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title: "禪宗指掌 · 第六篇"
description: "《禪宗指掌》由清代僧人行海编述，是一部重要的禅宗典籍。该书系统梳理禅宗源流、宗旨及修行方法，以指掌喻禅法要义，简明直指心性。内容涵盖禅门传承、公案机锋及实修指导，融合教理与实证，旨在引导学人明心见性。在佛教史上，该书被视为禅宗入门的重要指南，对清代禅学复兴及后世禅修影响深远，具有承先启后的地位。"
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### 第六篇

一日靜坐。忽有一居士。排門而入。因問曰。汝是何人。答曰。我名悟空。有事特來請教。久聞大師有云。知有而不落常見。知無而不墮斷空。如何是知無而不墮斷空之義。答曰。我今問汝。隨汝意答。汝今眼見色否。答曰見。心著色否。答曰不著。如是耳聞聲。鼻齅香。舌嘗味。身覺觸。意知法。汝心還著有聲香味觸法否。答曰不著。到此之時。汝心中還有何見解。答曰。到此之時。我心中一切無著。唯有無見在。曰。即此無見亦須拋却。答曰。若此無見亦拋棄者。則我心中百無所得。豈不落斷空耶。因喚彼云悟空。答曰諾。云。豈斷空耶。彼乃曰善哉。多蒙指教。今日方知解空而不墮斷見之義。其快何如也。再三拜謝而去。

> ある日、静かに座っていると、突然一人の在家の人が戸を押し開けて入ってきた。そして尋ねた。「あなたはどなたですか。」答えていわく、「私は悟空と申します。どうしてもお尋ねしたいことがあって参りました。以前から大師が『有を知りながらも常見に落ちず、無を知りながらも断空に堕ちない』とおっしゃっていると伺いました。では、『無を知りながらも断空に堕ちない』という意味は、どのようなものでしょうか。」答えていわく、「今、あなたに問いかけましょう。あなたの思うままに答えてください。あなたは今、目で色を見ていますか。」答えていわく、「見ています。」「心は色に執着していますか。」答えていわく、「執着していません。」「同じように、耳で音を聞き、鼻で香りを嗅ぎ、舌で味を感じ、身で触れ、心で法を知るとき、あなたの心は音や香りや味や触れられるものや法に、まだ執着していますか。」答えていわく、「執着していません。」「ここに至って、あなたの心の中には、まだどんな見解がありますか。」答えていわく、「ここに至っては、私の心にはいっさい執着するものがなく、ただ『無』という見解だけが残っています。」「では、その『無』という見解さえも、投げ捨てねばなりません。」答えていわく、「もしこの『無』という見解さえも投げ捨てるなら、私の心には何も残らず、百も得るところがありません。それでは断空に落ちてしまうのではないでしょうか。」そこで彼を呼んで「悟空」と言った。彼が「はい」と答えた。和尚は言った。「これこそ断空でしょうか。」彼は言った。「素晴らしい。多大なるご指導をいただき、ありがとうございます。今日初めて、『空』を理解しながらも断見に堕ちないという意味がわかりました。何という喜びでしょうか。」何度も礼を述べて、去っていった。