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  1. 氷掲羅天童子経 (氷揭羅天童子經)
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氷掲羅天童子経 (氷揭羅天童子經)

「氷揭羅天童子經」について

唐 · 底本の訳者:不空

704 字 · 約 2 分

氷掲羅天童子経は、唐代の高僧である不空三蔵によって漢訳されました。この経典は密教部に属し、氷掲羅天童子の姿形、真言、そして供養の作法について説いています。経典の中では、この童子の真言を唱えることで、災いを除き、福徳を増し、敬愛を得るといった現世の利益と、世を超えた智慧を得られると説かれています。不空三蔵は開元の三大訳経僧の一人として、その訳本は唐代における密教の普及に大きな影響を与えました。この経典は、密教が儀軌を重んじ、現世での救済を重視する特色を表しており、唐代の密教信仰や童子法門を研究する上で重要な文献であり、漢伝密教体系の中でも独特の地位を占めています。


氷揭羅天童子經
特進試鴻臚卿大興善寺三藏沙門大廣智不空奉 詔譯
若有行者持此明者,或能乞食或專喫乳粥或能自食,當於像前持誦滿三十萬遍,然後作火法。取玉柔作一千八片,一誦一擲火中燒,每日三時,滿四十日,證云云,所求皆遂。
又取玉柔和安悉香作丸,從黑月八日起首終十四日,日別三時,時別誦一千八遍,以前丸擲火中。其童子或晝或夜必來現身,而為伴侶,滿一切願,任意使令無不諧剋。
又法取安悉香作丸,於七日中每日三時,時別一千八遍,一誦一擲一丸火中,必獲邑主,無事不果。
其行者欲行此法時,先應誦七十萬遍。
造像法。其像用白檀香木長六指作童子形狀。左手把菓右手垂作滿願掌向外。置道場中,作種種飲食乳粥香花供養。取赤色花,每花一誦一擲童子身上,滿十萬遍,其童子必來現身,即得滿一切願,日施千人上妙衣食無所闕乏。
又法每日三時,時別取蘇合香作一千八丸,於火中滿七日已,其童子現身指授伏藏。若能日日受持,獲大利益,示其寶藏。及修羅窟穴亦然指授,必滿其願得大財寶。
若人被拘縶時,當誦此明即得解脫。
又法欲令一切人見即歡喜,稱彼人名,誦滿十萬遍即皆歡喜。
又法取無憂木,於高山頂上燒之,和安悉香作一千八丸擲火中,即得安穩成就,欲令見即見,壽命千歲。
陀羅尼真言曰:
􇩂唵􄓜㨖􄙘苾部必反􄓜㨖􄖫儞􅁥娑嚩􄚩訶
又一本云:
􇩂唵􄓜㨖􄒶惹􄓜㨖􄖫儞􅁥娑嚩􄚩訶
其根本契者,二手虛心合掌。若召請時,以禪智三度來去。若發遣時,外撥三度。
請火天明契,真言曰:
􇩂唵􆿅阿􅍉祁那􄗷曳􆿅阿􄑘蘖􆿅􄑘阿蘖􅁥莎􄚩訶
發遣明曰:
􆿅阿􅍉祁那􄗷曳􄑘蘖􇩹車􄑘􇩹蘖車􅁥莎􄚩訶
其契相者,右手屈大指於掌中,頭指屈如鉤,以柱大指背當下節,餘並舒之。召請時但以頭指三招,若發遣時外撥三度即是。
護身契明曰:
􇩂唵􄥏俱嚕􄕻馱􄖩曩􆿁𤙖􄓁惹
其契者,以右手作拳,竪大指觸身五處,即未然護。
氷揭羅天童子經
保延三年七月二十三日於仲川之寫了一校了
承安四年(甲午)十二月二十日以三本交合傳受玄證本也

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