大般涅槃経疏 (大般涅槃經疏)
「大般涅槃經疏」について
隋 · 灌頂撰 著
27.4 万字 · 約 913 分
大般涅槃経疏は、隋の時代に天台宗の第五祖である章安大師灌頂によって著され、北本『大般涅槃経』に対する重要な注釈書です。灌頂は師である智顗の思想を受け継ぎ、天台宗の教えと観法に基づいて経典の意味を解き明かし、如来は常住であり、すべての衆生に仏性が備わり、一闡提でさえも成仏できるという核心的な教理を重点的に展開しています。この疏は、涅槃の境地と仏性思想について体系的に論じ、南北朝時代の仏教学の成果を融合させたもので、天台宗の教判体系における重要な著作です。隋唐以後の中国仏教思想の発展に深遠な影響を与え、『大般涅槃経』を研究する上での権威ある注釈書と見なされています。
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