解脫繫縛離諸散亂，具足一切諸善事業，斷除輪迴得真聖道。以妙香華幢幡傘蓋，普遍供養一切如來，速得成就諸呪部門。於諸菩薩生愛樂想，相應般若波羅蜜多，了知菩薩空行無二。具足一切波羅蜜藏，圓滿一切清淨佛地。得四真諦聖智現前，一心安住四正念處，乃至具足諸佛功德。」復次金剛掌菩薩摩訶薩、金剛手菩薩摩訶薩言：「此最勝名義經，能除一切眾生身語意業不善罪垢，令得遠離一切惡道，及得斷除一切業障，八難怖畏皆得消除。離惡眠夢獲大吉祥，及離一切諸魔怨結。修諸善根福德利益，斷除一切增上我慢，永離一切苦惱輪轉。一切佛心了知如實，菩薩密行了知如實，三乘聖智了知如實，一切呪印了知如實。最勝法義生大智慧，住安樂行色力自在，獲得清淨大吉祥事。歡喜踴躍以妙句偈稱揚讚歎此名義經，亦能消除一切疾病及大恐怖。若眾生心有所樂欲，至心誦持最勝名義悉得如意，欲得清淨即得清淨，欲得救護即得救護，欲得富饒即得富饒。如漂溺人得獲濟度，未得道者令得道果，乘般若舟到菩提岸。如大醫王能除眾病，以方便智救護眾生，愚癡暗蔽悉得永離。猶如意寶隨其所欲，利益一切皆令圓滿。文殊菩薩摩訶薩，如實了知一切智智，具足五眼六波羅蜜，得四無畏安住十地，大福智藏三摩地門皆得圓滿。如實了知法性無二，如實了知色相差別，如實了知種種億數色相清淨，如來自性悉皆空故。此名義經無二法義，若有受持開示顯發，則能利益一切眾生，令離邪見煩惱稠林。」復次金剛掌菩薩摩訶薩、金剛手菩薩摩訶薩白佛言：「世尊！文殊師利菩薩摩訶薩及一切如來智觀無二。此名義經最勝尊重，如佛頂中大摩尼珠。若善男子善女人依此最勝祕密呪門句偈義理，每日三時受持讀誦解說書寫，利益眾生顯示三乘普令悟入。爾時文殊師利菩薩摩訶薩說此最勝名義，欲令眾生一心信受，得勝解心，了達一切最上法門，修無住行具足智慧，清淨三業發菩提心。一切諸佛諸大菩薩，普皆示現平等法門，令諸眾生皆得悟入。大金剛掌菩薩現忿怒相，以大威力降伏魔怨，普皆利益一切眾生令得安樂，顯示祕密三昧道場一切呪印，引導眾生入正定聚圓滿無餘。大明呪王除諸障難，消伏魔怨具大威德，於晝夜中常當擁護。童真菩薩、梵王帝釋、嚕陀羅神、那羅延天、大自在天，并子歌哩底計、大黑天神、難底計說囉大神、焰魔天王、水界大神、毘沙門天王、賀哩帝母於晝夜中常當擁護，若行若住若坐若臥，一切時中諸佛菩薩威神加護。一切諸佛及諸菩薩，饒益攝受彼諸眾生，身意語業皆得清淨。一切羅漢聲聞緣覺，護念攝受彼諸眾生，於一切法得無所畏。如是最勝名義聖法，於諸經中最為上首。若能於此信解受持，是人則為得菩提道。或處禪定或居闠鬧，或入王城聚落之處，江河園林一切住處，於晝夜中常當擁護令無怖畏。天龍八部人及非人，乃至毘舍遮女并諸眷屬，常當擁護是諸眾生，令離諸惱得大安隱。」復次金剛掌菩薩、金剛手菩薩言：「此最勝名義經，如佛頂珠最上微妙，功德殊勝不可思議。每日三時受持讀誦，正念思惟精進無懈，於佛菩提速能趣入。」復白佛言：「世尊！文殊師利菩薩色相具足，觀察思惟，以大願力度脫眾生。或於空中現一切佛、一切菩薩，種種化身隨順眾生所樂示現，演說微妙甚深句義，引導眾生遠離惡趣，不生卑賤不墮邊境，生不醜陋不墮邪見，常生佛剎聽聞正法離無想處，不生饑饉鬪戰劫中，不生五濁及賊難處，不生貧窮及困苦處，不生非法妄說句偈為求名聞。生賢善家尊貴人中，圓滿色相端嚴具足，見者歡喜無不愛樂，得宿住通，大尊重相具大威德，布施、持戒、忍辱、精進、禪定、智慧、方便、願力、慈悲喜捨四無量心具足圓滿，及於一切工巧技藝、讚詠外書皆得了解。出家求道，於一切智心無散失，了達三乘諸法義利。此經功德出生無量智慧無量善法。若善男子善女人受持讀誦解其義理為人演說，當知是人於如來藏中得佛功德，不久當證最上菩提，具一切智一切種智，安住世間振大法鼓、建大法幢、作大法王、演大法呪。」即說呪曰：

> その時、金剛掌菩薩摩訶薩と金剛手菩薩摩訶薩が仏に申し上げました。 「世尊よ、如来の智慧は一切智の身を観察し、その深遠さは極めて微妙です。文殊菩薩摩訶薩は、一切衆生の利益のために、この清浄で最勝なる名義を説かれました。もし衆生の身・口・意の三業がまだ清浄でないならば、仏の境地である波羅蜜の門、福徳と智慧の蔵の中で三業を摂持し、円満に清浄ならしめます。最上の義理をまだ理解していない者には理解させ、さらには一切の諸仏の法蔵をことごとく開き発展させ、悟りと理解を得させます。衆善を生み出し、功徳の門とします。」 さらに金剛掌菩薩摩訶薩と金剛手菩薩摩訶薩は言いました。 「この最勝なる名義は、一切の清浄な境地の波羅蜜の法を生み出し、秘密の神呪を円満に成就し、一切智智の諸功徳の海を成就します。身・口・意の三つの秘密の門を清浄にし、諸仏の正等正覚を観想し、仏の智慧である大三摩地を成就します。一切如来の清浄法界、最勝なる十力は魔怨を破壊し、一切智と一切種智を具え、根本の方便をもって衆生を豊かに利益します。福徳と智慧の蔵は清浄円満です。菩薩、声聞、縁覚の二乗の聖なる種を生み出し、一切の人天は大乗に安住し、諸菩薩の行を実践し、正しい聖道に入り、ことごとく解脱を得ます。さらに菩薩の善根を増長させ、一切の外道の異論を摂受します。威徳をもって四種の魔怨を摧伏し、諸々の衆生を同じく聖道に帰せしめます。束縛から解脱し、あらゆる散乱を離れ、一切の諸善の事業を具足し、輪廻を断ち切り、真の聖道を得ます。妙なる香・華・幢幡・傘蓋をもって、普遍的に一切如来を供養し、速やかに諸々の呪法部門を成就します。諸菩薩に対して愛楽の想いを生じ、般若波羅蜜多と相応し、菩薩の空行が無二であることを了知します。一切の波羅蜜の蔵を具足し、一切の清浄なる仏地を円満します。四つの真諦を得て聖智が現前し、一心に四正念処に安住し、さらには諸仏の功徳を具足します。」 さらに金剛掌菩薩摩訶薩と金剛手菩薩摩訶薩は言いました。 「この最勝名義経は、一切衆生の身・口・意の業による不善の罪の垢を除き、一切の悪道から遠離させ、一切の業障を断除させます。八難の怖畏はことごとく消除されます。悪い眠りや夢から離れ、大いなる吉祥を得、一切の諸魔怨の結びつきから離れます。諸々の善根、福徳、利益を修し、一切の増上慢を断除し、永遠に一切の苦悩の輪転から離れます。一切の仏心を如実に了知し、菩薩の密行を如実に了知し、三乗の聖智を如実に了知し、一切の呪印を如実に了知します。最勝なる法義は大いなる智慧を生じ、安楽行に住して色と力が自在となり、清浄なる大吉祥事を得ます。歓喜して踊り上がり、妙なる句の偈をもってこの名義経を称揚讃歎すれば、また一切の疾病と大恐怖をも消除します。もし衆生の心に楽欲するところがあれば、至心にこの最勝名義を誦持すれば、ことごとく意のままに得られます。清浄を得たいと欲すれば即ち清浄を得、救護を得たいと欲すれば即ち救護を得、富饒を得たいと欲すれば即ち富饒を得ます。漂流し溺れる人が救済されるように、まだ道を得ていない者には道の果を得させ、般若の舟に乗って菩提の岸に到ります。大医王のように衆病を除き、方便智をもって衆生を救護し、愚癡の暗蔽はことごとく永遠に離れます。如意宝のようにその欲するところに随い、一切を利益し、ことごとく円満ならしめます。文殊菩薩摩訶薩は、一切智智を如実に了知し、五眼と六波羅蜜を具足し、四無畏を得て十地に安住し、大福智蔵の三摩地門をことごとく円満します。法性が無二であることを如実に了知し、色相の差別を如実に了知し、種々億数の色相の清浄を如実に了知します。如来の自性はことごとく空なるがゆえです。この名義経は無二の法義であり、もし受持し開示し顕発するならば、すなわち一切衆生を利益し、邪見と煩悩の稠林から離れさせます。」 さらに金剛掌菩薩摩訶薩と金剛手菩薩摩訶薩が仏に申し上げました。 「世尊よ、文殊師利菩薩摩訶薩と一切如来の智慧の観察は無二です。この名義経は最勝で尊重すべきもので、仏の頂上の大摩尼珠のようです。もし善男子・善女人がこの最勝なる秘密呪門の句偈の義理に依り、毎日三時に受持読誦し解説書写すれば、衆生を利益し、三乗を顕示し、普く悟入させます。その時、文殊師利菩薩摩訶薩はこの最勝名義を説き、衆生に一心に信受させ、勝解の心を得させ、一切の最上の法門を了達させ、無住の行を修して智慧を具足させ、三業を清浄にして菩提心を発起させようとされました。一切の諸仏と諸大菩薩は、普く平等の法門を示現し、諸々の衆生をことごとく悟入させます。大金剛掌菩薩は忿怒の相を現し、大威力をもって魔怨を降伏し、普く一切衆生を利益して安楽を得させ、秘密の三昧道場の一切の呪印を顕示し、衆生を導いて正定聚に入らせ、円満にして余すところなくします。大明呪王は諸々の障難を除き、魔怨を消伏して大威徳を具え、昼夜のうちに常に擁護します。童真菩薩、梵王、帝釈、嚕陀羅神、那羅延天、大自在天、并びに子歌哩底計、大黒天神、難底計説囉大神、焔魔天王、水界大神、毘沙門天王、賀哩帝母は、昼夜のうちに常に擁護し、行くにも住むにも坐すにも臥すにも、一切の時中に諸仏菩薩の威神が加護します。一切の諸仏及び諸菩薩は、彼の諸々の衆生を饒益し摂受し、身・意・語の業をことごとく清浄にします。一切の羅漢、声聞、縁覚は、彼の諸々の衆生を護念し摂受し、一切法において無所畏を得させます。このように最勝なる名義の聖法は、諸経のうちで最も上首です。もしこれに対して信解し受持するならば、この人はすなわち菩提道を得る者となります。あるいは禅定に処し、あるいは喧騒の中に居り、あるいは王城や聚落のところに入り、江河や園林の一切の住処において、昼夜のうちに常に擁護して怖畏なからしめます。天龍八部、人及び非人、さらには毘舎遮女とその眷属までもが、常にこれらの衆生を擁護し、諸々の悩みから離れさせ、大いなる安穏を得させます。」 さらに金剛掌菩薩と金剛手菩薩は言いました。 「この最勝名義経は、仏の頂上の珠のように最上で微妙であり、功徳は殊勝で不可思議です。毎日三時に受持読誦し、正念をもって思惟し、精進して懈ることなきならば、仏の菩提に速やかに趣入することができます。」 さらに仏に申し上げました。 「世尊よ、文殊師利菩薩は色相を具足し、観察思惟し、大願力をもって衆生を度脱します。あるいは空中に一切の仏、一切の菩薩を現じ、種々の化身をもって衆生の楽欲に随順して示現し、微妙で甚深なる句義を演説し、衆生を導いて悪趣から遠離させます。卑賤に生まれず、辺境に堕ちず、醜陋に生まれず、邪見に堕ちず、常に仏刹に生まれて正法を聴聞し、無想処から離れます。飢饉や闘争の劫の中に生まれず、五濁や賊難の処に生まれず、貧窮や困苦の処に生まれず、非法の妄説の句偈を説いて名聞を求めるようなことはありません。賢善の家、尊貴なる人の中に生まれ、円満なる色相を端厳に具足し、見る者は歓喜して愛楽せざるはなく、宿住通を得、大尊重の相を具え大威徳あり、布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧・方便・願力・慈悲喜捨の四無量心を具足円満し、及び一切の工巧技芸、讃詠や外典をもことごとく了解します。出家して道を求め、一切智に対して心に散失なく、三乗の諸法の義利を了達します。この経の功徳は無量の智慧と無量の善法を生み出します。もし善男子・善女人が受持読誦し、その義理を解して人のために演説するならば、まさに知るべし、この人は如来蔵の中で仏の功徳を得、まもなく最上の菩提を証し、一切智と一切種智を具え、世間に安住して大法鼓を振るい、大法幢を建て、大法王となり、大法呪を演ずるであろうことを。」 即ち呪を説いて曰く：

「唵引薩哩嚩二合達哩摩二合引阿婆引嚩娑嚩二合婆引嚩尾秫馱嚩惹囉二合遏阿暗噁」

> おん　さるば　だるま　あば　ばさば　ば　ばび　だばじゃら　あ　あん　あく

「一切法相自性清淨，所謂一切如來智身，文殊菩薩清淨出生。呪曰：

> 一切の法の相は、自性が清浄である。すなわち、すべての如来の智慧の身は、文殊菩薩の清浄から生じ出る。真言は次のとおり。

「噁薩哩嚩二合怛陀引誐多紇哩二合捺野喝囉喝囉唵引吽引紇哩二合」

> オサリバ・タターガタ・ヒリナヤ・ハラハラ・オン・ウン・ヒリ

「文殊菩薩語自在王，廣大宣說一切法性，猶如虛空圓滿清淨法界智藏。呪曰：

> 文殊菩薩が自在王に語りました。 「一切の法性は、虚空のように広大で、清らかに満ちた法界の智慧の宝庫である」と、広く説き明かされました。 呪文は次のとおりです。

「阿」

> 阿

爾時金剛掌菩薩摩訶薩、金剛手菩薩摩訶薩，歡喜踴躍恭敬合掌瞻仰如來。諸佛聖眾大祕密王，隨喜稱讚廣大道場。爾時釋迦牟尼佛讚金剛掌菩薩、金剛手菩薩言：「善哉善哉！汝能顯示文殊所說諸佛祕密最勝名義，利益安樂一切眾生。汝等不久當得阿耨多羅三藐三菩提，得大解脫，於幻網中作大導師，以大清淨甚深妙義開發引導，令諸眾生入佛境界。我今證明，汝等所說最勝名義，此經於一萬六千大祕密教智慧藏中次第流出為三摩地輪，摧伏魔怨消除煩惱，度諸眾生遠離輪迴到菩提岸。」

> その時、金剛掌菩薩摩訶薩と金剛手菩薩摩訶薩は、喜び踊り、恭しく合掌して如来を仰ぎ見ました。諸仏の聖なる衆と大秘密の王は、広大な道場を随喜し称賛しました。 その時、釈迦牟尼仏は金剛掌菩薩と金剛手菩薩を称えて言われました。 「善きかな、善きかな。汝らは文殊が説かれた諸仏の秘密の最勝なる名義を明らかにし、一切衆生の利益と安楽をもたらすことができた。汝らはまもなく阿耨多羅三藐三菩提を得て、大いなる解脱を得るであろう。幻の網の中で大いなる導師となり、清らかで深遠なる妙義をもって衆生を啓発し導き、仏の境界に入らしめるであろう。我は今、汝らの説く最勝なる名義を証明する。この経は一万六千の大秘密教の智慧の蔵から次第に流れ出て、三摩地の輪となり、魔怨を摧伏し煩悩を消除し、諸々の衆生を輪廻から遠く離れさせ、菩提の岸へと導くものである。」

## 文殊所說最勝名義經卷下

> 文殊所説最勝名義経 巻下