種種雜呪經
周宇文氏天竺三藏闍那崛多譯
北周 · 底本の訳者:闍那崛多
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『種種雑呪経』は、北周時代にインドの三蔵法師・闍那崛多によって漢訳された、初期密教の呪文集成です。この経典には、災いを除き、病を治し、身を守り、福を招くためのさまざまな陀羅尼(呪文)が収められており、仏教密呪が中国に伝わり始めた頃の姿を映し出しています。その内容は実践を重んじ、日常生活や修行における多様な応用呪文を含み、民間信仰の色彩が濃厚です。漢訳密教文献における重要な初期経典として、中国密教の発展や呪文信仰の研究に貴重な資料を提供しており、仏教呪語典籍のなかでも先駆けから後継へとつなぐ歴史的な地位を占めています。