此經廼極樂之易簡秘書也。自唐迄宋,慈恩基師、孤山圓師、淨覺岳師、靈芝照師皆有疏記,古崖新師復有集註,義釋備矣。猶盧道俗,未暇詳覽。自惟衰耄,去日非遙,輒取優長,分文句解,與眾結往生緣,匪獵名也。
この経典は、極楽浄土へ至る易しく簡潔な秘書である。唐代から宋代にかけて、慈恩の基師、孤山の円師、浄覚の岳師、霊芝の照師はいずれも疏や記を著し、古崖の新師はさらに集註を加え、その教えの解釈はすでに整い尽くしている。ただ在家の修行者や一般の人々には、詳細に目を通す暇がない。私は自身が年老いて、残された時も長くないことを思うと、これらの優れた解釈を取り入れ、文節ごとに解説を施し、皆とともに往生の縁を結びたいと願う。決して名声を求めるものではない。
至正元年解制日,七十七歲苾蒭性澄後敘
正元年の解制の日、七十七歳の比丘、性澄が後に記す。