示如法禪人
如法禅人のために示す
識得根源認得伊。全身猶墮在塵圍。縱然和座都掀倒。尚有烟霞遶翠微。
根源を見極めて、それと知ったとしても、全身はなお塵の中に落ちています。たとえ座もろともすべて打ち倒したとしても、なお霞が青い山の頂をめぐっています。
直造懸崖上上關。白雲影裏轉身難。箇中若使能通變。奪食驅耕總是閒。
断崖の絶頂、そのさらに上のもっとも高い関所へと、まっすぐに登っていきます。白い雲の影の中では、身を翻すことさえ難しいものです。けれどもこの中でしなやかに自在に変わることができるなら、食べ物を奪い、畑仕事を追い立てるようなことは、すべて取るに足らないものとなります。
如如不動法中王。舉足無非是道場。不到水窮雲盡處。爭知覿面是檀郎。
如如として動かない、法の中の王。足を挙げれば、そこはもう道場です。水が尽き雲が消えるその果てまで行かなければ、目の前にいるのが檀郎だと、どうして知ることができるでしょう。