No. 1292-B靈巖妙空和尚註證道歌
侍者德最集
侍者徳最の集
昔世尊。於靈山。拈一枝華。迦葉微笑。乃至。吾有正法眼藏。分付於汝。謂之證也。又永嘉大師。本習天台止觀。四威儀中。常冥禪觀。因詣曹溪六祖。往復問答。乃蒙印證。祖留一宿。時謂一宿覺。遂作此謌。以其所證之道。述而書之。故謂證道謌也。
昔、世尊が霊山において、一枝の花を拈じられると、迦葉が微笑した。そして、「我に正法眼蔵あり、汝に分付す」と言われた。これを「証」というのである。
また、永嘉大師は、もと天台宗の止観を学び、四威儀のうちに常に禅観を深めていた。曹渓の六祖を訪ね、問答を重ねるうちに、ついにその悟りを印可された。六祖のもとで一宿したことから、当時「一宿覚」と呼ばれ、この歌を作った。自らが証した道を述べて記したので、「証道歌」というのである。